就職196人と進学18人を分けて確認する
| 項目 | 人数・率 |
|---|---|
| 卒業者 | 227人 |
| 就職者 | 196人 |
| 進学者 | 18人(進学率7.9%) |
| その他 | 13人 |
| 就職希望者 | 201人 |
| 就職率 | 97.5%(196人÷201人、原典表示) |
就職率は卒業者全員に対する割合ではありません。原典の就職希望者は、就職者に教員採用試験準備者と就職活動継続者を加えた定義です。就職者には正規の職員のほか1年以上の非正規職員などを含むため、196人全員が正規教員として採用されたという意味でもありません。[1]
また、進学18人は就職者とは別の区分です。学部での学びを深めたい場合は、大学院等で取り組みたい課題を考え、指導教員や担当窓口に相談しましょう。就職率の高さだけで進学の必要性を判断せず、何を学び、どのような仕事をしたいかを基準にします。
教員以外の掲載先も確認する
2025年度の主な就職先では、熊本市公立学校教員40人、熊本県公立学校教員30人、福岡県公立学校教員21人、長崎県公立学校教員9人、鹿児島県公立学校教員8人などが示されています。九州を中心に、複数地域の公立学校への進路を確認できます。[2]
一方、熊本市役所4人、熊本県庁2人、佐賀県庁2人、肥後銀行2人、福岡市役所2人、レバレジーズ2人なども掲載されています。教員以外の選択肢を調べる際には、先輩の就職先を入口に、本人が興味を持つ業務や募集職種を確認してください。[2]
この一覧は主な就職先の紹介です。教員の掲載人数から教員採用試験の合格率を計算したり、任用形態を正規・臨時に分けたりすることはできません。学校の校種、教科、職種なども、記載されている範囲を超えて推定しないようにしましょう。[2]
企業へ応募するときは、「教員にならなかった理由」だけで説明を終えず、その企業の仕事を選ぶ理由を準備します。教育を学ぶ中で関心を持った課題と、応募先の仕事内容がどこで結び付くかを整理すると、志望先を主体的に選んだことが伝わります。
2026年度開始の共同教員養成課程を区別する
教育学部は、佐賀大学教育学部と2026年4月に共同教員養成課程を開始しました。両大学の強みを組み合わせ、ICTを活用した遠隔講義などで共同して教員を養成する仕組みです。2025年度卒業者の就職先を、その新課程の卒業実績として紹介することはできません。[3]
| 課程 | コース・専攻 |
|---|---|
| 共同教員養成課程 | 小中連携教育コース:小学校教育主免専攻、中学校教育主免専攻 |
| 共同教員養成課程 | 教育支援探究コース:発達支援専攻、特別支援教育専攻 |
| 養護教諭養成課程 | 養護教育コース:養護教育専攻 |
共同課程では、卒業に必要な単位のうち31単位をパートナー大学から受講し、共同科目を遠隔授業システムで学ぶと案内されています。シラバスを共通にした科目と各大学独自の科目もあります。養護教諭養成課程は別の課程なので、共同課程の仕組みを一律に当てはめないでください。[5]
在学生は入学年度の履修案内を確認し、所属課程・専攻を応募書類で正確に表しましょう。教員免許についても、取得見込みの種類や校種を手元の履修状況に合わせて整理します。大学の紹介ページにあるすべての免許が、全員に自動的に付与されるわけではありません。[4]
教育実習から具体的な行動を振り返る
教育学部は、大学の授業と学校現場での実習を繰り返す学びを紹介しています。附属学校園に加え、熊本県・熊本市教育委員会の協力を受けた公立学校での実習もあります。学んだ理論を現場で確かめ、そこで生じた疑問を大学で考え直すことが振り返りの材料になります。[6]
実習経験を説明するときは、子どもの様子、本人が考えた課題、指導者に相談した内容、実際に試したこと、その後の振り返りを整理します。子どもや学校を特定できる情報は避けてください。指導教員が決めたことと、自分が担当したことを分けると役割が明確になります。
うまくいった授業だけを選ぶ必要はありません。説明が伝わらず、資料や問いかけを修正した経験も使えます。どのように理解の様子を確かめたか、なぜ変更したか、次に何を改善したいかを述べると、経験から学ぶ姿勢が伝わります。
企業向けには、その経験で使った力を仕事内容に引き付けて説明します。例えば、相手の理解に合わせて伝え方を変えたことや、複数の意見を整理して準備したことです。ただし、実習を企業の実務経験と同一視せず、学んだ力を入社後どう生かしたいかまでを自分の考えとして伝えましょう。
教員採用試験と別の選考の予定を整理する
| 希望進路 | 先に確認すること |
|---|---|
| 教員 | 校種・教科・免許状の条件、試験内容と出願期間 |
| 行政 | 募集区分、担当業務、試験日程、必要書類 |
| 民間企業 | 募集職種、業務内容、応募書類と面接の予定 |
| 進学 | 研究したい課題、指導体制、入試、費用 |
複数の進路を検討する場合は、教育実習や授業の予定も入れた一つの予定表を作ります。同じ時期に面接や試験が重なる可能性があるため、締切だけでなく書類を準備する日も決めておくと相談しやすくなります。試験の詳細は応募する年度の公式要項で確認してください。
地域枠や奨学金など本人に適用される条件がある場合も、手元の案内を担当窓口と確認します。別の学生が選んだ進路から、自分に同じ条件が適用されると判断しないことが大切です。
希望する進路を伝えて相談を利用する
全学のキャリア相談では、就職支援課職員やヤングハローワークの派遣相談員が、応募書類の添削、面接練習、官公庁と民間企業の併願などの相談に対応します。KUMA★NAVIによる事前予約制で、相談室またはオンラインを利用する案内です。[7]
相談時は、所属課程・専攻、教職を含む希望進路、実習で経験したことを共有しましょう。免許や教職課程の確認は学部の担当窓口へ、書類や面接の整理はキャリア相談へと、相談内容を具体化します。逆転就活塾へ相談する場合も、本人の希望と迷っている点を伝えることで、教育を学んだ経験の説明を整えやすくなります。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 熊本大学 令和7年度卒業・修了生の進路状況確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 主な就職先(2025年度)確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 共同教員養成課程の開課程式確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 教育学部 コース紹介確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 共同教員養成課程確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 教育学部 特色ある取り組み確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離
- 熊本大学 キャリア相談確認日:2026-09-11 / 公式本文全文確認。進路PDF全1頁本文・画像確認。2025年度卒と2026新課程を分離