2026年卒の進路を、昼間5学科と夜間主社会人コースに分ける

東京理科大学工学部の2025年度(2026年3月卒業)の進路表は、卒業者515人、大学院進学363人、その他進学1人、企業135人、公務員3人、その他1人、未定12人です。9月卒業者を含む、2026年5月1日現在の数字です。[1]​‌​​‌‌‌‌​‌​‌​​​‌‌‌​​​​​‌​‌​​‌​​‌​‌​​​​‌​‌​‌​​​‌‌​​​‌​‌‌​​‌‌​‌​‌​

学科・コース別の主要進路(人)
学科・コース卒業大学院進学企業
建築1017029
工業化学1149017
電気工学876915
機械工学958013
情報工学1075450
建築夜間主社会人コース11011
[1]

企業・教員・公務員には現職者も含まれます。特に社会人コースの企業11人を、全員が新卒で新たに就職した人数と読むことはできません。昼間5学科だけなら卒業504人、大学院進学363人、企業124人です。[1]

学部の進路決定率97.7%は進学や一時的な仕事等を含みます。実就職率90.8%は企業・教員・公務員を「卒業者から大学院進学者を除いた人数」で割った値で、就職希望者に対する率ではありません。[1]

大学院進学の多さと、自分の進路希望を分けて考える

大学院進学は、機械工学科95人中80人、工業化学科114人中90人、情報工学科107人中54人など、学科で構成が異なります。学部全体で進学が多いからといって、就職では専門を生かせないという意味ではありません。[1]

工学部は建築・工業化学・電気・情報・機械の5学科で、講義だけでなく演習・実験や卒業研究を通じた学びを重視しています。選考では、学科名から専門性を推測してもらうより、何を設計・測定・解析したかを示しましょう。[2]

進路を比較する前に調べること
選択肢確認する内容
学部卒での就職募集職種、必要な学位・専攻、入社後の育成
修士課程への進学続けたいテーマ、指導体制、入試、費用
社会人として学びを生かす現在の業務との接点、異動・転職の条件、学修との両立

進学によって何を深めたいのかが曖昧なら、まず研究室で取り組みたい問いを言葉にしてください。就職を考える場合も、研究職や開発職といった名称だけで判断せず、実際の募集要項で条件を確かめます。

工業化学・情報工学の就職先を具体的に見る

次の企業等は、学科の公式ページに掲載された2023年3月から2025年3月までの学部卒業生の就職先例です。前の2026年卒進路表とは対象期間が違います。[3] [4]

学科別の掲載先例
学科掲載先
工業化学NTTデータ、富士通、京セラ、大正製薬、東芝、三菱電機、森永乳業、東京消防庁
情報工学SCSK、NEC、KDDI、サイバーエージェント、TIS、電通総研、日本IBM、日立製作所、三井住友銀行
[3] [4]

この一覧では、企業別人数や個人の配属職種まで確認できません。学科の専門に近い事業がある企業でも、その卒業生が研究・開発を担当しているとは限りません。職種の募集情報を読み、必要なら相談窓口で確認します。

大手企業を目指す場合も、知名度だけで候補を狭めないことが大切です。同じ化学メーカーでも扱う素材や製品は異なり、同じ情報分野でもシステム開発、データ分析、運用等では仕事の内容が変わります。自分が取り組みたい対象から企業を比較しましょう。

実験と情報システムの学びを、判断の経験として説明する

工業化学科は有機化学、無機化学、物理化学、化学工学を柱とし、材料の開発だけでなく、製造工程、資源、エネルギー、環境なども扱います。実験の結果だけでなく、条件を選んだ理由、安全や廃棄物への配慮、測定結果の解釈を整理すると、学びの幅を説明できます。[3]

情報工学科はソーシャルデザイン、データサイエンス、ソフトウェアデザイン、インテリジェントシステムの4領域を柱にしています。数学・物理・情報の基礎から専門を深め、4年次には卒業研究に取り組みます。[4]

経験と、説明に加える具体性
経験伝えたい判断
化学実験比較条件をそろえた方法と、結果の限界
工程の検討性能・コスト・環境などの条件をどう捉えたか
データ解析データの偏りや評価方法をどう検討したか
システムの製作利用者の課題、設計、動作確認をどう結んだか

編集部の架空の例:「解析の精度だけでなく、入力データが変わったときの結果を比較しました」。使ったツール名を並べるより、何を確かめるためにその方法を使ったかを述べると、専門外の相手にも伝わります。

研究説明は、短い概要と詳しい補足を用意する

研究や実験の説明は「目的・方法・自分の担当・結果・次の課題」の順に整理します。共同研究では自分の担当を明確にし、他者が出した成果を自分のものとして話さないようにしてください。

機密情報を含む研究や共同開発は、外部へ話せる範囲を指導教員に確認しましょう。公開できる情報の中で、判断の過程や工夫を説明できます。

応募先を比べる質問
比較軸募集情報や説明会で確かめること
仕事内容最初に担当する業務と、その後の専門の深め方
学びとの接点現在の知識と、入社後に学ぶ知識
働く条件勤務地、配属の決め方、勤務の形態
選考提出物、試験、研究説明の有無

大学名や成績への不安があるときは、確認できない評価基準を推測し続けず、募集条件を確認して応募準備を進めましょう。成績を聞かれた場合にも、事実と学修上の改善を分けて説明します。

キャリアセンターへ持っていく材料をそろえる

キャリアセンターは入学直後から相談でき、TUSナビで求人や先輩の活動報告を確認できます。専門カウンセラーは予約制です。ES対策、面接講習、SPI対策模試等の開催は年度・キャンパス別の案内で確認してください。[5] [6]

今週は、希望職種の募集情報を二つ、研究や実験の説明を一つ用意しましょう。進学を迷っているなら研究室の情報も並べ、「どの準備をいつまでにするか」を相談で決めると、次の行動が明確になります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 2025年度(2026年3月卒業)学部・学科 進路状況確認日:2026-09-11 / 1頁全表文字画像実読。5/1現在9月卒含む。企業/教員/公務に現職者含む。進路決定率=(院+他進+企+教+公+他)/卒、実就職率=(企+教+公)/(卒-院)。その他一時的仕事、未定区別。
  2. 工学部確認日:2026-09-11 / 全文。建築/工業化学/電気/情報/機械、演習実験と卒研、学際教養。
  3. 工学部 工業化学科確認日:2026-09-11 / 全文7727字、末尾橋詰研究室含む。4分野、学年別カリキュラム。学部就職先2023/3〜2025/3、3/31グラフ不使用。
  4. 工学部 情報工学科確認日:2026-09-11 / 全文7139字。4専門領域、基礎・専門・卒研、学部就職先2023/3〜2025/3。
  5. キャリアセンターについて確認日:2026-09-11 / 全文。全キャンパス、入学直後から、TUSナビ求人先輩活動報告、予約カウンセラー、教職公務支援。
  6. キャリアサポートプラン確認日:2026-09-11 / HTML全文。ES講座/面接講習/SPI模試/説明会等。年度キャンパス別の図日程不使用。

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