2025年度は民間66人、公務員7人、進学15人

デザイン学部の公式進路ページと掲載図では、2025年度卒業者95人のうち、民間就職66人、公務員7人、進学15人、その他7人と示されています。就職だけでなく、大学院への進学なども含む全体像として読みましょう。[1] [2]‌​​​‌​‌​​​‌‌‌​‌​‌‌‌‌​​‌‌​​‌​​​‌‌​‌​​‌‌‌‌​​​​‌​‌​​​​‌​​‌‌​‌​​‌‌​‌

2025年度デザイン学部卒業者の進路
進路人数
民間就職66人
公務員7人
進学15人
その他7人
卒業者合計95人
[2]

公式ページには2025年度の就職率100%という表示もありますが、卒業者95人全員が就職したという意味ではありません。本稿では、その率から独自に分母を推定せず、公表された進路別人数で説明します。「その他」7人の具体的な事情も、人数だけから決め付けることはできません。[1] [2]

大学院の修了者の実績や、看護学部の実績とは別の数字です。自分の進路を考える際は、就職と進学のどちらに関心があるか、その理由は何かを先に書き出すと、調べるべき情報を絞りやすくなります。

道外37人。地域と産業、職種を分けて比較する

2025年度の地域別就職先は、民間就職と公務員を合わせた73人が対象です。札幌30人、札幌以外の道内6人、道外37人で、札幌や北海道に限らず進路を選んでいることが分かります。[3]

2025年度の地域別就職先
地域人数
札幌30人
道内(札幌以外)6人
道外37人
就職者合計73人
[3]

同年度の産業分類別資料では、情報通信業14人、建設業13人などが掲載されています。情報通信業にはNTTデータMSE、建設業には一条工務店、製造業にはTOPPANなどの企業名が示されています。これらは2025年度の掲載例であり、配属職種や応募者の採用確率を表すものではありません。[4]

ページ内の「主な就職・進学先」には、これより広い企業一覧もあります。対象年度が示されていない一覧を、すべて2025年度の就職先としないように注意します。また、産業分類が情報通信業でも全員がデザイナーとは限りません。現在の募集職種を一社ずつ確認してください。[1]

道内か道外かを比べるときは、会社の本社所在地だけで勤務地を決め付けず、求人の勤務地、初期配属、転勤の範囲を確認しましょう。制作環境や指導体制と生活条件を並べて検討すると、地名や知名度だけに偏らない比較ができます。

2026年度からのコース名と、在学生の課程を分ける

現在の学部案内には「都市・社会デザインコース」と「情報デザインコース」が掲載されています。2026年度入学生用の履修の手引きもこの名称を使い、2022〜2025年度入学生用では「人間空間デザインコース」「人間情報デザインコース」と記載されています。[5] [6] [7]

編入学生には別の適用年度が示されています。2026年度以降の課程は編入学生では2028年度以降、2022〜2025年度の課程は編入学生では2024〜2027年度に対応します。自分の所属表記や履修内容は、適用される手引きで確認しましょう。[6] [7]

2026年度以降入学生用の教育内容
コース公式資料で示される学び
都市・社会デザイン建築・環境デザインと地域共創デザインを学び、都市や社会の課題を考える
情報デザインヒト・モノ・コト・環境の相互作用を対象に、情報学や心理学などを通じて提案する
[6]

コースを横断して学ぶ仕組みも案内されています。選考では新しいコースの説明をそのまま借りるより、自分が実際に履修した演習、研究、制作の内容を伝えましょう。2025年度卒業者の数字を、新課程の卒業実績として紹介することはできません。[5] [6] [7]

作品を見せるだけでなく、判断の過程を伝える

キャリア支援室は、先輩のポートフォリオの閲覧、製本支援、ポートフォリオ講習会などを案内しています。作品集の形式を整えることに加え、何を伝える順序にするかも相談できます。[8]

作品ごとに整理したい内容(編集部の提案)
項目記載すること
目的誰がどのような場面で困っていると考えたか
調査観察、資料、聞き取りなどで何を確かめたか
提案どの案を選び、どの案を見送ったか
改善試作や講評を受け、何を変えたか
担当共同制作の中で、自分が実際に担った部分
今後確かめられていない点と、次に改善したい点

応募先によって作品集の提出方法や容量、求める内容は異なります。決まったページ数をすべての企業に当てはめず、募集要項に合わせて調整しましょう。共同制作では、チーム全体の成果と自分の役割を区別して示します。

地域と連携した課題を扱った場合も、提案したことと、実際に採用・実施されたことを分けます。学内で制作した案を、地域での成果として誇張しないことが大切です。公開できない資料や、許可が必要な情報の扱いも確認してください。

デザインの経験は、企画や営業の志望理由にも整理できる

公式進路案内は、デザイナーに加え、企業の企画・広報・営業などの活躍の場を示しています。ただし、すべての企業が同じ能力を求めるわけではありません。募集職種の仕事を調べたうえで、自分の経験のどこが関係するかを考えます。[1]

編集部の架空の例です。「地域の案内表示を考える演習で、私は見た目の統一を重視していました。講評で利用者が迷う場面への検討が足りないと気付き、使う順序を整理し直しました。複数案の違いを説明して意見をもらい、必要な情報が先に目に入る構成へ修正しました。」

これは札幌市立大学の学生の体験談ではありません。自分の制作経験へ置き換え、調査や制作で実際に行ったことだけを説明してください。企画や営業を志望する場合も、「デザインを学んだから得意」とせず、相手の課題を整理した行動や提案を修正した経験に結び付けます。

著名企業の名前を見て、自分には応募できないと判断する前に、応募条件と提出物を確認しましょう。作品の評価は一つの肩書きだけでは分かりません。自分の強みと改善点を把握し、準備に使うことが重要です。

芸術の森のキャリア支援室で、早めに個別相談する

デザイン学部・研究科のキャリア支援室は、学年を問わず個別相談を受け付けています。芸術の森キャンパスG棟2階にあり、対面とMicrosoft Teamsによるオンライン相談が案内されています。相談は事前予約制です。[8]

相談希望日の前営業日17時までのメール予約が案内されているため、最新の利用方法を確認しましょう。求人はキャリタスUC、イベントやインターンシップなどはTeamsや電子メールで案内されています。学内からの連絡を定期的に確認することも準備の一つです。[8]

  • 希望する仕事と地域を、現時点の候補として書き出す。
  • 求人ごとに職種、勤務地、応募条件、提出物を比較する。
  • 作品一つを選び、目的から改善までの流れを整理する。
  • キャリア支援室に予約し、作品集や応募書類を相談する。
  • 助言を受けて修正し、募集要項に合う形で提出準備を進める。

完成した作品集ができるまで相談を待つ必要はありません。まだ説明できていない点や迷っている職種を持ち込み、次に調べることと直すことを具体的に決めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 札幌市立大学 デザイン学部 卒業後の進路確認日:2026-09-11 / 2025年度率と進路表、年度不明の主な企業一覧は単年度とせず、職種保証なし
  2. 札幌市立大学 2025年度 デザイン学部卒業生の進路状況確認日:2026-09-11 / 画像確認95卒66民間7公務15院7他。割合丸め不使用
  3. 札幌市立大学 2025年度 地域別就職先確認日:2026-09-11 / 画像確認73就30札幌6道内37道外、HTMLalt旧年度誤記より画像を正
  4. 札幌市立大学 2025年度 産業分類別就職先確認日:2026-09-11 / 画像確認情報14建設13。企業名NTTデータMSE、一条工務店、TOPPAN。人数割合丸め不使用、職種不明
  5. 札幌市立大学 デザイン学部確認日:2026-09-11 / 現行2コース、地域連携、横断学修、メンター。学生voice不使用
  6. 札幌市立大学 履修の手引き 2026年度以降入学生確認日:2026-09-11 / p19画像、都市社会/情報2コース、編入2028以降
  7. 札幌市立大学 履修の手引き 2022〜2025年度入学生確認日:2026-09-11 / p23画像、人間空間/人間情報、編入2024〜2027
  8. 札幌市立大学 デザイン学部 キャリア支援確認日:2026-09-11 / 学年問わずG2、予約前営業日17時、オンライン、作品集閲覧製本講習、履歴書面接・キャリタスUC

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