総合情報学部のページに載る数字は、旧経営情報学部の実績

2025年度(2026年3月卒業者)の旧経営情報学部
項目公式掲載値
就職者186人
就職希望者188人
就職決定率98.9%
[1]

総合情報学部の公式ページは、この数字を前身の経営情報学部経営情報学科の数値と明記しています。現在の学部で学ぶ人が参考にすることはできますが、新学部の卒業生の結果として紹介してはいけません。[2]

就職決定率は「就職者÷就職希望者×100」で計算されます。卒業者全員を分母にした割合でも、IT企業への就職割合でもありません。実績を読む際は、対象年度、学部名、分母の三点をセットで確認すると、他のサイトの数字とも比較しやすくなります。[1]

情報通信の内定先を、採用職種の確認につなげる

公式の「主な内定先(過去3年)」の掲載例/旧経営情報学部
領域企業の例
情報通信富士ソフト、NSW、ヤマトシステム開発、システナ、インターネットイニシアティブ
メーカー富士フイルムビジネスイノベーション、アイコム、PFU、クリナップ
商社兼松エレクトロニクス、シャープマーケティングジャパン、三菱電機住環境システムズ
金融・その他紀陽銀行、香川銀行、日本通運、大阪府庁
[2]

会社名の掲載から、システムエンジニアとして何人採用されたかまでは分かりません。情報通信の会社にも営業や管理などの役割があり、メーカーや金融機関にも情報を扱う仕事があります。業種のラベルだけで候補を決めず、現在の募集職種と応募条件を確認しましょう。

同ページの富士通勤務の卒業生紹介は、2022年の学部卒業後に阪南大学大学院へ進学し、2024年に修了した人の例です。学部卒業直後の新卒採用実績として扱うのは不正確です。紹介は仕事内容を知る参考にし、自分の学部卒・大学院修了の進路と分けて読んでください。[2]

IT職は、開発・運用・提案を分けて比べる

IT企業で働きたいという希望を、もう一段具体化します。利用者の要望を整理する、プログラムを書く、システムを安定して動かす、顧客にサービスを提案するなど、関わる場面で準備する説明が変わるためです。会社によって役割の分け方も異なります。

募集を比較するための視点
仕事の例確認する項目
開発・設計扱うシステム、必要な基礎知識、選考課題、入社後研修
運用・保守対応する業務、勤務時間、夜間対応の有無、勤務地
顧客への提案顧客層、商材、技術職との連携、担当する範囲
データの分析・活用対象データ、募集要件、統計や制作経験の扱い

この表は特定企業の募集内容ではなく、比較のための項目です。「未経験可」「文理不問」とあっても、入社後に何を学ぶ必要があるか、選考で何を見られるかは確認してください。自分の現状を隠すより、すでに学んだことと次に取り組む内容を具体的に示す準備を進めましょう。

総合情報学部の学びを、自分の経験の範囲で取り出す

現在の総合情報学部は、AI・データサイエンスと情報システムを基礎に、デジタルコンテンツ制作、ビジネス応用、スポーツ情報分析などを扱うと説明しています。eスポーツの企画・運営や情報技術の活用も紹介されています。専門分野の幅があるため、自分の履修や活動を一つ選んで説明することが大切です。[2]

プログラミングなら、使った言語を列挙するだけでなく、何を目的につくったか、入力と出力は何か、問題をどう切り分けたかを整理します。共同制作なら担当部分を明らかにしてください。既存のコードや生成AIの出力を利用した場合も、自分が理解し確認した範囲を説明できることが重要です。

スポーツのデータ分析なら、勝敗の結果だけでなく、何を記録し、どんな比較をしたか、判断できない要因は何かを話します。データを集めただけで改善効果まで証明したと考えず、確認できた事実と考察を分ける姿勢は、技術職以外でも説明の材料になります。

制作物は規模より、再現できる説明を整える

作品を見せる場合は、目的、使い方、構成、自分の担当、工夫した点、残る課題を一枚にまとめておくと、面接で説明しやすくなります。大規模なアプリを急いでつくる前に、既存の課題や作品を第三者が理解できる状態へ整理してください。

仮想例として、イベント参加者の情報を集計する課題なら、「便利なツールをつくった」で終えず、「入力の抜けをどう確認し、集計結果を誰が使うかを考えた」と説明できます。実施していない利用者テストや削減時間を作らないことが大切です。公開用の画面やデータには、許可のない個人情報や企業情報を含めないようにします。

まだ作品がない人は、学内課題で理解が深まった場面や、エラーの原因を調べた過程から準備できます。作品の提出が必要な募集では、その要件と締切を優先して確認しましょう。職種ごとの必要条件を見ずに、資格や制作をすべて同時に増やす必要はありません。

技術に自信がないことと、応募できないことを分ける

周囲に得意な学生がいると、自分の技術が不足しているように感じることがあります。まず応募条件と自分の学習経験を並べ、足りない内容を具体的にしてください。「全部できない」ではなく、基礎の復習、作品説明、試験対策のどこに時間を使うべきかを分けます。

大学名への不安も同様です。大学名だけの評価を探して応募を止めるより、提出できる書類と説明できる経験を用意しましょう。過去の内定先は候補探しの手掛かりにはなりますが、自分の内定を保証するものではありません。複数の募集を比較し、選考の結果から直す点を見つけていきます。

技術の説明と就活の説明を、学内で確認する

大学は学部・学科ごとのキャリアアドバイザーによる個別相談、書類添削、面接対策、企業紹介を案内しています。専門的な活動の説明が採用担当者に伝わるか、募集職種と結び付いているかを確認するためにも活用できます。[3]

  • 候補の募集要項を比較し、職種・勤務地・研修・選考内容を書き出す。
  • 作品や授業の経験を一つ選び、専門用語を補いながら短く説明する。
  • 相談で伝わりにくい部分を直し、次の応募と面接練習を予定に入れる。

逆転就活塾の無料相談でも、大学名への不安や応募先の迷いを整理できます。総合情報学部の幅広い学びから、自分が取り組んだ一つの経験を選び、希望する仕事に必要な準備へつなげてください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 阪南大学|就職決定実績確認日:2026-09-09 / 2026年3月卒業者の旧経営情報学部実績
  2. 阪南大学|総合情報学部総合情報学科確認日:2026-09-09 / 旧学部実績の注記、学び、大学院修了者の事例
  3. 阪南大学入試サイト|就職・資格確認日:2026-09-09 / 個別相談・書類と面接の支援