1学科8コースと医光/医工融合プログラム

理工学部は理工学科の8コースと医光/医工融合プログラム、夜間主コースを設けています。数理・自然科学から社会基盤、機械、化学、電気電子、情報、光まで、学ぶ対象は広範です。医光/医工融合では、医学と光学・工学にAIやビッグデータの知見を合わせ、新しい価値を生む人材を目指します。[4]​‌‌​‌​​​​​‌‌‌‌​​​‌‌​​‌‌​​‌​‌‌‌‌‌​​​​​‌​‌​​​​‌‌​​​‌‌‌​​‌‌‌‌​​​​‌‌

大学は学部の基盤教育と大学院の研究教育をつなぐ6年一貫カリキュラムを掲げています。これは学部そのものが6年制という意味ではありません。また2年次のコース変更は志望と成績による制度で、希望すれば必ず変更できるという説明ではありません。[4]

応募先を考えるときは、大学や学部の名前より「どんな対象を、どの方法で扱ったか」を整理します。数理の分析、構造物の設計、実験条件の管理、プログラムの検証では、伝える材料が違います。

昼間8コースの実績は、進学者も並べる

2025年度・2026年5月1日現在。昼間の各コース
コース卒業者希望者就職者進学者その他
社会基盤デザイン834343400
機械科学1103737712
応用化学システム752222530
電気電子システム952323720
知能情報731919522
光システム521414362
数理科学321616160
自然科学311212190
[1]

各コースの就職率100%は就職者を希望者で割った値です。たとえば電気電子システムは卒業者95人のうち72人が進学し、就職希望者23人が就職しています。100%を「卒業者全員が企業へ就職した」と読むことはできません。[1]

夜間主は別集計です。社会基盤デザインは卒業6人・就職3人・進学2人、機械科学は5人・3人・2人、応用化学システムは2人・0人・2人、電気電子システムは6人・2人・4人、知能情報は10人・6人・4人です。夜間主の応用化学システムは就職希望者0人で、就職率は「—」です。これを100%や就職不振と読み替えないでください。[1]

医光/医工融合プログラムの独立した行はこの表にありません。他コースの数字をプログラムの実績として割り当てることはできません。[1]

就職先の名称と配属職種を分ける

令和8年3月卒業者の学部欄から抜粋
コース掲載先の例
社会基盤デザイン清水建設、住友林業、本田技研工業、国土交通省
機械科学アクセンチュア、川崎重工業、ダイハツ工業、日亜化学工業
応用化学システム大塚製薬工場、日亜化学工業、財務省
電気電子システム関西電力、小糸製作所、神戸製鋼所
知能情報スズキ、ソフトバンク、会計検査院
光システムインターネットイニシアティブ、ダイキン工業、愛媛県
数理科学裁判所、公立学校教員
自然科学中央コンピューター、りそな銀行、徳島県
[2]

これは学部卒の単年度の掲載例で、大学院修了者の一覧とは別です。企業別の人数や配属は分からず、一覧を昼間・夜間主へ個別に割り振ることもできません。大塚製薬工場と大塚製薬のような法人名の違いにも注意してください。[2]

大手企業を候補に入れる場合は、技術系採用の分野、必要学位、配属の決め方、推薦利用の条件を今年の案内で確認しましょう。先輩の掲載実績は調べる入口であり、自分の内定や希望配属の保証ではありません。

大学院へ進むかは、希望する仕事から逆算する

進学者が多いコースでも、全員に大学院が必要とは限りません。希望する研究・開発領域の募集がどの学位を対象としているか、研究室で何を深められるか、費用や修了時期を含めて比べます。

就職と進学の比較メモ
確認項目書く内容
仕事募集職種、担当する技術、対象学位
研究テーマ、使う手法、指導体制、現在の疑問
時間と費用選考と院試の日程、学費、生活費
判断材料説明会や研究室訪問で確認できた事実

「研究が苦手だから就職」「周りが進むから進学」と早く固定せず、どの環境なら自分の関心を深められるかを確かめます。複数の選択肢を残す場合は、選考・院試・卒業研究の予定を一枚にまとめておきましょう。

専門知識は、判断の過程まで伝える

社会基盤では計画から維持管理、機械ではものづくりの基盤、応用化学では基礎化学と工学的応用、光では複数分野を横断する技術を学びます。学んだ範囲を全部並べるより、自分が扱った課題と検証方法を一つ選ぶと説明しやすくなります。[4]

編集部の架空の例:「計算結果と実測に差が出たため、入力条件と測定手順を切り分けて確認しました。条件をそろえて比較し、再現できた範囲と残る誤差を報告しました」。成果の大きさだけでなく、根拠を確かめる手順が伝わります。

共同制作なら担当した設計・実装・検証を明確にし、他のメンバーの成果を自分一人のものにしないようにします。専門外の面接官向けには、目的を日常語で一文にする練習も有効です。

相談には募集要項と研究概要を持参する

大学の就職相談は全学年が利用でき、常三島での相談や面接練習を予約できます。常三島にはオンライン面接などに利用するテレキューブも案内されています。空きと利用方法は予約システムで確認してください。[3]

今週は、希望職種を三つ選び、学位条件と技術分野を確認します。そのうえで研究・授業・制作から一つの経験を整理し、相談で「専門外の人にも伝わるか」を確かめましょう。学部の名前だけに不安を集めるより、選考に持ち込める材料が増えます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 2025年度学部卒業者の進路状況確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。2026年5月1日現在。卒業者・就職希望者・就職者・進学者・その他。就職率は就職者/希望者。医学科・歯学科も原表の就職者欄を採用。大学院は不使用。
  2. 令和8年3月卒業・修了者の主な就職先確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。2025年度の学部別・コース別就職先。医学科・歯学科除く。企業別人数・配属不明。大学院の一覧を学部に流用しない。
  3. 就職相談・面接練習確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。全学年の進路相談、常三島・蔵本、専用予約システム。総科専用支援室あり。テレキューブは常三島、蔵本は共用相談室の空き利用。
  4. 学部の概要確認日:2026-09-11 / HTML全文確認。現行構成と教育。古いページ内実績リンクは使わず2025年度全学進路表を採用。

次の選考準備に役立つ記事