2025年度は卒業184人、就職162人

信州大学経法学部の2025年度卒業者は184人です。大学の進路資料では、就職162人、進学11人、その他11人と公表されています。卒業者に占める就職者の割合は88.0%です。[1]‌‌‌​​‌‌​‌‌​​‌‌‌​‌​‌‌‌​​​‌​‌​​​‌‌​​​‌‌‌‌​‌​​‌​‌​​​‌​​‌​‌‌‌​​​‌​‌‌

2025年度経法学部の進路
区分人数意味
卒業者184人学部全体
就職162人卒業者の88.0%
進学11人就職と別の選択
その他11人進学・就職準備等を含む
[1]

88.0%は就職希望者を分母にした内定率ではありません。学部別の就職希望者数はこの資料に掲載されていないため、独自に内定率を算出しません。就職者には1年以上の非正規の職員も含まれ、正社員だけの割合とも異なります。[1]

学部の進路ページにある人数表は令和3~5年度です。たとえば令和5年度は卒業181人、民間企業・団体112人、官公庁38人、進学15人と示されています。これを2025年度の162人の内訳として使うことはできません。年度をそろえて読むことが大切です。[5]

応用経済と総合法律で、課題への向き合い方を学ぶ

経法学部は2016年4月、旧経済学部の教育研究を継承し、応用経済学科と総合法律学科の二学科として誕生しました。経済学と法学を専門の軸に、社会の課題を考える構成です。[2]

二学科六コースの学び
学科・コース学ぶ方向
応用経済・経済・経営データ分析統計手法を現実のデータへ応用し、意思決定に生かす
応用経済・公共経済社会調査や経済実験から公共政策を考える
応用経済・マネジメント組織の経営資源と意思決定を考える
総合法律・環境法務環境課題を法律と他分野の知識から考える
総合法律・経済・企業法務企業活動の紛争予防や問題への対処を考える
総合法律・都市・行政法務都市行政の課題と法令・条例の仕組みを考える
[3] [4]

大学は1~2年次に基礎を学び、3年次以降にコースで専門を深める流れを案内しています。応用経済では実践教育、総合法律では法務実習なども置かれています。自分の入学年度のカリキュラムを確認して、実際に学んだ科目と経験を整理しましょう。[3] [4]

コース紹介の就職先の方向は、特定企業への採用人数表ではありません。「企業法務を学んだから必ず法務部」「データ分析を学んだから必ずデータ職」とは限らず、現在の職種別募集で条件を確認する必要があります。[3] [4]

金融・製造・IT・行政などを、職種で比較する

学部の主な就職先一覧には、セイコーエプソン、ミネベアミツミ、NTTドコモ、セガ、キッセイ薬品工業、東京海上日動火災保険などが掲載されています。金融、製造、情報通信、商業、行政など、さまざまな分野への進路を知ることができます。[5]

一覧は「過去3年間」として掲載されていますが、企業表に具体的な対象年度は明記されておらず、過去の社名も含まれます。2025年度の最新就職先や現在の社名・採用状況を示す表とみなさないでください。企業別人数や配属職種も分かりません。[5]

大手企業が載っていることは、個人の採用を保証しません。大学名だけで応募先を判断するより、事業、職種、応募条件、働く場所を比較します。経済や法律を学んだことが、どの課題への関心につながったかを説明できる候補から調べてみましょう。

仕事選びで確かめること
方向比較する項目
金融・保険顧客、商品、営業・企画・管理等の職種
製造・流通・サービス誰に何を届ける事業か、担当する業務
IT・データ関連開発・分析・営業などの違いと必要な技能
行政採用区分、試験、自治体や機関の課題
法律に関わる仕事具体的な職務、資格や経験の条件

表は編集部による比較用です。法律事務所や監査法人の就職先掲載だけから、弁護士・公認会計士として採用されたと推定することもできません。専門資格を目指す場合は、学部卒業と資格要件を分けて確認しましょう。

長野県内の就職と、県外の選択を比べる

2025年度の就職者162人のうち、届出勤務地が長野県内の人は66人、40.7%です。県外も含めた進路があるため、大学の所在地だけで応募する地域を限定する必要はありません。[1]

大学は、届け出時に配属先が未定だったり、本社研修後に勤務地が決まったりする例があると注意しています。公表値は将来の転勤や最終的な勤務地を保証するものではありません。募集要項や説明会で、具体的な配属範囲を確認してください。[1]

公務員と企業を並行して検討するなら、試験と応募の時期、仕事内容、働く地域を一枚にまとめます。「安定していそう」という印象だけではなく、自分が関わりたい課題から違いを調べましょう。

進学を希望する場合は、さらに深めたい理論や研究テーマを教員へ相談します。進学11人という数だけでは進学先や目的は分からないため、指導分野、出願条件、費用と期間を自分で照合する必要があります。[1]

データ分析や法的検討を、判断の過程として伝える

経済学の学びを自己PRにするなら、扱ったデータ、選んだ手法、分析の限界、そこから考えたことを整理します。法学では、事実と論点を分け、どの根拠をどう当てはめ、異なる立場をどう比較したかを説明できます。

編集部の架空の例です。「地域の資料を比較したところ、対象年齢と調査時期が異なることに気づきました。単純に比較できる数値とできない数値を分け、追加で必要な資料を班に提案しました」。実際の経験へ置き換え、分析していないデータや架空の改善成果を加えないでください。

法的な事例検討なら、結論を暗記したことよりも、争点、当事者の立場、根拠の選び方を伝えます。実習で扱った非公開の案件や個人情報を外部へ出さず、授業内で自分が何を考えたかを説明できる範囲でまとめましょう。

学部は実践系科目や、インターンシップ・ボランティアを通して社会を分析するキャリア関連科目も案内しています。参加したという事実に加え、講義の知識が現場でどう役立ち、何が足りないと分かったかを振り返ってみてください。[3] [4]

応募条件と経験メモを持って個別相談へ

全学の就職相談では、応募書類の添削や面接対策、就職活動の進め方などを相談できます。原則事前予約で、空きがあれば当日の相談も可能です。学内のOB・OG情報を利用する際は、訪問可否や公開範囲を確認しましょう。[6]

今週は気になる三つの応募先について、職種、条件、締切、勤務地を比較します。次に、演習や実習で判断した場面を一つ、状況・行動・学びの順に短く書きます。

相談では「この経験から志望理由が伝わるか」「企業と公務員のどの条件を比較すべきか」を具体的に確認します。大学名への不安だけで候補を狭めず、仕事内容と自分の経験を結び付ける準備を進めてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 信州大学 卒業・修了者の進路状況確認日:2026-09-10 / 2025年度PDF1・3・7画像確認。経法184就162進11他11、就割合88.0、県内66/16240.7。
  2. 信州大学経法学部確認日:2026-09-10 / 2016年4月旧経済学部を継承し応用経済・総合法律の2学科。
  3. 応用経済学科 コースとカリキュラム確認日:2026-09-10 / 経済経営データ分析・公共経済・マネジメント3コース。2023入学以降方針と旧年度を区別。
  4. 総合法律学科 コースとカリキュラム確認日:2026-09-10 / 環境法務・経済企業法務・都市行政法務3コース、法務実習。コースの就職先欄は想定方向で実績人数でない。
  5. 経法学部 卒業後の進路確認日:2026-09-10 / 人数表R3~R5。R5卒181民112官38進15。企業表過去3年間とだけ記載・具体年度明記なし、旧社名混在。2025年度人数と混ぜない。
  6. 就職相談・各種情報確認日:2026-09-10 / 原則予約、書類添削・面接対策・OB訪問可否を学内システムで確認。

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