就職実績がまだない時期は、情報の種類を分ける

公式学部サイトは2024年4月開設と案内し、カリキュラムを4年間の学びとして説明しています。2026年5月1日現在の情報公開では看護学部の1〜3年生を掲載しています。このため、2026年9月の本稿確認時点で、同課程の卒業生の就職率を示すことはできません。[1] [2] [3]​​‌‌​‌‌​‌‌​‌​​​‌​‌‌​​‌‌​​​‌‌‌​‌​‌‌‌​​​‌‌​​​​​​​‌‌‌‌​‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌‌

進路情報を読むときの区別
情報使い方
看護学部の実習先どのような現場で学ぶ機会があるかを確認する
歯学部・医療保健学部の卒業実績別課程の情報。看護学部の実績には数えない
病院や施設からの求人対象卒業年・職種・応募条件を確認する
将来目指せる進路資格・採用条件を調べる入口。就職済みの実績と呼ばない

先輩の実績がまだないことだけで、自分の採用可能性を決め付ける必要はありません。一方、大学の歴史や附属病院の存在を理由に、希望先への採用が保証されるとも考えないようにします。今確認できる募集条件と、自分の学修経験を準備の材料にしてください。

口腔健康管理と多職種連携を、自分の経験から説明する

学部は楠葉キャンパスのシミュレーション設備を紹介しています。実習映像などを使って振り返る部屋や、病院の場面を再現して練習する設備があり、学外実習に備えて学ぶ環境を説明しています。[1]

カリキュラムには口腔健康管理論、ODU学部横断プログラムのキャリアプランニング、キャリア形成論などがあります。口腔に関する学びと、医療専門職の役割を知る機会を、進路を考える手掛かりにできます。[2]

経験の整理に使う問い(編集部の提案)
経験書き出すこと
シミュレーション何に迷い、振り返りでどの点を修正したか
口腔健康管理の学修看護の役割について、授業前後で理解がどう変わったか
多職種を学ぶ授業役割の違いや情報共有について何を知ったか
地域での交流や実習生活の場を知ることで、何を考え直したか

設備や授業があるという大学の特長と、自分が何を身に付けたかは分けます。「専門性が高い」「協働できる」と結論だけを述べず、指導や振り返りを受けて行動を変えた場面を一つ選びましょう。

口腔の学びを志望理由に使う場合も、治療効果などを独自に断定する必要はありません。自分がどの授業で関心を持ち、今後どのような看護を学びたいと思ったかを、学生としての経験に沿って説明します。

実習先を、そのまま就職先一覧にしない

公式カリキュラムは1年次からの臨地実習を示し、病院のほか、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、子育て支援施設、介護福祉施設などを実習の場として紹介しています。これらは卒業生が就職した施設の一覧ではありません。[2]

学ぶ領域には地域・在宅、成人、老年、小児、母性、精神、公衆衛生などが含まれます。実習で関心を持った対象や場面を書き出し、希望する仕事の候補を広げる材料にしましょう。[2]

短期間の実習だけでは、新人職員の働き方や配属の決め方までは分からないことがあります。実習で見た事実と、就職説明会で別に確かめたい事項を分けると、志望先を具体的に比較しやすくなります。

実習を経験した施設への応募でも、正式な募集要項、提出書類、選考方法を確認します。実習に参加していることが、選考免除や採用の約束を意味すると推測しないでください。

病院の規模に加えて、新人が学べる環境を比べる

大きな病院を希望する場合も、名前や規模だけでは自分に合う教育環境かどうかは分かりません。自分が学びたい看護と、入職後の支援について、病院等の採用ページや説明会で確認しましょう。

説明会・見学で使える質問(編集部の提案)
比較する点質問例
新人への指導新人が相談する相手と、振り返る機会はどう設けられていますか
配属希望の伝え方と、配属を決める手順を教えてください
経験する仕事新人はどのような業務から学び、担当を広げますか
学びの継続研修と通常の勤務はどのように組まれていますか
働く条件勤務地、勤務時間、休日、住居の条件はどの資料で確認できますか

回答は施設ごとに同じ項目で記録します。説明を受けたこと、実際に見たこと、自分の感想を分け、回答が得られなかった点も残してください。曖昧な欄を印象だけで埋めないことが、後から比較する際に役立ちます。

希望する領域が決まらない場合は、候補を一つに絞る前に説明会を比較できます。反対に、関心が明確な場合でも、配属希望が必ず通るとは限らないため、他の領域を学ぶ機会も含めて確かめましょう。

看護師・保健師の課程と、応募条件を別々に確認する

カリキュラムは看護師教育課程と保健師教育課程を分け、後者では必要な講義・演習・実習を通じて保健師国家試験受験資格を取得すると説明しています。保健師の教育課程は選択制として案内されています。全員が同じ履修や資格取得に進むとみなさないようにします。[2] [4]

保健師課程に関する確認資料には、2025年度入学生からの定員変更について申請中の注記が残っています。本稿では確定した最新定員を示さず、自分の入学年度の履修・選抜条件を学部へ確認することを勧めます。[4]

採用の準備では、卒業見込み、資格取得見込み、試験結果の提出など、募集元が求める条件を確認します。学内の履修条件、国家試験、採用選考は同じ手続きではありません。必要な提出物と期限を別々に予定表へ入れてください。

求人案内を確認し、相談したいことを準備する

看護学部の採用担当者向け公式ページは、病院・施設から受け取る求人情報やインターンシップ情報をシステムで扱うと説明しています。2028年3月卒向け求人は2026年12月1日から受付開始予定と案内しており、本稿確認日の時点でその受付が始まっているとは扱いません。[5]

同ページの問い合わせ先は看護学部事務室です。学生としての利用方法、求人を確認できる時期、個別相談や面接練習の窓口は、学部の案内で確認してください。医療保健学部のキャリアセンターの予約方法が、看護学部にも同じように適用されるとは限りません。[5]

相談時は、関心のある看護、実習で知ったこと、候補先、判断に迷う点を短くまとめます。応募書類が完成してからだけでなく、何を調べればよいか分からない段階でも、質問を用意することができます。

編集部の架空の例です。「演習の振り返りで、自分の説明が相手に伝わったかを確かめていないと気付きました。次の演習では、分かりにくかった点を聞き、教員の助言を受けて説明の順番を変えました。今後も相手の反応を見ながら学び直す姿勢を大切にしたいです。」

これは同大学の学生の実話や採用例ではありません。自分の経験に置き換え、実習で許可された役割の範囲を正確に話します。患者を特定する情報や実習先の非公開情報は応募書類へ含めないようにしてください。

  • 自分の入学年度・卒業予定年と履修条件を確認する。
  • 関心を持った実習や演習の一場面を整理する。
  • 応募候補の教育体制と募集条件を同じ項目で比較する。
  • 求人の利用時期と相談窓口を学部の案内で確かめる。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 大阪歯科大学 看護学部確認日:2026-09-10 / 2024年4月開設、楠葉、シミュレーション・振り返り設備。採用実績としない
  2. 大阪歯科大学 看護学部 カリキュラム確認日:2026-09-10 / 4年間、口腔健康管理・キャリア科目、1年から実習、各領域、保健師課程
  3. 大阪歯科大学 在学者数・卒業者数確認日:2026-09-10 / 2026/5/1看護1年95/2年98/3年76、4年欄なし。本文人数不使用
  4. 大阪歯科大学 保健師の資格取得を目指す方へ確認日:2026-09-10 / 選択制。2025入学から10→15申請中注記残存、定員を確定扱いしない
  5. 大阪歯科大学 看護学部 採用ご担当のみなさま確認日:2026-09-10 / 2028卒求人受付2026/12/1予定、3/1公開予定(年本文省略のため転記せず)。看護事務室。学生予約相談の詳細不明

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