国際共創学部の就活は、卒業実績がまだない前提で準備する
大阪経済大学国際共創学部国際共創学科は2024年4月に開設されました。2026年9月時点では開設時の入学生が通常の4年間の課程を修了する時期を迎えていません。大学全体や他学部の就職先を、この学部の卒業生の実績として読むことはできません。[1]
実績がまだないことを、就職が難しいという結論に直結させる必要もありません。自分が学んだことと、希望する会社・職種の応募条件を照合し、書類や試験、面接を準備しましょう。
公式の「卒業後の進路」は想定される方向性
公式案内には企業のグローバル・企画・営業部門、貿易・商社・旅行関連、NPO・NGO、公務員などが卒業後の進路の例として掲載されています。これらは学びを活かす方向性の案内で、既に卒業生がその職種へ採用された実績ではありません。[1]
また、学部設置時の企業アンケートによる採用意向と、実際の採用結果は異なります。会社に関心を持ったら、その年度の募集要項を読み、職種、勤務地、語学等の条件を確認してください。[1]
| 方向 | 確認する問い |
|---|---|
| 企業 | どの顧客に、どんな商品やサービスを提供する仕事か |
| 地域・公共 | 誰の課題に、どんな役割で関わるか |
| 国際的な仕事 | 海外勤務なのか、国内で海外と関わるのか |
| 公務員 | 採用区分、試験内容、担当業務は何か |
4領域の学びを、経験の具体例にする
国際共創学部はグローバル文化、国際社会、政策デザイン、社会創造の4領域を設けています。社会・文化と経済・経営の知識、語学、情報を集めて分析する力を組み合わせて学ぶ方針です。[2] [3]
| 領域 | 経験を取り出す観点 |
|---|---|
| グローバル文化 | 異なる文化や立場をどう理解し直したか |
| 国際社会 | 課題をどの資料や複数の観点で調べたか |
| 政策デザイン | 地域の問題に対して、提案の根拠をどう作ったか |
| 社会創造 | 社会課題と事業の仕組みをどう結びつけたか |
幅広く学ぶからこそ、面接では一つの経験を具体的に説明しましょう。「国際共創を学んだ」だけでなく、何を疑問に思い、誰と確認し、どんな案にしたかまで言葉にします。
国内外の実践プログラムは、自分の担当を整理する
学部は国内の地域調査、海外での交流や調査、プロジェクト型の学習などを紹介しています。参加するプログラムや内容は年度の案内を確認し、応募書類では自分が実際に経験したことだけを使います。[2] [3]
- 訪問・調査した目的と、事前に考えていた問いを書く。
- 現地で分かったことと、資料だけでは分からなかったことを分ける。
- グループの成果のうち、自分の担当を明記する。
- 他の人の意見を受けて、どのように考えを変えたかを整理する。
海外へ行った事実だけでなく、準備、質問、調査、発表のどこで行動したかを伝えます。大学が紹介する活動を、自分が参加した経験として書かないようにしましょう。
語学は資格だけでなく、使った場面を説明する
学部は英語の読む・書く・聞く・話す力や、海外短期留学を通した学びを案内しています。就活では、資格の点数と、実際に対応できる場面を分けて整理しましょう。[2] [3]
例えば、発表に向けて原稿を準備した、分からない表現を言い換えて確認した、資料を読んで要点をまとめた、という経験です。日常会話と業務で必要な読み書きを同じ水準として扱わず、自分でできることと補助が必要なことを正確に伝えます。
募集に語学条件があれば確認し、足りない場合は学習と受験の予定を立てます。点数を上げるまで全応募を止めるのではなく、条件を満たす職種への応募と並行して考えましょう。
自己PRの例:異なる意見を整理して提案を見直す
以下は編集部の架空の例です。「地域の課題を調べるグループ活動で、最初の案では住民の視点が不足していると気づきました。資料とメンバーの意見を整理し、誰にどんな影響があるかを比較して提案を見直しました」。共創という言葉を、確認と修正の行動で説明する例です。
実際の経験に置き換える場合は、調べた資料、自分が担当した作業、変更した理由を話せるようにします。測っていない売上や地域への効果を加えず、確認できた変化と今後の課題を分けましょう。
学歴への不安より、応募職種との接点を確かめる
企業の非公開の選考基準を、学部の新しさや大学名だけから断定することはできません。気になる仕事があれば応募資格を確認し、経験をどう伝えるかを準備します。
有名企業への挑戦と、仕事内容や働き方に納得できる候補の確保を並行しましょう。グローバルという言葉だけで候補を選ばず、新人が担当する業務、配属、研修、勤務地を確認します。
- その会社の仕事のどこに関心があるか。
- 自分の授業や活動と、どんな接点があるか。
- 応募時点で必要な知識や条件を満たしているか。
- 自分が大切にしたい働き方と合うか。
指名制の面談とゼミ別ガイダンスを使う
大阪経済大学はゼミ別就職ガイダンス、担当者を指名できる就職面談、面接・グループディスカッション等の対策を案内しています。新学部の学生も、対象学年や開催・予約方法を最新の学内案内で確認してください。[4]
相談には募集要項、書類の下書き、経験のメモを持参します。「学部の就職実績がまだないので不安」という相談も、希望する職種と必要な準備に分けて話すと、次に行うことを整理できます。
まず2週間で応募準備を具体化する
- 1〜3日目:授業・調査・留学などで担当したことを三つ整理する。
- 4〜6日目:候補企業の職種・条件・締切を調べる。
- 7〜10日目:自己PRと志望理由を作り、面談で相談する。
- 11〜14日目:書類を修正し、応募や試験の準備を進める。
国内外のプログラムや授業の予定も同じ表に入れます。実績の公表を待つだけでなく、自分が今取り組める準備を進め、選考結果を見ながら改善しましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 大阪経済大学 国際共創学部とは確認日:2026-09-10 / 2024年開設、想定進路
- 国際共創学部の特色確認日:2026-09-10 / 4領域と実践プログラム
- 大阪経済大学 国際共創学部確認日:2026-09-10 / 現在の学部案内と学び
- 大阪経済大学 就職支援確認日:2026-09-10 / 指名制面談、ゼミ別ガイダンス、面接対策