どの大学の卒業生が山口県立大学の職員になっているか
他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として山口県立大学(公立大学法人山口県立大学)の職員と読める行を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、公立大学法人の名前を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]
受験資格に出身大学の条件はない
令和8年度の大学卒業程度採用試験の受験資格は、平成9年4月2日以降に生まれた人で、4年制大学を卒業した人か、令和9年3月31日までに卒業する見込みの人です。出身大学や学部の条件は書かれていません。[2]
法人が求めている人材
公立大学法人山口県立大学は、受験案内の冒頭で、次のような人材を求めていると書いています。[2]
- 山口県立大学の目的や目標、理念を理解し、山口県立大学で働きたいという情熱のある人
- 大学の一員としての誇りと使命を持ち、組織目標の達成に向けて貢献することのできる人
- 常に業務の見直しや改善をしようとする意欲を持ち、自ら考え自ら学び自ら進んで行動することのできる人
- 多様な価値観を尊重し、国際化やデジタル化の進展に対応しながら、大学を取り巻く環境の変化に柔軟に対応し、総合的に物事を判断することのできる人
中期計画に書かれた人材の確保
法人の中期計画(第4期、令和6年4月1日から令和12年3月31日までの6年間)は、人材の確保として、本学の将来を担う次世代人材を確保するため、教職員の人事評価方法並びに採用方法の制度の見直しと再整備を図るとしています。あわせて、教職員の業務遂行能力向上のため、計画的・体系的にFD・SDを実施すると書いています。[7]
具体的な取組として、全教職員を対象に法令遵守や人権・ハラスメント、大学運営等に係る研修を毎年度実施し、毎年参加率100%を目指すとしています。[7]
採用の仕組み。法人が行う2つの採用試験
山口県立大学の事務職員は、公立大学法人山口県立大学が行う採用試験で採用されます。令和8年度は、新卒の人も受けられる職員大学卒業程度採用試験と、職務経験のある人向けの職員職務経験者採用試験の2つが行われました。2つの試験の併願はできません。勤務先は公立大学法人山口県立大学(山口市桜畠6丁目2-1)です。[1] [2]
法人の女性の活躍に関する情報と一般事業主行動計画には、管理職の割合について県派遣職員を除くという注記があります。事務局には、法人が採用した職員のほかに県派遣職員もいることが分かります。この記事で扱うのは法人が行う採用試験で、県派遣職員がどのように決まるかは、確かめた資料には書かれていません。[9] [8]
大学卒業程度採用試験の中身(令和8年度)
- 第1次試験 適性検査(TAP):言語判断、数的判断、論理的思考等に関する能力検査及び職務適性検査。オンラインで、受検期間内に受験者が選ぶ日時に受ける
- 第2次試験 口述試験:個別面接2回。山口県立大学で実施
- 申込時の提出書類:受験申込書(写真の画像を貼り付けたもの)とアピールシート
第1次試験の合格者は適性検査の結果で決まり、最終合格者は第2次試験の結果で決まります。合格者の受験番号は大学のホームページに載り、合格者には文書で通知されます。第1次試験は電卓などの計算用具や参考文献、辞書を使えないと書かれています。[2]
職務経験者採用試験
職務経験者採用試験は、昭和39年4月2日以降に生まれ、民間企業等における職務経験を5年以上持つ人が対象です。受験案内は、U・I・Jターンを歓迎し、特に大学や企業で財務・会計や給与・福利厚生業務を経験した人の応募を待っていると書いています。新卒向けの試験ではありません。[3]
職員の仕事
受験案内は、事務の職務内容を、経営企画、人事、総務、財務、会計、教務、研究支援、地域連携、入試、学生支援、就職支援、国際化、デジタル化等の業務全般に従事すると書いています。[2]
大学は、昭和16年の山口県立女子専門学校の開学から始まり、平成8年に山口県立大学に名称を変え、男女共学に移りました。平成18年に公立大学法人山口県立大学が設立され、令和7年には情報社会学科が開設されています。[10]
中期計画には、委員会、専門会議、センター等の教職協働の体制や仕組みを再検討し、教職協働活動の改善を図ると書かれています。大学経営に関して、データ分析・活用による意思決定支援を行うことも挙げられています。[7]
応募できる条件と待遇(令和8年度の受験案内から)
- 採用職種と人数:事務 若干名
- 受験資格:平成9年4月2日以降に生まれた者で、大学(短期大学を除く)を卒業した者又は令和9年3月31日までに卒業する見込みの者
- 雇用期間:任期の定めなし(定年65歳)。試用期間(6か月~最長1年)あり
- 初任給:大学新卒者の場合、給料月額239,600円(令和8年4月1日現在)
- 手当:扶養手当、住居手当、地域手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末手当、勤勉手当等。期末手当・勤勉手当は令和7年度実績で年間4.65月分
- 勤務時間:午前8時40分から午後5時10分まで。土・日曜日を休日とする完全週休2日制の週38時間45分勤務
- 休日:土・日曜日のほか、国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 休暇:年次有給休暇は年20日(採用年は15日)。育児休業・介護休業制度、産前産後休暇、夏季休暇、子の看護休暇などの制度
- 福利厚生:公立学校共済組合、雇用保険、地方公務員災害補償制度、山口県教職員互助会による相互扶助制度
受験案内によると、法人は令和7年4月7日付で、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」3段階目(3つ星)を取得しています。[2]
行動計画に書かれた働き方
一般事業主行動計画(令和7年4月1日から令和12年3月31日までの5年間)は、年次有給休暇取得率を60%以上にすること、時間外勤務及び休日勤務時間を縮減すること、管理職員に占める女性職員割合を30%以上にすることを目標にしています。ノー残業デーの周知と徹底や、お盆期間の全学夏季休業期間を設けることも書かれています。[8]
募集の時期
| 段階 | 日程 |
|---|---|
| 受付期間 | 令和8年7月1日(水)~令和8年8月5日(水)午後5時まで |
| 第1次試験(Web受検) | 令和8年8月18日(火)~令和8年8月24日(月)午後1時まで |
| 第1次試験の合格発表 | 令和8年9月1日 |
| 第2次試験 | 令和8年9月中下旬予定 |
| 最終合格者の発表 | 令和8年10月中旬(予定) |
受付期間は令和8年8月5日で終わっていて、2026年9月28日時点で令和8年度の試験には申し込めません。採用予定日は令和9年4月1日ですが、受験案内は、状況により採用予定日前に採用を行う場合があると書いています。[2]
前の年度の試験
事務職員採用情報のページには、令和7年度の職員採用選考の最終合格者(令和8年3月12日発表、令和8年4月1日付け採用)や、令和5年度、令和2年度、令和元年度の選考結果も載っています。令和5年度の職員採用試験の最終合格者は令和5年12月25日に発表されました。[1] [5] [6]
非常勤教職員採用情報のページは、2026年9月28日時点で「現在の募集はありません。」となっています。[11]
公開されている数字
| 区分 | 採用予定人員 | 受験者 | 合格者 | 競争倍率 | 受験者平均点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大学卒業程度 | 若干名 | 19 | 3 | 6.33 | 50.8 |
| 段階 | 数 |
|---|---|
| 申込者 | 28 |
| 書類選考 合格者 | 28 |
| 第1次試験 受験者 | 26 |
| 第1次試験 合格者 | 8 |
| 第2次試験 受験者 | 7 |
| 最終合格者 | 2 |
| 最終競争倍率 | 14.0 |
令和5年度の試験は、書類選考、第1次試験、第2次試験の3段階でした。第1次試験と第2次試験の2段階だった令和8年度の大学卒業程度採用試験とは、試験の形が違います。[6]
女性の活躍に関する情報によると、令和6年度の事務職員の管理職に占める女性労働者の割合は20.0%です(県派遣職員を除く)。[9]
30日でやること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:山口県立大学の事務職員採用情報のページを確かめ、新しい試験の案内や選考結果が出ていないか確認する
- 4〜8日目:令和8年度の受験案内を読み、受験資格、試験の中身、勤務条件を書き出す
- 9〜14日目:言語判断、数的判断、論理的思考の適性検査の問題集を解き、Web受検に慣れておく
- 15〜20日目:申込時に出すアピールシートを想定して、自分の強みと大学で取り組みたいことを文章にする
- 21〜25日目:大学の沿革と学部の特色、中期計画を読み、求める人材の1つ目にある大学の目的や理念を自分の言葉で説明できるようにする
- 26〜30日目:2回の個別面接に向けて、業務の見直しや改善に取り組んだ経験を整理しておく
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、山口県立大学の事務職員採用情報、令和8年度の大学卒業程度と職務経験者の受験案内、第1次試験の合格決定、令和7年度と令和5年度の最終合格者の発表、中期計画(第4期)、一般事業主行動計画、女性の活躍に関する情報、沿革、非常勤教職員採用情報で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の受験案内を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 山口県立大学 事務職員採用情報確認日:2026-09-28 / 令和8年度選考結果(大学卒業程度・職務経験者の第1次試験の合格決定 26/9/1)、令和8年度の2つの受験案内(26/07/01)、令和7年度・令和5年度・令和2年度・令和元年度の選考結果へのリンク。問合せ先は公立大学法人山口県立大学 法人経営部法人管理部門。大学サイトのヘッダー・フッターと法人情報のページも確かめたが、別の採用サイトへのリンクは無い(2026-09-28)
- 令和8年度 公立大学法人山口県立大学職員大学卒業程度採用試験 受験案内確認日:2026-09-28 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF(令和8年7月)。求める人材、採用職種(事務・若干名)と職務内容、受験資格(平成9年4月2日以降に生まれ、大学を卒業した者又は令和9年3月31日までに卒業する見込みの者)、受付期間、第1次試験(適性検査(TAP)・Web受検)、第2次試験(個別面接2回)、合格発表、勤務条件(任期の定めなし・初任給・手当・勤務時間・休日・休暇・福利厚生・えるぼし)。本文に山口県立大学の名前がある
- 令和8年度 公立大学法人山口県立大学職員職務経験者採用試験 受験案内確認日:2026-09-28 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF。受験資格(昭和39年4月2日以降に生まれ、民間企業等における職務経験を5年以上有している者)、U・I・Jターン大歓迎、財務・会計や給与・福利厚生業務の経験者の応募を歓迎
- 令和8年度 公立大学法人山口県立大学職員大学卒業程度採用試験 第1次試験の合格決定について確認日:2026-09-28 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF(令和8年9月1日)。令和9年4月1日付け採用。第1次試験の受験者、合格者、競争倍率、受験者平均点
- 令和7年度公立大学法人山口県立大学職員採用選考最終合格者確認日:2026-09-28 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF(令和8年3月12日)。令和8年4月1日付け採用の職員採用選考の最終合格者の受験番号
- 令和5年度公立大学法人山口県立大学職員採用試験最終合格者確認日:2026-09-28 / 事務職員採用情報のページからリンクされたPDF(令和5年12月25日)。令和6年4月1日付け採用。事務の試験実施結果(申込者、書類選考・第1次試験・第2次試験の受験者と合格者、最終合格者、最終競争倍率)と平均点
- 公立大学法人山口県立大学 中期計画(第4期)確認日:2026-09-28 / 中期目標・中期計画・年度計画のページからリンクされたPDF(令和6年3月認可)。期間(令和6年4月1日から令和12年3月31日までの6年間)、教職員のFD・SD、教職協働、人材の確保(教職員の人事評価方法並びに採用方法の見直しと再整備)、全教職員対象の研修
- 公立大学法人山口県立大学 一般事業主行動計画(令和7年4月1日~令和12年3月31日)確認日:2026-09-28 / 一般事業主行動計画のページからリンクされたPDF。男性教職員の育児休業等の取得率、時間外勤務の縮減とノー残業デー、年次有給休暇取得率60%以上、管理職員に占める女性職員割合30%以上(県派遣職員を除く)
- 公立大学法人山口県立大学 女性の活躍に関する情報の公表確認日:2026-09-28 / 一般事業主行動計画のページからリンクされたPDF。令和2年度から令和6年度の管理職に占める女性労働者の割合(教員・事務職員・合計)。県派遣職員を除く。本文に山口県立大学の名前は無い
- 山口県立大学 沿革確認日:2026-09-28 / 昭和16年の山口県立女子専門学校開学から、平成8年の山口県立大学への名称変更と男女共学への移行、平成18年の公立大学法人山口県立大学設立、令和7年の情報社会学科開設まで
- 山口県立大学 非常勤教職員採用情報確認日:2026-09-28 / 非常勤教職員の募集のページ。2026年9月28日時点で「現在の募集はありません。」