近畿大学の文学科に、合併前のTIS株式会社の掲載がある
近畿大学文芸学部の卒業生の進路・就職先ページでは、文学科の主な就職先・進学先一覧にTIS株式会社が掲載されています。対象は日本文学専攻・英語英米文学専攻を合わせた欄で、一覧の末尾に二〇二四年度・二〇二五年度卒業生の実績と記載されています。どちらの専攻から、どちらの年度に就職したのかは分けて示されていません。[1]
| 大学・学部・学科 | 対象年度 | 掲載内容と範囲 |
|---|---|---|
| 近畿大学 文芸学部 文学科 | 2024年度・2025年度の合算 | 日本文学専攻・英語英米文学専攻の主な就職先・進学先にTIS株式会社。企業別人数・専攻別内訳なし |
ページの上部には、二〇二五年度卒業生の全学科の業種別進路も載っています。しかし、会社名が並ぶ文学科の一覧は二つの年度を合わせた資料です。一覧の末尾にある対象期間を保ち、二〇二五年度だけの掲載や、両年度で毎年採用された実績として読み替えないようにします。[1]
現在のTISIは、二〇二六年七月一日付でTISとインテックが合併し、商号を変更した会社です。公式のお知らせは合併と商号変更が完了したことを発表しています。今回の大学資料に載っているTIS株式会社は、その変更前の社名であり、合併後のTISIが初めて採用した学生の実績ではありません。[2] [1]
同じグループでも、TISの後ろに別の会社名が続く企業や、インテックの別法人の掲載を、旧TISそのものの実績へ混ぜてはいません。大学側が載せる会社名と、会社の変更経緯を組み合わせて読むことが必要です。合併したという事実から、過去のすべてのグループ会社の就職者を一社の人数として合算することはできません。[2]
この掲載から言えるのは、文学を学ぶ学科の大学公式就職先に旧TISがあることです。情報系の専攻だけに就職実績が限られると決めつける必要はありません。一方で、卒業者の採用職種、配属、人数は分からず、合併後の現在の採用基準や通過率を示すものではありません。現行の応募資格は会社の要項とFAQで確認します。[1] [3] [4]
全学部・全学科を対象に、文理共通で職域へ応募できる
二〇二六年九月十二日に確認した採用基本情報は、二〇二七年三月に大学院を修了、大学・高専を卒業する見込みの方を対象としています。募集学部・学科は全学部・全学科です。修了・卒業済みでも、就業経験が三年未満の方は応募できる案内があります。[3]
FAQでは、新卒入社時点の採用はエンジニアと営業と説明し、文理による違いについて「文系、理系に関係なく全ての職域にご応募いただくことができます。」としています。文系だから営業に限られる、理系だけがエンジニアへ応募できるという制度ではありません。希望する仕事と、そこへ向けて学びたいことを整理できます。[4]
語学力、資格、ITスキルについて、FAQは応募時の必須条件として定めていないと回答しています。資格やプログラミングの経験がないことだけで、自分を応募対象外にしないようにしましょう。ただし、スキルや知識が仕事で不要という説明ではありません。入社前後に学ぶ意欲と、今までにどのように学んできたかを伝える準備はできます。[4] [5]
| 状況 | 会社の説明 | 注意点 |
|---|---|---|
| 文系・理系 | どちらも全職域へ応募可能 | 希望する仕事を自分で理解する |
| 既卒で就業経験3年未満 | 応募可能 | 経歴によってキャリア採用の案内もある |
| 既卒で就業経験3年以上 | キャリア採用で応募 | 新卒枠の条件と混同しない |
| 就業経験がある現在学生 | 応募可能 | 経歴確認後にキャリア採用の案内もある |
| 博士・留学中・外国籍 | 応募可能という回答 | 留学生向けの特別な採用方法は設けていない |
就業経験三年未満という条件は、卒業してから三年未満という条件と同じではありません。卒業年月と、実際に仕事をした期間をそれぞれ整理してください。自分がどの区分に当たるか分からない場合は、新卒採用担当へ確認するよう会社も案内しています。[4]
これらは、応募できる範囲についての公式の説明です。大学名を採否で一切考慮しないことや、どの応募者も同じ確率で通過することまでは示していません。自分に当てはまる応募資格を確かめたうえで、経験と仕事への関心を具体的に伝える準備を進めましょう。[3] [4]
学歴に頼らず伝えられる、課題への向き合い方を整理する
誰の困り事を、どう改善したいのかを説明する
採用メッセージは、誰かの困り事や社会の課題を自分のこととして捉える視点、よりよくしたいという気持ちから動くことを重視しています。IT企業に入りたいという結論だけでなく、自分が見た不便や課題、そのときどう考え、何をしたかを振り返ると、関心を具体的にできます。[5]
たとえば、アルバイトで作業の確認に時間がかかっていた、授業の共同作業で役割が曖昧だったなど、身近な経験から始められます。何が原因だと考え、誰に確かめ、どう変えてみたかを整理してください。システムを作っていない経験を、ITで解決した実績へ変えて書く必要はありません。
目立つ成果だけでなく、正確に支えた経験も探す
会社のメッセージは、新しいものを生み出すだけが価値ではなく、システムを安定して動かすことや、丁寧な確認を重ねることも顧客や社会を支える仕事だと説明しています。派手な企画やリーダー経験がないときも、誤りを防ぐために工夫したこと、引き継ぎを分かりやすくしたことを振り返れます。[5]
説明の際は、単にまじめに続けたという評価ではなく、どんな失敗を防ぎたかったのか、何を確認し、どのような変化があったかを示します。数字を記録していない場合は、架空の削減率を付けず、周囲からの反応や、手順が変わった事実などを正確に伝えましょう。
分からないことを、一人で抱え込まず学んだ過程を残す
採用メッセージは、最初からすべてを理解している必要はなく、分からないことに向き合い、周囲と共有して次の成長につなげる姿勢を挙げています。学習や研究で、どこまで自分で調べ、何を質問し、その答えをどう使ったかを整理すると、自分の学び方を伝える材料になります。[5]
開発経験がある人は、使った言語名だけでなく、目的、担当範囲、動作を確かめた方法を説明します。未経験の人は、興味を持った技術を小さく試し、学んだ内容と疑問を記録することから始められます。会社が応募時の必須スキルを定めていないことを踏まえ、経験を多く見せるための誇張を避けてください。[4]
相手を尊重しながら協力した経験を説明する
会社は、立場や組織の枠を超えてつながり、チームで価値を生み出す姿勢も大切にしています。意見が違った場面で、相手が何を重視しているかを聞き、共通の目的を確かめた経験を探せます。肩書きより、自分の判断と行動、他の人が担った役割を分けて説明することが準備になります。[5]
新卒の入口は営業とエンジニア。将来の専門領域と分けて読む
FAQは、新卒入社時点の職域を営業とエンジニアとしています。採用基本情報の募集職域には、営業に加え、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、ITアーキテクト、アプリケーションスペシャリスト、ITスペシャリスト、データサイエンティストが紹介されています。新卒全員が入社時から専門領域の責任者になるという意味ではありません。[4] [3]
| 紹介されている領域 | 役割の説明 | 関心を整理する観点 |
|---|---|---|
| 営業 | 顧客と関係各社をつなぎ、事業拡大を支援 | 相手の目的や条件をどう理解するか |
| ITコンサルタント | 経営課題を解決する手法やサービスを提案 | 課題を整理し、解決策を比較すること |
| プロジェクトマネージャー | プロジェクトをリード・推進・統括 | 関係者や日程を調整し、結果に向き合うこと |
| ITアーキテクト | システム全体の技術的な設計 | 全体の構成と制約を考えること |
| アプリケーション・基盤の専門職 | 業務アプリケーションやシステム基盤の設計・構築 | 利用者の業務や動作環境への理解 |
| データサイエンティスト | 課題定義、分析、解決方法の設計・実行・提示 | データから何を判断できるか |
この表は専門領域を理解するための整理で、六つの別々の新卒採用枠や、それぞれの募集人数を示していません。営業とエンジニアのどちらからキャリアを始めたいかを考え、その先でどんな課題や専門性へ関心があるかを説明できるようにします。職域名だけで仕事を決めず、実際の業務例を説明会で確認しましょう。[3] [4]
配属は、各現場の配属希望と、本人の希望・適性を考慮して決めるとFAQにあります。希望を出すことはできますが、希望どおりの部署や職域が必ず実現する保証ではありません。自分が学んできたこと、興味を持つ課題、これから身に付けたい力を整理し、希望の理由を説明します。[4]
入社後の職域変更についても、本人のキャリアを考えて希望することは可能ですが、各現場の希望と本人の適性を考慮して決定するとされています。いつでも自由に移れる制度ではなく、希望と会社側の仕事をすり合わせる仕組みとして読みます。入社時に将来のすべてを決め切る必要はなくても、最初に何を学びたいかは考えておきましょう。[4]
会社は、合併後に両社の強みや経営資源を組み合わせ、サービスやソリューションを提供していく方針を説明しています。ただし、合併前の旧TISや旧インテックの制度を、現在の自分の条件へそのまま移すことはできません。配属や育成の説明も、新しい会社の現行資料を基に確認してください。[2]
説明会後にエントリーシート案内。一次面談前に成績証明書
採用プロセスの最初はウェブエントリーです。基本情報の登録後にマイページの案内が届き、その後の説明会や提出物を確認する流れになっています。登録しただけでエントリーシートの提出まで終わるわけではないため、会社からの連絡を見て必要な手続きを進めましょう。[3]
| 段階 | 会社の説明 | 事前に準備すること |
|---|---|---|
| WEBエントリー | 基本情報を登録しマイページを利用 | 対象卒年と連絡先を確認 |
| 会社説明会 | 参加者に後日エントリーシートを案内 | 仕事内容と条件への質問を整理 |
| エントリーシート | 提出期限は個別の案内で確認 | 志望理由と経験を整理 |
| 適性検査・面談 | 面談は複数回、一次面談前に成績証明書 | 証明書の発行方法と所要日数を確認 |
| 最終面談 | 最終段階として掲載 | 希望する仕事と学びたいことを説明 |
会社は、説明会に参加した方へ後日エントリーシートを案内するとしています。説明会に出なくても同じ手順で進めると勝手に考えず、現行の案内を確認してください。エントリーシートの期限や説明会の日程は、このページで一律の締切を確認できないため、マイページなどで確かめます。[3]
一次面談前には成績証明書の提出を求めています。証明書を提出することから、特定の大学名や成績だけで合否が決まると推測することはできません。一方、直前に必要だと気付くと発行が間に合わない可能性もあるため、大学の窓口や発行方法を早めに調べておきましょう。[3]
適性検査の名称、出題形式、面談の正確な回数は今回の公式ページには明記されていません。特定の検査を使うという二次情報を確定条件とせず、会社の受検案内に合わせて準備します。選考フローは状況により変わることがあると会社も注記しており、最新の連絡を優先してください。[3]
同じページに二〇二八年卒の入口やイベントもありますが、掲載された採用要項の卒業条件は二〇二七年三月です。二〇二八年卒向けの事例体験、開発体験、社員対話のイベントを、そのまま二〇二七年卒の本選考必須工程にしないようにします。イベントの詳細や受付状況も、対象年度のマイページで確認する案内です。[3]
募集420名程度と、20時間分の固定残業代を含む初任給
採用基本情報の募集人数は四百二十名程度です。これは現行要項の募集の規模を示したもので、すでに入社した実績人数や、営業・エンジニアそれぞれの人数ではありません。応募者数や大学別の採用人数は示されていないため、募集人数だけから入りやすさや倍率を判断することはできません。[3]
| 学歴区分 | 掲載額 | 手当の扱い |
|---|---|---|
| 修士了 | 313,900円 | スマートワーク手当を含む |
| 学士卒 | 294,600円 | スマートワーク手当を含む |
| 高専卒 | 259,100円 | スマートワーク手当を含む |
スマートワーク手当は月二十時間分の固定残業代で、月二十時間を超える時間外労働には別途手当があると説明されています。名前だけを見て、在宅勤務の通信費補助などと読み替えないでください。基本給と手当それぞれの金額はこのページに分けて載っていないため、正式な条件通知で内訳を確認します。[3]
固定残業代に対応する二十時間は、実際の平均残業時間を示していません。毎月必ず二十時間残業することや、それ以内なら働き方が同じであることを意味する数字でもありません。提示された初任給は手取り額ではないため、生活費を考えるときも区別します。[3]
募集要項は、住宅手当、通勤手当、時間外勤務手当などを挙げています。在宅勤務制度、フレックスタイム制度、退職金制度などもありますが、在宅の頻度や個々の適用条件まで一律に保証する説明ではありません。勤務時間は九時から十七時三十分、休憩一時間で、休日は土日・祝日・年末年始などです。[3]
勤務地は東京、名古屋、大阪、富山のほか、札幌、仙台、新潟、横浜、岡山、山口、福岡、大分が挙げられています。事業計画を基に本人の希望を考慮して決めるという説明です。転勤も、事業計画や本人のキャリア・配属希望などを考慮して行う可能性があります。希望勤務地だけで、将来もずっと同じ場所にいられると判断しないようにします。[3] [4]
育成では、内定期間に情報系資格の学習支援を行い、入社後の最初の一年で基礎を学ぶとしています。集合研修やOJTは過去の実施例として紹介されており、当年度の全員が同じ日程で受ける研修とまでは書かれていません。その後も社内研修やオンライン学習、業務の必要に応じた外部研修が説明されています。[4]
30日で、対象年度と経験の説明を整える
次の手順は編集部が提案する準備例です。会社の指定課題や実際の面接質問ではなく、この通りに進めれば通過するという意味ではありません。説明会や書類の期限が案内された場合は、その日程を優先してください。
- 1〜3日目:TISIの現行要項を開き、自分の卒業期・学校種・就業経験が応募条件に合うかを確認する。旧TISや別のグループ会社の要項と混ぜない。
- 4〜7日目:エンジニアと営業の仕事内容を確認し、どの課題を支える仕事に関心があるかを書き出す。将来の専門領域と新卒の入口を分ける。
- 8〜12日目:自分が気付いた困り事や、正確に仕事を進めるために工夫した経験を整理する。誰のために、何を考え、どんな行動を取ったかを具体化する。
- 13〜18日目:分からないことを調べたり、周囲と協力したりした経験を整理する。実際に学んだ内容と、これから学びたい内容を区別する。
- 19〜24日目:説明会の案内を確認し、参加後に届くエントリーシートの提出期限を管理する。成績証明書の発行方法と必要な日数も調べる。
- 25〜30日目:受検・面談の案内に従い準備する。希望職域、勤務地、給与の手当内訳、育成について質問を整理し、自分の考えを声に出して説明する。
振り返る経験は、必ずしも受賞や大きな売上のような目立つ成果である必要はありません。誰かのために丁寧に確認したこと、間違いを認めて直したこと、他の人と役割を調整したことも、実際の行動を説明できます。会社の言葉に自分を無理に合わせるより、経験のどの部分が共感する姿勢とつながるかを考えてください。[5]
会社の採用情報は二〇二六年九月十二日に確認しました。応募前には最新の要項とマイページの案内を確認してください。大学名への不安や、エンジニア・営業のどちらで何を伝えるか迷う場合は、逆転内定塾の無料相談で、応募条件と自分の経験を一緒に整理できます。[3] [4]
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 近畿大学文芸学部|卒業生の進路・就職先確認日:2026-09-12 / 文学科(日本文学専攻・英語英米文学専攻)の主な就職先・進学先一覧にTIS株式会社。一覧末尾に2024年度・2025年度卒業生実績、2年度合算。上部2025年度全学科グラフと区別。
- TISI|TISとインテックの合併完了および商号変更のお知らせ確認日:2026-09-12 / 2026年7月1日TISとインテック合併、TISI株式会社へ商号変更完了。旧TIS名の大学掲載は合併前の実績として扱う。
- TISI|採用基本情報確認日:2026-09-12 / 2027/3新卒大学院大学高専、既卒就業3年未満、420程度、給与20h固定込、説明会後ES案内・一次前成績証明。28は別イベント。CUAで募集職域タブを展開し元本文に追録。
- TISI|採用FAQ確認日:2026-09-12 / CUAで12問展開、原文記録。新卒エンジニア・営業、文理全職域、資格語学IT応募必須なし。既卒職歴条件、1年目基礎・配属希望適性・転勤/職域変更は条件。
- TISI|採用メッセージ確認日:2026-09-12 / 挑戦・誠実さ・協力の姿勢、安定稼働や丁寧な確認も価値、学び周囲と共有する。理念は採否保証でなく準備の視点。
掲載大学の就職先ガイド
この会社を就職先として資料に載せている大学のうち、逆転内定コラムに大学別の就活ガイドがある大学です。