旧学部の正式名称と実績を使う

大学の企業向け案内では、社会システム科学部の募集は編入生・社会人を除いて2023年3月末までと示されています。一方、未来変革科学部は2024年4月からの別枠です。募集終了を、旧学部在学生の所属名が変わったという意味で受け取らないようにします。[1]​​‌‌‌​​‌​‌‌​‌​​‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌​‌​‌‌​‌‌​‌​​‌‌​‌‌‌​‌​‌​‌‌‌‌​‌‌‌​​​‌

応募フォームには在籍証明などと一致する学部・学科名を記載してください。旧学科の選択肢がなければ企業へ確認し、似た新学科名で埋めないようにしましょう。以下の実績も旧学部の3学科として紹介します。

学科別の進路人数と企業例を確かめる

2025年度学部卒業後の状況(2026年5月1日現在)
学科卒業者大学院進学者就職者
経営情報科学114人3人105人
プロジェクトマネジメント121人7人111人
金融・経営リスク科学60人4人52人
[2]

この表は就職希望者数を示すものではなく、就職率を計算するために使っていません。大学院進学者やその他の進路もあるため、卒業者から就職者を引いた人数をすべて就職できなかった人とみなすこともできません。

公式の主な進路先には、経営情報科学科でNECソリューションイノベータ、千葉銀行、日本通運、プロジェクトマネジメント学科でアマゾンジャパン、SCSK、日本アイ・ビー・エム、金融・経営リスク科学科で京葉銀行、ちばぎん証券、三菱UFJ銀行などが掲載されています。[3]

掲載例は過去3年の実績枠から案内される一覧で、人数や配属職種は示していません。金融企業への就職を専門的なリスク管理職の実績と読み替えたり、IT企業へ全員エンジニアとして進んだと推定したりせず、現在の募集区分を確認しましょう。

学んだ管理手法を、自分の行動へ分解する

経営情報科学科は経営知識、情報技術、経営工学を組み合わせます。プロジェクトマネジメント学科は予算・人員・期限などの制約を扱い、金融・経営リスク科学科は金融・情報・生産・生活の4分野からリスクを学びます。[4] [5] [6]

経験を掘り下げる問い(編集部の提案)
学科振り返る経験選考で伝えるポイント
経営情報科学物流・生産・情報システム等の課題データや手順をどう整理し、改善案を考えたか
プロジェクトマネジメント複数人で進めた課題・開発依存する作業、期限、担当をどう調整したか
金融・経営リスク科学ケース分析や行動指針の作成起こり得る問題と対策の優先順位をどう決めたか

プロジェクトマネジメント学科の公式案内も、卒業直後にプロジェクトマネージャーとなるのはまれと説明しています。学科名をそのまま入社時の役職と結び付けず、まず担当業務でどう貢献するかを考えます。[5]

リスクの経験も、ただ慎重だったという話では伝わりにくくなります。何を守るために、どの問題を優先し、どこまで対策すれば活動を進められると考えたかまで説明できると、分析と判断が見えます。

リーダーの肩書より、遅れにどう対応したか

編集部の架空の例です。「課題制作で一つの担当作業が遅れ、後の作業も止まる状況になりました。私は進捗の聞き取りをして、手が足りない部分と仕様が決まっていない部分を分けました。班で仕様の確認を先に行い、並行できる作業を割り振り直しました。最終的に一部の機能は次回の課題として残しました。」

この例は大学の授業成果や内定者の体験談ではありません。実際の経験に置き換えるときは、自分が全体を指揮したのか、情報整理を担当したのかを明確にします。計画どおりにすべて成功した話を作るより、制約の中で何を優先したかが説明できることが大切です。

経営情報の題材なら業務の手順をどう変えたか、リスクの題材なら採用しなかった対策と理由も準備します。面接官から別案を尋ねられたとき、費用や作業量などの条件を含めて答えられるようにしましょう。

仕事の入口を比較してから相談する

同じ会社でも、開発、法人向けの提案、運営、管理では求められる説明が違います。求人三件を、顧客、仕事内容、必要な知識、配属方法で比較し、自分の学びを使える場面を一つずつ書いてください。

大学は就職担当教員・研究室指導教員との連携とキャリアカウンセラーの個別相談を案内しています。求人の比較表に加え、グループ課題や研究で困った場面の記録を持参すると、自己PRの材料を具体的に検討できます。[7]

  • 正式学科名と卒業予定時期を確認する。
  • 仕事の内容と配属方法を比べ、学科名から役職を決めつけない。
  • 課題一件の目的、制約、担当、判断、結果を一枚にする。
  • 採用実績への不安と、応募資料で説明しきれていない部分を分けて相談する。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 千葉工業大学 各学部学科・専攻のご案内確認日:2026-09-10 / 情報変革・未来変革は2024年4月から。旧情報科学・社会システム科学は編入生と社会人を除く募集が2023年3月末まで
  2. 千葉工業大学 卒業(修了)者数・進路状況確認日:2026-09-10 / 令和7年度学部卒業後の状況、令和8年5月1日現在。卒業者・大学院進学者・就職者の実人数。括弧内は女性内数。就職希望者数の表ではない
  3. 千葉工業大学 主な進路先確認日:2026-09-10 / キャリア・就職の過去3年枠から参照する学科別一覧。具体的年度、人数、配属職種は本文に明示なし
  4. 千葉工業大学 経営情報科学科確認日:2026-09-10 / 現行公式学科案内の学び・カリキュラム・想定進路。本人の履修は入学年度で確認
  5. 千葉工業大学 プロジェクトマネジメント学科確認日:2026-09-10 / 現行公式学科案内の学び・カリキュラム・想定進路。本人の履修は入学年度で確認
  6. 千葉工業大学 金融・経営リスク科学科確認日:2026-09-10 / 現行公式学科案内の学び・カリキュラム・想定進路。本人の履修は入学年度で確認
  7. 千葉工業大学 キャリア・就職確認日:2026-09-10 / キャリアカウンセラーの個別相談、就職担当教員・研究室指導教員との連携、学生向け各種支援への入口。自由応募後の推薦書を企業が求めることへの案内

次の選考準備に役立つ記事