どの大学の卒業生が山梨英和大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として山梨英和大学(学校法人山梨英和学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公表していること[1] [3]
山梨英和大学の教職員採用情報ページと、学校法人山梨英和学院の募集要項には、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。2026年9月1日採用の募集要項に書かれている学歴の条件は、4年制大学卒業以上で、出身大学や学部を問う記述はありません。[1] [3]
- 職員の出身大学・学部:公式サイトに記載なし(2026年9月27日確認)
- 職員インタビュー・先輩の声:公式サイトに記載なし
- 学歴の条件(2026年9月1日採用の要項):4年制大学卒業以上(卒業見込者を含む)
募集要項が求める人と、学院の建学の精神
2026年9月1日採用の専任職員の募集要項は、応募資格の1つ目に「キリスト教信徒若しくは求道者又はキリスト教教育に理解のある方」を挙げています。山梨英和大学はキリスト教主義の大学で、職員にもキリスト教教育への理解を求めていることが分かります。[3]
同じ要項は、学校事務職員に求められる素養として、コミュニケーション能力、企画立案能力、創造的思考力と、ワードとエクセルを必須とするICT能力を挙げています。年齢は採用時原則45歳未満で、理由は「長期勤続によるキャリア形成を図るため」と書かれています。[3]
学院の建学の精神と校訓[4]
山梨英和学院は、1889年(明治22年)に、甲府に新しい時代の国際社会の中で活躍しうる女性を育てる学校として、カナダの教会の女子宣教会の支援を得て発足しました。教育理念は、キリスト教信仰に基づく人間愛と国際友好の精神に満ちた自立的人間の育成です。[4]
設置する学校に共通する校訓は「敬神」・「愛人」・「自修」です。学院の説明では、神を敬うこと、他者への思いを持ち人を愛すること、自分自身を磨き深め成長させることを表しています。[4]
2025年度事業報告書の大学部門は、建学の精神のミッションとして、校訓のもと他者とともに生きる大学として、地域に根ざした「よき隣人」の輩出を目指すと書いています。職員の志望動機を考えるときは、この言葉と自分の経験をどう結びつけるかが出発点になります。[5]
採用の仕組み。学校法人山梨英和学院の法人本部が募集
山梨英和大学は私立大学で、職員は学校法人山梨英和学院が採用します。大学の教職員採用情報ページは、職員採用の欄に「2026年9月1日採用の専任職員(大学事務職員)を募集します。」と書き、詳細として学院の法人本部のお知らせにリンクしています。[1]
学院のお知らせは2026年6月29日の投稿で、募集要項(専任職員 大学事務職員)のPDFと、学院所定の履歴書などの様式の入手先を案内しています。応募書類の提出先は学校法人山梨英和学院の法人本部総務部です。[2] [3]
| 段階 | 内容 | 日程(要項の予定) |
|---|---|---|
| 応募 | 履歴書・職務経歴書を郵送(学院所定様式) | 2026年7月30日17時必着 |
| 第1次選考 | 書類選考 | 2026年7月31日 |
| 第2次選考 | 筆記試験 | 2026年8月4日 |
| 第3次選考 | 個人面接 | 2026年8月4日 |
| 採用 | 採用日から6か月間は試用期間 | 2026年9月1日 |
要項には、第2次選考以降は通過者にのみ詳細を知らせること、応募状況を見て選考方法と日程を変更することがあることも書かれています。[3]
職員の仕事。要項の業務内容と、2026年度の運営機構図
2026年9月1日採用の募集要項は、業務内容を学校事務全般とし、学生支援、教務、教育研究支援、入試、広報、国際交流、社会連携、庶務、会計などを挙げています。人数は1名程度でした。[3]
学院の2026年度の運営機構図では、山梨英和大学・大学院の下に、事務部長の職名と次の部署が並んでいます。法人本部には総務部、経理部、広報戦略部、史料室があります。[7]
- 学長室
- 教務部
- 学生部/進路部(学生・キャリア支援センター)
- 入試・広報部
- 附属図書館、チャペルセンター
- 大学評価室、心理臨床センター、地域連携部
どの部署に配属されるかは、募集要項に書かれていません。業務内容の並びから、学生支援から会計まで幅広く担う職員を想定していると読めます。[3]
2025年度事業報告書に書かれた大学の取り組み[5]
2025年度事業報告書の大学部門には、インドネシアのガジャマダ大学との連携を軸にした異文化体験プログラムの構築、2025年10月31日付の登録日本語教員実践研修機関・養成機関の認可取得、2026年2月の大学英語表記の変更、身延山大学との単位互換協定の締結、学生チャレンジプロジェクトの新設などが並んでいます。[5]
同じ報告書は、基本方針と問題点の中で、諸方策の検討と実行が事務部長主導の取り組みが中心となっており、学長の最終判断を仰ぐ場面は限定的だったと書き、2026年度はこの部分の改革が必要だとしています。事務組織が大学運営に大きく関わっていることが読み取れます。[5]
中長期経営計画に書かれた職員の育成[6]
学院の中長期経営計画「Vision 2033」は、法人本部の事業計画に組織力の強化を掲げ、目的を事業計画を着実に推進できる事務組織構築と人材育成としています。中身は、体系的な研修計画の実施による人材育成、人事制度(職員)の見直し、時々の必要に応じた事務組織の柔軟な見直しの3つです。建学理念を教職員に浸透させる取り組みとして、FD・SD研修(教職員の能力開発の研修)も挙げられています。[6]
大学・大学院の事業計画にも、経営戦略推進体制の構築の中に、適切な人事計画の管理と遂行が入っています。[6]
応募できる条件と待遇。2026年9月1日採用の要項(新卒向けではない)
ここに並べるのは、2026年9月1日採用の専任職員(大学事務職員)の募集要項の条件です。4月に働き始める新卒の募集要項ではないことに注意して読んでください。[3]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 職種・人数 | 専任職員(大学事務職員)・1名程度 |
| 応募資格(信仰) | キリスト教信徒若しくは求道者又はキリスト教教育に理解のある方 |
| 応募資格(学歴) | 4年制大学卒業以上(卒業見込者を含む) |
| 応募資格(年齢) | 採用時原則45歳未満 |
| 勤務時間 | 8時30分〜17時15分(休憩1時間、所定7時間45分) |
| 基本給 | 245,800円〜358,800円(年齢・経験等を考慮して決定) |
| 手当 | 該当者に管理職手当、職務手当、扶養手当、住居手当、住宅手当、通勤手当、時間外勤務手当等 |
| 賞与 | 年2回(6月・12月) |
| 休日休暇 | 週休2日制(土曜・日曜)、国民の祝日、クリスマス(12月25日)、年末年始、年次有給休暇、特別有給休暇 |
| 福利厚生 | 日本私立学校振興・共済事業団(健康保険・年金)、雇用保険、労災保険等 |
| 試用期間 | 採用日から6か月(処遇は同条件) |
休日については、学校行事と当番制による休日勤務があるとも書かれています。クリスマスが休日に入っているのは、キリスト教主義の学校らしい点です。[3]
募集の時期。いま出ているのは締切済みの9月採用だけ
2026年9月27日時点で、山梨英和大学の教職員採用情報ページの職員採用の欄は、2026年9月1日採用の専任職員の募集を載せたままです。学院のお知らせは2026年6月29日の投稿で、応募締切は2026年7月30日でした。[1] [2] [3]
4月に働き始める新卒の募集は、2026年9月27日時点で公式サイトに出ていません。過去の新卒募集の時期も公式サイトに残っていないため、次の募集がいつ出るかは推測で書きません。[1]
募集の告知は、大学の教職員採用情報ページと、学院の法人本部のお知らせの両方に出ています。両方を定期的に確かめるのが確実です。[1] [2]
公開されている数字。大学の本務職員は20人
数字は、学校法人山梨英和学院が公式に出しているものだけを並べます。教職員数と学生数は、2025年度事業報告書の2025年5月1日現在の値です。[5]
| 項目 | 数字 | 時点 |
|---|---|---|
| 本務の職員 | 20人 | 2025年5月1日 |
| 兼務の職員 | 18人 | 2025年5月1日 |
| 本務の教員 | 28人 | 2025年5月1日 |
| 法人本部の本務職員 | 8人 | 2025年5月1日 |
| 人間文化学部の学生 | 532人(入学定員155人) | 2025年5月1日 |
| 人間文化研究科の学生 | 16人(入学定員12人) | 2025年5月1日 |
| 学部の収容定員充足率 | 83.1% | 2025年5月1日 |
| 就職内定率(就職希望者に対する内定者の割合) | 98.0% | 2026年3月31日 |
| 人間文化学部の設置 | 2002年(平成14年) | ― |
| 学院の創立 | 1889年(明治22年) | ― |
事業報告書の教職員数の推移では、学部の本務職員は2019年度の21人から、2022年度の23人を経て、2023〜2025年度は20人です。人数は20人前後で推移しています。[5]
2025年度の1年次入学者は123名で、定員155名に対して79.4%でした。一方、編入学は13名で定員10名を上回ったと報告されています。[5]
30日でやること。次の募集に備える
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]
- 1〜3日目:山梨英和大学の教職員採用情報ページと、学院の法人本部のお知らせをブックマークし、職員採用の欄が更新されていないか定期的に確かめる
- 4〜10日目:学院の建学の精神と校訓「敬神」・「愛人」・「自修」を読み、キリスト教教育への理解を自分の言葉で説明できるようにする
- 11〜17日目:2026年9月1日採用の要項が挙げた素養(コミュニケーション能力・企画立案能力・創造的思考力・ICT能力)に当てはまる自分の経験を書き出す
- 18〜24日目:2025年度事業報告書の大学部門を読み、国際交流や学生チャレンジプロジェクトなど、自分が関わりたい取り組みを選ぶ
- 25〜30日目:選考に筆記試験があったことを踏まえ、一般常識と文章作成の練習を始め、ワードとエクセルの操作も確かめておく
志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。地域に根ざした「よき隣人」の輩出を掲げていること、1学部の小さな大学で職員が学生支援から会計まで幅広く担うこと、学院が職員の研修計画と人事制度の見直しを中長期経営計画に入れていること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[5] [3] [6]
採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 山梨英和大学 教職員採用情報確認日:2026-09-27 / 教員公募と、職員採用の欄の「2026年9月1日採用の専任職員(大学事務職員)を募集します。」(2026年9月27日確認)
- 学校法人山梨英和学院 専任職員(大学事務職員)募集のお知らせ確認日:2026-09-27 / 2026年6月29日投稿。募集要項PDFと学院所定様式の案内
- 学校法人山梨英和学院 専任職員募集要項(2026年9月1日採用・大学事務職員)確認日:2026-09-27 / 人数、業務内容、採用予定日、応募資格、応募方法と締切、選考方法・日程、勤務時間、給与、賞与、休日休暇、福利厚生
- 学校法人山梨英和学院 山梨英和の目的確認日:2026-09-27 / 寄附行為の目的、建学の精神・設立趣旨、教育理念、校訓「敬神」・「愛人」・「自修」
- 学校法人山梨英和学院 2025年度事業報告書確認日:2026-09-27 / 沿革、学生数と収容定員充足率、教職員の概要(2025年5月1日現在)、大学部門の基本方針と2025年度の取り組み、進路支援の総括、教職員数の推移
- 学校法人山梨英和学院 ミッション実現に向けた中長期経営計画(Vision 2033)確認日:2026-09-27 / 法人本部の事業計画(組織力の強化、FD・SD研修)、大学・大学院の事業計画(人事計画の管理と遂行)
- 学校法人山梨英和学院 運営機構図(2026年度)確認日:2026-09-27 / 法人本部と山梨英和大学・大学院の部署