「WebテストだからSPI」と決めず、案内を確認する

SPIの提供元は、大学生向けの検査に言語・非言語の基礎能力を確かめる内容があり、非言語を数的情報を読み解く力として説明しています。検査名や実施方式を確かめず、すべてのWebテストをSPIと扱わないようにしましょう。[1]

テストセンターの公式案内では、企業から依頼を受け、指定期間内で日程・会場を予約し、性格検査と能力検査を受ける流れが示されています。勉強だけ進めて予約や受検期限を見落とさないよう、先に案内を保存してください。[2]

用具、端末、本人確認、電卓の扱いなどは受検案内に従います。形式によって異なる条件を、問題集や他社の受検経験だけで決めつけないことが大切です。本記事は基礎の復習方法を扱い、実際の検査問題や出題順を再現するものではありません。

正解・不正解のほかに、止まった理由を記録する

復習する場所を選ぶ表(編集部作成)
つまずき確認すること練習の始め方
計算できない小数・分数・割合の変換を忘れていないか数字だけの短い計算へ戻る
式が作れない何を求めるか、何を基準にするかが分かるか文章を数量と関係に分ける
条件が混ざる誰の数量か、単位は何かが分かるか簡単な表や図へ書き出す
時間が足りない理解に時間がかかるか、計算が遅いか理解できた問題から所要時間を記録する

正解した問題も、偶然選んだものと説明できるものは分けます。逆に間違えた問題でも、式までは作れていたなら、最初からすべてをやり直す必要はありません。直す作業を小さくすると、短い時間にも取り組めます。

割合の例で、基準になる数量を言葉にする

「80人のうち25%が参加する」という場合、基準は80人です。25%を0.25に直し、80×0.25=20人と求められます。答えを覚えるより、「全体の人数に、参加する割合を掛けた」と、何を計算したかを説明してみてください。

逆に「20人が全体の25%」なら、全体を求める式は20÷0.25=80人です。同じ数字でも、求める対象が違えば計算が変わります。文章に出た数字を順番に掛けるのではなく、全体・割合・部分のどれが分からないかを先に書きます。

式を作る前の三つの欄(編集部作成)
最初の例で書く内容
求めたいもの参加する人数
分かっているもの全体80人、参加割合25%
関係参加人数=全体人数×参加割合

単位にも注意します。人数を求めたのに答えを%で書いていないか、時間の単位が分と時間で混ざっていないかを確認してください。分からないときは、難しい応用問題を重ねる前に、同じ関係を小さな数字で確かめる方法があります。

解説を読んだ後、閉じて一から説明する

解説を見ながら式をなぞれたことと、自分で式を作れることは別です。一問の解説を読んだら、答えを隠し、求めたいものと分かっている条件をもう一度書きます。途中で止まったら、どの行から説明できないかに印を付けます。

  • なぜこの式を使うのかを、一文で言う。
  • 式に入れた数字の意味と単位を確認する。
  • 解説を閉じ、途中の計算も自分で書く。
  • 別の日に同じ考え方の問題を解いてみる。

答えだけを覚えて正解できたときは、条件が違う練習問題でも同じ考え方を使えるかを確認します。問題数だけを学習の成果にせず、どこまで自力で説明できたかを記録しましょう。

一週間の例:基礎から始め、最後に時間を確認する

一日30分を使う場合の練習案(編集部作成)
主な作業残すもの
1日目手元の正規の練習教材でつまずきを確認計算・式・条件・時間の分類
2日目小数、分数、割合の基礎を復習説明できる計算例
3日目文章から数量と単位を書き出す式を作る前のメモ
4日目苦手な条件整理を表や図で試す混同した条件の記録
5日目前に間違えた問題を解説なしで再確認まだ止まる箇所
6日目理解できた範囲の問題で時間を測る正誤と所要時間
7日目残った弱点と受検予定を確認次に練習する範囲

この日数と時間は編集部の計画例で、標準の勉強時間や合格に必要な日数ではありません。基礎が戻らなければ、同じ工程に時間を使います。短い時間しか取れない日は、一問の式を説明するところまで区切っても構いません。

非言語だけで予定を埋めず、受ける検査の他の内容や、ES・面接の期限も予定表に置きます。直前の対策で全範囲を終えようとするより、今から改善できる部分と受検準備を分けて進めてください。

足切り点を推測するより、自分の誤りを減らす

応募先の評価基準が示されていなければ、「何割取れば必ず通る」とは言えません。市販教材の正答率から本番の評価や選考結果を直接計算することもできません。手元の正答率は、自分の復習前後を比べるための記録として使います。

受検中はその試験の指示に従い、問題の持ち出し、解答共有、他人への受検依頼などに頼らないでください。練習で使う教材も、実際の問題が流出したものではなく、正規に公開・販売されたものを選びます。

今日の最初の作業は、受検案内の確認と、苦手な一問のつまずき分類です。自力で進まない場合は、大学の学習支援やキャリア相談で、問題のどこから分からないかを示して相談すると、復習する場所を具体的に決めやすくなります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. リクルートマネジメントソリューションズ 適性検査の種類確認日:2026-09-10 / SPI3-Uの非言語の説明と検査方式。復習順と計算例は編集部独自
  2. SPI3 テストセンターとは確認日:2026-09-10 / 受検依頼・予約・性格検査・能力検査の流れ。端末条件は利用時の案内を優先

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