外国語学部の就職希望者119人全員が就職。航空業界への就職率とは別

2025年度の就職活動状況表では、外国語学部の就職希望者119人に対して就職者119人で、希望者に対する就職率は100%です。卒業者欄128人、9月卒業欄2人、進学者1人が別に示されています。[1]

2025年度外国語学部の公式集計(2026年5月1日現在)
項目人数・割合
就職希望者119人
就職者119人
希望者に対する就職率100%
卒業者に対する就職率(進学者を除く)92.2%
[1]

この100%は航空会社への就職率でも、留学経験者の内定率でもありません。英語の得点別の採用結果、企業別人数、希望職種への配属は資料から分かりません。大学全体の数値ではなく学部の実績を確認した上で、自分が希望する仕事を調べましょう。

航空・旅行・ホテルに加え、メーカーや物流も候補にする

大学が公表する外国語学部の直近5年の主な就職先には、全日本空輸、日本航空、ANA中部空港、ソラシドエア、ドリームスカイ名古屋、JTB、日本旅行、帝国ホテル、名古屋ヒルトン、トヨタ紡織、フジトランスコーポレーションなどがあります。2025年度のみの実績ではありません。[2]

企業名から仕事内容へ調査を進める
調べる方向最初に比較すること
航空・空港航空会社と空港関連会社、客室・地上などの募集職種
旅行・ホテル企画・営業・接客など実際の仕事と勤務条件
メーカー応募可能な事務系職種と海外業務への関わり方
物流扱う輸送・取引と、職種別の業務内容

掲載企業への就職実績があっても、先輩がどの職種に採用されたかは一覧から判断できません。航空会社の企業名を見て「全員が客室乗務員」と読み替えないようにします。グループ会社の採用も法人ごとに確認してください。

「英語を使う仕事」を探すなら、頻度だけでなく、誰に対して何を説明するために使うかまで考えます。日本語での調整や資料作成も含め、日々の業務に関心を持てるかを企業研究で確認すると、会社名だけに依存せず候補を選べます。

英語力は、試験の点数と実際の使用経験を両方示す

英米語学科の公式案内では、聞く・話す・読む・書く力やプレゼンテーションを磨く科目、TOEIC対策、留学支援などが紹介されています。履修した事実に加え、どのように学び、何をできるようにしたかを自分の経験で説明しましょう。[3]

語学経験の整理メモ
項目記載する内容
試験結果試験名・形式・受験時期・点数を正確に記録する
使用場面授業発表、文章読解、接客など具体的な場面
難しかったこと聞き返し、説明の順序、語彙などの課題
実際の工夫事前準備や復習、伝え方をどう変えたか
現在の課題まだ難しいことと、続けている練習

応募先が指定する試験形式や提出期限がある場合は、その条件に従います。「何点あれば航空会社に必ず受かる」と共通の線を引かず、各社・各職種の募集要項で必要条件や推奨条件を確認してください。スコアが高くても、仕事内容への理解や面接準備は別に必要です。

留学していなくても、学内の行動を具体的に伝える

学科は1年次の基礎セミナーで企業と連携した課題解決型の学習を紹介しています。留学の有無だけで経験の価値を判断せず、授業・ゼミ・アルバイトで相手に合わせて説明した場面を振り返ってみてください。[3]

英語での発表を説明する架空例

「授業の発表で、用語を多く入れすぎて内容が伝わりにくいと指摘されました。そこで私は、専門用語の定義を短くし、具体例を先に示す順番に資料を直しました。練習では聞き手に要点を説明し返してもらい、伝わっていない部分を確認しました。」

これは架空例で、当塾や大学の実在する学生の実績ではありません。英語が流暢だったという評価を作るのではなく、自分が準備・確認・修正した行動を伝える例です。留学経験がある場合も、渡航先や期間だけで終えず、現地で自分がしたことを同じように掘り下げます。

  • 相手は何を知っていて、何を知らなかったか
  • どこで伝わらなかったと気づいたか
  • 説明の言葉・順序・資料をどう変えたか
  • 自分で確認できた結果と、推測の評価を分けられるか

iWingなどの支援は、採用や配属の保証と分けて活用する

公式案内ではANA総合研究所と連携するiWingプログラムを紹介し、講義や就職カウンセリングなどを案内しています。航空業界に関心がある場合は、最新の募集時期、対象者、費用、実施内容を大学へ確認してみましょう。[3]

連携先に名前があることと、その企業から採用されることは別です。講座を受ける目的は、業務理解を深め、自分の準備を具体化することに置きます。客室、空港の地上業務、その他の仕事の違いを調べ、どの場面で働きたいのかを整理してください。

学校の授業案内にある一般的な目安だけで応募資格を判断せず、募集年度ごとの企業公式情報を読みます。必要な書類、語学の扱い、選考日程を自分で確認し、わからない点は採用窓口へ質問しましょう。

英語教員・日本語教育を考える場合は、必要条件を確認する

学科は英語の教職課程や日本語教員養成プログラムを紹介しています。一方、日本語教員養成プログラムについては、登録日本語教員の資格取得に必要な要件を満たすものではないと明記しています。プログラム名だけで資格が取れると判断しないでください。[3]

教える仕事を希望する場合は、働きたい機関の募集条件と、自分の履修・資格の状況を照らし合わせます。必要な課程や受験資格については大学の担当窓口へ確認し、学科の案内と応募条件の違いを整理しましょう。

語学を教えることへの関心が、旅行や接客への関心と同じとは限りません。相手が理解する過程を支えたいのか、移動や滞在を支えたいのか、経験を振り返ると仕事選びの軸を具体化できます。

最初の一歩は、スコア表と経験メモを持って相談する

大学のキャリアセンターは就職相談、応募書類や面接の支援を案内しています。Web予約の方法を確認し、募集要項、語学の記録、話せる経験を一つ用意して相談すると、次の準備が明確になります。[4]

  • 企業を航空・旅行だけに限定せず、英語を使う場面で比較する
  • 試験の点数と、実際の使用経験を別々に整理する
  • 自己PRを日本語で具体化し、必要なら英語でも説明する練習をする
  • 募集条件の不足と、説明の準備不足を分けて対応する

大学名や留学の有無だけで可能性を決めず、応募できる仕事と今ある経験を照らし合わせていきましょう。逆転就活塾の無料相談でも、語学力への不安、企業選び、外国語学部での経験の伝え方を整理できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 名古屋学院大学|2025年度 就職活動状況表確認日:2026-09-09 / 外国語学部の進学・就職人数と就職率
  2. 名古屋学院大学|就職実績確認日:2026-09-09 / 外国語学部の直近5年の就職先。採用職種は未記載
  3. 名古屋学院大学|英米語学科確認日:2026-09-09 / 英語教育、企業連携授業、iWing、日本語教員養成の注意書き
  4. 名古屋学院大学|就職支援確認日:2026-09-09 / 書類・面接などの相談支援