第二部の進路を、第一部や夜間学部全体と分けて見る

東京理科大学理学部第二部の2025年度(2026年3月卒業)の進路表では、卒業者277人、大学院進学91人、その他進学13人、企業114人、教員11人、公務員6人、その他2人、未定40人です。9月卒業者を含む、2026年5月1日現在の数字です。[1]‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌​​​​‌​​‌‌‌​​​‌​‌​‌​‌​​​‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌‌​​

第二部3学科の進路(人)
学科卒業大学院企業教員公務員その他進学その他未定
数学1142651548218
物理812737322010
化学823826303012
[1]

進路決定率85.6%は進学等も含みます。実就職率70.4%は企業・教員・公務員の計131人を、卒業者から大学院進学者を除いた186人で割った値です。就職希望者に対する率ではありません。未定者の事情や、その後の進路まではこの資料で分かりません。[1]

企業・教員・公務員には現職者が含まれます。また資料の「夜間学部計」には、工学部建築夜間主社会人コースも入っています。第二部だけを調べる際は、277人の小計を使い、夜間学部全体や第一部の数値と混ぜないようにしましょう。[1]

新卒就職・現職継続・転職・進学の条件を分ける

第二部は神楽坂キャンパスで数学・物理・化学を夜の時間帯に学ぶ学部です。社会人の学び直しにも対応し、日中の時間を自習や就労等に活用できる環境を紹介しています。全員が働いているわけでも、全員が新卒就職を目指すわけでもありません。[2] [3] [4]

自分の状況ごとに確認すること
状況準備の焦点
卒業後に初めて就職する応募区分、卒業見込み、選考予定、学修経験の説明
現在の仕事を続ける学んだ知識を業務へどう生かすか、勤務との両立
転職・異動を考えるこれまでの職務と新しい学修を分けて整理
大学院等へ進む研究テーマ、入試、研究時間と生活の見通し

新卒採用に応募できるかは、年齢や職歴の扱いを含め企業ごとの募集条件で確認します。「夜間だから同じ条件」「社会人だから応募できない」と一律に判断せず、自分の状況を窓口へ伝えて確かめてください。

学部紹介に登場する社会人学生の在職中の職種を、卒業によって新たに就いた仕事として扱うことも避けます。自分の進路に近い条件の情報を探すことが大切です。[2]

数学・物理の就職先例を読む

以下は第二部の学科ページに掲載された、2023年3月から2025年3月までの学部卒業生の主な就職先例です。2026年卒の人数表とは別の期間です。[3] [4]

学科別の掲載先例
学科掲載先
数学NTTドコモ、TIS、電通デジタル、日本IBM、バンダイナムコスタジオ、富士通、三井住友カード、公立・私立の中学校や高校
物理SCSK、キンドリルジャパン、SHIFT、ソフトバンク、キオクシア、スズキ、SUBARU、三菱電機
[3] [4]

一覧では企業別人数、配属職種、採用時の応募区分や職歴まで確認できません。掲載された大手企業に誰でも同じ条件で応募・採用されることを示す資料ではありません。

企業の知名度だけでなく、仕事内容、必要な知識、勤務条件、学修と両立できる選考日程を比較しましょう。働きながら学んだ人は、職務の成果と大学で新たに学んだ内容を、それぞれ説明できるようにします。

数学・物理の学びを、説明できる経験にする

数学科では解析・代数・幾何に加え、統計、情報、離散数学なども学びます。4年次の卒業研究は教育数学を含む7分野が案内されています。正解を出した経験だけでなく、前提を確かめ、他者に説明して理解を深めた場面を振り返れます。[3]

物理学科では力学・電磁気学や数学の基礎から学び、実験を段階的に進めて卒業研究へつなぎます。宇宙、数理、固体、生物、原子・粒子線など研究対象は幅広く、自分が学んだ理論と測定・解析をどう結んだかが説明の軸になります。[4]

経験と説明の観点
経験説明する内容
証明や演習どこで理解が止まり、どう確かめ直したか
実験や解析何を比較し、結果の限界をどう判断したか
就労との両立実際の予定をどう調整し、学修時間を確保したか
ゼミの発表質問に対して説明をどう修正したか

編集部の架空の例:「勤務と課題の締切を一つの予定表にし、理解に時間がかかる科目から先に取り組みました」。働いていたこと自体を評価してもらおうとするより、自分で工夫した行動を具体的に示します。就労していない人は、無理にこの例へ合わせる必要はありません。

教職や大学院も、履修と生活の見通しから検討する

数学科は中学校数学と高校数学・情報、物理学科は中学校・高校の理科・数学の教員免許を目指せる課程を案内しています。必要科目・実習の履修と、教員採用の準備は別です。免許を卒業時に自動取得できるとは考えず、担当窓口で履修状況を確認します。[3] [4]

数学科の案内には夜間の専攻科や大学院への道も紹介されています。ただし学部が夜間だから、すべての進学先も同じ時間帯で研究できるとは限りません。授業・研究の時間、入試条件、費用、勤務との調整を具体的に確認してください。[3]

研究を続けたい場合は、「どの大学へ行くか」より先に、何をさらに理解したいのかを整理します。指導教員への相談では、これまでの学修内容と研究したい問いを短くまとめて持参しましょう。

相談時には、学年だけでなく就業状況も伝える

TUSナビで求人や先輩の活動報告を調べ、キャリアセンターの予約制カウンセリングを利用できます。ES対策、面接講習、SPI対策模試等は年度・キャンパス別の案内を確認してください。[5] [6]

夜間の授業と窓口の対応時間は別なので、利用可能な予約枠を事前に確認します。学年、職歴・就業状況、卒業予定、希望する進路を伝えると、応募区分や準備の相談を進めやすくなります。

今週は、自分の状況に合う募集情報を二つ探し、学修経験を一つ書き出してください。曖昧な応募条件はそのままにせず、相談窓口や応募先へ確認する項目に変えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 2025年度(2026年3月卒業)学部・学科 進路状況確認日:2026-09-11 / 1頁全表文字画像実読。5/1現在9月卒含む。企業/教員/公務に現職者含む。進路決定率=(院+他進+企+教+公+他)/卒、実就職率=(企+教+公)/(卒-院)。その他一時的仕事、未定区別。
  2. 理学部第二部確認日:2026-09-11 / 全文2201字。夜間3学科・社会人リカレント・就業学修サポート。社会人在籍職種は卒後新規就職実績ではない。
  3. 理学部第二部 数学科確認日:2026-09-11 / 全文6211字。基礎から応用、卒研7分野、夜間専攻科と院。2023/3〜2025/3学部就職先。資格自動取得扱いなし。
  4. 理学部第二部 物理学科確認日:2026-09-11 / 全文5170字。1〜3年実験と理論、4年卒研、2023/3〜2025/3学部就職先。NEC/日立グループを親会社に置換しない。
  5. キャリアセンターについて確認日:2026-09-11 / 全文。全キャンパス、入学直後から、TUSナビ求人先輩活動報告、予約カウンセラー、教職公務支援。
  6. キャリアサポートプラン確認日:2026-09-11 / HTML全文。ES講座/面接講習/SPI模試/説明会等。年度キャンパス別の図日程不使用。

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