どの大学の卒業生が植草学園大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として植草学園大学(学校法人植草学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​​​‌‌​‌‌​‌​​‌​‌​‌‌‌​‌​​​​‌‌​​​​‌​​‌‌‌​​​​‌​​​​‌​‌‌‌‌‌‌‌‌​‌​‌​‌‌‌

法人が公表している職員の情報[2] [3]

学校法人植草学園の職員の募集のページには、職員紹介や先輩の声はなく、職員の出身大学や出身学部も公表されていません。公式に確かめられるのは次のことです。[2] [3]

  • 大学事務局の専任職員は34名(嘱託職員を含む)、非常勤職員は33名(2025年5月1日現在、令和7年度事業報告書)
  • 大学事務局の職員の平均年齢は52.30歳(同)
  • 法人全体の職員(教員を除く)の専任は50名、非常勤は84名(同)
  • 職員の募集の問い合わせ先は、学園事務局の法人本部課の採用担当
[3] [2]

法人の女性活躍推進法の行動計画は、学園の職員の7割を女性が占めていると書いています。[5]

法人が掲げる建学の精神と、職員育成の方針(引用)

大学のサイトにも法人のサイトにも、事務職員に求める人物像をまとめた文章はありません。そのかわり、法人の「建学の精神・沿革」のページに、創立者・植草たけの建学の精神が載っています。[7]

「徳育を教育の根幹として,国を愛し,心の豊かな,たくましい人間の形成をめざすとともに,誠実で道徳的実践力のある人材を育成する。」[7]

植草学園の源流は、1904年に千葉県千葉町(現在の千葉市中央区)に置かれた千葉和洋裁縫女学校です。短期大学を経て、2008年4月に植草学園大学が開学しました。[7]

事業報告書と事業計画にある事務職員の育成の方針[3] [4]

令和7年度(2025年度)事業報告書は、事務職員の育成について、経営能力と専門性の向上に向けた職員育成の仕組みを作るなかで、管理職などへの登用を進めるという方針を掲げています。担当は学園事務局長と法人本部課です。[3]

令和8年度(2026年度)の事業計画は、人事基本方針にもとづいて計画的な人事配置と人材確保を進め、研修機会の充実と教職協働で教職員の専門性とマネジメント力を高めるとしています。あわせて、ICT・DX研修を強めて業務の効率化とデジタル化を進めることも書かれています。[4]

出身大学や学部、資格を条件にする記述は、公式サイトのどこにもありません。応募の条件は、募集が出たときの要項で確かめるしかありません。[1] [2]

採用の仕組み。学校法人植草学園が、法人のページで職員を募集する

植草学園大学は、学校法人植草学園が設置する私立大学です。国立大学のような統一の採用試験はありません。大学のサイトの「教員・職員の募集」のページには「職員の募集について」の見出しがあり、「職員の募集」のリンクは法人のサイトの同じ名前のページにつながっています。職員の募集は、大学ではなく法人のページに出る形です。[1] [2]

法人は、植草学園大学のほかに、植草学園大学附属高等学校、植草学園大学附属弁天こども園、植草学園千葉駅保育園、植草学園このはの家を設置し、千葉県生涯大学校の指定管理も行っています。職員の募集のページに載る求人は、これらの学校や園のものが一緒に並びます。[8] [2]

2026年9月27日時点の「職員の募集について」[2]

学校法人植草学園「職員の募集について」に載っている求人票(2026年9月27日確認)
項目内容
勤務先植草学園千葉駅保育園(千葉市中央区新千葉、ペリエ千葉5階)
職種非常勤調理員
勤務8時30分〜16時45分、月〜金のうち週2日以上
時給1,200円
業務保育園の給食調理(片付け・消毒を含む)
問い合わせ先学園事務局 法人本部課 採用担当
[2]

この求人は非常勤で、新卒の事務職員の募集ではありません。選考の流れ(書類選考、筆記試験、面接の回数など)は、職員の募集について公式サイトには書かれていません。[2]

募集のページにある注意書き[2] [1]

法人と大学の募集のページには、どちらも「植草学園では、中途採用の保育士や保育教諭の正職員の募集は行っておりません。」と書かれています。続けて、業者が出している「正社員」の募集広告は、紹介業者・派遣業者が個人情報を得ようとする詐欺広告だと注意を促しています。植草学園の名前が出てくる求人を見かけたら、法人の公式ページに同じ求人があるかを確かめてください。[2] [1]

職員の仕事。事業報告書に書かれている事務局の取り組み

公式サイトには、事務職員の部署紹介や仕事の説明はありません。令和7年度事業報告書に書かれている、法人と大学の事務局の取り組みから、仕事の中身を読み取ります。[2] [3]

研修(SD)[3]

事業報告書によると、職員研修(SD)は植草学園職員研修運営会議が年間計画をつくり、全教職員の参加を原則として年2回実施しました。2025年度は、7月に大学入試広報の実践的なスキルと知識を身につける研修、12月に外部講師による内部統制システムとカスタマーハラスメントへの対応についての講演を行っています。[3]

高校、こども園、保育園の事務職員と保育職員は、年1回の内部研修を行っていると書かれています。外部の研修や出向の機会を使って職員の力を高めることも、方針として挙げられています。[3]

大学の学生募集と学生支援[3]

2025年度に看護学部を開設し、千葉医療センター内椿森キャンパスの改修工事を進めました。事業報告書は、看護学部の入学者が定員に大きく届かなかったことや、他学部でも定員に対する充足率が低いことを書いています。研修のテーマに大学入試広報が選ばれているように、学生募集は事務局の大きな仕事です。[3]

学生支援では、兄や姉が在学している場合の弟妹学生への新しい支援を2025年度に始めたと書かれています。就職支援では、発達教育学部の教職・公務員支援センターと連携した教員採用試験の対策が成果として挙げられています。[3]

働き方の取り組み[3] [4]

ストレスチェックを例年どおり11月に実施し、うるおい相談員と外部カウンセラーをキャンパスごとに置いていると事業報告書は書いています。令和8年度の事業計画は、業務のデジタル化と役割の明確化で業務負担を平準化するとしています。[3] [4]

応募できる条件と待遇。事務職員の要項は公開されていない

大学の事務職員の募集が出ていないため、2026年9月27日時点で有効な応募条件、初任給、勤務時間、採用予定数はありません。確かめた範囲は、大学のサイトの「教員・職員の募集」、法人のサイトの「職員の募集について」、法人の事業報告書・事業計画・行動計画です。[1] [2] [3] [4] [5]

行動計画に書かれている働き方の目標[6] [5]

次世代育成支援対策推進法にもとづく行動計画(2026年4月1日から2027年3月31日まで)は、次の目標を掲げています。[6]

  • 育児休業の取得:男性職員は取得者1人以上、女性職員は取得率98%以上
  • 一人当たりの時間外労働時間を5%削減
  • 年次有給休暇の取得の促進(取得の少ない職員への個別の働きかけ)
[6]

女性活躍推進法にもとづく行動計画(2022年4月1日から2027年3月31日まで)は、管理職の女性比率が管理職全体の3割程度であることと、年休の取得率が50%を切る状況になってきたことを課題に挙げています。目標は、管理職の女性比率を40%以上にすることと、有期雇用職員を含む全職員の年次有給休暇の取得率を55%以上にすることです。[5]

法人の財政[3]

事業報告書は、人件費比率が学園全体で71.1%で、全国大学法人の平均50.9%より20ポイント以上高かったと書いています。原因として、2025年度に開設した看護学部が完成年度に達しておらず職員数に見合う収入が得られなかったこと、他学部の充足率が低かったこと、こども園の定員削減に向けた園児数の調整を挙げています。待遇は法人の財政によって変わりうるので、募集が出たときの要項で必ず確かめてください。[3]

募集の時期。いまは事務職員の募集が出ていない

2026年9月27日時点で、学校法人植草学園の「職員の募集について」に載っているのは千葉駅保育園の非常勤調理員の求人票だけです。大学の事務職員の募集の告知や日程はありません。[2]

公式サイトで確かめられること(2026年9月27日確認)
項目状況
事務職員の募集要項掲載なし
「職員の募集について」の求人票植草学園千葉駅保育園の非常勤調理員のみ
選考の流れ公式サイトに記載なし
問い合わせ先学園事務局 法人本部課 採用担当
[2]

時期の手がかりとして公式に書かれているのは、女性活躍推進法の行動計画の取り組みです。毎年9月に次年度の補充採用計画を立て、毎年10月に人事計画にもとづいて新規職員の募集・採用を行うが、男女の割合に偏りが起こらないようにする、と書かれています。これは法人の計画の書き方で、事務職員の募集が実際にこの時期に公式サイトに出るとは書かれていません。この記事でも、次の募集がいつ出るかは推測で書きません。[5]

令和7年度事業報告書は、今後の課題に「職員の年齢層の均衡化」を挙げています。大学事務局の職員の平均年齢は52.30歳です。ただし、これを理由に若手の募集が出るとは書かれていません。法人の「職員の募集について」のページを定期的に確かめ、分からないことは法人本部課の採用担当に尋ねてください。[3] [2]

公開されている数字。学生582名、大学事務局の専任職員34名

数字は、学校法人植草学園が令和7年度事業報告書で公表しているものだけを並べます。[3]

植草学園大学 事務局の職員数(令和7年度事業報告書より)
区分2024年5月1日2025年5月1日
専任職員(嘱託を含む)34名34名
非常勤職員37名33名
[3]

同じ時点の大学の専任教員は66名、非常勤教員は71名です。職員の平均年齢は、大学事務局が52.30歳、大学の教員が50.17歳と書かれています。[3]

植草学園大学の学生数(2025年5月1日現在・令和7年度事業報告書より)
学部・学科定員(4学年計)在籍者
発達教育学部 発達支援教育学科520名320名
保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻160名139名
保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻160名97名
看護学部 看護学科(2025年度開設・1年次のみ)80名26名
計920名582名
[3]

大学の収容定員充足率は、2021年度の88.0%から毎年下がり、2025年度は63.3%です。2026年度の入学者は、発達教育学部77名、理学療法学専攻33名、作業療法学専攻17名、看護学部39名の計166名でした(2026年5月1日現在)。[3]

学生582名に対して、大学事務局の専任職員は34名です。単純に割ると、専任職員1人あたり17人ほどの学生になります。[3]

30日でやること。募集が出たときにすぐ動ける準備

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[2]

  1. 1〜3日目:法人の「職員の募集について」のページをブックマークし、事務職員の求人票が出ていないかを確かめる。いまは保育園の非常勤調理員だけ
  2. 4〜7日目:法人の「建学の精神・沿革」を読み、建学の精神を書き写す。自分の経験で、誠実さや実践力を示せる例を1つ書き出す
  3. 8〜14日目:令和7年度事業報告書の大学の部分を読み、看護学部の開設と学生募集の状況を自分の言葉で説明できるようにする
  4. 15〜21日目:SDのテーマだった大学入試広報について、オープンキャンパスや高大連携で職員が何をするのかを調べ、関わりたい仕事を1つ決める
  5. 22〜30日目:求人を見かけたら、法人の公式ページに同じ求人があるかを確かめる習慣をつける。法人は業者の詐欺広告に注意を促している
[2] [7] [3]

志望動機は、公開されている事実から組み立てます。2025年度に看護学部を開設して3学部になったこと、学生募集が法人全体の課題になっていること、職員の年齢層の均衡化が今後の課題に挙がっていること。これらは法人が自分で書いていることなので、そこに自分の経験を重ねれば根拠のある志望動機になります。[3]

募集が出ていないいまは、準備の時間に使えます。採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 植草学園大学 教員・職員の募集確認日:2026-09-27 / 大学のサイトの募集ページ。「職員の募集について」の見出しと法人ページへのリンク、中途採用の保育士・保育教諭の正職員を募集していない旨と詐欺広告への注意、キャンパスの所在地(2026年9月27日確認)
  2. 学校法人植草学園 職員の募集について確認日:2026-09-27 / 求人票(植草学園千葉駅保育園の非常勤調理員:勤務時間・勤務日数・時給・業務内容)、問い合わせ先(学園事務局 法人本部課 採用担当)、詐欺広告への注意。大学の事務職員の募集は掲載なし(2026年9月27日確認)
  3. 学校法人植草学園 令和7年度(2025年度)事業報告書確認日:2026-09-27 / 学校等の学生数の状況(2025年5月1日現在)、2026年度入学者数、収容定員充足率、教職員の概要(2024年・2025年5月1日現在)と平均年齢、人事基本方針・事務職員の育成・SD、働き方の取り組み、今後の課題(職員の年齢層の均衡化)、人件費比率、看護学部の開設
  4. 学校法人植草学園 令和8年度(2026年度)事業計画確認日:2026-09-27 / 人事基本方針に基づく人材育成(FD・SD)、ICT・DX研修、教職員の働き方改革
  5. 学校法人植草学園 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(2022年4月1日〜2027年3月31日)確認日:2026-09-27 / 学園の職員の7割が女性、管理職の女性比率、年休取得率の課題、目標(管理職の女性比率40%以上・年休取得率55%以上)、毎年9月の補充採用計画と10月の新規職員の募集・採用の取り組み
  6. 学校法人植草学園 次世代育成支援対策推進法による一般事業主行動計画(2026年4月1日〜2027年3月31日)確認日:2026-09-27 / 育児休業の取得目標、時間外労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進
  7. 学校法人植草学園 建学の精神・沿革確認日:2026-09-27 / 建学の精神、1904年の千葉和洋裁縫女学校から植草学園大学の開学までの沿革
  8. 学校法人植草学園 公式ホームページ(トップ)確認日:2026-09-27 / 設置する学校・施設(植草学園大学・附属高等学校・附属弁天こども園・千葉駅保育園・このはの家・千葉県生涯大学校(指定管理))