どの大学の卒業生が静岡産業大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として静岡産業大学(学校法人新静岡学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。​‌​‌‌​​‌​‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​​‌‌‌‌‌‌‌​​​​​​‌​​​‌​​‌‌​‌‌​‌‌​​‌​​​​​‌

法人が公表している教職員の情報[3] [4]

静岡産業大学の採用ページには、職員紹介や出身大学の一覧はありません。学校法人新静岡学園が公表しているのは、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画に載っている、教職員全体の人数と構成です(2024年5月現在)。[3] [4]

  • 教職員数:計363名(男性243名・67%、女性120名・33%)。このうち本務(専任)は計211名(男性149名・71%、女性62名・29%)
  • 直近1年間の本務教職員の採用状況:計17名(男性9名・53%、女性8名・47%)。過去3ヵ年の合計は52名(男性35名・67%、女性17名・33%)
  • 管理職(課長級以上):計59名(男性48名・81%、女性11名・19%)。内訳は教員30名(男性25名、女性5名)、職員29名(男性23名、女性6名)
  • 平均勤続年数(本務):男性15.3年、女性12.1年、全体14.4年
[4]

採用ページは見出しだけ。「人事基本理念」に書かれている採用する人物像

静岡産業大学の「採用情報」のページは、2026年9月27日時点で見出しの「採用情報」だけが表示され、募集要項や求める人物像の説明は本文にありません。[1]

採用する人材について書いていること[2]

学校法人新静岡学園の「人事基本理念」(2009年制定)には、「採用する人物像」として次のように書かれています。「採用する人材には、高い資質、専門性、挑戦意欲とともに豊かな教養、コミュニケーション力、人間愛、倫理観、公正・公平、正義感、貢献意識を求める。」[2]

処遇の項目に書かれていること[2]

待遇の項目には「性別、年齢、出身、国籍、宗教、門閥で差別しない。」とあります。ここでの「出身」が出身地を指すのか出身大学を指すのかは、この一文だけでは分かりません。[2]

目指す待遇の水準[2]

待遇の項目には、「人事基本方針を実現し、経営安定化のもとに県内の学校法人で最も高水準の待遇(給与・退職金・福利厚生・研修)を目指す。」ともあります。これは法人が掲げている目標であって、現在の給与水準がそうなっていることを示す数字ではありません。[2]

求める教職員像・管理職像[2]

「教職員には、学校の理念とミッション・教育目標の遂行意識、公器性の認識、社会貢献、法令順守、論理的判断、チームワーク、多様な価値観の尊重、目標の共有と達成意識、自発性、改善改革、自己研鑽を求め資質向上に努める。」「管理職は、求める教職員像を自ら実践し、権限委譲型かつイノベーション型のリーダーシップの発揮と組織文化の醸成に努める。」と書かれています。[2]

大学の理念にも同じ姿勢がある[8]

大学の「理念とミッション」のページにも、「人種、国籍、性、宗教、年齢等をベースにした制度、支援策、教育、評価などを導入しない。」「教職員、学生全員が本学に属することに誇りを抱き、各自が高い質の生活と人生を享受できるよう互いに努力する。」と書かれています。[8]

採用の仕組み。選考の流れは公式サイトに出ていない

静岡産業大学は私立大学なので、国立大学のような全国統一の採用試験はありません。職員を採用するのは大学ではなく、静岡産業大学・静岡産業大学総合研究所・静岡学園中学校・高等学校を設置する学校法人新静岡学園です。[6] [7]

ただし、2026年9月27日時点で、選考の流れ(エントリー方法、試験内容、面接の回数など)は公式サイトに公開されていません。「採用情報」のページは見出しだけで、募集要項へのリンクや応募方法の案内もありません。[1]

人事基本理念に書かれている考え方[2]

人事の項目には、「教職員の人事は、組織、ルール、透明性を旨とし、合理性とともに「こころ」を重視してセルフエスティーム(自負・自尊)を高く安定させるものとする。」とあります。具体的な選考方法ではなく、人事の方針としての一文です。[2]

職員の仕事。2学部・2キャンパス体制と、法人が書いている働き方の方針

静岡産業大学は経営学部とスポーツ科学部の2学部で、磐田キャンパスと藤枝キャンパスの2キャンパスがあります。[9]

キャンパスの所在地(法人情報より)
キャンパス所在地
磐田キャンパス静岡県磐田市大原1572番地1
藤枝キャンパス静岡県藤枝市駿河台4丁目1番1号
[6]

学校法人新静岡学園は、このほかに静岡産業大学総合研究所、静岡学園中学校・高等学校を設置しています。[6]

職員の働き方について書かれていること[2]

人事基本理念の組織の項目には、「教職員個々の人格・個性を尊重し、適材適所の配置、ジョブローテーションの実施及び研修機会の付与を行うことで資質・意欲の向上、能力の発揮を促進する。」と書かれています。配属先や異動の具体的な範囲は書かれていませんが、配置転換(ジョブローテーション)を行う方針であることは、この一文に書かれているとおりです。[2]

業務の項目には、「教職員は能力を最大限発揮することで少数精鋭化を実現する。業務の改善・改革及びシステム化・マニュアル化により業務効率化に努め、教育研究、授業、学生・生徒指導の質の向上に力を注ぐ。」ともあります。[2]

応募できる条件と待遇は非公開。参考にできるのは学園全体の数字だけ

新卒の応募資格・待遇は、2026年9月27日時点の公式サイトでは確認できません。[1]

参考として、学校法人新静岡学園が法令に基づいて公表している、教職員全体に関する数字を挙げます。新卒の採用条件ではなく、学園全体の実績・目標です。[3] [4] [5]

学校法人新静岡学園が公表している教職員の労働条件に関する数字
項目数字
管理職に占める女性の割合の目標2027年3月末までに30%以上(次世代法に基づく行動計画)
年次有給休暇の取得目標1人当たり平均年間7日以上(次世代法に基づく行動計画)
時間外勤務(1か月あたり平均)男性4.1時間、女性4.9時間、全体4.5時間(2024年5月現在)
男女の賃金の差異(全労働者)68.9%(2023事業年度。男性の賃金に対する女性の賃金の割合)
男女の賃金の差異(正社員)80.5%(同上)
[4] [5]

募集の時期。いまは見出しのみ、過去には2017年・2018年の掲載記録

静岡産業大学の「採用情報」のページは、2026年9月27日時点で見出しの「採用情報」だけが表示されています。募集要項、応募期間、選考日程は載っていません。[1]

過去にニュースへ掲載されていた募集[11]

大学のニュース一覧に残っている職員募集の記録
掲載日タイトル現在の状態
2017年5月19日大学職員(正規職員)募集リンク先は削除済み(404)
2018年7月10日大学事務職員(パートタイマー)募集【藤枝キャンパス勤務】リンク先は削除済み(404)
[11]

大学のニュース一覧(www.ssu.ac.jp/news/)には、2017年2月15日から2023年1月31日までの記事タイトルが残っています。この期間に職員の募集として確認できたのは、上の2件だけです。2023年以降は同じ形式のニュース一覧が見当たらず、別のTOPICSページに移っているようですが、そちらに職員募集の記事は見当たりませんでした。[11]

次回の募集がいつ出るかは、公式に書かれていないので、この記事では推測しません。[1]

公開されている数字。在学者1,607人、専任教員57人

公表されている数字を、静岡産業大学と学校法人新静岡学園それぞれについて並べます。[9] [10] [4]

静岡産業大学の学生数(令和8年5月1日現在)
学部収容定員在学者数収容定員充足率
経営学部1,420名1,083名(内留学生171名)76.3%
スポーツ科学部480名524名(内留学生1名)109.2%
大学 計1,900名1,607名(内留学生172名)84.6%
[9]
静岡産業大学の専任教員数(令和8年5月1日現在)
学部教授准教授講師合計
経営学部26名7名7名40名
スポーツ科学部8名5名4名17名
合計34名12名11名57名
[10]

学校法人新静岡学園全体の教職員数(2024年5月現在)は363名(本務211名)で、このうち静岡産業大学の専任教員は57名(令和8年5月1日現在)です。残りは、静岡産業大学の事務職員、非常勤教員(62名)、そして静岡学園中学校・高等学校・総合研究所の教職員を含みます。[4] [10]

学校法人新静岡学園は1965年に「孝友三心」を建学の精神として、牧野賢一氏により創設されました。2011年に法人名を「第二静岡学園」から「新静岡学園」へ改称しています。静岡産業大学は1994年に磐田市で開学し、1998年に藤枝市の静岡学園短期大学を4年制大学に改組しています。[7] [6]

30日でやること。公開されている方針から埋める

ここまでの内容を、行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。

  1. 1〜3日目:静岡産業大学の「採用情報」のページと、学校法人新静岡学園の「一般事業主行動計画」のページを定期的に確かめる。2026年9月27日時点では見出しだけで、募集は出ていない
  2. 4〜7日目:「人事基本理念」の「採用する人物像」に挙がっている資質(豊かな教養、コミュニケーション力、人間愛、倫理観、公正・公平、正義感、貢献意識)に対応する自分の経験を書き出す
  3. 8〜14日目:「性別、年齢、出身、国籍、宗教、門閥で差別しない」という処遇の方針を踏まえ、出身大学ではなく自分の経験で語れる志望動機の材料を集める
  4. 15〜21日目:経営学部・スポーツ科学部の学部構成、磐田・藤枝の2キャンパス体制など、大学概要のページに書かれていることを整理する
  5. 22〜30日目:管理職に占める女性割合30%以上(2027年3月末目標)、年次有給休暇7日以上取得といった、学園が公表している働き方の目標を確認し、自分が働くうえで大事にしたい点と重ねる
[1] [2] [3] [8]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の採用情報を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 静岡産業大学 採用情報確認日:2026-09-27 / 2026年9月27日時点の表示(見出し「採用情報」のみで、募集要項・求める人物像・選考の説明は本文になし)
  2. 学校法人新静岡学園 人事基本理念(2009年制定)確認日:2026-09-27 / 組織・人事・処遇・業務・待遇・求める教職員像・求める管理職像・採用する人物像の8項目全文
  3. 学校法人新静岡学園 一般事業主行動計画確認日:2026-09-27 / 次世代育成支援対策推進法・女性活躍推進法に基づく行動計画の掲載ページ、各PDFへのリンク
  4. 学校法人新静岡学園 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画確認日:2026-09-27 / 男女別構成比、本務教職員の採用状況、管理職の状況(教員・職員の内訳)、勤続年数、時間外勤務、男女の賃金の差異(2024年5月現在・2023事業年度)
  5. 学校法人新静岡学園 一般事業主行動計画(次世代育成支援対策推進法。2022年12月23日策定)確認日:2026-09-27 / 計画期間(2023年1月1日〜2027年12月31日)、管理職に占める女性の割合の目標(2027年3月末までに30%以上)、年次有給休暇の取得目標(年間7日以上)
  6. 学校法人新静岡学園 法人情報(理事長あいさつ)確認日:2026-09-27 / 大学の開学年(平成6年・1994年)、短大からの改組年(平成10年・1998年)、磐田・藤枝の2キャンパス、経営学部・スポーツ科学部の2学部、キャンパス所在地
  7. 学校法人新静岡学園宣言(平成23年5月25日)確認日:2026-09-27 / 学園の設立年(1965年)、建学の精神「孝友三心」、創設者(牧野賢一氏)、法人名の改称(第二静岡学園→新静岡学園、2011年)
  8. 静岡産業大学 理念とミッション・県民大学宣言確認日:2026-09-27 / 大学の理念「「東海に静岡産業大学あり」といわれる、小粒だがキラリと光る個性ある存在になる。」、差別しない方針、教職員・学生への言葉
  9. 静岡産業大学 入学者数、収容定員、在学者数確認日:2026-09-27 / 学部別の収容定員・入学者数・在学者数・収容定員充足率(令和8年5月1日現在)
  10. 静岡産業大学 教員組織確認日:2026-09-27 / 学部別の専任教員数(教授・准教授・講師の男女内訳)、非常勤教員数(令和8年5月1日現在)
  11. 静岡産業大学 ニュース一覧確認日:2026-09-27 / 2017年5月19日「大学職員(正規職員)募集」、2018年7月10日「大学事務職員(パートタイマー)募集【藤枝キャンパス勤務】」の記事タイトル(リンク先はいずれも404)。一覧の掲載期間(2017年2月15日〜2023年1月31日)

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