経営学部は金融だけではなく、サービス・卸売・小売などへ

神戸学院大学の経営学部の就職状況ページは、2023〜2025年度の実績を掲載しています。業種別グラフでは、マスコミ・サービス業27.4%、卸売業15.2%、小売業13.5%、建設・不動産業12.9%、金融・保険業12.7%などが示されています。[1]

公式グラフの業種別就職状況から抜粋
業種割合
マスコミ・サービス業27.4%
卸売業15.2%
小売業13.5%
建設・不動産業12.9%
金融・保険業12.7%
製造業8.9%
[1]

これは就職先の業種の構成で、卒業者の就職率や、特定企業への内定率ではありません。マスコミ・サービス業も幅広い分類で、その全員が報道・広告の仕事に就いたという意味ではありません。[1]

「経営学部なら銀行に行くべき」と一つに絞る前に、自分がどんな顧客や課題に関わりたいかを考えます。業種と職種は別なので、興味がある企業の募集要項で仕事内容まで確認しましょう。

過去3年の企業例を、募集職種を調べる入り口にする

主な就職先には、グローリー、リコー、リンナイ、ニトリ、りそな銀行、みずほ銀行、大塚商会、JR西日本、スカイマーク、三菱総研DCS、JTBなどが掲載されています。官公庁の例もあり、経営学部からの進路は一つではありません。[1]

掲載は過去3年の主な例です。人数、採用職種、専攻ごとの内訳は一覧からは分かりません。同じ会社で同じ募集が続くとは限らないため、現在の募集職種・条件・勤務地を確認してください。[1]

候補企業で確認するポイント
方向調べること
メーカー製品と顧客、事務系の募集区分、配属
金融個人・法人の顧客、営業や専門業務、地域
IT・情報開発・営業・運用等の職種、学習の条件
小売・サービス店舗・本部などの配属、利用者、仕事の広がり
公務・団体試験区分、仕事内容、日程

表は調査の観点で、その職種で先輩が採用されたと確認したものではありません。有名企業だけを並べるのでなく、同じ顧客や課題に関わる別の企業も調べると、自分に合う条件を比較しやすくなります。

データサイエンス専攻の実績と、学部全体の実績を混ぜない

学部公式ページは、経営・会計専攻とデータサイエンス専攻を紹介し、後者は2023年4月に新設したと説明しています。経営・会計は組織の運営や会計の専門知識、データサイエンスはデータの収集・分析と合理的な課題解決を教育目的に掲げています。[2]

前節の2023〜2025年度の就職状況は学部全体の情報です。これをそのまま新設専攻の卒業実績と表示することはできません。自分の専攻に関する進路情報は、学部やキャリアセンターに対象年度を伝えて確認しましょう。[1] [2]

学部ページには2027年度入学生向けの案内も含まれています。在学生は自分の入学年度の履修要項を確認し、今後の入学生向けカリキュラムを自分が履修した内容として説明しないようにします。[2]

  • 経営・会計:組織や数字について、何を比較しどう判断したか
  • データサイエンス:何の課題のために、どんなデータをどう確認したか
  • 共通:自分が担当した範囲と、チームの成果を分ける

専攻名だけで専門職の応募条件を満たすと考えず、会社が求める知識・成果物・試験内容を確認します。授業で学んだ内容と、実務の経験があることも別です。

会計・経営の課題を自己PRにする架空例

「授業で企業の事業案を比較する際、私は費用の整理を担当しました。最初は売上の見込みだけを比べていましたが、案によって必要な費用と前提が違うと気づきました。そこで初期費用と継続費用を分け、条件を変えたときに何が変わるかを表にしました。チームで案を選ぶ理由を説明しやすくなりました。」

これは構成を示す架空例で、神戸学院大学の実際の課題や内定事例ではありません。自分が担当した資料・比較・修正に置き換えます。提案した段階なら、実際に売上や利益を増やしたと書く必要はありません。

学部は企業と連携したアクティブ・ラーニングなどを紹介していますが、参加したこと自体だけで自己PRが完成するわけではありません。関係者の意見をどう整理したか、当初の案をどう修正したかなど、自分の行動を準備します。[2]

経験を整理するときの問い
項目確認すること
課題何が決まっていなかったか
役割自分が受け持った作業
工夫比較の条件や説明をどう直したか
結果完成したものや確認できる変化
学び次の場面で生かしたいこと

データの経験は、分析名より確認した過程を話す

データを使った課題では、高度な分析方法の名前を並べるより、目的に合ったデータを選び、条件をそろえ、結果をどこまで説明できるかを整理しましょう。自分で扱っていない方法を追加する必要はありません。

  • 出典・対象・年度を確認した
  • 単位の違いや重複を見つけた
  • 結果が不自然な箇所を調べ直した
  • 分析結果と自分の推測を分けた
  • 専門外の人へ分かるよう図や説明を修正した

例えば集計表を作った経験でも、誤入力をどう見つけたか、何を基準に分類したかを説明できます。反対に、モデルを作った経験があっても、目的や限界を説明できなければ、相手は何をしたのか判断しにくくなります。

就活用に成果物を見せる場合は、授業や連携先の公開ルールを確認し、個人情報や非公開データを含めない形を考えます。公開できない資料は、作業の目的と自分の担当を言葉で整理する方法もあります。

神戸学院キャリアナビで、求人・書類・試験準備をつなげる

大学は神戸学院キャリアナビで、求人閲覧、進路相談の予約、先輩の活動体験記、卒業生検索などを案内しています。オンライン筆記試験対策の「神院SPI」や、オンライン選考用の個室ブース予約も紹介されています。[3]

個別相談では履歴書・ES添削、面接練習、就職への不安などを扱っています。完成した書類がなくても、候補の募集要項と書きかけの経験整理を持って相談し、どこを直すかを決めていきましょう。[3]

  • 候補企業の募集職種と条件を確認する
  • 専攻名だけでなく、授業で自分が工夫した行動を書く
  • 指定された試験形式に合わせて準備する
  • 書類案を面談に持参し、次の修正点を決める

学歴への不安があっても、過去の企業名から合否を決めつける必要はありません。逆転就活塾の無料相談でも、経営・会計やデータの学びを自己PRにまとめること、応募先を広げることから整理できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 神戸学院大学|経営学部の就職状況確認日:2026-09-09 / 2023〜2025年度、業種別就職状況と過去3年の主な就職先
  2. 神戸学院大学|経営学部確認日:2026-09-09 / 経営・会計とデータサイエンスの専攻、教育目的
  3. 神戸学院大学|キャリアセンターのご案内確認日:2026-09-09 / 神戸学院キャリアナビ、個別相談、神院SPI