どの大学から入っているのか。確認できたのは3大学
会社は採用実績校の一覧を公開していません。大学が自分で公表している進路資料をたどって、社名を確認できたのは3大学、3件です。[6] [7] [8]
| 大学・学部 | 掲載されている資料 | 対象年度 |
|---|---|---|
| 筑波大学 社会工学類 | 令和4年度就職先例(学群)の社会工学類の欄に「ウイングアーク 1ST」 | 令和4年度 |
| 駒澤大学 大学院 グローバル・メディア研究科 | 2025年度修了生(2026卒)の大学院修士課程の一覧、グローバル・メディア研究科 グローバル・メディア専攻の欄に「ウイングアーク1st」 | 2025年度修了生 |
| 長岡技術科学大学(学部の別なし) | 令和4年度学部・大学院修士課程の就職企業INDEX(50音順)に「ウイングアーク1st㈱」 | 令和4年度 |
筑波大学の社会工学類は、経済や経営、都市計画などを扱う学類です。駒澤大学のグローバル・メディア研究科は、メディアを扱う大学院です。長岡技術科学大学は工学系の大学です。3件とも分野がばらばらで、情報系の学部に限られていません。[6] [7] [8]
創価大学の進路・就職実績にも社名がありますが、国際教養学科の2021年度卒業生の欄なので、2022年度以降だけを表に入れる決まりに合わず外しました。[9]
会社が働く場所と社員について書いていること(引用)
採用サイトのトップメッセージで、社員の多様さについて聞かれた代表はこう答えています。「当社は「多様性を持ちながら、みんながまとまるべき時はすぐにまとまる」組織になっています。」続けて「完全リモートワークを実施しているため、地方の大学を卒業し、そのまま地方に住み続けている社員も多数います。」とあります。[3]
会社情報のページにも「リモートワークを基本とした働き方を推奨しており、現在では社員の9割以上が在宅勤務を選択しています。」と書かれ、希望に応じてオフィスへの出社も可能で、ライフステージの変化や生活スタイルに応じて働きやすい環境を整えていると説明されています。[2]
新卒採用の窓口
採用サイトのトップには「新卒採用ENTRY(27卒)」の入口があり、外部の応募ページに移ります。この記事の確認では、その応募ページは取得でもブラウザでも本文が表示されず、募集職種・応募資格・初任給・選考の流れを読むことができませんでした。読めなかったものは、この記事には書いていません。[1]
採用サイトの仕事内容のメニューには「職種まるわかりガイド」「開発フロー・開発組織」「開発環境」が並び、人・カルチャーのメニューには「働く環境」「オフィス紹介」「勤務制度・福利厚生」「社内イベント」が並んでいます。[1]
どんな会社なのか
会社情報のページによると、ウイングアーク1st株式会社は2004年3月創業、本社は東京都港区六本木の六本木グランドタワーです。従業員数は連結1,126人、単体836人(2026年2月末現在)です。[2]
企業情報のページは、会社を「ウイングアーク1stは、企業の基盤となるソフトウェア・クラウドサービスを提供しています。」と紹介しています。事業は、帳票・文書管理事業と、データを活用するためのデータエンパワーメント事業の2つです。会社情報のページでは、帳票・文書管理事業について「10年以上にわたってトップシェアを維持しています。」と書かれています。[5] [2]
トップメッセージでは、帳票のソフトウェアの役割が具体的に説明されています。以前は帳票に欄を1つ足すにもプログラマーに改良を頼む手間がかかっていたが、「ところがSVFを使えばパワーポイントを使う程度の簡単さで改変できるようになりました。」と語られています。[3]
もう1つのデータエンパワーメント事業について、トップメッセージでは、会計、販売、生産、人事等のデータを一元化することで、いつ、いくらで仕入れたものを、どの社員がどこに売ったのか、といった流れを一目で見られるようにしていると説明しています。会社情報のページでは、この事業を「BI市場の成長を牽引するリーディングカンパニーです。」と紹介しています。[3] [2]
大学名で差がつかない土俵は、この会社では3つある
選考のどこが大学名で動かないのかを、公開情報から特定します。
土俵1:住んでいる場所で差がつきにくい
先に見たとおり、社員の9割以上が在宅勤務を選び、地方の大学を卒業してそのまま地方に住み続けている社員も多数いると会社は書いています。[2] [3]
土俵2:会社の価値観がはっきり書かれている
採用サイトのトップに掲げられている言葉は「Build the Trust」で、その下に「相手の期待を超える結果を出し、信頼される」とあります。働く環境のページには、このコアバリューや行動指針を社内に浸透させる横断プロジェクトチームがあり、経営陣の考えを届ける「モーニングセッション」の週次配信や、全社員向けのチームビルディングワークショップを行っていると書かれています。[1] [4]
働く環境のページには、年に1度、グループの全社員で社員総会を行い、1年間の業績を振り返って今後の方針を共有し、社員の表彰も行うと書かれています。健康経営にも取り組んでいて、リモートワーク下での心と体の健康を支えるために、自社製品を使った全社ウォーキングイベントや健康セミナーを行っていると紹介されています。[4]
土俵3:製品を知ってから臨める
会社は帳票・文書管理とデータ活用の製品を持ち、トップメッセージでは会計、販売、生産、人事などのデータを一元化して、いつ、いくらで仕入れたものを、どの社員がどこに売ったのかを一目で見られるようにしていると説明しています。[3]
今週やること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1日目:採用サイトのトップから新卒採用ENTRY(27卒)の入口を開き、募集職種と応募資格を自分の目で読む
- 2日目:トップメッセージを最後まで読み、会社の事業と、地方に住む社員についての話を書き出す
- 3日目:会社情報と働く環境のページを読み、在宅勤務の割合、社員総会、健康経営の取り組みを確かめる
- 4〜6日目:帳票とは何かを、アルバイト先や大学の書類を例に自分の言葉で説明できるようにする
- 7〜9日目:相手の期待を超えようと工夫した経験を1つ、面接で話せる形にまとめる
- 10〜12日目:離れた人とオンラインで何かを進めた経験があれば、それもまとめる。無ければ、自分で時間を管理して続けたことを1つ選ぶ
- 13〜14日目:大学のキャリアセンターにこの会社の求人と説明会の記録があるか聞き、エントリーする
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、ウイングアーク1stの公式サイトと各大学の公式サイトで確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に、必ず最新の募集要項を確認してください。自分の学部からどう話を組み立てるかで迷ったときは、逆転就活塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- ウイングアーク1st 採用情報 トップ確認日:2026-09-11 / 採用サイトのトップ。「新卒採用ENTRY(27卒)」の入口(外部の応募ページ)、コアバリュー「Build the Trust」、会社情報・事業・仕事内容・人とカルチャーのメニュー
- ウイングアーク1st 採用情報 会社情報確認日:2026-09-11 / 会社概要(商号、本社所在地、創業、資本金、役員、従業員数)、数字でみるウイングアーク1st(事業のシェア、リモートワークの割合など)
- ウイングアーク1st 採用情報 トップメッセージ確認日:2026-09-11 / 代表の田中潤のメッセージ。事業の役割、企業間DX、社員の多様性と地方に住み続ける社員についての発言
- ウイングアーク1st 採用情報 働く環境確認日:2026-09-11 / 本社・六本木オフィス、社員総会、コアバリューを浸透させる社内プロジェクト、健康経営の取り組み
- ウイングアーク1st 企業情報確認日:2026-09-11 / 会社概要・事業内容・事業所・企業理念・沿革などへの案内と、会社の短い紹介文
- 筑波大学 令和4年度 進路状況・就職先例(PDF)確認日:2026-09-11 / 令和4年度の一覧。令和4年度就職先例(学群)の社会工学類の欄に「ウイングアーク 1ST」
- 駒澤大学 2025年度卒業生(2026卒)主な就職先(PDF)確認日:2026-09-10 / 2025年度修了生(2026卒)の大学院修士課程の一覧。グローバル・メディア研究科 グローバル・メディア専攻の欄に「ウイングアーク1st」
- 長岡技術科学大学 令和4年度 就職状況(PDF)確認日:2026-09-11 / 令和4年度の一覧。令和4年度学部・大学院修士課程 就職企業INDEX(50音順)に「ウイングアーク1st㈱」。学部と修士のどちらかは列から決め切れないため学部の別を書いていない
- 創価大学 進路・就職実績確認日:2026-09-10 / 国際教養学部 国際教養学科の2021年度卒業生の欄に「ウイングアーク1st(株)」。2021年度の単年のため節1の表に入れなかった理由の出典