2学科の就職率と進路状況を確認する

2025年度・就職状況調査
区分就職希望者就職者就職率
経営学科331人323人97.6%
マーケティング学科147人144人98.0%
学部合計478人467人97.7%
[1]

別の進路基本調査では、経営学科の卒業者365人、就職者328人、進学者13人、マーケティング学科の卒業者156人、就職者145人、進学者5人と掲載されています。学部合計は卒業者521人、就職者473人、進学者18人、進路決定保留者30人です。[2]​​​‌‌‌‌​‌​‌​​​‌​​​‌‌​​​‌‌‌​‌​​​‌‌​‌‌​‌‌‌​​‌​‌​​​​​‌​‌‌​​​​​​​​‌​

基本調査は自営業主等や既職・現職継続も就職者に含むため、状況調査の467人と同じ集計ではありません。就職率97.7%は、卒業者521人ではなく希望者478人に対する値です。[1] [2]

就職率表には、2025年度から資格試験準備中の人を就職希望者に含めないという注記があります。資格試験と就職活動を比較する際も、異なる定義の数字を一緒にしないようにしましょう。学科間の率の差だけで、学びの価値や個人の採用可能性を順位付けすることはできません。[1]

就職先は企業単位、仕事は職種単位で調べる

2025年度・経営学部の上位就職先から抜粋
企業・グループ名人数
レバレジーズ8人
アクセンチュア7人
キヤノンマーケティングジャパン6人
電通デジタル5人
みずほ証券5人
三井住友ファイナンス&リース5人
りそなグループ5人
日本IBM4人
[3]

この一覧は学部全体の人数で、2学科別や配属職種別ではありません。キヤノンマーケティングジャパンへの就職を、マーケティング学科のマーケティング職採用と読むことはできません。グループ名で掲載される就職先も、単独企業の人数へ置き換えないようにします。

業種別では、就職決定者467人のうち情報通信業117人、製造業69人、学術研究・専門・技術サービス業68人、金融・保険業67人です。広告、金融、ITといった印象だけで範囲を狭めず、実際の募集職種を確認しましょう。[4]

編集部提案として、企業研究では「提供する商品・サービス」「主な顧客」「募集職種の役割」「自分が学んだ課題との接点」を一枚にまとめます。大手企業の実績は候補を知る材料ですが、応募条件や配属を保証しません。知名度と、自分が取り組みたい仕事の両方を見て判断しましょう。

経営学科とマーケティング学科の違いを言葉にする

2学科の学びと、編集部提案の経験整理
学科公式に紹介される学び経験を振り返る観点
経営学科戦略・組織・財務などから経営課題を考える。経営・会計の基礎と分析を学ぶ組織や事業の状況をどう調べ、選択肢を比較したか
マーケティング学科顧客や消費者の視点から、製品・サービスや企業との関係を考える誰のどんな課題を捉え、調査や提案につなげたか
[5] [6]

経営学科の履修モデルには、戦略マネジメント、Evidence based Management(EbM)、会計、企業・財務分析があります。マーケティング学科は、マーケティングと経営、ダイバーシティとビジネス、マーケティング企画構想を例示しています。いずれも柔軟な履修のためのモデルで、固定された就職コースではありません。[7] [8]

企業をどう運営するかと、顧客にどんな価値を届けるかは関係しています。両学科の教員から学べると案内されているため、学科名だけで経験の内容を決めつけず、自分が実際に履修した授業やゼミを説明しましょう。[9]

経営ゲームやデータ分析は、意思決定の根拠を整理する

経営学科のマネジメント基礎では、企業経営を扱うゲームや、その会計情報を使ったデータ分析が紹介されています。EbMの学びは、データを集めて分析するだけでなく、結果を確かめて判断することを重視しています。[7]

編集部提案:分析経験から自己PRを作るメモ
項目整理する内容
状況どんな事業や組織の課題を扱ったか
材料どの数字・資料を使い、何を確認できたか
比較複数の案をどの基準で比べたか
判断なぜその案を選び、どんな限界があったか
改善指摘や結果を受け、どこを見直したか

編集部の架空の例:経営ゲームの振り返りで、売上だけを見て判断していた学生が、費用や在庫の変化も確認し、次の意思決定で使う指標を見直した。これは実在の授業成果や採用事例ではありません。

ここで説明できるのは、実際に会社を経営した実績ではなく、演習で情報を読み、判断を修正した経験です。「分析力があります」とだけ伝えるより、何を見落とし、どう確かめ直したかを話す方が行動を理解してもらいやすくなります。

会計を学んだ人も、授業を受けたことと資格に合格したことを区別しましょう。財務資料を使う経験なら、どの数値をどう読み、そこから何を考えたかが説明の中心です。

マーケティングの提案は、思いつきから調査へつなぐ

マーケティング学科では、1年次から実際の商品やサービスの課題を少人数で考えるPBLが紹介されています。マーケティング・リサーチでは、課題と仮説を整理し、調査を作成・実施してデータを分析する学修が案内されています。[8]

編集部提案:提案経験で確認すること
問い残したい材料
対象は誰か提案する相手や利用者を定めた理由
課題は何か調査や観察で確認した事実
他の案と何が違うか比較した案と採用しなかった理由
自分は何をしたか調査・集計・議論・発表の担当範囲
どこまで実施したか提案、試作、検証など実際に終えた段階

提案をしただけなら、売上が伸びた、顧客満足が高まったという結果は書けません。一方で、実施に至っていなくても、相手の課題を調べ直したり、条件に合わせて案を修正したりした経験は整理できます。

「マーケティングが好き」という志望動機は、関心の対象を絞ると具体的になります。消費者の選択を調べたいのか、流通の仕組みに関心があるのか、サービスの利用体験を改善したいのか。授業で考えた問いから、応募職種で関われる課題を確認しましょう。

授業外の経験も、役割と判断から振り返る

学部の学生団体SBSLは、新入生向けイベントやオープンキャンパスの企画・運営、学部の情報発信などに取り組むと紹介されています。全学生の活動ではありませんが、参加した人は、相手に合わせた企画や運営の経験を振り返る材料になります。[9]

編集部提案として、部活動、アルバイト、学生団体でも、学んだ概念を実際に使ったか、使っていないならどこに接点を感じたかを区別します。後から授業の理論に当てはめて実績を大きく見せる必要はありません。自分の担当と工夫を正確に書きましょう。

全学の就職支援では、Web Ashで求人やインターンシップ、OB・OG情報を提供し、個別相談で応募書類への助言や面接練習に対応しています。[10]

相談前に、分析か提案の経験を一つと、応募したい職種の募集要項を用意します。「自分の判断が読み取れるか」「企業への関心と職種への関心がつながっているか」「学科の説明だけで終わっていないか」を確認してみてください。

学びを深める進学を検討する場合、学部は4年次から大学院科目を特別履修する制度も案内しています。適用条件や募集要項を確認し、研究したい内容を整理しましょう。進学者の人数を、資格取得や専門職への採用実績と同じ意味で扱わないことも大切です。[2] [9]

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 青山学院大学 2025年度卒業者の就職率(学部)確認日:2026-09-11 / 全文画像1頁。331/323/97.6、147/144/98.0、478/467/97.7
  2. 青山学院大学 2025年度進路状況(学部)確認日:2026-09-11 / 全文画像1頁。経営365/328/13、マーケ156/145/5計521/473/18/保留30
  3. 青山学院大学 2025年度学部別就職決定状況【上位企業】確認日:2026-09-11 / 全文画像2頁。経営p1。職種/学科別不明
  4. 青山学院大学 2025年度就職決定者数【業種別】(学部)確認日:2026-09-11 / 全文画像1頁。情報117製造69専門68金融67分母467
  5. 青山学院大学 経営学科確認日:2026-09-11 / 本文全文。戦略/組織/財務、EbM
  6. 青山学院大学 マーケティング学科確認日:2026-09-11 / 本文全文。消費者視点/リサーチ/ブランド
  7. 青山学院大学 学びの特色とカリキュラム(経営学科)確認日:2026-09-11 / 本文全文。4履修モデル、ゲーム会計分析。資格自動合格ではない
  8. 青山学院大学 学びの特色とカリキュラム(マーケティング学科)確認日:2026-09-11 / 本文全文。3履修モデル、PBLリサーチ。冒頭経営学科重複紹介やBの内容差は不採用
  9. 青山学院大学 学部の特色・進路就職(経営学部)確認日:2026-09-11 / 本文全文。SBSL、特別履修。就職2023表示は数値不採用
  10. 青山学院大学 進路・就職支援の取組確認日:2026-09-11 / 本文全文。Web Ashと個別相談

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