2025年度の学科別実績と分母を確認する

大学の教育情報として公表された2025年度卒業生進路状況は、2026年5月1日現在の集計です。工学部は卒業者291人、就職希望者218人、就職者217人、大学院への進学希望者・進学者がともに67人です。9月卒業者2人も含まれています。[1]​​​‌‌​‌​​​‌‌​‌‌​​​​​​‌‌​​‌​‌‌​‌‌‌​‌​​‌​​​​​​​​​​​‌‌‌​‌​​‌‌‌​‌​​​

2025年度工学部の学科別進路
学科卒業者就職希望者就職者就職率大学院進学者
情報応用工学150人118人117人99.2%27人
機械電気工学141人100人100人100%40人
[1]

就職率は就職希望者を分母とし、進学率100%は進学希望者67人が分母です。卒業者全員が就職・進学のどちらかを選んだという意味ではなく、表にはそれ以外の進路も別に掲載されています。就職者には個人事業主などを含むという注記もあります。[1]

大学案内のキャリアサポート資料には2024年度の就職率99.1%も掲載されていますが、本稿は2025年度の99.5%を使用しています。異なる年度の率を並べるときは、人数と集計時点もそろえて確認しましょう。[1] [2]

就職先は2学科に分けて読む

2025年度の進路状況一覧では、情報応用工学科にアクセンチュア、アマゾンジャパン、NTTデータアイ、NTTデータ信越、セイコーエプソン、電通デジタル、三菱電機ソフトウエアなどが掲載されています。アマゾンジャパンを別のAmazon系企業へ読み替えるなど、法人の取り違えに注意します。[1]

機械電気工学科には、荏原製作所、スズキ、SUBARU、セイコーエプソン、竹内製作所、東京エレクトロン、トヨタ自動車東日本、ミネベアミツミなどが掲載されています。企業・団体名は学生の進路決定時のものと注記されています。[1]

個社の採用人数や職種は分からないため、会社名から設計職、研究職、開発職などを推測できません。大手企業を希望する場合も、学科の実績は調べる入口として使い、現在の募集職種や配属、選考内容を確認します。

同じ資料の進路別円グラフには大学院進学やその他の進路も入っています。情報応用の情報通信業47%、機械電気の製造業56%という表示を、就職者だけを分母にした業種構成として使うことはできません。就職と進学の表を合わせて読むことが必要です。[1]

情報応用工学科は、目的と設計判断を説明する

現在の情報応用工学科の案内は、情報システムコースと知能情報通信コースを掲載しています。情報システムは、ソフトウェア開発やシステム構築を中心に、情報の表現、インターネット、ビッグデータなどを学ぶ構成です。[3]

知能情報通信は、映像・音響、通信ネットワーク、知能ロボティクス、センシング制御などを扱い、ソフトウェアとハードウェアの両面から問題に取り組む学びです。現在の案内と、2025年度卒業者が履修した内容を無条件に同じとはせず、自分の入学年度のカリキュラムを確認します。[3] [4]

研究や開発を話すときは、使用言語やAIという言葉だけで終わらせず、誰のどの問題を扱ったか、なぜその構成を選んだか、何と比較して評価したかを説明します。画面、通信、制御など複数の部分がある場合は、自分が担当した範囲を示しましょう。

機械電気工学科は、実験条件と改善の根拠を示す

現在の機械電気工学科は、機械理工学コースと電気理工学コースを案内しています。機械は力学や設計・製図、電気は回路や電磁気学などを軸にしながら、互いの分野も学ぶ構成です。宇宙・航空、環境・エネルギー、ロボット・モビリティ、材料・デバイスなどの研究分野が紹介されています。[5]

企業への説明では、扱った装置の名前だけでなく、設計や実験で何を確かめたかったか、条件をどうそろえたか、計算と測定の違いをどう検討したかを整理します。研究紹介に載る分野すべてを経験したと話さず、自分の履修と作業に沿って説明します。

技術の経験を選考向けに整理する項目(編集部の提案)
経験示す内容用意する材料
ソフトウェア開発要求、構成、自分の実装、動作確認公開できる画面・構成図・評価結果
通信・制御入力と出力、環境条件、誤差や制約実験条件、比較表、変更理由
機械の設計・製作設計の狙い、寸法や材料を選んだ理由図面や試作の説明、検討した別案
電気・材料の実験測定目的、条件、結果と考察の違い測定方法、記録、追加で確かめる点

実験での試行錯誤を伝える文章例

編集部の架空の例です。「実験で測定値のばらつきが大きかったため、私は測定条件を整理する役割を担当しました。装置の設定だけでなく、測定の順序と記録方法もそろえて比較しました。変更後に改善した点と、原因をまだ特定できていない点を分けて報告しました。」

これは公立諏訪東京理科大学の学生の体験談ではありません。自分の実験や開発に置き換え、数値や成果を作らずに説明します。共同研究の成果を一人の実績にせず、公開できるデータや図面の範囲を確認してください。

研究テーマが応募先の事業に直接一致しなくても、課題の切り分け、比較、記録、相談、改善の経験を話せます。うまくいかなかった結果も、次に何を確かめたかと合わせて説明しましょう。

進学を考える場合は、研究と出願条件を確認する

2025年度の学部進路一覧には、情報応用工学科から本学大学院、京都大学大学院、筑波大学大学院など、機械電気工学科から本学大学院、大阪大学大学院、電気通信大学大学院などへの進学が掲載されています。これは進学先の例で、受験者数や研究室ごとの人数は分かりません。[1]

大学院への進学実績ページは2021~2025年度の複数年の一覧なので、2025年度単年の資料とは分けて使います。研究を深めたい場合は、指導分野、研究計画、出願資格、試験日程を具体的にし、指導教員や担当窓口へ相談します。[6]

就職と進学を併せて考える場合も、企業の選考と大学院入試を同じ予定表で管理しましょう。大学院の就職先一覧を学部卒の実績に加えて、進学の効果を保証するような読み方は避けます。

研究の説明と応募書類を、学内で確認してもらう

就職支援プログラムでは、各学科の就職幹事教員やキャリア支援係が、履歴書・エントリーシートの添削、模擬面接、進路相談に応じると案内されています。予約方法はS-CLASSで確認する仕組みです。[7]

大学宛ての求人やインターンシップ情報はキャリタスUCで確認できます。学内合同企業研究セミナーや低学年からのキャリア開発も案内されています。参加企業数は年度や資料で異なるため、実際の開催案内で候補を確かめましょう。[7]

  • 自分の学科・入学年度の学びと、最新の進路実績を確認する。
  • 応募職種の仕事内容、必要な知識、提出物を読む。
  • 研究一つを、目的・担当・条件・評価・改善で整理する。
  • 教員やキャリア支援係へ相談し、技術の説明と応募書類を直す。

工学部での学びを進路へ結ぶときは、企業名の印象だけでなく、自分が取り組んだ技術と仕事の条件を具体的に比較します。結果の数字と同じくらい、考え方や検証の過程を伝える準備が大切です。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 公立諏訪東京理科大学 2025年度卒業生進路状況確認日:2026-09-10 / 2頁全文抽出+描画。2026/5/1学291卒218希望217就99.5進67。情報150/118/11727進、機電141/100/10040進。9月2含。p2企業・円グラフに進学含
  2. 公立諏訪東京理科大学 キャリアサポート2026確認日:2026-09-10 / 1頁画像確認、2024就99.1は最新値に使わず。学内291社や約300と現HTML180–200差あり数不採用
  3. 公立諏訪東京理科大学 情報応用工学科確認日:2026-09-10 / 現2コース、software/知能通信、入学年度別に読む
  4. 公立諏訪東京理科大学 教育情報の公表確認日:2026-09-10 / 年度別履修モデル2026/2025/2023–24等、現行と卒業コホート別
  5. 公立諏訪東京理科大学 機械電気工学科確認日:2026-09-10 / 現機械理工/電気理工、相互学習4研究分野、学科の目指す進路≠就職職種
  6. 公立諏訪東京理科大学 大学院進学実績確認日:2026-09-10 / 2021–2025複数年、単年と別
  7. 公立諏訪東京理科大学 就職支援プログラム確認日:2026-09-10 / 教員職員相談ES模擬面接、S-CLASS予約・UC求人、セミナー

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