新学部の構成と、実績の対象を最初に確認する

生活共創学部は2025年4月、町田キャンパスに開設されました。生活共創学科には生活イノベーション、食科学、住環境デザインの3コースがあり、学部にはこども教育学科も置かれています。[1] [2]​‌‌​‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌​‌​‌​‌​​​‌‌‌​​‌‌​‌‌‌​‌​​‌​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌​​​‌​‌

現在の学科・コース
学科構成
生活共創学科生活イノベーションコース・食科学コース・住環境デザインコース
こども教育学科子どもの教育・保育に関する学び
[2] [3]

2026年9月時点では、2025年に入学した新学部の学生が4年間の課程を終える時期はまだ来ていません。新しい学部の紹介ページに企業名や就職率があっても、卒業年度と改組前の学科名を確認する必要があります。[1]

大学の就職実績ページでは、新しい学部・学科の見出しの下に旧生活デザイン学科、旧食物学科、旧児童学科の2025年3月卒の実績が掲載されています。見出しだけで、新学部の卒業生の結果だと判断しないようにしてください。[4]

旧学科の実績は、関連分野を調べる参考にする

改組前の学科の令和6年度就職Data
旧学科就職者/就職希望者掲載就職率
生活デザイン学科42人/44人95.5%
食物学科54人/54人100%
児童学科31人/31人100%
[5] [6] [7]

この表は旧学科の実績であり、生活共創学部の実績ではありません。就職率の分母は就職希望者です。100%という数字も、今後の在学生全員の内定や、希望職種での採用を保証するものではありません。

同年度の旧生活デザイン学科の資料には建設業など、旧食物学科には宿泊業・飲食サービス業など、旧児童学科には医療・福祉や教育・学習支援業などが掲載されています。関連分野にどんな仕事があるかを知る入口にできますが、新しいコースの進路割合へ移し替えることはできません。[5] [6] [7]

旧学科の具体的な就職先を参考にする場合も、今年の求人があるか、対象となる専門や資格は何かを改めて調べます。大学側には「新しいカリキュラムで、自分の希望する仕事に向けて何を準備できるか」と質問すると、過去の数字だけに頼らず確認できます。

生活共創学科では、コースの学びから仕事の問いを作る

生活イノベーションコースでは生活や地域、社会、ビジネスなどを学び、住環境デザインコースでは建築や住環境の知識・実践を扱います。食科学コースでは食・栄養の知識や技術を学びます。コースを横断する学びも案内されています。[2]

コースの学びから進路を考える問い(編集部の提案)
コース振り返りたい問い
生活イノベーション生活や地域のどんな課題を、誰と解決したいか
住環境デザイン誰が使う空間を、どんな条件から考えたいか
食科学食のどんな場面を支え、知識をどう使いたいか

公式の授業紹介には、地域の施設や商店等と連携して提案を考える地域イノベーション演習、設計と表現を学ぶ建築デザイン演習、調理の現象を実験で確かめる調理科学実験があります。自分が履修した授業やこれから取り組みたい課題を、仕事を調べるきっかけにしましょう。[2]

学科が紹介する「目指せる職種や業界」は教育上の進路の見通しです。全員がその業界へ就職できる、あるいはその職種に必要な条件をすべて満たすという意味ではありません。関心のある募集の仕事内容と要件を照らし合わせてください。

こども教育学科は、関わりたい年齢や場を考える

こども教育学科は、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、特別支援学校教諭の資格・免許のうち、最大3つの取得を目指せると説明しています。すべてを自動的に取得できるわけではなく、選択と履修計画の確認が必要です。[3]

授業紹介では、親子参加型の子育て支援活動を扱う「ぽかぽかひろば」や、自然体験活動を企画・運営する「森のようちえん」などを案内しています。子どもと関わった経験は、楽しかったという感想だけでなく、観察したこと、配慮したこと、相談したことに分けて振り返れます。[3]

教育・保育の進路を比較する観点(編集部の提案)
観点確かめること
対象関心のある年齢、子どもや家庭の状況
働く場学校、保育施設、子育て支援等での業務の違い
必要条件資格・免許、採用区分、提出物や試験
学ぶ環境新人への指導、振り返り、相談の仕組み

資格を複数目指す場合は、実習と採用試験の日程がどう重なるかを早めに相談します。応募先の施設名だけでなく、どんな支援や教育に関わりたいかを言葉にすると、見学で確かめたいことも具体的になります。

コースや入学年度による資格条件を確認する

生活共創学科の資格一覧には、食科学コースに限り指定科目を修めて取得するものや、卒業後の実務経験を伴うものが注記されています。建築関係でも、受験資格と免許の登録条件が分けて説明されています。名称だけを見て条件を省かないようにしましょう。[2]

人間栄養学部での管理栄養士養成と、生活共創学科の食科学コースの案内は、同じものとして扱えません。自分の所属・入学年度で、卒業までに得られるもの、試験が必要なもの、卒業後に経験が必要なものを一枚に整理してください。

求人を読む際は、応募時点で資格が必要か、取得見込みを認めるか、入職までに必要な条件は何かを確認します。制度の説明は大学の資格担当へ、採用条件は募集元へ、というように質問先を分けると確認が進みます。

新しい学部名を説明するより、自分の行動を伝える

選考では「共創」という言葉を繰り返すだけでなく、何を誰と考え、自分がどの役割を担ったかを説明しましょう。授業や地域活動で得た経験は、実際に確認できた結果と、まだ改善が必要な点を含めて整理できます。

編集部の架空の例です。「地域向けの企画を考える授業で、私は班の案を対象者と実施条件で整理しました。意見が分かれた点を質問にして確認し、実行が難しい部分を見直しました。この経験から、自分の案を押し通すより、条件を共有して検討する大切さを学びました。」

これは東京家政学院大学の学生の体験談ではありません。自分の経験に置き換え、地域全体を変えたなどの過大な成果を付け足さないようにします。子どもや参加者の個人情報、団体の未公開情報も外部の応募資料へ入れません。

キャリア支援センターは、業界研究や自己PRの支援、就職対策テスト、個別相談を案内しています。両キャンパスで相談できる体制があるため、学科での履修相談と組み合わせて利用しましょう。[8]

  • 自分の学科・コースと入学年度を確認する。
  • 旧学科の実績と、新学部の学びを別々に整理する。
  • 資格条件と実習の予定を担当窓口で確認する。
  • 授業や活動で自分が工夫した場面を記録する。
  • 希望業務と応募要件の比較表を持って個別相談へ進む。

新学部の卒業実績がまだない時期でも、準備できることはあります。関心のある対象、身につけたい専門、実際の求人条件を一つずつ確認し、自分の学びを説明する材料を蓄えていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東京家政学院大学 生活共創学部新設確認日:2026-09-11 / 2025/4町田新設、2026/9まだ4年卒時期前
  2. 東京家政学院大学 生活共創学科確認日:2026-09-11 / 3コース、授業例、資格注記。将来職種と旧卒実績別
  3. 東京家政学院大学 こども教育学科確認日:2026-09-11 / 保育幼小特支うち最大3目標、ぽかぽかひろば/森のようちえん授業
  4. 東京家政学院大学 就職実績確認日:2026-09-11 / 新学部見出し下の2025/3は旧3学科という注記
  5. 東京家政学院大学 令和6年度卒 生活デザイン学科確認日:2026-09-11 / 1頁画像、旧42/44率95.5、建設業等
  6. 東京家政学院大学 令和6年度卒 食物学科確認日:2026-09-11 / 1頁画像、旧54/54率100、飲食等
  7. 東京家政学院大学 令和6年度卒 児童学科確認日:2026-09-11 / 1頁画像、旧31/31率100、医福教育等
  8. 東京家政学院大学 キャリア支援センター確認日:2026-09-11 / 業界自己PRテスト両キャンパス個別相談、日程は最新確認

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