就職内定率100.0%と、進学者38人を確認する

2026年3月卒業者・2026年3月31日現在
項目人数・率
卒業者79人
就職希望者41人
就職決定者41人
就職内定率100.0%
進学者38人
[1]

就職内定率は、就職決定者を就職希望者で割った値です。卒業者79人全員が就職したという意味ではなく、進学者38人も含めて進路を捉える必要があります。資料には社会人学生を含むという注記もあります。[1]‌​‌‌​​‌​​​‌‌‌​​​‌‌‌‌​‌‌​​​​​‌‌​‌‌‌​‌‌‌​‌​​‌​‌‌​​‌​​​‌‌‌​‌​‌‌‌‌‌‌

この集計は食品栄養科学部全体のもので、3学科別の人数ではありません。100.0%を管理栄養士国家試験合格率や、食品メーカーの研究職への内定率と読むこともできません。就職・進学・資格は別の結果として確認しましょう。

進学者の多さは、研究をさらに深める選択があることを知る材料です。ただし、学科ごとの進学人数や各進学先はこの表には示されていません。自分の研究関心や希望する職種から、必要な学修を考えることが大切です。

食品・栄養・環境の3学科を分けて理解する

3学科の主な学び
学科公式に紹介される学修内容経験を整理する入口
食品生命科学科食品成分や衛生、加工、発酵、機能などを化学・生命科学から学ぶ食品を対象に、何を測定・分析・検証したか
栄養生命科学科栄養科学の基礎・専門と、栄養業務に関わる実習を学ぶ人や集団の状況を踏まえて何を学び、どう伝えたか
環境生命科学科食と人の健康に関わる環境科学、分析やリスク・安全性評価を学ぶ環境のどんな問題を、調査や測定で捉えたか
[2]

食品生命科学科は、化学・物理・生物などの基礎に加えて、食品の専門科目を実験や実習とともに学びます。栄養生命科学科は管理栄養士養成施設としての学修と臨地実習を扱い、環境生命科学科は食品・栄養の知識も組み合わせて環境を考えます。[2]

3学科は共通講義や研究室間の共同研究などで連携すると紹介されています。専門が違っても接点はありますが、他学科の資格や活動を自分のものとして説明することはできません。実際の履修と研究の担当範囲から言葉にしましょう。[3]

免許・受験資格・関連科目を区別する

大学公式の資格案内を読むポイント
学科案内されている内容混同しないこと
食品生命科学科食品衛生監視員・食品衛生管理者の申請資格、所定単位による高校理科の教職課程など申請資格や教職の履修は、職への採用と別
栄養生命科学科所定課程修了による栄養士免許・管理栄養士国家試験受験資格、所定単位による栄養教諭一種免許など管理栄養士の受験資格と試験合格は別
環境生命科学科環境計量士などに関する知識を学ぶ科目、所定単位による高校理科の教職課程など関連する授業の履修だけで国家資格取得とはならない
[4]

3学科共通では、所定単位の修得を条件とする数理・データサイエンス・AI教育プログラムの修了証も案内されています。教育プログラムの修了証と、職種への採用や実務能力のすべてを保証する証明は同じではありません。[4]

編集部提案として、応募書類の資格欄には、取得済み、受験資格、勉強中を分けて書きます。まだ取得していない資格を取得済みのように見せず、希望する職種の募集条件に必要なものを確認しましょう。

資格を使う仕事に関心がある人も、資格名だけで職場を決めず、実際に担う業務や働く対象を調べます。栄養、食品の安全、環境の測定など、自分がどの課題に関わりたいかを具体化すると、調べる先を絞れます。

3年度分の就職先は、学部全体の例として読む

2023〜2025年度卒業者・主な就職先から抜粋
公式の区分就職先例
製造(食品等)紀文食品、島津製作所、ツムラ、ニチレイフーズ、ハウス食品、米久
医療・保健静岡県立病院機構、藤枝市立総合病院、三重大学医学部附属病院
小売・卸売杏林堂薬局、日本アルコール販売
その他静岡ガス、岐阜県公衆衛生検査センター、LEOC
公務員静岡県、静岡市、浜松市、山梨県、東京都中央区
[5]

この一覧には企業別人数、採用年度、学科や職種の内訳はありません。食品企業への就職を全員が商品開発職、病院への就職を全員が同じ専門職と推定しないようにしましょう。名称に食品が入らない企業も掲載されているため、学部名だけで応募先を狭める必要はありません。

大学院を修了してからの就職先は、学部卒の実績と分けて読みます。希望する研究職などについては、学部卒で応募できるか、修士等の学位やどのような経験が求められるかを募集要項で確認してください。

編集部提案として、企業の知名度に加えて、仕事で扱う対象、使う専門、求める資格・学位、勤務地や選考日程を表にします。大手企業の掲載は候補を知る材料ですが、採用や配属の保証ではありません。

卒業研究は、実験の結果と自分の判断を伝える

3学科とも3年次後期の研究室配属が案内され、卒業研究を論文にまとめて発表します。学部は、個々のテーマに取り組む過程で、問いを立て、試行錯誤し、結果を伝える力を養うと説明しています。[2] [3]

編集部提案:研究経験の整理表
項目説明に使う材料
問い何を知りたい、または確かめたい研究か
方法実験・測定・調査の方法と選択理由
担当自分で行った処理と共同作業の区分
点検条件や記録、測定結果をどう確かめたか
限界現時点で言えることと、未検証のこと

編集部の架空の例:環境中の試料を比較する演習で、採取条件がそろっていないことに気付いた学生が、記録を整理し、比較できる範囲と追加確認が必要な点を明確にした。これは実在の研究成果や採用事例ではありません。

この経験では、難しい分析手法を使ったという話だけでなく、条件を点検して判断を見直した行動を説明できます。食品の機能や栄養に関する研究でも、検証した範囲を越えて健康効果を断定したり、製品化されたと作ったりしないことが大切です。

臨地実習を扱う場合は、対象者を特定できる情報を含めず、指導を受けて何を学んだかに焦点を当てます。研究も実習も、他の人の成果を自分一人の実績にせず、実際の担当と工夫を伝えましょう。

就職と進学を、目的と条件から比較する

編集部提案:進路選択で確かめること
選択肢確認する内容
学部卒で企業等へ就職募集職種、学位・資格条件、業務と研究経験の接点
資格を使う専門職採用区分、対象となる人や現場、教育体制と業務
大学院へ進学研究テーマ、指導体制、出願・入試条件、費用や期間

進学者が多いからという理由だけで決めず、何をさらに深めたいのかを指導教員に相談しましょう。就職を希望する場合も、食品が好き、健康に役立ちたいという関心を、仕事として担いたい役割まで具体化します。

大学のキャリア相談は、対面・オンラインで受け付け、履歴書・エントリーシートの確認や面接練習にも対応しています。面接練習には提出書類の控えを持参する案内があります。[6]

編集部提案として、研究や実習の経験を一つと、候補の募集要項を持参し、「専門外の相手に伝わるか」「希望する職種との接点があるか」「進学と応募の準備で不足している情報は何か」を確かめてみてください。学部全体の実績を入口に、自分の専門と仕事の条件から進路を選びましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 静岡県立大学 進路状況・就職内定率確認日:2026-09-11 / 全文。2026年3月卒3/31時点79希望41決定41100.0進38。社会人含む
  2. 静岡県立大学 食品栄養科学部 学科紹介確認日:2026-09-11 / 全文。食品/栄養/環境3学科3後期研究。目的と採用職務別
  3. 静岡県立大学 食品栄養科学部 学びの特色確認日:2026-09-11 / 全文。3学科連携、研究発表、院進学。人数教員数は年度不明不使用
  4. 静岡県立大学 食品栄養科学部 取得できる資格・主な就職先確認日:2026-09-11 / 全文。栄養免許/管理受験、環境関連科目、DSAI所定単位。合格率年次不明不使用
  5. 静岡県立大学 食品栄養科学部の主な就職先確認日:2026-09-11 / 全文。2023〜2025年度3年分、学科・職種・人数不明
  6. 静岡県立大学 キャリア・就職相談確認日:2026-09-11 / 全文。対面オンライン、面接控え

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