内定率99.2%の分母と、学部ごとの人数を確認する

2025年度・学部別就職内定状況
学部卒業者就職希望者就職内定者内定率
システム科学技術学部217人154人152人98.7%
生物資源科学部149人102人102人100%
366人256人254人99.2%
[1]

大学全体の99.2%は、内定者254人を就職希望者256人で割った割合です。卒業者366人を分母にしたものではありません。大学院へ進む人などもいるため、内定率が高いことを、卒業者全員が就職したという意味に読み替えないようにしましょう。[1]​​​​‌‌​​‌‌‌‌‌‌‌‌​​‌‌​​​​​‌​​​​​‌‌​​​‌​​​​‌‌​​‌​​​​‌‌​​​​​‌​‌‌‌​‌

2026年3月31日現在の大学院進学状況では、希望者104人に対して進学決定者104人と公表されています。これは就職内定者とは別の進路です。学部を卒業して働く場合と、さらに研究を深める場合を区別して考えます。[2]

学部によって規模や進路は異なります。率の小さな差で学部の優劣を決めるのではなく、本人が何を学び、どんな仕事や研究を希望しているかを確認してください。

システム科学技術5学科と生物資源4学科の入口

学部ごとの学科と振り返る経験
学部学科就活に向けた振り返り
システム科学技術学部機械工学、知能メカトロニクス、情報工学、建築環境システム、経営システム工学設計・開発・実験・分析で、自分が判断したこと
生物資源科学部応用生物科学、生物生産科学、生物環境科学、アグリビジネス生物・食品・環境・農業の実験や調査で、自分が行ったこと
[3] [4]

システム科学技術学部は、個別の技術だけでなく、使われ方や社会との関係を含めてものづくりを考える「システム思考」を重視しています。就活でも、何を作ったかに加えて、誰の何のために技術を使ったかを整理すると、仕事との接点が伝わります。[3]

生物資源科学部は、食料・エネルギー・環境の課題を扱い、1年次から実験科目を配置しています。他学科の専門科目も履修できる構成を案内していますが、本人が経験した内容は一人ひとり異なります。実際の研究や実習を選んで説明しましょう。[4]

企業名は、募集されている仕事を調べるきっかけにする

2025年度のシステム科学技術学部の就職先一覧には、秋田エプソン、TDK、ミネベアミツミ、トヨタ自動車、清水建設、三菱電機デジタルイノベーションなどが掲載されています。生物資源科学部では、森永乳業、あすか製薬、全国農業協同組合連合会、国土防災技術などが挙げられています。[1]

掲載された会社にどの仕事で入ったかは、名称だけでは分かりません。企業の採用情報で募集する職種を確かめ、設計、開発、分析、製造、営業、管理などのどの仕事に関心があるかを整理します。会社やグループ会社の名前を正確に区別することも重要です。

知名度の高い企業への就職例は、本人の採用を保証するものではありません。一方で、大学名への不安から応募先を調べる前に狭める必要もありません。仕事内容と本人の経験がどうつながるかを確認し、必要な準備を具体的に進めてください。

秋田県内と県外の選択は、仕事内容と合わせて考える

2025年度・県内外の就職内定者
学部秋田県内秋田県外
システム科学技術学部47人105人
生物資源科学部26人76人
73人181人
[1]

県内外の実績はありますが、人数だけから自分に合う勤務地を決めることはできません。地元や希望地域で暮らしたい気持ちと、仕事で取り組みたい内容を分けて整理しましょう。応募先には配属や異動の決め方も確認します。

秋田県内に関心がある場合も、会社名だけでなく、拠点がどの事業や業務を担うかを調べてください。県外に広げる場合は、仕事内容に加えて生活費、住まい、移動なども比較します。条件を同じ項目で並べると、本人が重視したい点を見つけやすくなります。

研究・実習を、自分の行動が分かる説明にする

経験を整理する4項目
項目書き出す内容
目的何を調べ、作り、確かめようとしたか
担当グループの中で自分が行った作業
工夫うまくいかないとき何を見直したか
結果分かったことと、まだ確かめていないこと

装置を設計したなら、要求された条件と確認の方法を整理します。植物を育てたり環境を調査したりしたなら、比較条件や記録の方法を説明します。これは経験の整理例であり、特定の学生が内定した事例ではありません。

専門用語は必要な範囲で説明し、研究室全体の成果と本人の担当を分けてください。提案、試作、実装、実際の導入は異なる段階なので、達成した範囲を正確に伝えます。成果物を公開する場合も、個人情報や非公開の研究情報を含まないよう確認しましょう。

進学先の名前よりも、次に学ぶ目的を明確にする

大学院進学先には、システム科学技術学部から秋田県立大学大学院や東北大学大学院など、生物資源科学部から秋田県立大学大学院、東北大学大学院、千葉大学大学院、富山大学大学院が掲載されています。大学の進学先一覧は、研究を継続する選択肢を知る資料として使えます。[2]

進学を考える場合は、深めたいテーマ、指導体制、費用、期間をまとめましょう。希望する仕事が求める学位や研究経験も求人で調べます。大学院の就職先を学部卒業者の実績として混ぜず、学位ごとに見た上で教員に相談してください。

就職するか進学するかで迷う場合も、周囲の進路だけで決める必要はありません。今の研究で何が面白く、どこをさらに調べたいかを言葉にすると、次の学びに時間を使う目的を考えやすくなります。

キャリア情報センターで、書類と面接を具体的に相談する

大学のキャリア情報センターは、求人情報の提供、履歴書などの添削、面接練習を案内しています。各学部の教員やキャリア支援チームによる委員会が学生の活動状況を把握し、個別のサポートを行う体制も紹介されています。[5]

3年生向けには毎週1回のガイダンスを案内し、面接やエントリーシートの対策に加え、卒業生・企業人による講座なども挙げています。開催内容や利用方法は現在の学内案内で確認してください。相談時は求人と研究概要を持参し、どこを伝えたいかを添えると、直す点を具体化できます。[5]

全学の企業説明会や、主に2・3年生を対象に夏休みを利用する単位認定のインターンシップも紹介されています。参加前に知りたい仕事を決め、参加後に想像との違いや関心が深まった点を記録すると、次の応募先選びに役立ちます。[5]

今日の一歩は、求人と経験を一つずつ選ぶこと

まず学科の研究や実習から一つ経験を選び、目的、担当、結果を短くまとめます。続いて求人を一つ開き、仕事内容、勤務地、応募条件、期限を書き出しましょう。自分の経験と仕事の接点が見つからない部分を、教員やキャリア情報センターへの質問にします。

逆転就活塾へ相談する場合も、秋田県立大学のどの学部・学科で何を経験したかを伝えてください。大学全体の数字に自分を当てはめるだけでなく、本人の学びと希望する仕事から自己PRと志望理由を整えていきます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 秋田県立大学 学部別・就職状況確認日:2026-09-11 / 2025年度学部就職内定、2026Mar31大学院進学、2学部教育と支援
  2. 秋田県立大学 大学院進学状況確認日:2026-09-11 / 2025年度学部就職内定、2026Mar31大学院進学、2学部教育と支援
  3. 秋田県立大学 システム科学技術学部確認日:2026-09-11 / 2025年度学部就職内定、2026Mar31大学院進学、2学部教育と支援
  4. 秋田県立大学 生物資源科学部確認日:2026-09-11 / 2025年度学部就職内定、2026Mar31大学院進学、2学部教育と支援
  5. 秋田県立大学 キャリア情報センター確認日:2026-09-11 / 2025年度学部就職内定、2026Mar31大学院進学、2学部教育と支援