2023年度新設の学部と、旧学科の実績を分ける
福井工業大学は2023年度に経営情報学部を新設しました。経営情報学科にデータサイエンスコースと経営システムコースを置き、カリキュラムを刷新して情報と経営に関わる学びを展開すると説明しています。[1]
改組前から在籍する学生は入学年度のカリキュラムで卒業まで学ぶため、旧新組織が共存します。2025年度の公式進路表では、経営情報学科は旧環境情報学部の欄に掲載されています。その数字を新設された経営情報学部の卒業実績へ移すことはできません。[1] [3]
| 項目 | 人数・割合 |
|---|---|
| 卒業者 | 97人 |
| 進学者 | 5人 |
| 就職希望者 | 89人 |
| 就職者 | 89人 |
| 就職率 | 100%(89人÷89人) |
ここでの就職率は就職希望者が分母であり、卒業者97人全体の割合ではありません。進学には大学院研究科等と専修学校等への進学を含みます。旧学科に関連する進路の参考として読み、新学部の学生本人の採用可能性や大手内定率を示す数字と考えないようにしましょう。[3]
2コースで、情報技術と経営の両方を学ぶ
学科は2コースと5つの履修モデルを案内し、コース選択後も他コースの科目を履修できると説明しています。データサイエンスと経営・経済を組み合わせて学べることが特徴です。本人が履修する科目や適用条件は、入学年度の案内で確認します。[2]
| コース | 学びの例 | 本人の経験から説明すること |
|---|---|---|
| データサイエンス | AI、IoT、データマイニング、ソフトウェア開発、ICT倫理 | 何の課題にどの技術を使い、結果をどう確かめたか |
| 経営システム | マーケティング、ファイナンス、物流、経済、統計など | 誰の行動や業務を調べ、何を提案したか |
「情報も経営も学べる」と広さだけを伝えるより、特に取り組んだテーマを一つ選びましょう。プログラムを作った、データを調べた、企業や地域の課題を検討したなど、具体的な活動から自分の関心を説明すると、希望職種との接点を考えやすくなります。
データ分析は、課題・手法・解釈の順で説明する
分析に取り組んだ人は、まず何を知りたかったのかを整理します。次に、どのデータを使い、何と何を比較し、結果をどう解釈したかを書き出しましょう。「AIや統計を学んだ」だけでは、実際に使った範囲が相手に伝わりません。
学科の研究紹介には、交通の利便性と人口分布の関係や、市街地のコンパクト化の効果を分析するテーマが挙げられています。社会の課題をデータで検討する学びの一例ですが、全学生が同じ研究を経験するわけではありません。本人が扱った対象と資料に基づいて説明してください。[2]
結果を説明するときは、データがどの対象や期間のものか、欠けている情報がないかも確認します。二つの数値に関係があることと、原因を確かめたことは同じではありません。どこまで言えるのかを区別して話すことが、分析への取り組みを正確に伝える助けになります。
使ったソフトや手法の名前を挙げる場合も、自分で行った作業と授業で説明を受けただけの内容を分けましょう。思った結果にならなかった経験でも、集計の誤りを見直した、別の条件で比較したなどの行動があれば、具体的な説明材料になります。
開発経験は、使う人と自分の担当を明確にする
プログラミングやシステムの課題を選考で話す場合は、誰が何のために使うものかを最初に説明します。その後、自分が作った機能、工夫した点、動作を確認した方法へ進むと、専門外の相手にも内容を伝えやすくなります。
| 項目 | 具体的に整理すること |
|---|---|
| 目的 | 利用者がどの場面で困っていたか |
| 本人の担当 | 設計、実装、確認、説明のどこを行ったか |
| 工夫 | 複数の方法を比較し、何を理由に選んだか |
| 結果 | 使える状態をどう確かめ、何が残ったか |
グループ制作では、自分が担当していない機能まで作ったように書かないことが大切です。既存の教材やライブラリを使った場合も、それを土台に本人が何を加えたかを伝えます。完成した規模だけでなく、自分の判断と改善が分かる説明を目指しましょう。
経営の学びは、誰の課題をどう捉えたかで語る
学科では、企業経営者や従業員との対話を通じて働き方の価値観を考えるプロジェクトが紹介されています。経営や経済を扱う学生は、数値の分析だけでなく、関係者の考えや仕事の実態をどう理解したかも振り返れます。[2]
企業や地域への提案をした経験があれば、最初に考えた課題と、調査や対話の後に見直した課題を比べます。利用者と運営側など、立場によって意見が異なる場合に何を優先したのかを説明すると、提案の理由が伝わります。
選考では「経営を学んだから企画職に向いている」と結論だけを置かず、求人に書かれた業務を確認します。営業、業務の改善、情報システムに関わる仕事など、企業ごとの募集内容と自分の関心を比較しましょう。学科名から配属先が決まるわけではありません。
就職先一覧は、情報・金融・製造などを調べる入口
大学の主な就職先一覧の経営情報学科欄には、SCSKニアショアシステムズ、三谷コンピュータ、三菱電機ソフトウェア、福井銀行、福井信用金庫、京セラ、デンソーテン、リクルートなどが載っています。学科に関連する進路が一分野に限られないことを知る参考になります。[4]
ただし、一覧には対象年と人数がなく、新設学部の卒業実績かどうかも確認できません。特定年度の就職者の内訳や、データサイエンティストとしての採用実績に読み替えないようにします。会社名から職種を推定せず、現行の募集要項で業務と応募条件を確かめましょう。[4]
関心がある企業を選んだら、顧客、仕事の内容、勤務地、育成の仕組みを比較します。「大学の就職先に載っているから」から一歩進め、どの業務に関心があり、実際の学びとどのように結びつくかを言葉にしてください。
成果物と求人を並べて、志望理由を作る
今日の準備として、分析レポート、開発したもの、経営の課題に関する提案などから一つ選び、目的、自分の作業、結果、残った課題を一枚にまとめましょう。資格を学習している人も、取得済みと学習中を区別して記録します。
次に気になる求人を一件読み、どの業務に関心があるかを添えます。これだけでも、自己PRの素材と志望理由を分けて考えやすくなります。新学部の実績が十分に確認できないことを理由に準備を止めず、本人の経験と応募条件を確認して進めましょう。
大学のキャリアセンターは学科の担当職員と就職担当教員が協力し、個別相談、応募書類の添削、面接対策などを行っています。成果物の説明が伝わるか、応募する理由が具体的かを相談し、次に直す点を決めていけます。[5]
逆転就活塾へ相談する場合も、所属と実際の経験を正確に伝えてください。旧学科の実績や新しいコース名だけに頼らず、本人が考えて行動したことから自己PRと志望理由を組み立てましょう。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
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- 福井工業大学 経営情報学部経営情報学科確認日:2026-09-11 / 2023新設経営情報学部教育と旧環境情報学部経営情報学科の参考実績を区別
- 福井工業大学 学科別の就職・進学状況確認日:2026-09-11 / 2023新設経営情報学部教育と旧環境情報学部経営情報学科の参考実績を区別
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