英語を学んだ経験と、希望する仕事内容をつなげる

大阪学院大学外国語学部の公式就職先には、空港、旅行、金融、卸売などが掲載されています。英語を使うことだけを目的にせず、その仕事で誰に何を提供するのかを調べましょう。社名が国際的でも、自分の配属先で英語を使う頻度は募集や業務によって異なります。[1]

「英語が得意と言い切れない」「大学名が気になる」と感じる人も、応募条件を確認する前に候補を外す必要はありません。語学の現在地と、学習や発表で工夫した行動を整理し、応募する仕事に合わせて準備することが大切です。

過去5年間の主な就職先を確認する

公式掲載先の一部(2026年3月現在)
分野掲載先の例
輸送ANA大阪空港、ANA関西空港、ヤマタネ
卸売ルイ・ヴィトンジャパン、シャネル、英和
金融みずほ銀行、りそな銀行、東洋証券
サービスJTB、エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン
宿泊アパホテル、ホテルニューアワジグループ
[1]

一覧は過去5か年の実績から抜粋されており、2026年卒だけのものではありません。空港関連会社への就職を航空会社本体の採用実績に読み替えたり、職種を客室乗務員などと推定したりしないでください。社名から担当業務や配属は分かりません。[1]

応募する年度の採用ページで職種、資格・語学条件、勤務地、締切を確認します。掲載先は調べるきっかけであり、同じ学部なら内定できるという保証ではありません。

就職決定率98.6%と就職率80.0%の違い

2025年度外国語学部の公式データ
項目人数・割合
卒業者数85人
就職希望者数69人
就職者数68人
進学者数0人
就職決定率98.6%
就職率80.0%
[2]

大学の定義では、就職決定率は就職者数を就職希望者数で割った割合、就職率は進学者を除く卒業者数で割った割合です。この学部では68÷69と68÷85になります。希望する企業や職種に就けた割合とは異なります。[2]

この数値だけで学歴による選考の有無や、個人の採用可能性を判断することはできません。企業ごとの条件と、自分が準備すべき選考内容を確認しましょう。

専攻・コースは入学年度に合わせて整理する

学部の公式ページは2025年度生以降と2024年度生以前を分けています。2025年度生以降は英語学専攻とGlobal Studies専攻、2024年度生以前は英語教育コースと英語実践コースの案内があります。自分の所属や履修内容は入学年度に対応する学内資料で確認してください。[3]

エントリーシートには正式な所属名を書き、面接では実際に学んだことを具体的に補足します。受験生向けの新しい制度や留学プログラムを、自分が経験したかのように説明しないことが大切です。

語学力は資格と使用経験を分けて伝える

語学資格を応募条件にしているかは企業ごとに異なります。試験名、取得時期、点数を正確に書き、学習中なら取得済みと区別しましょう。点数だけで会話や文章作成のすべてが伝わるわけではないため、実際に使った経験も整理します。

語学の経験を説明する観点
場面伝えること
発表何を誰に説明し、どこを分かりやすく直したか
読み書きどんな資料を扱い、意味や表現をどう確認したか
会話理解できないときに、どう確認して話を進めたか
学習苦手な点を見つけ、どの方法に変えたか

学部は英語の4技能や文化・歴史、表現などの学びを案内しています。自分が取り組んだ課題から説明材料を選び、大学が提供する教育内容をすべて身につけたようには書かないでください。[3]

航空・旅行・ホテルを調べるときの比較項目

まず仕事内容と採用する会社を確認します。同じ空港で働く募集でも、雇用主、担当業務、研修、勤務地の条件は異なります。旅行やホテルも、接客、営業、予約、運営などのどの仕事かを見て比較してください。

  • 業務で英語を使う場面と、求められる水準。
  • 勤務地と異動の範囲、勤務時間の形。
  • 新人の研修と、配属が決まる流れ。
  • 応募時の提出物、試験、面接の形式。

利用者として好きなサービスと、働きたい理由を分けて書いてみましょう。「英語を使いたい」に加え、相手の要望を聞く、正確に案内する、調整するなど、どの業務に関心があるかを言葉にすると志望理由が具体的になります。

留学経験がなくても自己PRは作れる

留学の有無だけで経験の価値を決める必要はありません。授業、学内交流、アルバイトで、相手に合わせて説明したり、分からないことを確認したりした場面を振り返ります。実際に留学をした場合も、滞在した事実より自分の行動を説明しましょう。

以下は編集部の架空の例です。「英語の発表で説明が伝わらなかったため、専門用語を短い言葉に置き換え、例を足しました。練習で質問してもらい、理解されにくい箇所を直しました」。測っていない成果を追加せず、自分が工夫した過程を正確に書いてください。

英語教員を目指す人は履修と採用を分けて確認する

学部は英語科教員の免許や採用試験に向けた支援を案内しています。免許の取得には必要な履修などの条件があり、免許取得と採用試験合格は別です。自分の入学年度の要件と、受験先の募集案内を確認しましょう。[3]

企業就職と迷う場合は、実習・試験・応募の予定をまとめます。教えることに関心がある理由と、企業で希望する業務を分けて考え、共通する経験整理は先に進めると準備しやすくなります。

学部担当スタッフに募集要項を見せて相談する

キャリアセンターは学部・学科ごとの担当者による相談や個人面談を案内しています。語学条件と自分の経験を照らし合わせ、候補の広げ方や書類の伝え方を相談してみましょう。[4]

相談には募集要項、資格の記録、自己PRの下書きを用意します。英語を使う職種が分からなければ、会話、文章、調整など自分が関心を持つ作業をメモするだけでも構いません。

今から始める応募準備

  • 正式な所属、語学資格の種類と取得時期を確認する。
  • 候補を職種・語学条件・勤務地で比較する。
  • 授業やアルバイトの経験を一つ選び、自己PRを書く。
  • 相談して修正し、学習と応募を並行して進める。

語学の目標点に届くまで何も応募しない、と決めず、現在満たしている条件の募集も調べましょう。締切を管理し、次に改善する点を一つずつ決めることが大切です。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 大阪学院大学 外国語学部の主な就職先確認日:2026-09-10 / 2026年3月現在、過去5か年
  2. 大阪学院大学 2025年度卒業生進路データ確認日:2026-09-10 / 外国語学部の人数・率
  3. 大阪学院大学 外国語学部英語学科確認日:2026-09-10 / 2025年度生以降と2024年度生以前の教育
  4. 大阪学院大学 キャリアセンター確認日:2026-09-10 / 学部担当者・個人面談

次の選考準備に役立つ記事