どの大学の卒業生が、TIDの職員になっているのか

企業の記事と同じように、まず「どこの卒業生が、ここで働いているのか」から見ていきます。‌​​​​​​‌​‌‌‌​‌​​‌‌‌​‌‌​‌‌​​​‌‌​‌‌​‌‌​​​‌‌‌‌‌‌​‌‌​‌​‌‌​​​​‌‌​‌‌‌​

他大学の進路資料では確認できなかった

他大学が公表している進路資料では、就職先として東京情報デザイン専門職大学(学校法人滋慶学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。

TIDは職員の出身大学を公表していない[1]

TIDの採用情報のページには、採用した職員の出身大学や、職員の紹介・インタビューは載っていません。どの大学の卒業生が職員になっているかを、大学の側の資料で確かめることはできませんでした。[1]

TIDは2023年度に最初の学生を迎えた大学で、2026年5月1日現在まで卒業者はまだ出ていません。自分の大学の卒業生が職員になっている、ということもまだない大学です。[4]

採用ページがいま書いていること(引用)

TIDの採用情報のページは、「教員」「職員」「アルバイト」の3つの欄に分かれています。[1]

採用情報ページの欄(2026年9月27日時点)
欄案内
教員教員公募募集要項、「非常勤(英語)の公募について」、履歴書(大学指定)
職員職員募集要項、「職員(総務部)の公募について」
アルバイトアルバイト募集要項、「アルバイト(大学事務)の公募について」、求人基本情報
[1]

「職員(総務部)の公募について」は、外部の採用管理サービスの求人ページへのリンクですが、2026年9月27日時点でリンク先は開けませんでした。応募資格や選考の内容は、このため確かめられません。[1]

大学と学園の理念[2] [6]

情報公開のページによると、TIDは滋慶学園の「実学教育」「人間教育」「国際教育」の3つの教育理念を基礎とし、建学の精神である「実践」「自立」「創造」をスキルとして身に付けた人材を養成していくとしています。[2]

学校法人滋慶学園の建学の理念のページには、学園が昭和58年の創立以来「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションに掲げてきたこと、「4つの信頼」(学生・保護者、高等学校、産業界、地域からの信頼)を得ることを目指していることが書かれています。人間教育の欄には「今日も笑顔であいさつを」という標語が挙がっています。[6]

採用の仕組み。学校法人滋慶学園の独自採用

TIDは私立の専門職大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。設置者の学校法人滋慶学園が、自分で職員を採用します。情報公開のページの「運営法人」の欄にも、学校法人滋慶学園の建学の理念や法人財務のページが並んでいます。[2]

2026年9月27日時点で、TIDの採用情報のページから開ける職員の募集要項はなく、新卒の選考の段階や試験の内容、応募資格は公式サイトで確かめられませんでした。推測で書くことはしません。[1]

アルバイト(大学事務)の募集[3]

「アルバイト」の欄の求人基本情報によると、求人名は「東京情報デザイン専門職大学/事務補佐員(アルバイト)募集」で、仕事は経理事務補助業務(予算執行、学納金出納事務、奨学金業務等)か学部事務補助業務(所属教員の研究支援業務および事務等)のどちらかです。[3]

職員の仕事。事務局の3つの部

職員の仕事を紹介するページは公開されていないので、大学の組織図から見ます。2026年4月1日の組織図では、事務局の下に入試広報部、教学事務部、総務部の3つの部が並んでいます。[5]

TIDの組織(組織図・2026年4月1日より)
区分組織
学部情報デザイン学部 情報デザイン学科
事務局入試広報部、教学事務部、総務部
そのほか学長室、教育開発・学修支援センター、メディアセンター、職業人教育研究センター
[5]

アルバイトの求人基本情報に書かれた仕事(経理事務の補助、学納金の出納、奨学金業務、所属教員の研究支援、来客・電話・メールの応対)からも、総務部や教学事務部の仕事の一端が分かります。[3]

キャンパス[2] [3]

大学の所在地は東京都江戸川区小松川です。求人基本情報では、TIDを「地域とともに発展する江戸川区初の4年制大学」と紹介し、2023年4月に江戸川区の小松川地区に開学したと書いています。[2] [3]

応募できる条件と待遇

参考として、アルバイト(大学事務)の求人基本情報に書かれていた条件を並べます。アルバイトの条件なので、新卒の職員の条件として使わないでください。[3]

事務補佐員(アルバイト)の条件(求人基本情報・参考)
項目内容
雇用形態アルバイト
応募条件3年以上の就業経験があれば学歴不問
給与時給1,170円
勤務時間9:00 ~16:00(実働6時間/休憩60分)。勤務時間や日数は応相談
休日土曜日・日曜日・祝日、年末年始
勤務地東京情報デザイン専門職大学(東京都江戸川区小松川)
[3]

募集の時期。新卒の募集日程は公表されていない

2026年9月27日時点で、TIDの公式サイトに、事務職員の新卒募集の日程は載っていません。次の募集がいつ出るかは、この記事では推測で書きません。[1]

採用情報のページには「職員」の欄があり、2026年9月27日時点では「職員(総務部)の公募について」の案内が置かれています。募集を見逃さないためには、採用情報のページを定期的に確かめることが、公式に確かめられる方法です。[1]

公開されている数字。在学者661人、入学定員160人

数字は、TIDと学校法人滋慶学園が公式に公表しているものだけを並べます。[2] [4]

入学者数・在学者数(2026年5月1日現在)
入学年度入学者数在学者数の合計
2023年度115115
2024年度199309
2025年度201501
2026年度174661
[4]

情報公開のページによると、入学定員は160名、総定員は640名です。2026年度の在学者661人は、開学から4学年がそろった最初の年の数字です。[2] [4]

公開されていないものもはっきりさせておきます。職員の人数、新卒の採用人数、応募者数、選考の倍率、初任給、採用した職員の出身大学ごとの人数は、TIDの公式サイトには見当たりませんでした。[1] [2]

30日でやること。募集が見えない大学への備え方

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[1]

  1. 1〜3日目:TIDの採用情報のページを開き、「職員」の欄の案内が変わっていないか、リンク先が開けるかを確かめる。以後も定期的に見る
  2. 4〜7日目:滋慶学園の建学の理念(実学教育・人間教育・国際教育)と、TIDの建学の精神(実践・自立・創造)を読み、自分の経験と重なるものを書き出す
  3. 8〜14日目:組織図の入試広報部・教学事務部・総務部のうち、自分が関わりたい部と、その理由を書く
  4. 15〜21日目:開学4年目の新しい大学で働くことの意味と、全国に学校を持つ学園の一員として働くことを考える
  5. 22〜30日目:TIDの新卒募集が見えない間も、ほかの大学の職員採用を並行して調べる
[1] [2] [5] [6]

TIDの公式サイトで2026年9月27日時点に確かめられたのは、就業経験を条件にしたアルバイトの募集だけでした。新卒で大学職員を目指すなら、ほかの大学の新卒募集と並べて準備しておくことが現実的です。[1] [3]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 東京情報デザイン専門職大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 教員・職員・アルバイトの欄と各公募の案内(「職員(総務部)の公募について」のリンク先は2026年9月27日時点で開けない)
  2. 東京情報デザイン専門職大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 教育理念と建学の精神、大学の概要(所在地、学部・学科、入学定員・総定員)、運営法人
  3. 東京情報デザイン専門職大学 求人基本情報(事務補佐員・アルバイト)確認日:2026-09-27 / 採用情報ページの「求人基本情報」からリンク。学校概要、仕事内容、応募条件、雇用形態、給与、勤務地、勤務時間、休日・休暇
  4. 東京情報デザイン専門職大学 入学者数・在学者数等の情報(2026年度)確認日:2026-09-27 / 情報公開ページからリンク。2026年5月1日現在の入学者数・在学者数の推移、留学生数・退学者数・卒業者数
  5. 東京情報デザイン専門職大学 組織図確認日:2026-09-27 / 情報公開ページからリンク。2026年4月1日の組織図(学部・事務局の各部・センター)
  6. 学校法人滋慶学園 建学の理念・4つの信頼確認日:2026-09-27 / TIDの情報公開ページからリンク。学園のミッション、実学教育・人間教育・国際教育、4つの信頼(ページ本文に大学の名前は無い)