航空・ホテルだけでなく、メーカーや金融にも就職例がある

神戸学院大学グローバル・コミュニケーション学部の2023〜2025年度就職状況では、マスコミ・サービス業38.7%、小売業13.4%、運輸・倉庫業11.3%などが掲載されています。[1]

公式の業種別構成から抜粋
業種割合
マスコミ・サービス業38.7%
小売業13.4%
運輸・倉庫業11.3%
建設・不動産業8.2%
製造業7.6%
卸売業7.6%
金融・保険業3.2%
[1]

これらは業種別の構成です。就職率や内定率ではなく、サービス業の全員がホテル勤務、運輸業の全員が航空会社の客室乗務員になったという意味でもありません。業種と職種、配属先を分けて読みましょう。[1]

語学を使う仕事を希望していても、航空・観光だけに絞る必要はありません。国内の企業にも外国語を使う業務はあり、語学以外にどんな仕事をしたいかを考えると、比較する候補が広がります。

就職先の会社名と募集職種を分けて確認する

主な就職先には、マルハニチロ、オムロン、森永製菓、ニトリ、みなと銀行、全日本空輸、JALスカイ、ANA関西空港、日本通運、星野リゾート、エイチ・アイ・エスなどが掲載されています。[1]

過去3年の一部抜粋で、コース別の採用人数や職種は示されていません。航空会社本体、空港で業務を担うグループ会社、旅行会社、ホテルでは仕事も選考も異なります。系列名が似ていても、応募する法人と募集職種を確認してください。[1]

気になる分野を具体化する質問
分野確認すること
航空・空港雇用する会社、地上業務・客室などの職種、勤務地
ホテル・観光接客、予約、営業などの担当と勤務形態
メーカー・商社商品と取引先、語学を使う業務、配属の決め方
金融・小売顧客、店舗や部署の業務、研修
行政・教育採用区分、資格・免許、試験方式

海外事業がある会社でも、新卒で必ず海外業務を担当するとは限りません。説明会では「外国語を使えますか」だけでなく、新卒の配属例、必要な能力、配属後に学ぶ仕組みを尋ねましょう。

語学スコアと、実際にできることを両方整理する

学部には英語・中国語・外国人留学生を対象とする日本語の3コースがあります。大学は語学試験の得点向上だけでなく、異なる背景を持つ人と意思疎通する力を育てる方針を示しています。[2]

履歴書には受験時期と正しい試験名・結果を記載し、面接では語学を使った場面も説明できるようにします。点数が高いから交渉もできる、低いから何も伝えられない、と一括りにせず、自分のできることと練習中のことを分けましょう。

語学力を説明するための材料
材料具体化する内容
試験結果試験名、受験時期、結果
実際の使用発表、会話、文章作成などの場面
難しかった点聞き取り、専門語、表現など
工夫確認の質問、図や文章の補足、練習
今後の学習応募先の業務に必要な力と練習計画

求人にスコアの条件があれば、その募集要項を基準に判断します。他社の基準や先輩の話をすべての企業に当てはめず、条件が不明なら採用窓口に確認しましょう。

留学生の場合は、応募条件と入社に向けた手続きも大学の担当窓口に確認します。就職先の名前だけで自分の応募可否や手続きを判断しないことが大切です。

留学したことより、相手と合意するまでの行動を話す

大学は英語・中国語コースの海外留学、日本語コースの日本企業でのインターンシップなど、実践的な学びを紹介しています。自己PRでは、自分が実際に参加した経験を使いましょう。[2]

「留学して視野が広がった」だけでは、何が変わったのかが伝わりません。相手の考えが分からなかった場面、予定どおり進まなかった課題、自分が確認や提案をした場面を一つ選びます。

  • 最初にどんな行き違いがあったか
  • 相手の考えをどう確認したか
  • 自分の伝え方や進め方をどう変えたか
  • どこまで合意でき、何が残ったか
  • 帰国後や別の活動でも使った工夫はあるか

海外経験がない、思ったほど語学が伸びなかったと感じても、授業の共同課題、接客、国内の交流などから振り返れます。「国際的な人材」という大きな言葉より、具体的なやり取りで自分の姿勢を伝えましょう。

現在の学部案内には2027年度入学生向けの記載も含まれます。履修や留学の条件は自分の入学年度の案内で確認し、これから実施される内容を経験済みとして書かないでください。

伝え方を変えた経験を自己PRにする架空例

「共同発表の準備で、私は担当部分の進め方を説明しましたが、口頭だけでは作業の分担が伝わっていませんでした。そこで、担当・期限・完成形を短い文章で共有し、相手にも理解した内容を確認しました。途中で分からない点を質問できるようにしたことで、発表前に内容を合わせて確認する時間を取れました。」

これは構成を示す架空例で、神戸学院大学の学生の実体験や内定事例ではありません。自分が取り組んだ場面、使用した言語、担当したこと、実際の結果に置き換えてください。

この例で伝えるのは「外国語が堪能」という結論ではなく、伝わったか確認し、方法を変えた行動です。自分の経験なら、なぜ文章にしたのか、何を確認したのか、次はどう改善するのかまで話せるようにします。

  • 自分の説明の何が分かりにくかったのか
  • 相手からどんな反応があったのか
  • 他のメンバーと何を相談したのか
  • 結果はどの記録や出来事から分かるのか

相手の国籍や文化だけを原因にせず、目的・役割・伝達方法など、自分たちが変えられる部分に着目すると、仕事でも生かしたい姿勢を説明しやすくなります。

応募先の業務と経験をつないで相談する

大学の神戸学院キャリアナビでは、求人検索、進路相談予約、先輩の活動体験記などを利用できます。キャリアセンターは書類添削や面接練習も案内しています。[3]

最初に用意するもの
準備内容
候補の求人応募する法人・職種・期限
語学のメモ試験結果と実際に使った経験
活動のメモ行き違いに対して工夫したこと
相談したい点志望理由、書類、選考時期の悩み

留学や語学学習と選考準備が重なる場合は、提出期限やオンライン面接の時間も整理します。出発・帰国の日だけでなく、書類や試験に対応できる時期を相談しましょう。

学歴への不安から、最初に選択肢を狭めすぎる必要はありません。応募条件を確かめ、語学とコミュニケーションの経験を具体的に伝える準備を進めます。逆転就活塾の無料相談でも、企業選びや留学経験の自己PRへの整理から相談できます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 神戸学院大学|グローバル・コミュニケーション学部の就職状況確認日:2026-09-09 / 2023〜2025年度の業種構成と主な就職先
  2. 神戸学院大学|グローバル・コミュニケーション学部確認日:2026-09-09 / 3コース、語学と異文化コミュニケーションの学び
  3. 神戸学院大学|キャリアセンター確認日:2026-09-09 / 求人検索・個別相談・応募書類と面接の支援