学部・学科の再編と、就職実績の区分を確認する

大学公式の就職実績ページには、2025年4月にデザイン工学部・工学部を情報デザイン学部、建築・環境デザイン学部、システム工学部へ再編したとの注記があります。また、2026年4月には経営学部・経済学部がそれぞれ1学部1学科体制になったと説明しています。[1]

公式資料にある実績の対応
現在の案内区分実績に関する注記
情報デザイン学部前身のデザイン工学部情報システム学科
建築・環境デザイン学部前身のデザイン工学部建築・環境デザイン学科、環境理工学科、工学部都市創造工学科
システム工学部前身の工学部機械工学科、交通機械工学科、電気電子情報工学科
[1]

現在の学部の学生にとって参考になる資料ですが、新しい学部の卒業生がすでに全ての掲載先へ就職したという意味ではありません。入学年度、所属学科、コースと資料の区分を確認します。

経営・経済も学科構成の変更があるため、自分が履修する課程の案内を使います。名称の違いだけで進路を判断せず、学んでいる専門と募集職種を照合しましょう。

公式掲載先から、学部ごとの仕事を調べる

以下は公式就職実績ページの「主な進路実績」に掲載された例です。理系3学部は上記の前身学科の実績を指します。企業ごとの人数や本人の内定確率は、この表から計算できません。[1]

学部別の掲載先の例
公式の案内区分掲載先例
国際ECC、近鉄百貨店、阪急阪神ホテルズ
スポーツ健康ヨネックス、デサントジャパン、ルネサンス
経営学科NTTデータSBC、愛媛銀行、近畿日本鉄道
経済学科帝国データバンク、富士ソフト、グローリー
情報デザイン(前身学科)アクセンチュア、オプテージ、パナソニックシステムデザイン
建築・環境デザイン(前身学科)五洋建設、池下設計、カナデビア
システム工学(前身学科)椿本チエイン、ANAラインメンテナンステクニクス、関西電力送配電
[1]

会社名があれば、現在の採用ページで募集職種を調べます。スポーツ関連企業に全員が指導職で入った、航空関連企業に全員がパイロットとして入った等の推測はしないようにしてください。

公式の別ページには学科別のより多くの掲載先や進学先があります。自分の分野を調べ、候補を増やしたいときの入口にできます。就職と進学は別に読みましょう。[2]

専門や活動の経験を、本人の判断から説明する

学部名を伝えるだけでなく、自分が何を学び、どう取り組んだかを一つの経験で説明します。理系なら実験や制作の目的と担当、文系なら調査や企画で確かめたこと、スポーツなら練習や活動を改善した過程を取り出せます。

経験を下書きする問い(編集部の提案)
項目書くこと
課題何を知りたい、何を変えたいと思ったか
本人の担当チーム全体と自分の役割を分ける
確認資料、測定、相手への質問等で確かめたこと
行動選んだ方法と、その理由
振り返り確認できた結果と、次の改善点

専門を知らない人にも伝わるよう、最初に目的を短く説明します。成果が大きくなくても、うまくいかなかった原因を調べ、方法を変えた経験から自分の取り組み方を説明できます。

制作や研究の経験を使う場合は、公開できる資料の範囲と共同作業の担当を確認します。見学した業務や他人の成果を本人の経験として書く必要はありません。

キャリアセンターの個人面談と求人情報を利用する

大学の就職支援案内は、個人面談、履歴書添削、面接練習を利用できると説明しています。ポータルの就職支援システムから個人面談を予約する案内があり、オンライン・対面の相談に対応しています。[3]

求人情報は求人検索NAVI等で提供され、大産大オリジナルのキャリBOXも案内されています。大学へ寄せられた情報と、自分で調べた募集を比較し、仕事内容や応募条件を確認しましょう。[3]

相談前には、希望する仕事と迷っている点、応募先の情報、自己PRの下書きをまとめます。「何から始めるか分からない」という段階なら、興味のあることと避けたい働き方だけでも書いておくと入口になります。

推薦と自由応募は、学内の手順を確認して進める

大学は推薦応募で推薦状を求められた場合に、就職支援システムの応募手順を確認するよう案内しています。また、自由応募後の推薦状発行には大学としての方針があるため、企業から提出を求められた場合は自己判断で約束せず、キャリアセンターに確認しましょう。[3]

応募先の募集方式、必要書類、学内締切と企業締切を同じ表で管理します。推薦制度があることと採用の保証は別です。自分に適用される条件を理解した上で、手続きを進めてください。

面談や説明会の日程を確認するときも、授業・研究の予定と重ねて準備します。慌てて書類だけをそろえるより、募集条件と提出する内容が一致しているかを見直しましょう。

自分が納得できる内定に向け、今週の準備を決める

  • 自分の学科・課程に対応する実績から、三つの募集を調べる。
  • 仕事内容、勤務地、応募条件、期限を比較する。
  • 学業または活動の一つの経験を下書きする。
  • 個人面談で応募先と説明内容を相談し、次の行動を決める。

過去の掲載先だけで現在の学歴評価や本人の合否は分かりません。逆転就活塾に相談する場合は、所属学部・学科と入学年度、卒業予定時期、希望職種、応募や推薦手続きの状況をまとめてください。大学名への不安を、本人が確認し改善できる準備へ分けて進めましょう。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 大阪産業大学 就職実績確認日:2026-09-09 / 学部別掲載先、2025・2026年の再編注記
  2. 大阪産業大学 就職実績の詳細確認日:2026-09-09 / 学科別掲載先、進学先
  3. 大阪産業大学 就職支援確認日:2026-09-09 / 個人面談、求人情報、応募書類と推薦の案内