学科別の就職率と、卒業者全体の進路を区別する

2025年度・就職希望者に対する就職率
区分就職希望者就職者(状況調査)就職率
国際政治学科101人99人98.0%
国際経済学科100人94人94.0%
国際コミュニケーション学科73人72人98.6%
学部合計274人265人96.7%
[1]

別の進路状況表では、学部の卒業者310人に対して就職者268人、進学者15人、進路保留者27人です。こちらの就職者は基本調査の定義で、自営業主等や既職・現職継続も含みます。就職率の表の265人とは集計条件が異なるため、人数を入れ替えて計算しないようにします。[1] [2]‌​‌‌‌‌​‌​‌​​‌‌‌‌​​‌‌‌​‌‌‌‌​​​‌‌‌​‌​‌‌​​‌​​‌​​​‌‌‌‌​‌‌‌​‌​‌‌​‌​​‌

就職率の表は、卒業年度中に就職活動を行い、正規の職員等や有期雇用に決定した人を数えています。また、2025年度から資格試験の準備中の人を就職希望者に含めない扱いになっています。前年度との単純比較や、学科の率だけで自分の可能性を決めることは避けましょう。[1]

企業・官公庁の実績から、調べたい仕事を広げる

2025年度・学部別上位就職先からの例
企業・団体名人数
全日本空輸8人
日本航空8人
アクセンチュア6人
日本電気5人
みずほフィナンシャルグループ4人
ジェーシービー3人
防衛省3人
住友商事2人
[3]

これらは学部全体の上位就職先で、各学科やコースの人数ではありません。航空会社に入った人全員が客室乗務職、商社に入った人全員が海外勤務といった配属の推定もできません。グループ名で掲載されている項目は、その掲載単位のまま読んでください。

業種別表では、就職決定者265人のうち情報通信業59人、金融・保険業50人、学術研究・専門・技術サービス業34人、製造業28人です。原表の男女を合計した人数であり、外国語を使う職種の人数を表すものではありません。[4]

編集部提案として、企業研究では「海外とかかわる」という表現を具体化します。海外の顧客への提案、調達、情報の分析、国内での国際的な連携など、自分が調べたい業務を挙げ、実際の募集内容と比較しましょう。

3学科5コースで、専門の違いを整理する

公式カリキュラムに示される学科とコース
学科コース学びを整理する観点
国際政治学科政治外交・安全保障/グローバル・ガバナンス国家間関係、制度、国際的な課題と協力
国際経済学科国際経済政策/国際ビジネス貿易・金融・開発、企業活動と経済の関係
国際コミュニケーション学科国際コミュニケーション言語、文化、コミュニケーションの理論と調査
[5] [6] [7] [8]

国際政治学科の授業紹介には、外交史や国際環境論などが挙がります。国際経済学科では統計学、国際貿易、国際金融とデータサイエンスなどを案内しています。国際コミュニケーション学科では、質問紙調査やインタビューを含む研究法や、異文化コミュニケーションを学ぶ科目があります。[6] [7] [8]

科目名を仕事の能力にそのまま置き換えるのではなく、実際に取り組んだ課題を振り返ります。政治分野なら異なる立場の資料をどう比較したか、経済分野ならデータや理論の前提をどう確かめたか、コミュニケーション分野なら調査や議論で何を明らかにしたかを整理できます。

学部では、所属学科を超えて専門ゼミを選べるゼミナールブリッジを案内しています。履修した内容が学科名だけでは伝わらない場合もあるため、研究テーマと方法を添えると、自分の専門が具体的になります。[9]

英語や留学は、取り組んだ課題とセットで伝える

学部は、英語で専門科目を学ぶ希望者向けのグローバル・スタディーズ・プログラムを設けています。また、2025年度は韓国、ベトナム、インドネシアの大学との海外研修プログラムを行ったと紹介しています。これらは学修機会の説明であり、全員の参加や就職結果を示すものではありません。[9]

編集部提案:語学・国際交流の経験を具体化する問い
観点振り返る内容
目的何を学び、誰と協働するために取り組んだか
課題言語以外にも、前提や進め方の違いがあったか
行動確認、資料の整理、説明の修正など何をしたか
結果と限界何が進み、何が残り、次に何を変えるか

編集部の架空の例:共同発表で、同じ言葉を使っていても想定している対象が違うと気付いた学生が、資料の定義を確認し、チームの比較条件をそろえた。これは実在の研修や内定事例ではありません。語学を使ったことに加えて、認識の違いへどう対応したかを説明する例です。

留学していなくても、授業の討論、外国語の資料を使ったレポート、学内の共同研究などから説明できる経験を探せます。履歴の大きさを競うより、自分が判断して動いた場面を具体的に示しましょう。

ゼミの研究は、根拠と自分の担当を分けてまとめる

カリキュラムは1年次の入門セミナー、2年次のプリゼミ、3・4年次の演習へとつながります。文献の読み方や発表から専門的な研究へ進む構成を、自分の経験の振り返りにも使えます。[5]

編集部提案:研究を面接で説明するための整理
項目書き留める内容
問いどの地域・現象・関係を、なぜ調べたか
根拠使った資料、統計、調査と対象範囲
担当共同作業なら自分が調査・分析・調整した部分
考察資料から言えることと言えないこと
仕事との接点応募先のどの業務に関心がつながったか

研究の結論だけでなく、相反する説明をどう扱ったか、前提の違う数値をどう比較したかも経験になります。授業で学んだ理論を実務経験があるかのように話さず、学んだ方法と今後身に付けたい内容を区別してください。

志望動機は、国際問題への関心だけで終わらせず、応募先が扱う顧客や事業に接点を見つけます。その接点がまだ曖昧なら、無理に結論を作らず、説明会や募集要項で確かめる質問として持っておきましょう。

候補職種と学修経験を持って、進路相談を使う

大学はWeb Ashで求人やインターンシップ、OB・OG情報、行事案内を提供し、個別相談ではエントリーシートの助言や面接練習などに対応しています。1・2年生向けのキャリアプログラムも案内しています。[10]

編集部提案として、まず候補職種を二つ選び、仕事内容、語学を使う場面、勤務や異動の条件、選考日程を比較します。次に、ゼミ・授業・交流経験から一つのエピソードを整理し、「この経験が伝わるか」「候補を広げるにはどの情報が必要か」を相談してみましょう。

官公庁や大学院なども検討する場合は、それぞれの要件と日程を別に確認します。国際政治経済学部の幅広い学びを、自分が扱いたい課題と具体的な仕事に結び付けることで、進路を絞るための判断材料が増えていきます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 青山学院大学 2025年度卒業者の就職率(学部)確認日:2026-09-11 / 1頁全文画像。国際希望274就265率96.7、3学科分母
  2. 青山学院大学 2025年度進路状況(学部)確認日:2026-09-11 / 1頁全文画像。卒310基本就268進15保留27
  3. 青山学院大学 2025年度学部別就職決定状況【上位企業】確認日:2026-09-11 / 2頁全文画像。国際p1、学部全体、グループ表記維持
  4. 青山学院大学 2025年度就職決定者数【業種別】(学部)確認日:2026-09-11 / 1頁全文画像。国際情報59金融50専門34製造28、就265
  5. 青山学院大学 学びの特色とカリキュラム(国際政治経済学部)確認日:2026-09-11 / 全文。3学科5コース、入門/プリ/演習。古いビジョンの就職先人数は不使用
  6. 青山学院大学 国際政治学科確認日:2026-09-11 / 全文。2コース/授業例
  7. 青山学院大学 国際経済学科確認日:2026-09-11 / 全文。2コース/統計/国際金融DS
  8. 青山学院大学 国際コミュニケーション学科確認日:2026-09-11 / 全文。研究法、言語文化コミュニケーション
  9. 青山学院大学 国際政治経済学部確認日:2026-09-11 / 全文。GSP希望者/ゼミブリッジ/2025海外研修。院/卒業生紹介を最新実績に使わない
  10. 青山学院大学 進路・就職支援の取組確認日:2026-09-11 / 全文。Web Ash/相談/低年次支援、旧年度不明件数不採用

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