国際関係学科と国際メディア学科の就職データ

2025年9月・2026年3月卒業/2026年5月1日現在
学科卒業生進学者就職希望者就職者就職率
国際関係学科228人14人197人194人98.5%
国際メディア学科38人1人37人37人100.0%
[1]

就職率は就職者を就職希望者で割った値です。国際メディア学科の100.0%は、卒業生38人全員が就職したことを意味しません。進学者は大学・専門学校等も含むという注記があり、大学院進学者だけの人数ではありません。[1]

この数字から、学科による選考の有利・不利や、希望する職種への内定率までは判断できません。在学生は自分の学科の状況を背景情報として知り、現在の募集条件と自分の準備を照らし合わせることへ進みましょう。

観光・宿泊だけでなく、メーカーや情報関連の企業も

進路状況ページの2021〜2025年度の国際関係学部の例には、エイチ・アイ・エス、JTB、帝国ホテル、東武トップツアーズ、藤田観光、星野リゾートのほか、大成建設、東京電力ホールディングス、JR西日本、日本たばこ産業、ファンケル、ベネッセコーポレーション、マイナビなどが掲載されています。[2]

業種構成ではサービス25.1%、小売13.2%、マスコミ・情報通信9.4%などが示されています。これは複数年度の学部単位の構成で、単年度の就職率や国際メディア学科だけの割合ではありません。「その他19.4%」の内容も画像だけでは特定できません。[2]

企業名から採用職種は判断できないため、観光会社なら旅行企画、情報関連なら制作・編集の採用だと決めつけないでください。新卒募集の職種、採用法人、配属条件を確認し、同じ仕事の別会社も比較すると候補を増やせます。

二つの学科で、就活の材料になる経験は違う

公式紹介では、国際関係学科は国際問題、地域研究、国際協力、ツーリズムなどを扱い、国内外のフィールドスタディを紹介しています。国際メディア学科はメディア、ツーリズム、コミュニケーションを柱に、映像制作などの実習で学ぶと説明しています。[3]

国際関係の学びは、同じ出来事を異なる立場から調べた経験を取り出せます。資料の出所、時点、立場の違いを確認したこと、現地での観察で考えが変わったことを整理しましょう。大きな社会問題を自分だけで解決したように話す必要はありません。

国際メディアの学びは、誰に何を伝えるためにつくったか、情報をどう確かめたか、どこを担当したかを説明できます。映像の見た目や使用ソフトだけでなく、対象者に合わせて伝える順序を考えたことまで整理すると、制作職以外にも伝わる経験になります。

産学連携や実務研修と、採用実績を分ける

学部ではJTB総合研究所との産学連携による観光立国プログラムや、観光実務研修、観光先進地研修が紹介されています。これらは学びや就業体験の機会であり、参加すれば連携先へ内定できるという意味ではありません。[3]

企業の研修先一覧を就職先の一覧として扱うことも避けてください。学部紹介には過去の研修実績が含まれるため、参加を希望する場合は、その年度の実施先、条件、募集時期を学内で確認します。自分が参加していない活動を自己PRに含める必要はありません。

観光を仕事にしたい人は、旅を楽しむ側と運営する側を分けて考えましょう。訪れる人の不便、地域が守りたいもの、施設や移動の条件など、調べた課題を一つ選ぶと、仕事への志望理由が具体化します。地域の課題を想像だけで決めつけず、確認できた資料や経験を根拠にします。

調査・制作経験を、具体的な自己PRにする

取り組んだ内容を、目的、課題、情報収集、自分の行動、確認できた結果の順に書きます。「異文化理解力があります」「発信力があります」と能力名だけを先に出すより、何をしたかを説明して相手が理解できる形にしましょう。

仮想例として、地域紹介の動画なら、「魅力を発信した」だけで終えず、「初めて訪れる人が場所を把握しにくいと考え、経路と現地の様子が分かる構成に変更した」と具体化できます。本人が行っていない取材や編集を借りるための例ではありません。再生数を確認していないなら、成果の数字も作らないでください。

制作物を見せるときは、公開の許可、人物や素材の扱いを確認し、自分の担当を明記します。グループ全体の成果を自分一人の実績にしないことが大切です。うまくいかなかった点も、次に何を確かめたいかまで説明できれば、学びの過程を示せます。

国際的な仕事を、働く場面で具体化する

「海外と関わりたい」は、海外勤務、国内で外国人の顧客に接する仕事、国際的な商品を扱う仕事などに分かれます。語学を使う場面と勤務地の希望を先に整理すると、国際という言葉だけで候補が広がりすぎるのを防げます。

応募条件に語学がある場合は、試験の種類や水準、提出方法を各募集で確認してください。学部の所属だけで語学力が証明されるわけではありません。一方、語学以外の経験も準備しておくと、調査、提案、顧客対応などの仕事を比較する際に役立ちます。

大学名への不安で応募を止める前に、企業が公開する応募条件を確認しましょう。過去の実績は可能性を探る情報ですが、自分の内定を保証するものではありません。仕事内容と勤務条件を並べ、複数の募集を検討することが必要です。

担当者と相談し、次の応募まで決める

大学は3年次4月から学生ごとに担当者をつけ、企業研究、応募書類、面接対策などを個別に支援すると案内しています。池袋と川越第1キャンパスで同じサービスを受けられ、求人紹介の就職支援デスクも設けています。[4]

  • 候補の募集要項を持参し、希望職種と応募条件を確認する。
  • 調査や制作の経験を一つ下書きし、自分の行動が伝わるか確かめる。
  • 締切の近い選考に必要な準備から進め、応募日を決める。

逆転就活塾の無料相談でも、学歴への不安や企業選びを整理できます。国際関係学部での学びを広いまま並べるのではなく、あなたが実際に考えて動いた場面から、希望する仕事へつなげていきましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東京国際大学|2025年度 就職者・進学者数確認日:2026-09-09 / 2学科の人数、率の分母、進学者注記
  2. 東京国際大学|進路状況確認日:2026-09-09 / 2021〜2025年度国際関係学部の企業名と業種構成
  3. 東京国際大学|国際関係学部確認日:2026-09-09 / 2学科の学びと研修・連携の実績
  4. 東京国際大学|キャリア・就職支援体制確認日:2026-09-09 / 個別担当者と就職支援