就職希望66人中66人と、卒業者71人を区別する
大学の2025年度卒業生の進路表は、2026年5月1日現在の集計です。健康栄養学部管理栄養学科の卒業者は71人、就職希望者66人、就職者66人、大学院等進学・留学者0人、その他5人とされています。[1]
| 項目 | 人数・割合 |
|---|---|
| 卒業者 | 71人 |
| 就職希望者 | 66人 |
| 就職者 | 66人 |
| 大学院等進学・留学者 | 0人 |
| その他 | 5人 |
| 就職率(希望者が分母) | 100% |
この100%は、卒業者全員が就職したことや、全員が管理栄養士に合格したことを示す数字ではありません。大学の注記では就職者に非常勤など非正規の仕事も含むとされています。「その他」には就職を希望しない人や、進学・就職・資格試験などの準備中の人が含まれ、学科の5人の内訳までは分かりません。[1]
就職率は選択肢を調べる入り口として使い、自分が希望する職種や働き方に合うかは別に確認します。資格職の採用を考えている場合も、実際の求人で必要な資格や担当業務を確かめることが必要です。
給食会社への就職と、病院への配属を分けて見る
大学が2026年6月12日に公開したキャリア講話の記事では、管理栄養学科の卒業生2人が富士産業に就職し、琉球大学病院事業所と南山病院事業所へ配属された例が紹介されています。病院で働いていても、雇用元は給食会社という働き方があることが分かります。これは講話時点の卒業生の事例で、採用年度別の実績表ではありません。[2]
講話では、日々変動する食数に応じた発注や、一人ひとりに合うメニュー・食事形態への対応などが紹介されています。「病院で働きたい」と考える場合も、直接雇用か給食会社からの配属か、どの仕事を担当するかを求人で確認しましょう。[2]
| 確認項目 | 確かめたい内容 |
|---|---|
| 雇用元 | 応募・契約する組織はどこか |
| 配属先 | 勤務施設は決まっているか、変更の範囲はどうか |
| 担当業務 | 調理、発注、栄養管理、説明などの担当範囲 |
| 資格条件 | 栄養士・管理栄養士のどの状態が応募条件か |
| 働き方 | 勤務時間、雇用形態、異動の条件 |
学科の進路紹介には病院や学校、保健行政、食品関連企業などが進路のイメージとして示されています。目指せる仕事の紹介と、特定年度に実際に採用された実績は区別します。企業名から開発職や資格職への採用を推測せず、募集職種を確認してください。[3]
沖縄の食文化と、対象者に合わせた栄養の学びを伝える
管理栄養学科では、沖縄特有の食品や食文化と健康との関係を学ぶことが紹介されています。地域の食品を知っているという説明に加え、どの対象者に、どのような条件で活用するかを考えた経験を振り返ると、仕事との接点を見つけやすくなります。[3]
学科の学びには疫学・統計、公衆栄養、栄養教育、給食の運営などが含まれます。給食では栄養だけでなく、安全や経済面を考えることも示されています。実験や献立作成で、複数の条件をどう確認し、何を優先して判断したかを書き出してみましょう。[3]
編集部の架空の例として、地域の食品を使う献立を考えた学生なら、対象者の食べやすさ、必要な量、調理の手順を比較し、教員の助言を受けて案を見直した過程を話せます。健康状態を改善したなどの効果を測っていなければ付け加えず、実際に検討・確認した内容にとどめます。
「沖縄の食文化を守りたい」という関心も、具体的な仕事の志望理由につなげるには、応募先の事業と照合が必要です。誰へ何を届ける仕事なのかを調べ、自分が学んだ食品の特徴や説明の工夫が、どの場面で役立ちそうかを考えてください。
臨地実習は、自分の役割と学びを区別して整理する
臨地実習は、現場での課題発見や、関連する職種との協働を学ぶ機会として紹介されています。2026年のキャリア講話も実習の事前学習として行われており、仕事を知ってから現場で学ぶ流れが示されています。実際の時期や履修条件は、自分の年度の学科案内で確認します。[2] [3]
実習を振り返るときは、見学したこと、自分が行ったこと、指導を受けたことを分けます。患者や利用者の事情を詳しく説明するより、自分がどの点を確認し、どう質問し、次の行動を変えたかを中心にまとめましょう。個人が特定される情報は含めません。
応募先への説明では、実習の感想だけで終えず、その経験からどの仕事に関心を持ったのかも整理します。発注や作業調整に関心を持ったのか、対象者への説明に関心を持ったのかで、求人を比較するときの注目点が変わります。
まだ実習前なら、現場で確かめたいことを三つ程度に絞って準備します。仕事内容、他職種との連携、自分に不足している知識など、見学や指導の機会に聞きたい内容を整理しておくと、進路を考える材料を集めやすくなります。
国家試験と応募の準備を並行して進める
学科案内には栄養士免許、管理栄養士国家試験受験資格、栄養教諭一種免許が掲載されています。管理栄養士は受験資格と合格・免許取得を区別し、所定の科目や実習などの条件を確認します。履歴書でも取得済み、取得見込み、受験予定を正確に使い分けましょう。[3]
就職支援課では全年次の学生が個別面談を利用でき、履歴書添削や面接練習、進路の相談を受け付けています。オキダイキャリアナビで求人情報を確認し、応募先の条件と現在の資格・学修状況を照合してから相談すると、必要な準備を具体化できます。[4]
県外の仕事も検討する場合は、渡航費を一部補助する制度の対象条件を就職支援課へ確認します。栄養教諭を目指す場合の教職課程や教員養成の相談先は教職支援センターです。応募と実習・試験の予定を重ね、先に提出できる書類から準備してください。[4]
今週は雇用元と仕事内容を一件確認する
関心のある求人を一件選び、雇用元、配属先、担当業務、必要資格を書き出します。病院名や企業名だけで判断せず、自分がどんな相手へ何を提供する仕事なのかを確かめましょう。
次に、関連する実習や授業を一つ選び、目的、自分の担当、確認した条件、見直した点を短くまとめます。資格試験の学習計画と応募締切を一緒に確認し、不明な条件や経験の伝え方を学内で相談することから進めてください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 沖縄大学 2025年度卒業生の進路状況確認日:2026-09-10 / 2025年度卒業生の進路状況
- 沖縄大学 臨地実習に向けた卒業生のキャリア講話確認日:2026-09-10 / 臨地実習に向けた卒業生のキャリア講話
- 沖縄大学 健康栄養学部 管理栄養学科確認日:2026-09-10 / 健康栄養学部 管理栄養学科
- 沖縄大学 就職支援課について確認日:2026-09-10 / 就職支援課について