どの大学の卒業生が山梨学院大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として山梨学院大学(学校法人C2C Global Education Japan)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌​‌‌‌​​​‌​‌​​‌‌‌‌​​​​​​‌‌​‌‌‌​​​​​​​‌​‌​​​​​​‌‌​‌‌‌​​​​​‌​​‌​‌​

法人が公表していること[1] [2]

山梨学院大学と法人の公式サイトには、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。法人の採用情報のページは、2026年9月27日時点で「現在、募集は行っておりません。」となっています。[1]

法人は、労働施策総合推進法に基づいて正規雇用労働者の中途採用比率を公表しています。2022年度は100%、2023年度は94%、2024年度は96%です。この数字は教員と職員を合わせたものですが、正規雇用で採用した人のほとんどが中途採用だったことが分かります。[2]

大学が教職員に求めていること(FD/SD活動の方針)

山梨学院大学は、情報公開の「FD/SD情報」で、教職員の人材育成の目標・方針を公表しています。本学を設置する法人が掲げる「Curiosity to Creativity」と「Challenge to Change」のC2C哲学に基づき、教育理念と教育目標を踏まえた大学づくりを行っていると書いています。[3]

教育理念は「山梨学院大学は 広い国際的視野を持ち 実践的な知識と技能を備え 創造力と行動力を発揮して 理想の未来を創る人材を育成する」、教育目標は「たくましく生きる力」を育成することです。[3]

人材育成の目標は、大学運営や教育・研究活動に関わるすべての教職員が、本学が目指すべき大学像を理解し、他の教職員と協働して、大学の発展に貢献できる人材を育てることです。[3]

SD活動の方針[3]

  • 教職協働によるSD活動:すべての教職員が、大学を取り巻く環境や社会的要請、把握しておくべき制度やルールへの理解を深め、大学活動に貢献できるようにする
  • 各教職の状況に合わせた教育機会の提供:多様なバックグラウンドを持つ教職員が、自分の状況に合わせて必要な知識や技能を学べるよう支援する
[3]

FD活動については、各学部と教学センターが責任主体となり、カリキュラム委員会の中に置かれたFD部会が組織の間を調整しながら進めると書かれています。教学中期計画や事業計画、各学部の学位授与方針に基づいて、全学と各組織のレベルで体系的に行うとしています。[3]

SD活動は、教職員の業務に対する意識・知識・技術を高め、C2C哲学や中期計画を踏まえて、教職協働による大学運営ができる教職員を育てるために行うとされています。[3]

採用の仕組み。学校法人C2C Global Education Japanの人事部

山梨学院大学は私立大学で、職員は学校法人C2C Global Education Japanが採用します。職員の募集は、法人の公式サイトの採用情報のページで告知されます。2026年9月27日時点では「現在、募集は行っておりません。」です。[1]

事業報告書に書かれた人事部の振り返り[4]

2025年度事業報告書の人事部の項は、「短中期的組織力を高めるタイムリーな採用」について、中途採用は年度途中に計画が変わったものを除くと入職まで至らなかった部門があり、当初の目標値には届かなかったと書いています。[4]

同じ項は、採用プロセスは一貫しつつあるものの、採用フローの明確な可視化は途上で、今後は全体的な採用計画を検討する必要があるとも書いています。[4]

職員の仕事と研修の現状

法人が設置する学校は、山梨学院大学大学院、山梨学院大学(法学部・経営学部・健康栄養学部・国際リベラルアーツ学部・スポーツ科学部)、山梨学院短期大学、山梨学院高等学校、山梨学院中学校、山梨学院小学校、山梨学院幼稚園です。[4]

職員213人のうち115人が大学院・大学に、44人が法人本部などにいます。大学の職員は、5学部と大学院の運営を支えることになります。[4]

SD研修について事業報告書が書いていること[4]

2025年度事業報告書は、SD研修について、SD活用に関する将来像が描けていなかったことと、事業責任者の退職によるマンパワー不足が重なり、新たな取り組みは断念せざるを得ない状況になったと率直に書いています。テーマ別研修も、オペレーション基盤の強化を優先したため企画・実施に至らなかったとしています。[4]

大学のFD/SD情報が掲げる方針と、法人の事業報告書が書く2025年度の実績には差があることが、公式の資料から読み取れます。[3] [4]

応募の条件と待遇について分かること

2026年9月27日時点で職員の募集は出ていないため、応募資格・給与・勤務時間などの条件は、公式から確かめられません。[1]

公式から確かめられること・確かめられないこと(2026年9月27日時点)
項目状況
職員の募集「現在、募集は行っておりません。」
正規雇用の中途採用比率2022年度100%、2023年度94%、2024年度96%
大学院・大学の職員数常勤97人・非常勤18人(2025年5月1日現在)
職員の育成FD/SD活動の方針を公表。2025年度はSDの新たな取り組みを断念
応募資格・給与・勤務時間募集が出ていないため確かめられない
[1] [2] [4] [3]

採用情報のページには、応募書類として提出された個人情報は採用選考のみに使い、採用試験の終了後に責任を持って廃棄すると書かれています。[1]

募集の時期。いまは出ていない

2026年9月27日時点で、法人の採用情報に職員の募集は出ていません。公式サイトから過去の職員募集の時期は確かめられず、毎年決まった時期に募集があるとも書かれていません。[1]

次の募集時期は推測で書きません。法人の採用情報のページを定期的に確かめてください。[1]

公開されている数字。法人の職員213人、中途採用比率94〜100%

数字は、学校法人C2C Global Education Japanが公表しているものだけを並べます。[4] [2]

学校法人C2C Global Education Japanの職員数(2025年5月1日現在)
区分大学院・大学短期大学中学・高校小学校幼稚園法人本部・その他合計
常勤979236742184
非常勤181107229
合計115102461444213
[4]

常勤の職員184人のうち97人、およそ半分が大学院・大学に配置されています。法人本部などの常勤職員も42人いて、法人全体の業務を担っています。[4]

正規雇用労働者の中途採用比率(2026年3月1日公表)
年度中途採用比率
2022年度100%
2023年度94%
2024年度96%
[2]

30日でやること。中途採用が中心の法人に備える

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]

  1. 1〜3日目:法人の採用情報のページをブックマークし、職員の募集が出ていないか定期的に確かめる
  2. 4〜10日目:C2C哲学と教育理念を読み、自分の言葉で説明できるようにする
  3. 11〜17日目:大学のFD/SD活動の方針を読み、教職協働で自分が担いたい役割を書き出す
  4. 18〜24日目:正規雇用の中途採用比率が高いことを踏まえ、卒業後にどんな経験を積んでから応募するかも含めて進み方を考える
  5. 25〜30日目:5学部と大学院を持つ大学で、どの分野の事務に関心があるかを1分で話せるようにする
[1] [3] [2] [4]

志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。C2C哲学を掲げる法人であること、教職協働による大学運営を目指していること、事業報告書で採用や研修の課題を率直に公表していること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[3] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人C2C Global Education Japan 採用情報確認日:2026-09-27 / 「現在、募集は行っておりません。」(2026年9月27日確認)、応募書類の個人情報の扱い
  2. 学校法人C2C Global Education Japan 中途採用比率の公表確認日:2026-09-27 / 2022〜2024年度の正規雇用労働者の中途採用比率(2026年3月1日公表)
  3. 山梨学院大学 FD/SD情報確認日:2026-09-27 / C2C哲学、教育理念・教育目標、教職員の人材育成の目標、FD/SD活動の基本方針
  4. 学校法人C2C Global Education Japan 2025年度事業報告書確認日:2026-09-27 / 設置する学校、職員数(2025年5月1日現在)、人事部の採用・人事システム・SDの振り返り