国際学部の公式就職先を確認する

大学の「2026年3月卒業生就職先・進学先一覧(抜粋)」から、国際学部欄の一部を整理しました。国際教養学部は別欄のため、混ぜて紹介していません。専攻別の採用先・職種を示す資料でもありません。[1]

国際学部の掲載先例
分野の整理(編集部)掲載先
商社・流通等ダイキンHVACソリューション近畿、ダイワボウ情報システム、メディセオ、加藤産業
金融等尼崎信用金庫、住友生命保険、日本生命保険
ホテル・サービス等神戸ポートピアホテル、オリックス・ホテルマネジメント、ECC
建設・住宅関連等セキスイハイム近畿、西日本高速道路ファシリティーズ
行政等羽曳野市役所、舞鶴市役所
[1]

社名だけから海外勤務や英語を使う職種と判断することはできません。勤務先の国や地域、配属、担当業務は、応募する採用区分の案内で確認しましょう。

沿革では、2022年4月に国際教養学部国際教養学科を国際学部国際学科へ、国際日本学科を文学部人文学科へ改組しています。自分の所属課程と入学年度を確認し、卒業実績の掲載区分を取り違えないようにしてください。[4]

2専攻の学びを、本人が取り組んだ課題へ落とす

国際学部の現行案内には、グローバルスタディーズ専攻と国際文化専攻があります。前者は国際的な課題やビジネス等、後者は異文化理解や多文化マネジメント等を学ぶ方向として紹介されています。[3]

学部案内では、英語を目的だけでなく社会で活用する手段として捉えています。自分の履修内容から、どんなテーマを調べ、誰にどのように伝えたかを整理しましょう。[3]

学びと仕事を考える視点(編集部の提案)
経験説明に加えること
国際的な課題を調べる誰の立場を調べ、何を比較したか
文化を比較する最初の思い込みがどう変わったか
英語で発表する相手に合わせて内容や言葉をどう直したか
グループで議論する意見の違いをどう確認し、作業を進めたか

現行の履修案内を全学年へ一律に当てはめず、自分の入学年度や参加した授業と照合してください。

留学は、行き先より課題と行動を伝える

学部は、海外フィールドワーク、国際ビジネス・国際開発・英語プロフェッショナル等のプログラムを紹介しています。全員がすべてのプログラムを経験するという意味ではなく、自分の参加内容を確認する材料です。[3]

留学経験を話す場合は、国名や期間だけで終わらせず、生活・授業・活動の中で直面した課題を一つ選びます。留学先の有名さを本人の実績と混同せず、その環境で何をしたかを説明しましょう。

  • 参加前に何を学びたいと考えたか。
  • 実際に難しかった場面は何か。
  • 自分から誰に何を相談・提案したか。
  • 相手の反応を受けて何を変えたか。
  • 帰国後の行動にどうつながったか。

語学や海外経験を使う仕事に応募する場合も、その仕事で必要なやり取りとの接点を考えます。観光で訪れた経験と、授業・就業体験で担った仕事は分けて書いてください。

英語の点数と、英語でできることを両方整理する

国際学部の案内には専攻ごとのTOEIC目標スコアがありますが、これは全学生の達成実績や企業の応募条件を示す数値ではありません。応募書類には本人が取得した点数と受験時期を記載します。[3]

点数に加えて、実際に経験した場面を整理します。英文資料を調べた、発表をした、相手の質問を確認し直した等、できることと今後練習したいことを具体的にしましょう。

語学経験の整理(編集部の提案)
項目説明する内容
読む・調べるどんな資料から何を調べたか
話す・聞く誰とどんな目的でやり取りしたか
書く・伝えるどんな文書や発表を作ったか
課題理解や表現で難しかった場面
継続課題に対し、何を練習しているか

留学未経験でも、授業の討論、国内での交流、アルバイト等の経験を見直せます。していない海外活動を作らず、本人の経験から説明を組み立ててください。

海外という希望を、職種・配属条件へ分解する

海外で働きたいという希望がある場合は、海外拠点があることと、新卒で海外へ配属されることを分けて調べます。国内勤務でも、海外の顧客や取引先と関わる業務があるかは会社の職種案内で確認しましょう。

  • どの相手に、どんな商品やサービスを提供したいか。
  • 募集職種で求める語学・専門条件は何か。
  • 初期配属と将来の異動について何が公表されているか。
  • 勤務地や勤務時間、研修が自分の希望に合うか。

ホテル、商社、メーカー等の業界名だけでなく、業務の違いを比較します。英語を使うこと自体が目的なのか、その先に関わりたい分野があるのかを考えると、志望理由を具体化できます。

大学名を理由に最初から候補を狭めず、公開されている条件を確認します。過去の掲載先があることから、非公開の選考基準や本人の内定可能性を断定することはできません。

応募先と経験のメモを持って、支援を使う

全学の追大式就職支援には、WEB講座や個人面談、少人数・個別の対策講座等があります。国際学部案内には留学経験者・バイリンガル人材向けの就活準備講座も紹介されているため、対象条件と開催状況を確認してください。[2] [3]

相談前に、卒業予定時期、専攻、語学の取得実績、活動の概要、候補職種をまとめましょう。条件を満たしていない講座にこだわらず、今使える支援と自分の課題を照らして進めます。

逆転就活塾へは、海外や語学への関心に加えて、仕事で実現したいことと現在の選考状況を共有してください。本人の経験を具体的な説明へ整え、納得できる企業選びにつなげましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 追手門学院大学 就職先・進学先一覧確認日:2026-09-09 / 2026年3月卒業生、国際学部の抜粋。旧国際教養学部とは別欄。
  2. 追手門学院大学 追大式就職支援プログラム確認日:2026-09-09
  3. 追手門学院大学 入試ナビ 国際学部確認日:2026-09-09 / 現行専攻とプログラム。本人の入学年度・対象条件の確認が必要。
  4. 追手門学院大学 沿革確認日:2026-09-09 / 2022年4月の国際教養学部から国際学部・文学部への改組。