2026年3月卒の就職内定率は96.6%

2026年3月卒業者・2026年3月31日現在
項目人数・率
卒業者190人
就職希望者177人
就職決定者171人
就職内定率96.6%
進学者3人
[1]

大学は就職内定率を、就職決定者を就職希望者で割った値と定義しています。希望者は卒業者から進学者や就職を希望しない者を除くため、卒業者190人の96.6%が就職したという意味ではありません。資料には社会人学生を含むという注記もあります。[1]‌‌‌​‌‌‌‌‌​​‌‌​‌​​​​‌​​‌‌‌​​​‌​​​​‌‌​‌​‌​​‌​​​‌‌​​‌‌​​​‌​​‌‌‌‌​‌​

これは国際関係学部全体の数字で、2学科や8プログラムそれぞれの就職率ではありません。特定のプログラムに所属すると同じ率で内定する、海外関連職に就ける、といったことはこの表から分かりません。

また、就職決定者は集計時点の結果です。就職率の高さだけで、自分が希望する働き方や仕事に合うかは判断できないため、企業・団体の募集要項も確認しましょう。

企業・団体一覧は3年度分の実績として読む

2023〜2025年度卒業者・主な就職先から抜粋
公式の区分就職先例
製造スズキ、浜松ホトニクス、ヤマハ発動機
運輸・郵便・エネルギー鈴与、全日本空輸、静岡鉄道、三井倉庫ホールディングス
サービスJTB、オリエンタルランド、星野リゾート
金融・保険静岡銀行、清水銀行、大和証券
情報通信・広告NECソリューションイノベータ、NTTコムウェア、静岡第一テレビ
公務員静岡県、静岡市、名古屋出入国在留管理局
[2]

この一覧は3年度分の就職先例です。企業ごとの人数や採用年度、配属職種は示されていません。全日本空輸への就職を全員が客室乗務職、海外に関係する企業への就職を全員が海外勤務と読むことはできません。

静岡県内に関わる企業と、全国的な事業を持つ企業の両方が掲載されています。ただし、本社所在地と勤務先は別です。勤務地や転勤の扱い、採用職種、語学要件などを募集要項で確認しましょう。大手企業の実績が、そのまま採用可能性の保証になるわけではありません。

編集部提案として、企業研究では「顧客や取引先は誰か」「仕事で何を調べ、説明し、調整するのか」を書き出します。海外への関心だけでなく、国内で異なる背景の人々を支える仕事や、地域の企業活動との接点も探せます。

2学科8プログラムの学びを整理する

学科・プログラムと主な学び
学科プログラム公式に紹介される内容
国際関係学科国際公共政策法・政治・経済から国際社会と政策を考える
国際関係学科国際開発経済学や人類学から開発と地域の実情を学ぶ
国際関係学科共生社会人の多様性や生き方、共生の課題を考える
国際言語文化学科グローバル・コミュニケーション英語・日本語の仕組みや働き、習得を学ぶ
国際言語文化学科比較文化社会・地域の比較から文化を理解する
国際言語文化学科日本研究日本の文学・思想・文化を総合的に学ぶ
国際言語文化学科アジア研究地域言語と多様な分野からアジアを考える
国際言語文化学科ヨーロッパ研究言語と社会・歴史・文学・思想などを学ぶ
[3] [4]

大学は2019年度から、基礎力と8プログラムを組み合わせるカリキュラムを導入したと説明しています。国際的な視野と地域での実践の双方を重視しており、国際関係学部の学びを外国語の習得だけに限定する必要はありません。[4]

編集部提案として、自分のプログラム名に続けて、実際に調べた問いと方法を説明します。例えば制度を比較した、文献の解釈を検討した、地域の状況を複数の資料から捉えたなど、履修した授業やゼミでの行動を選びましょう。プログラム名から、未経験の活動を付け足さないことが大切です。

地域研究は、国ごとの印象を越えて説明する

学部は、地域研究を支える語学と、人文・社会科学の多様な分野を組み合わせる学びを紹介しています。3・4年次には少人数のゼミナールで専門分野に取り組むと案内しています。[5]

編集部提案:研究や演習の経験を整理する表
項目用意する説明
問いどの地域や社会の何を知りたいと思ったか
資料どの時期・立場の文献や情報を使ったか
比較異なる地域や見方をどう照らし合わせたか
判断当初の理解が、調査でどう変わったか
限界資料だけでは確かめられないことは何か

編集部の架空の例:ある地域の教育について調べる学生が、制度の説明だけでは利用者の状況が分からないと気付き、別の資料を読み、最初の説明を修正した。これは実在の学生の研究や採用事例ではありません。

「異文化理解があります」とだけ伝えるより、何を思い込み、どんな情報から考えを変えたかを説明できます。国籍だけで人の価値観を決めつけず、地域内の違いや資料の立場にも目を向けた経験を振り返りましょう。

語学・留学経験は、目的と行動を伝える

カリキュラムでは、英語の必修科目に加え、英語プレゼンテーションや自律学習施設SALLなどが紹介されています。地域言語にはフランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語、フィリピン語などがあり、言語と地域研究を結び付けて学べます。[4]

交換留学などの対外交流も案内されていますが、全員に同じ留学経験があるわけではありません。実施状況や出願条件は、希望する年度の募集を確認しましょう。掲載された協定先を、そのまま現在必ず渡航できる先とみなさないことも必要です。[5]

編集部提案として、語学を使った経験では、相手に何を伝える必要があったか、理解がずれた際にどう確認したか、表現をどう直したかを整理します。留学していない人も、授業の発表や資料読解、地域での交流など、実際の経験から説明を作れます。

教員を検討する場合、公式は所定単位による高校の英語・国語の教職課程を案内しています。国際関係学科の学生は他学科受講となり、時間割を組める範囲に限るという注記があります。学科に在籍するだけで免許や採用が自動的に得られるわけではありません。[6]

職種を調べ、経験メモを持って相談する

キャリア支援センターは、求人情報や卒業生の就職活動記録の提供、ガイダンス、個別相談を案内しています。相談は対面・オンラインに対応し、面接練習や提出前の履歴書・エントリーシートの確認も受け付けています。[7] [8]

相談予約はキャリタスUCから行い、操作方法は学内掲示で確認する案内です。面接練習を希望する場合は、提出した履歴書やエントリーシートの控えを持参するよう説明されています。[8]

編集部提案:相談前に用意する3点
材料確かめること
研究・交流の経験メモ担当と工夫が具体的に伝わるか
応募したい職種の募集要項語学や地域研究と仕事内容の接点
今後の予定表研究、応募、留学や受験の準備の重なり

「国際的に働きたい」という希望を持ちながら、どの仕事かがまだ分からなくても相談できます。関心のある地域や社会の課題を一つ挙げ、企業や公的機関でどんな役割があるか調べると、次に確認したいことが具体的になります。

大学の実績は候補を知るために使い、選考では自分自身の行動を説明しましょう。2学科8プログラムの学びを、実際に調べ、考え、伝えた経験から言葉にしていくことが準備につながります。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 静岡県立大学 進路状況・就職内定率確認日:2026-09-11 / 全文。2026年3月卒3/31現在。国関190希望177決定17196.6進3。社会人含む
  2. 静岡県立大学 国際関係学部の主な就職先確認日:2026-09-11 / 全文。2023〜2025年度3年分、人数・年度・職種内訳なし
  3. 静岡県立大学 国際関係学部 学科紹介確認日:2026-09-11 / 全文。2学科3+5プログラム
  4. 静岡県立大学 国際関係学部 カリキュラム確認日:2026-09-11 / 全文。2019刷新、4基礎8専門、各プログラム、英語地域言語
  5. 静岡県立大学 国際関係学部 学びの特色確認日:2026-09-11 / 全文。地域研究と3/4ゼミ、留学先現在の募集は別
  6. 静岡県立大学 国際関係学部 取得できる資格・主な就職先確認日:2026-09-11 / 全文。教職国関他学科受講時間割制約。日本語養成証明を登録日本語教員資格にしない
  7. 静岡県立大学 キャリア支援センターについて確認日:2026-09-11 / 全文。求人・活動記録・ガイダンス・個別相談
  8. 静岡県立大学 キャリア・就職相談確認日:2026-09-11 / 全文。対面オンライン、キャリタスUC、面接控え

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