大学公式資料で確認したトーホーの掲載
大学が公表する就職先資料から、トーホーの掲載がある例をまとめました。対象年度と学部・学科の範囲を合わせて読んでください。これは全採用大学の一覧でも、大学の難易度順の表でもなく、大学側がどの資料で会社名を公表しているかを示すものです。[1] [2]
| 大学・対象 | 対象年度・時期 | 掲載された欄 |
|---|---|---|
| 広島経済大学(学部別ではない) | 2025年度卒業者 | 主な就職先の卸売業・小売業に(株)トーホー |
| 中村学園大学 栄養科学部フード・マネジメント学科 | 2026年3月卒業生 | その他職種にトーホー |
広島経済大学のページには学部・学科別の就職率もありますが、トーホーを確認した主な就職先は業種別の一覧です。大学名に経済と付いていることや、直前に学部の統計があることを理由に、経済学部だけの実績としてはいません。会社名を確認した表の範囲に合わせています。[1]
中村学園大学は栄養科学部フード・マネジメント学科のその他職種の欄です。同じページの短期大学部にはトーホーキャッシュアンドキャリーという別の会社名もありますが、それをトーホー本体の実績にまとめていません。近くにある総合職という区分を、トーホーの掲載へ移すことも避けています。[2]
大学の資料からは、詳しい担当職務や入社後の配属先、勤務コースまでは分かりません。食品に関係する学科の出身だから商品開発へ配属された、地方の大学だから地域限定で採用されたという推測もできません。自分が応募する際の仕事と勤務範囲は、会社の募集要項から確認します。[1] [2] [3]
大学別の応募人数や選考通過人数は示されていないため、この表から倍率や合格率は計算できません。大学名の掲載は応募を考えるきっかけとして使い、仕事への関心や募集条件を確認しましょう。掲載がない大学からは応募できないという意味でもありません。[1] [2] [3]
新卒の募集会社と、初期配属先は別に読む
2027年卒向けの新卒募集会社は株式会社トーホーです。同社は各事業会社の経営管理、業務用食品の仕入れ・調達・開発、業務用コーヒーの製造を担う持株会社です。入社後は希望職種や適性を踏まえ、要項の備考欄にある企業へ初期配属すると説明されています。[3]
備考欄には、トーホーフードサービス、トーホーキャッシュアンドキャリー、トーホー沖縄、トーホービジネスサービスが挙げられています。採用会社がトーホーであることから、全員が本体の本社管理部門で働き始めると考えないようにしてください。最初に経験する仕事と配属先も含めて企業研究を進めます。[3]
また、配属先が別のグループ企業として紹介されていることから、雇用契約や出向の詳細まで独自に決めることはできません。本稿では原典にある初期配属という説明の範囲で扱っています。実際の雇用条件が示される段階で、所属会社と配属先がどう案内されるかを確認する必要があります。[3]
希望職種と適性を踏まえるという説明は、希望どおりの企業へ必ず配属する保証ではありません。営業、販売、企画・管理のどれに関心があるのかと、勤務する地域について何を重視するのかを整理すると、配属に関する説明を自分の希望と照らして理解しやすくなります。[3]
飲食店の仕入れと、外食の現場を支える事業
ディストリビューター事業は、顧客の業態や必要なものに合わせて業務用食品を調達し届ける仕事です。トーホーフードサービスやトーホー沖縄が関わり、外食ビジネスを支えています。食品を扱う商社として、メーカーの商品と、食事を提供する現場の間に立つ役割を考えてみましょう。[4] [3]
キャッシュアンドキャリー事業では、プロ向け食材の店A-プライスを中心に、中小飲食店などの日々の仕入れを支援します。顧客のもとへ届ける事業と、顧客が店へ来て仕入れる事業では、商品を提案する場面や仕事の組み立て方に違いがあります。自分がどちらに関心を持つかを比べてみてください。[4]
グループには食品だけでなく、品質管理のサービス、業務用調理機器、飲食店の内装など、外食の現場を幅広く支援する事業もあります。ただし、事業の紹介にあるすべての仕事が、今回の新卒募集から直接選べる職種であるという意味ではありません。募集職種と将来の関心を区別することが大切です。[4] [3]
業務用コーヒーの製造も行い、ホテルやレストランなどへtoho coffeeを提供しています。食品の仕入れだけでなく、自社の製品や専門知識を使った提案も考えられる事業構成です。飲食店が求める味、用途、提供方法などに関心を向けると、消費者として商品を選ぶ時とは違う視点を持てます。[4]
営業・販売・企画管理の違いを確かめる
募集職種は営業のルート営業、販売の店舗運営、企画・管理です。食品が好きという関心は共通でも、日々の仕事で向き合う相手や役割は変わります。営業なら顧客の仕入れを支えること、販売なら店で商品を選ぶ顧客を支えることを出発点に、説明会で仕事内容を詳しく確かめられます。[3] [4]
ルート営業に関心がある場合は、顧客がどんな料理やサービスを提供し、どのような仕入れの悩みを持つかを考えてみる方法があります。単に食品を販売するだけの志望理由から、相手の事業を支える仕事への関心に広げるための準備です。これは本稿の助言で、会社の選考課題ではありません。[3] [4]
販売に関心があるなら、品物を見つけやすい売場、顧客が相談しやすい接客、日々の仕入れのしやすさなど、店舗を使う人の視点で考える案があります。ただし、公開ページから個別店舗の担当業務や一日の役割分担までは確定できません。入社直後に何を経験するかは説明会で聞いてみましょう。[3] [4]
企画・管理は募集職種に含まれますが、この要項だけでは新卒が担当する具体的な部署や業務を細かく示していません。希望する仕事がある場合は、初期配属の候補や必要な知識について確認が必要です。食品の開発や経営企画など、自分が興味を持つ言葉だけで担当を決めつけないようにします。[3]
職種を選ぶ際は、人と話すこと、商品に詳しくなること、数字や情報を整理することのうち、どの場面に自分が関心を持つかを振り返れます。一つの得意分野から向く職種を断定するのではなく、仕事内容を知った後で経験との接点を考えるために使ってください。
全国転勤・エリア内転勤・転勤なしの3コース
ナショナル社員は全国転勤があるコース、エリア社員はエリア内での転勤があるコース、リージョナル社員は転勤がないコースです。仕事への興味と同時に、どの範囲で働くことを希望するかを考える必要があります。名前の違いだけでなく、移動する範囲の違いとして読みましょう。[3]
| コース | 要項の転勤に関する説明 |
|---|---|
| ナショナル社員 | 全国転勤あり |
| エリア社員 | エリア内での転勤あり |
| リージョナル社員 | 転勤なし |
転勤なしという説明から、どの勤務地でも希望が必ず通るとは判断できません。募集する職種と勤務地の組み合わせや、配属の決め方は別の確認事項です。リージョナル社員であれば希望するどの会社や店舗も自由に選べる、という制度には広げていません。[3]
勤務地には北海道から沖縄までの複数地域が挙げられています。全国という言葉をすべての都道府県での募集と読み替えず、要項に示された配属候補と自分の希望を照合します。職種と勤務コースの両方を決める際は、どちらの条件を優先したいかを整理すると説明を聞きやすくなります。[3]
本稿の確認案としては、現在の希望地域に加え、将来引っ越しを考えられる範囲も整理する方法があります。全国でさまざまな職場を経験することに関心があるのか、一定の地域で生活を続けたいのかを、自分の言葉で説明してみましょう。転勤の頻度は要項に数値がないため、年数を推測してはいません。[3]
初任給は基本給と地域手当。エリア欄には沖縄の注記
初任給は基本給と地域手当の合計で、地域手当は勤務地によって最大23,000円まで異なります。給与表には幅があるため、全員が上限額になると考えないでください。同じコースと学歴でも、実際の勤務地に対応する金額を確認する必要があります。[3]
| コース | 大学卒 | 大学院卒 | 短大・専門卒 |
|---|---|---|---|
| ナショナル社員 | 246,520〜269,520円 | 247,550〜270,550円 | 238,270〜261,270円 |
| エリア社員(トーホー沖縄の初任給) | 227,490〜250,490円 | 228,320〜251,320円 | 220,170〜243,170円 |
| リージョナル社員 | 208,470〜231,470円 | 209,090〜232,090円 | 202,080〜225,080円 |
エリア社員の給与には、トーホー沖縄の初任給という注記が付いています。この値を全国のすべてのエリア社員へそのまま適用できる金額として紹介していません。自分が検討する配属先でどのコースを選べるかと、その場合の給与を一組にして確認してください。[3]
時間外勤務手当と通勤交通費が挙げられ、通勤交通費は月5万円が上限です。給与表だけでは時間外勤務の計算やその他の詳細条件までは分かりません。本稿では想像した残業代や賞与を加算して年収を作っていません。実際の条件は採用時の案内で確認します。[3]
昇給は4月の年1回、賞与は6月と12月の年2回です。契約期間は定めなし、試用期間は4カ月とされています。ただし試用期間中の条件がすべて同じかどうかは、要項のその記載だけでは確定できません。比較する時は、コース、学歴、勤務地、試用期間の扱いをそろえて確認しましょう。[3]
2027年卒と既卒概ね3年以内。免許はルート営業のみ
応募資格は2027年3月に短大、専門学校、大学、大学院を卒業見込みの人と、卒業後概ね3年以内の既卒者です。学部は不問です。既卒の概ねという記載を独自に厳密な日数や卒業月へ置き換えず、自分の卒業時期を伝えて対象かを確認する必要があります。[3]
必要な免許は普通自動車運転免許で、ATと記載されています。ただし対象はルート営業のみです。販売や企画・管理へ応募する人も全員免許必須という説明に広げていません。取得する時期について要項だけで確定できない場合は、希望職種とともに案内を確認してください。[3]
採用人数は90名とされています。これは募集の計画人数で、実際の入社人数や大学別の枠を示すものではありません。表の大学から何人を採用するのか、特定の学部に優先枠があるかなどは、大学の就職資料とこの数字からは分かりません。[3] [1] [2]
応募の準備では、学歴と卒業時期、希望職種、勤務コース、免許の取得状況をまとめておくと整理できます。それぞれが応募に関係する別の条件なので、どれか一つを満たしたことだけで、自分が希望するすべての条件で採用されるとは考えないようにしましょう。[3]
Web説明会の後にESを提出し、面接を進める
会社説明会はWebで、ライブ型または録画型へ参加します。日程などの詳細はエントリー後にマイページで確認する案内です。録画型があることから、選考全体を好きな時刻に自由に進められるとは限りません。書類の提出や面接の日程は、届く案内に従って管理してください。[3]
Webエントリーシートは説明会への参加後に提出します。成績証明書、卒業見込証明書、健康診断書も必要書類として挙げられていますが、提出は都度案内するとされています。すべての書類を最初の登録時に提出する必要があると読み替えず、提出時期を確認します。[3]
採用フローはエントリー、会社説明会とES選考、一次面接、二次面接、最終面接とWebテスト、内定という流れです。Webテストは最終面接の段階に表記されていますが、試験の種類や細かい実施順、面接形式まではこの情報だけで特定していません。[3]
説明会がWebであることから、面接もすべてオンラインで行われるとは判断できません。自分の予定を組む際は、会場、実施形式、必要な移動、書類やテストの期限を確認します。要項に載っていない選考通過率や面接官の人数を推測で補ってはいません。[3]
本稿の準備案として、食品を扱う仕事の中でもなぜ営業や販売を選ぶのか、なぜその勤務コースを希望するのかを別々に整理する方法があります。会社の事実を覚えるだけでなく、自分が仕事選びで大切にすることと結びつけると、説明会の回答を判断材料として使いやすくなります。[3] [4]
休日は月8〜10日。職種と勤務地で勤務時間が変わる
勤務時間は8時30分から17時30分、実働8時間が示されています。ただし職種や勤務地によって異なるという注記があります。ルート営業、店舗運営、企画・管理のすべてが同じ時刻に働くと決めず、希望する職場に対応する勤務時間を確認してください。[3]
休日は週休2日制で、月8〜10日、年間休日120日とされています。この日数だけから土日が毎週休みになると推測することはできません。年次有給休暇、慶弔、特別、褒賞などの休暇も挙げられていますが、年間休日と個人の休暇を混ぜて日数を膨らませないようにします。[3]
働き方を確認する際は、忙しい時期、休みの予定を決める方法、職場内での分担などを質問できます。これは本稿の質問案です。業務用食品を届ける仕事と、店で仕入れを支える仕事の違いを知ったうえで聞くと、自分の生活との両立を具体的に考えやすくなります。[3] [4]
福利厚生には寮・社宅、社員持株会、財形貯蓄、退職金、確定拠出年金などが紹介されています。制度名だけでは利用対象や自己負担までは分かりません。特に住居制度は、選ぶコースや配属先に応じて利用条件を確認し、全員が無料で住めると考えないようにしてください。[3]
仕事を覚える研修から、顧客の悩みを聞く力へ
新入社員研修ではビジネスマナー、報告・連絡・相談、コミュニケーションなど仕事の基礎を学びます。数カ月後の中間研修は、仕事の意味や、計画して実行し振り返る方法を学ぶフォローアップの位置づけです。職場で経験したことを整理する機会としても読めます。[5]
2年次は担当業務をやり抜く力や時間の管理、3年次は業務の改善や顧客の悩みを引き出すための論理的な考え方とコミュニケーションを学びます。商品を覚えるだけでなく、自分で仕事を進め、相手と対話する力へ学習が広がる点に注目してください。[5]
商品知識講座に加え、トーホーコーヒー販売検定という社内検定もあります。自社コーヒーを販売するための知識、抽出技術、生産や製造の基礎などを学びます。検定があることから、全新入社員がすぐコーヒーの専任担当になれるという意味にはしていません。[5]
プライベートブランド商品の特徴、業務用調理機器の販売、食品の衛生や表示管理などを学ぶeラーニングも紹介されています。仕事に関連する資格には受験費用や奨励金の支援もありますが、すべての資格の費用が無条件に出る制度とは説明していません。対象と手続きは実際の案内で確認します。[5]
希望を伝える制度と、実際に仕事を変える条件を分ける
自己申告制度は、全社員が希望する勤務地や職種、仕事や職場の状況を申告できる制度です。自分の希望を伝える経路が用意されていると読めますが、申告すれば直ちにそのとおり異動する保証ではありません。希望を伝えることと、配属の決定は区別して考えます。[5]
FA制度は一定の基準で付与される権利を使い、新しい仕事に挑戦する仕組みです。全員がいつでも無条件に使える制度とは違います。社内公募はグループ内の求人へ応募する制度、社内留学は興味のある仕事を数日経験し、将来のキャリアへ生かす制度として紹介されています。[5]
複数の制度を一括して自由に仕事を選び直せる仕組みと解釈すると、条件を見落とします。今の希望で入社後の仕事を考えたうえで、将来別の仕事にも関心が広がった時にどの制度を使えるかを確認する、という順番で理解しておくとよいでしょう。[5]
本稿の準備案として、最初に経験したい仕事と、将来関心がある仕事を分けて書く方法があります。なぜ関心があるかと、そのために何を学びたいかを添えると、自分のキャリアについて説明しやすくなります。制度の名前だけを並べるより、具体的な学びの希望を考えてみましょう。[5]
30日で、職種・勤務範囲・自分の経験を整理する
以下は本稿が提案する準備例で、会社の選考日程ではありません。募集受付や書類の期限を優先して調整してください。仕事への関心と生活の条件を同時に整理し、説明会で分かったことを次の準備へつなげる進め方です。[3]
- 1〜3日目:卒業時期と応募資格を確認し、募集会社と配属先の違いを把握する。
- 4〜7日目:食品卸、A-プライス、その他の支援事業の役割を比較する。
- 8〜14日目:希望職種と勤務コースを整理し、Web説明会に参加する。
- 15〜21日目:相手の要望を聞いた経験や、仕事の進め方を改善した経験を書き出す。
- 22〜30日目:給与の地域条件、免許、選考形式、住居や休みの条件を確認する。
大学の就職実績から関心を持った人も、次はどんな相手のどんな仕事を支えたいかを考えてみましょう。食品を届ける、店で仕入れを支える、企画や管理で支えるという違いが、仕事選びの軸になります。企業選びや経験の整理に迷う場合は、逆転内定塾の無料相談で準備を進めることもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 広島経済大学 就職データ確認日:2026-09-12 / 2025年度卒業者の主な就職先、全学業種別卸売小売に株式会社トーホー
- 中村学園大学 就職先一覧確認日:2026-09-09 / 2026年3月卒業生、栄養科学部フード・マネジメント学科その他職種にトーホー。短大別会社とは区別
- 株式会社トーホー 新卒募集要項確認日:2026-09-12 / 2027卒・既卒概ね3年、採用会社トーホーと初期配属会社、3コース、給与エリアは沖縄注記、免許ルートのみ、選考
- トーホーグループのプロフィール確認日:2026-09-12 / 食品卸・Aプライス・外食支援・コーヒー製造、トーホー本体の事業と関連会社
- トーホー 教育・キャリア支援制度確認日:2026-09-12 / 自己申告FA公募社内留学の違い、年次別研修、コーヒー検定やe-learning、資格費用支援