3学科の就職先を混ぜずに読む

神戸学院大学の総合リハビリテーション学部は、理学療法学科、作業療法学科、社会リハビリテーション学科の3学科で構成されています。大学は2023〜2025年度の就職状況と主な就職先を学科別に公開しています。[1] [2]

学科と公式に説明された学びの方向
学科学び・進路の方向
理学療法学科理学療法士を目指す専門的な学び
作業療法学科作業療法士を目指す専門的な学び
社会リハビリテーション学科社会福祉・生活環境を学び、専門職や企業等を目指す
[2]

同じ学部でも目指す職種や学ぶ内容は異なります。学部全体に病院の名前が多いから、自分も同じ資格で応募できるとは考えず、学科・履修・資格と求人の条件を照合しましょう。

社会リハビリテーション学科には一般企業への就職例もあります。「リハビリテーション」という学部名だけで、全員が同じ医療専門職になると捉えないことが大切です。[1]

理学療法・作業療法は病院名だけで選ばない

理学療法学科の主な就職先には、神戸大学医学部附属病院、甲南医療センター、宝塚市立病院、阪神リハビリテーション病院、神戸赤十字病院などが掲載されています。[1]

作業療法学科には、神戸市立医療センター中央市民病院、西宮協立リハビリテーション病院、大阪北リハビリテーション病院、国立病院機構近畿グループ、兵庫県立病院などが掲載されています。[1]

一覧は過去3年の一部抜粋で、個別の採用人数、配属部署、採用条件は示されていません。同じ医療法人でも複数施設を持つ場合があります。募集する法人・施設・職種を確認したうえで、見学や説明会で働く環境を調べましょう。[1]

見学や募集要項で確かめること
観点確認する内容
担当する仕事募集職種と配属候補、関わる対象
新人教育指導体制、研修、相談できる人
職場の連携他職種と情報を共有する方法
勤務条件勤務時間、休日、異動の範囲
選考条件資格取得見込み、提出物、試験・面接

「有名な病院だから」だけでなく、自分が学びたい領域と働き方に合うかを比較します。求人に書かれていない情報は、想像で埋めずに見学時の質問として残しましょう。

社会リハビリテーションは福祉・行政・企業を比較できる

社会リハビリテーション学科の主な就職先には、社会福祉協議会や病院・福祉法人のほか、川村義肢、フランスベッド、LITALICO、みなと銀行、SOMPOケア、トーカイなどが掲載されています。兵庫県庁や市役所などの例もあります。[1]

企業名から採用職種を断定することはできません。福祉用具に関わる会社なら、どの商品やサービスを誰に届ける仕事か、病院・福祉法人なら、どの職種として募集しているかを確認します。[1]

進路を比べる軸
候補考えること
福祉専門職関わる人、相談・支援の業務、必要資格
医療・福祉法人募集職種と施設の役割、連携する相手
民間企業商品・サービス、顧客、担当する業務
行政採用区分、制度や地域との関わり、試験

「人を支えたい」という思いは複数の進路に共通します。そのうえで、直接相談に関わりたいのか、道具やサービスで生活環境を整えたいのかなど、自分の関わり方を具体化しましょう。

専門職の資格を目指す場合は、自分の課程・履修状況と受験までの条件を学部で確認します。一般企業を希望する場合も、専門の学びを捨てると考えず、相手の生活や環境を理解する姿勢をどの仕事に生かしたいか整理できます。

実習の自己PRでは、学んだ過程と自分の担当を伝える

学部は、医療・福祉の専門知識に加えて多職種の連携を学ぶ環境を紹介しています。2025年4月からの新カリキュラムや2027年度入学生向け案内もあるため、自分の履修した内容と区別して読みましょう。[2]

実習や演習の経験を話すときは、患者・利用者の状態を詳しく説明するより、自分が準備したこと、指導を受けて見直したこと、チームへ報告したことを中心にします。学生としての担当範囲を超える成果を主張しないでください。

  • 実習や課題で自分が設定した学習目標
  • 観察や記録で難しかったこと
  • 指導者に確認した内容
  • 助言を受けて変えた行動
  • 次の学習で取り組みたい課題

氏名、病歴、家族状況など、個人が分かる情報を就活の文章に入れる必要はありません。自分の学習行動を説明するだけでも、確認する姿勢や誠実さを伝えられます。

専門外の採用担当に話す場合は、略語を並べず、その作業を何のために行ったかを短く補足します。専門知識の説明量より、聞かれた内容に合わせて答えることを意識しましょう。

指導を受けて記録を改善した架空例

「演習で記録をまとめる際、観察した事実と自分の解釈が混ざっていると指摘を受けました。そこで、見聞きした内容と考えたことを分けて書き直し、分からない部分は確認事項として残しました。次の課題では、提出前に同じ観点で見直すようにしました。」

これは構成を示す架空例で、実際の神戸学院大学の学生や内定事例ではありません。自分が行った演習・実習と指導内容に置き換え、本人が説明できる範囲にとどめましょう。

この例では大きな成果を作るより、指摘を受け止めて手順を改善した過程を示しています。専門職でも企業でも、分からないことを確認し、記録や共有の方法を見直す姿勢は、仕事への取り組み方を説明する材料になります。

  • どの部分が混ざっていたのか
  • どうすれば区別できると考えたのか
  • 誰に確認し、何を修正したのか
  • 同じ課題で次に気をつけたいことは何か

実習・資格の学習と応募の予定を一緒に組む

大学のキャリアセンターは、個別相談、応募書類添削、面接練習を案内しています。神戸学院キャリアナビでは求人検索や相談予約などができます。[3]

学部の担当には専門分野の進路や資格・実習の条件を確認し、キャリア支援では書類や面接、企業比較を相談するなど、悩みに応じて情報を集めます。実習期間と見学・試験・面接の日程は同じ予定表にまとめましょう。

準備する資料
資料目的
募集要項応募条件と期限を確認
見学メモ働く環境の違いを比較
学習・実習の振り返り自分の行動を自己PRへ整理
予定表実習・試験勉強・選考を調整

大学名への不安だけで候補を諦める前に、募集条件と自分の準備を確認しましょう。逆転就活塾の無料相談でも、一般企業を含めた進路の整理や、専門の学びを分かりやすく伝える準備を相談できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 神戸学院大学|総合リハビリテーション学部の就職状況確認日:2026-09-09 / 2023〜2025年度、3学科それぞれの主な就職先
  2. 神戸学院大学|総合リハビリテーション学部確認日:2026-09-09 / 3学科の教育目的、専門職・企業等の進路
  3. 神戸学院大学|キャリアセンター確認日:2026-09-09 / 求人、個別相談、応募書類・面接支援