就職率99.0%と3学科の進路を確認する

2025年度・経済学部の進路
学科卒業者大学院進学者就職希望者就職者
経済学科149人1人141人139人
国際経済学科35人4人28人28人
税務会計学科39人1人36人36人
学部計223人6人205人203人
[1]

99.0%は就職者203人を就職希望者205人で割った割合で、卒業者223人を分母にした割合ではありません。大学院進学者は6人です。学科の規模が違うため、就職人数をそのまま比べて学科の優劣を決めることはできません。[1]​​‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌​​‌‌‌​‌​​​​​​‌​‌​‌​​​‌‌‌​‌‌​‌​​​‌​​‌​‌​‌‌‌​‌‌‌‌​​​

国際経済学科は卒業者35人中4人が大学院へ進んでいます。ただし、この人数から進学先や専攻までは分かりません。進学を考える場合は、深めたい研究内容と必要な費用・期間を整理し、教員に相談しましょう。[1]

金融・製造・交通・自治体などの進路例を読む

経済学科の主な就職先には、広島銀行、中国銀行、野村證券、エフピコ、本田技研工業、西日本旅客鉄道、福山通運、広島県庁、福山市役所などが掲載されています。金融以外にも様々な分野へ進む例があります。[3]

国際経済学科にはSMBC日興証券、JTB、JFEスチールなど、税務会計学科には広島銀行、税理士法人松田経理事務所、サントリービバレッジサービス、西日本旅客鉄道などが掲載されています。ただし、各一覧には対象年度と人数が明示されていません。2025年度の就職者の内訳としては扱えません。[4] [5]

会社名だけでは、営業、事務、開発、現場業務などの配属は分かりません。有名企業の掲載を本人の採用保証と考えず、募集している法人名と職種を確認してください。企業を訪問した授業や連携授業の相手も、就職実績とは区別します。

経済学科は、金融・政策・スポーツで考えた問いを使う

経済学科では1年次に基礎を学び、2年次から総合経済、金融経済、スポーツマネジメントの3コースを選ぶと案内しています。ミクロ・マクロ経済学、金融システム、スポーツの経済や経営など、関心に応じた学びを深められます。[3]

ファイナンス理論の授業紹介には、実際の株価データを取得して分析し、シミュレーションと照らし合わせる活動があります。就活では「金融を学んだ」に加えて、どのデータを使い、何を比較し、どんな限界があったかを説明すると、自分の取り組みが伝わります。これは学習経験の整理であり、投資判断の助言ではありません。[3]

スポーツマネジメント論では、グループ討議と発表を重ねて事業計画を検討する授業が紹介されています。参加経験があれば、対象者のニーズ、実施に必要な条件、提案を修正した理由を整理しましょう。競技経験があることと、事業やイベントの運営を考えた経験は分けて伝えます。[3]

地域課題を調べたゼミ活動も、対象と方法を具体化すると自己PRになります。自分で資料を集めたのか、聞き取りをしたのか、発表をまとめたのかを明確にしてください。「地域に貢献したい」という志望理由にも、実際に知った課題を添えられます。[3]

国際経済学科は、語学と経済の理解を分けて伝える

国際経済学科では、欧米やアジアなどの地域経済、国際貿易、国際金融を学ぶと案内しています。海外留学・研修に加え、海外展開する地元企業への訪問など、国際ビジネスに触れる機会も紹介されています。[4]

海外へ行った経験がある場合は、訪問国名だけでなく、事前に立てた問い、現地で聞いたこと、帰国後に考え直した点を整理します。語学の力については、実際にどんな場面で使用したかを伝え、短い研修への参加だけから実務で使える水準だと広げないようにしましょう。

留学経験がなくても、授業で地域間の経済関係や貿易を調べた経験は振り返れます。企業研究では、どの地域で、誰に、どんな製品やサービスを提供しているかを確認してください。「海外に関わりたい」を具体的な事業への関心に変えると、国内で海外取引を支える仕事なども検討できます。

税務会計学科は、企業の課題と数字を結びつける

税務会計学科は2年次からビジネス・マネジメントと備後経済の2コースを設けています。経営と会計を軸に、地域企業の経営について実践的に学ぶ構成です。[5]

「地域調査」は企業を訪問して経営者や担当者の話を聞き、グループで商品企画などを検討する授業として紹介されています。自己PRでは、聞いた内容をどのように整理したか、複数の案から何を基準に選んだかを説明しましょう。提案したことと、企業に実際に採用されたことは区別してください。[5]

財務会計では企業の状況を外部へ伝える会計の理論を学び、中小企業論では地域企業の現状や課題を扱うと案内しています。企業研究でも売上の大きさだけを見るのではなく、どんな顧客を持ち、何に強みがあり、どんな課題があるかを調べる視点につなげられます。[5]

日商簿記検定への対策講座と教員による質問対応も紹介されています。取得した級や学習中であることを正確に伝え、どこで間違えやすかったか、どう学習方法を変えたかを説明してください。学科に所属するだけで資格が付与されるわけではなく、資格名が求人の必須条件かどうかも個別に確認します。[5]

地元か大手かを決める前に、仕事内容を比べる

応募先を比較するときの整理表
比較する点確認する内容
事業誰のどんな課題に応えている会社か
仕事営業、企画、経理など実際の募集内容
地域勤務地、異動、海外との関わり方
学びとの接点調査、会計、語学、分析のどれを深めたいか
選考準備応募期限と提出物、自分に不足する情報

備後地域の企業に関心がある場合も、「近いから」だけではなく、授業で知った産業や企業の仕事と結びつけて考えます。大手企業を目指す場合は、知名度に加えて事業や職種まで調べましょう。規模の違う企業を同じ項目で並べると、自分が重視している条件を確かめられます。

大学名や学歴への不安から、応募する前に候補を消してしまう必要はありません。一方で、過去の就職先があるという理由だけで準備を省くこともできません。自分の経験と募集内容の接点を一社ずつ確認してください。

授業の成果物を一つ選び、相談を具体化する

今日できる準備は、レポートや発表資料を一つ選び、テーマ、自分の担当、調べた方法、結果を短くまとめることです。続いて気になる求人を一つ用意し、その仕事に関心を持った理由を添えてください。最初から立派な成果を探すより、本人の作業が分かる題材を選びましょう。

福山大学は、ゼミ担当教員、学部学科の就職委員、就職課が連携した指導や、履歴書・面接などの支援を案内しています。「何をすればよいか」に加え、「この地域調査を自己PRとしてどう説明するか」と相談すると、直す点を具体的に確認できます。[6]

逆転就活塾へ相談する場合も、所属学科と実際の学習・活動経験を伝えてください。経済、国際、会計のどの視点に関心を持ったかを手がかりに、応募先の比較と選考準備を進めていきます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 福山大学 2025年度就職状況確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援
  2. 福山大学 経済学部確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援
  3. 福山大学 経済学科確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援
  4. 福山大学 国際経済学科確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援
  5. 福山大学 税務会計学科確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援
  6. 福山大学 就職支援確認日:2026-09-11 / 2025年度進路、3学科の教育と期間不明の主な就職先、大学支援