卒業202人の進路と、就職率98.8%を分けて読む
大学の2025年度卒業生の進路状況では、経法商学部経法商学科の卒業者は202人、就職希望者161人、就職者159人、大学院等進学・留学者3人、その他40人です。2026年5月1日現在の集計で、公表就職率98.8%は就職希望者が分母となります。[1]
| 項目 | 人数 |
|---|---|
| 卒業者 | 202人 |
| 就職希望者 | 161人 |
| 就職者 | 159人 |
| 大学院等進学・留学者 | 3人 |
| その他 | 40人 |
就職者には非常勤職員など非正規の職に就いた人も含まれます。「その他」には就職を希望しない人、公務員・教員試験の準備中の人、進学・就職・資格取得の準備中の人などが含まれ、40人全員の理由を一つに決めることはできません。[1]
別表の進学等の状況では、この3人は海外留学として掲載されています。大学院進学3人という意味ではありません。また、学科の就職率を公務員試験の合格率や、希望する企業への採用率と同じ数字として使わないようにします。[2]
3コースから、仕事を考える視点を取り出す
経法商学科は法律・経済・経営を横断的に学び、2年次から法律行政、経済経営、地域社会の3コースを選ぶ構成です。幅広く学んだことを一度に説明するより、どの問いを深めてきたかを整理すると、希望する仕事との接点が見えてきます。[3]
| コース | 振り返る問い |
|---|---|
| 法律行政 | 制度やルールの目的を調べ、異なる立場をどう比較したか |
| 経済経営 | 資料やデータから何を読み取り、どんな判断につなげたか |
| 地域社会 | 地域の課題を誰の視点から捉え、どう調査・提案したか |
大学では1年次から4年次までの少人数のゼミや、討論・発表・フィールドワークを紹介しています。ゼミのテーマに加え、資料集め、聞き取り、分析、発表のどこを担当したかを整理しましょう。チームの結論と自分の担当を分けて説明することが大切です。[3]
コース名だけで応募できる仕事が固定されるわけではありません。法律行政で学んだ比較・説明の経験を企業へ、経済経営で考えた地域の課題を行政への志望理由へつなげることも考えられます。応募先で実際に担う仕事を調べ、自分の経験との重なりを確かめてください。
キャリア科目を、志望理由の材料にする
1年次の「キャリアデザイン入門」は必修科目で、卒業後の進路を早い段階から考える学びとして紹介されています。2年次には、さまざまな業界や現場から講師を招く「沖縄経済・企業論入門」も案内されています。[3]
外部講師の話を聞いたときは、印象に残った言葉だけでなく、仕事内容について新しく分かったこと、自分の想定と違ったこと、さらに調べたいことを分けて記録します。企業研究では、その仕事がどの相手の課題に応えているのかを確認しましょう。
編集部の架空の例として、地域の店舗について調べた学生なら、利用者と事業者の両方へ聞き取り、課題の捉え方の違いを整理した経験を話せます。調査結果を踏まえてどの提案を考えたか、自分がどこを担当したかを示し、実施されていない案を実現した成果として書かないようにします。
インターンシップでは、学内で考えた仕事のイメージを現場の経験と照合することができます。参加した会社の知名度より、実際に見聞きした業務、疑問を解消するためにした質問、その後に変わった関心を整理すると、志望理由を具体化しやすくなります。[3]
公務員試験と企業選考の準備を一緒に整理する
学科では、公務員対策のオキダイLECプログラム(OLP)を1年次から利用できることが案内されています。各種資格試験対策講座も紹介されていますが、受講と資格取得、試験合格、採用は別です。希望する試験に合う講座や受講条件を確認して使いましょう。[3]
公務員を検討する場合は、自治体や職種の募集区分、試験内容、受付期間を先に確認します。同じ公務員でも仕事は異なるため、働きたい地域だけでなく、どの業務に関わりたいかを調べます。配属先が希望どおりになるとは限らないことも踏まえ、組織全体の役割を理解してください。
企業を併願する場合は、公務員試験の勉強が企業向け書類や面接の準備をすべて兼ねるわけではありません。応募先の事業や職種を調べ、そこで働きたい理由を別に整理します。試験・面接・ゼミの締切を同じ予定表に載せ、先に提出できる書類は早めに作成しましょう。
学科ページに掲載されている銀行員、公務員、民間企業、進学などは進路のイメージです。全学の主な内定先一覧も学科別の表ではないため、掲載された企業をすべて経法商学部の採用実績と考えず、自分の学科の詳細は学内資料や相談で確かめてください。[3] [4]
求人と自分の経験を、就職支援課で照合する
個別就職面談は40分の予約制で、何年次でも利用できます。履歴書の添削、面接練習、進路の悩みなどを相談でき、オキダイキャリアナビから求人情報や面談・イベントの予約を確認できます。[5]
相談時には求人や採用案内を一つ持ち、自分がゼミで取り組んだことを短くまとめておきます。「何を強みとして書けばよいか」という相談でも、調べた資料、担当、工夫などを示すと、具体的な行動から話し合えます。
県外での就活を考える学生向けには渡航費の一部補助も案内されています。利用条件や申請方法を確認し、移動が必要な選考と学業の予定を合わせて考えましょう。応募先の所在地だけでなく、実際の勤務地や転勤の範囲も個々の求人で確かめます。[5]
今週は一つの問いと一つの募集を結び付ける
これまでのゼミや授業から、関心を持った問いを一つ選びます。何を知りたくて、どの情報を集め、どんな結論や課題に至ったのかを書き出し、その中で自分が担ったことを明確にしましょう。
次に、企業または公務員の採用案内を一つ選び、仕事内容と必要な準備を確認します。調査や提案の経験がどの業務に関係するかを考え、不明な点を就職支援課へ持っていきます。幅広い学びを一言でまとめようとせず、具体的な経験から進路を絞っていくことができます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 沖縄大学 2025年度卒業生の進路状況確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生の進路状況
- 沖縄大学 2025年度卒業生の進学等の状況確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生の進学等の状況
- 沖縄大学 経法商学部 経法商学科確認日:2026-09-10 / 経法商学部 経法商学科
- 沖縄大学 2025年度卒業生 主な内定先一覧(全学)確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生 主な内定先一覧(全学)
- 沖縄大学 就職支援課について確認日:2026-09-10 / 就職支援課について