総合政策学部の就活は、2025年の改組を踏まえて考える

千葉商科大学総合政策学部は2025年の全学改組で新設され、経済学科と政策情報学科が置かれています。商経学部経済学科や旧政策情報学部の情報を、新学部の卒業実績と混同しないようにしましょう。[1] [2]

この記事は新しい総合政策学部の学生が、公務員と民間企業の進路を考えるための案内です。旧政策情報学部の在学生は、自分の入学年度の学部・学科情報と採用の準備を確認してください。学部名が変わったことだけで、就職の有利・不利を判断する必要はありません。

掲載されている公務員実績の対象を確認する

学部の公式ページには公務員実績が紹介されていますが、商経学部経済学科と政策情報学部政策情報学科からの合算という注記があります。2025年度入学生は2026年9月時点でまだ卒業年度を迎えていないため、それを新学部入学生の就職結果として扱うことはできません。[1] [2]

公務員試験対策のページには年度を付けた最終合格者の実績もあります。試験の最終合格と就職率は同じ指標ではなく、将来の合格確率を示すものでもありません。数字を参考にするときは、年度、対象者、集計の意味を確認しましょう。[4]

実績を調べた後は、自分が受ける採用区分の科目や締切を確認します。先輩の結果を見て安心するだけでなく、授業と並行して何を準備するかを決めることが大切です。

経済学科と政策情報学科の学びを仕事につなげる

総合政策学部の2学科6コース
学科コース就活に向けて振り返る観点
経済学科経済政策・経済データ分析・ビジネス経済経済課題を何で測り、どんな根拠で考えたか
政策情報学科地域政策・地域経営・政策メディア地域の課題をどう見つけ、企画や発信をどう工夫したか
[2]

経済学科は金融・財政・労働などの問題と分析、政策情報学科は地域の調査や企画、情報発信などを学びます。応募書類では、学べる内容をそのまま習得済みとせず、自分が取り組んだ課題を一つ取り出して説明しましょう。[2]

例えば、データを使った授業では対象期間や比較条件をどうそろえたか、地域の発信では誰に何を知ってほしくて表現を選んだかを整理します。「政策を学んだ」から一段具体的な行動に置き換えることがポイントです。

想定される進路と、実際の就職先を分けて読む

大学の進路モデルは、経済学科について金融・広告・小売・商社・製造・情報通信等、公務員、非営利団体などを紹介しています。政策情報学科は地方公務員、公益法人等、地域イベント、広告、情報通信、Webデザイン等を想定する進路として挙げています。[3]

これは進路の可能性を示した案内で、各業種に新学部の卒業生がすでに就職したことを表す一覧ではありません。仕事に興味が湧いたら、現在の募集要項で職種と応募条件を確認してください。

候補を比べるための質問
方向確認すること
公務員採用区分、仕事、試験の科目と日程
一般企業顧客、商品・サービス、担当業務
地域・情報発信関連企画、運営、制作などの役割と必要な経験

大学名に不安があっても、公開された応募資格を確認する前に候補を外さないようにしましょう。想定進路に挙がっていることだけで採用されるとも考えず、自分の経験と仕事の接点を調べます。

公務員志望は、学部の講座と研究会を確認する

大学は総合政策学部の学生が受講できる学部独自の公務員養成講座を案内しています。地域政策研究会は、試験の学習だけでなく地域に根ざした実習も行う学習・交流の場として紹介されています。[4]

利用する場合は最新の開講予定、申込方法、費用や対象学年を確認しましょう。講座に参加することと合格することは別なので、受ける採用区分の科目を照合し、自分に必要な学習時間を確保します。

  • 応募したい自治体・機関の採用区分を調べる。
  • 試験の形式と日程、提出物を一覧にする。
  • 授業・講座で学ぶ範囲と、自習で補う範囲を分ける。
  • 論文や面接で話せる地域への関心も整理する。

行政と学んだ経験は、地域の課題と自分の役割を分ける

大学は鎌ケ谷市との活動として、地域を題材にしたイベント、文化財の記録、映像制作などを紹介しています。自分が参加した活動では、誰のどんな課題に取り組み、どの部分を担当したかを振り返りましょう。[5]

以下は編集部の架空の例です。「地域紹介の課題で、初めて訪れる人には説明が伝わりにくいと気づき、情報を確認して紹介の順番を修正しました」。参加した事実だけでなく、相手の立場に合わせて考えた行動を伝える例です。

大学が紹介するプロジェクトを、自分の経験として書かないでください。共同作業では他の人の担当と分け、確認していない集客や売上などの効果を加えないことも大切です。

公務員と民間企業を併願する場合の進め方

併願を考える場合は、試験勉強だけで予定を埋めず、企業の募集時期と書類・面接の準備も同じ予定表に入れます。すべての企業で選考が同じ時期に行われるわけではないので、候補ごとに締切を確認しましょう。

  • 共通して使う経験のメモを作る。
  • 志望理由は行政と企業それぞれの仕事に合わせる。
  • 採用条件と勤務地、働き方を比較する。
  • 学習や授業に無理が出たら応募の優先順位を見直す。

「公務員が駄目なら民間」と後から準備を始めるのではなく、関心のある企業があれば早めに調べます。どちらを選んでも自分が納得できるよう、仕事内容の理解を進めましょう。

低学年で取り組んでおくこと

2025年度以降の入学生は、今の授業や活動から経験を蓄積できます。大きな役職や受賞を無理に作るより、学んだこと、難しかった点、修正した行動を短く記録しておきましょう。

  • 授業・プロジェクトで自分が担当したことを残す。
  • 関心のある仕事の募集条件を読み、必要な準備を知る。
  • 学習や進路で分からない点を教員や学内窓口へ相談する。
  • 応募する年度には、採用条件を改めて確認する。

最初から進路を一つに決める必要はありません。経済、地域、情報発信の学びのうち、どの作業に関心を持ったかを振り返り、選べる仕事を具体化していきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 千葉商科大学 商経学部確認日:2026-09-10 / 2025年改組と総合政策学部の新設
  2. 千葉商科大学 総合政策学部確認日:2026-09-10 / 2学科6コース、前身組織の実績注記
  3. 総合政策学部 進路モデル確認日:2026-09-10 / 想定される進路
  4. 総合政策学部 公務員試験対策確認日:2026-09-10 / 公務員養成講座・地域政策研究会
  5. 総合政策学部 行政と学ぶ確認日:2026-09-10 / 鎌ケ谷市との実践例

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