どの大学から入っているのか。確認できたのは2大学
ソフトバンクグループ株式会社は採用実績校の一覧を公開していません。大学が自分で公表している進路資料をたどって、「ソフトバンクグループ」の社名を確認できたのは、共立女子大学と龍谷大学の2大学、3件です。[6] [7]
| 大学・学部 | 掲載されている資料 | 対象年度 |
|---|---|---|
| 共立女子大学 国際学部 | 「2023年度 学部・学科別主な就職先」の国際学部の欄に「ソフトバンクグループ(株)」 | 2023年度(2024年3月卒業生) |
| 龍谷大学 国際学部 | 「就職実績一覧」の国際学部・情報通信の欄に「ソフトバンクグループ株式会社」 | 2022年度 |
| 龍谷大学 大学院 理工学研究科 | 同じ「就職実績一覧」の理工学研究科・情報通信の欄に「ソフトバンクグループ株式会社」 | 2020~2022年度 |
3件のうち2件は龍谷大学で、学部(国際学部)と大学院(理工学研究科)の両方に社名があります。国際学部という文系の学部と、理工学研究科という理系の大学院の両方から入っている例が確認できるということです。[7]
表に入れなかった大学がある
拓殖大学政経学部の就職データにも「ソフトバンクグループ」の社名がありますが、2014(平成26)年度の欄で、単年の掲載は2022年度以降のものだけを表に入れる方針にしているため外しました。[8]
同じ「ソフトバンク」を名乗る、もう一つの上場会社に注意
会社が新卒採用について書いていること(引用)
採用情報ページのFAQに「新卒採用はないのですか?」という質問があります。会社の回答は次の通りです。「新卒、中途という枠にとらわれず、プロフェッショナル、またはプロフェッショナルを目指す人材の採用を行っています。新卒であっても、ポテンシャル高く、基礎知識を有する方であれば当社にてご活躍いただきたいと思っています。」[1]
採用情報ページには、どのような職種・ポジションでも必須の力として、「前例のない課題に数字と根拠をもってアプローチできる論理的思考力」、「各分野における高水準な専門性」、「世界トップクラスの企業とビジネスができるコミュニケーション能力」の3つが挙げられています。[1]
大学名で差がつかない土俵はどこか
新卒と中途を分けない、通年のポジション別採用
この会社は「新卒採用」という独立した窓口を持たず、新卒者も中途採用者と同じ土俵の「オープンポジション」に応募する仕組みです。年に1回だけ大量に採用する新卒一括採用とは違い、興味のあるポジションが公募されているタイミングで応募することになります。[1] [2]
選考はシンプルな3段階
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| STEP-1 書類選考 | 通常1~2週間で回答 |
| STEP-2 面接(複数回)、適性検査 | 面接には所属部署および人事の担当者が同席。適性検査は選考状況に応じて案内 |
| STEP-3 オファー |
複数のポジションに興味がある場合について、FAQは「希望が複数ある場合も、まずは1ポジションへのご応募をお願いします。備考欄に、その他の希望ポジションを記載してください。」と答えています。1つの職種名や学部で足切りされるのではなく、まず1つのポジションへの適性で見られる仕組みです。[1]
遠方・海外在住でも、対面の選考を前提にしていない
選考の受け方について、FAQは「ご希望に応じてWeb会議システムにて面接を実施します。」「最終面接については、該当者に限り交通費を支給させていただき、対面での面接を実施します。」と答えています。海外在住者についても「応募可能です。上記回答の通り、該当者に限り最終選考の交通費を支給させていただきます。」としています。首都圏の大学に通っていることや、会社説明会に現地参加できることが前提になっていません。[1]
入社後の定期ローテーションが無い
ローテーションの有無について、FAQは「プロフェッショナル採用を行っているため、定期的なローテーション等はありませんが、ビジネスニーズと本人の希望に合わせて異動が発生する可能性はございます。」と答えています。総合職としてどの部署に配属されるか分からない一括採用とは違い、応募したポジションの専門性がそのまま評価の軸になります。[1]
職種と、自分の経験との接点
採用情報ページの「募集職種一覧」は外部の採用システム(herp.careers)にリンクしており、実際に開くと、職種ごとの仕事内容や応募条件が並ぶページではなく、「ソフトバンクグループ株式会社のオープンポジションの応募フォームとなります。」「当社のポジションにご興味のある方は、是非こちらからご応募宜しくお願い致します。」という1枚の応募フォームだけが表示されます。[2]
応募できる条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用区分 | 新卒・中途の区分なし。オープンポジションへの通年応募 |
| 選考フロー | 書類選考(通常1〜2週間で回答)→面接(複数回)・適性検査→オファー |
| 遠方在住 | Web会議システムでの面接に対応 |
| 海外在住 | 応募可能。最終面接は該当者に限り交通費支給のうえ対面 |
| 勤務地 | 基本的には国内勤務。海外グループ会社への出向の可能性あり |
| 複数ポジション希望 | まず1ポジションに応募し、備考欄にその他の希望を記載 |
| 配属・異動 | 定期的なローテーションは無く、ビジネスニーズと本人希望による |
女性の活躍状況について、FAQは「女性の占める割合は、全社員の約半数、管理職の約25%です。平均勤続年数については、ほぼ男女差はありません。」と答えています。[1]
公開されている数字
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 設立年月日 | 1981年(昭和56年)9月3日 |
| 資本金 | 2,387億72百万円 |
| 従業員数(単体) | 276人 |
| 従業員数(連結ベース) | 73,677人 |
| 子会社数 | 1,077社 |
| 関連会社数 | 147社 |
| 共同支配企業 | 26社 |
| 事業内容 | 純粋持株会社 |
| 代表者 | 代表取締役 会長兼社長執行役員 孫 正義 |
30日でやること
- 1〜3日目:まず自分が知りたいのが持株会社のソフトバンクグループ株式会社なのか、携帯電話事業を担う「ソフトバンク株式会社」なのかを整理する。後者への関心が強い場合は、別記事(ソフトバンク株式会社)の採用情報を確認する。
- 4〜7日目:herp.careers(ソフトバンクグループ株式会社のオープンポジション)を実際に開き、そのときどのようなポジションが公募されているかを確認する。職種は時期によって変わるため、1回見て終わりにしない。
- 8〜14日目:応募したいポジションが持株会社の機能(投資分析・経営企画・財務経理・法務・広報など)に近いかを確認し、志望動機の材料として、自分の経験の中で「論理的思考力」「専門性」「コミュニケーション能力」のどれに当てはまるエピソードがあるかを書き出す。
- 15〜18日目:書類選考は通常1〜2週間で回答が来る前提でスケジュールを組む。同時に、他社の選考も並行して進める場合はその日程との重なりを確認する。
- 19〜25日目:面接(複数回)と適性検査に備える。遠方・海外在住の場合はWeb会議での面接になることが多いので、通信環境を事前に整えておく。
- 26〜30日目:内定・オファーが出た場合の条件(勤務地、配属先)を確認する。定期的なローテーションが無い会社なので、最初の配属がその後の専門性に直結する前提で判断する。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- ソフトバンクグループ 採用情報確認日:2026-09-11 / HR Message・沿革・FAQ(新卒採用/遠方選考/海外在住/海外勤務/複数ポジション/ローテーション/女性活躍)・選考フロー。fetch.pyがJS描画疑いを出したためClaude Browserでモーダルを展開して本文を確認
- ソフトバンクグループ 求人一覧(外部の応募システム)確認日:2026-09-11 / 募集職種一覧のリンク先(外部ATS)。職種別の詳細ではなくオープンポジションの応募フォームのみが表示される
- ソフトバンクグループ 会社概要確認日:2026-09-11 / 設立年月日・資本金・従業員数(単体276人・連結73,677人)・子会社数・関連会社数・共同支配企業数・代表者・事業内容(純粋持株会社)
- ソフトバンクグループ グループ企業一覧確認日:2026-09-11 / ソフトバンク株式会社が「ソフトバンク事業」の連結子会社として別法人で掲載されていることの確認
- ソフトバンク株式会社 キャリア採用確認日:2026-09-09 / ソフトバンク株式会社(証券コード9434)側の採用ページに「ソフトバンクグループとソフトバンク株式会社」という項目があり、両社を区別しようとしていることの確認(内容自体はCOMING SOONで非公開)
- 共立女子大学 2023年度 学部・学科別主な就職先確認日:2026-09-10 / 2023年度 学部・学科別主な就職先。国際学部の欄に「ソフトバンクグループ(株)」
- 龍谷大学 就職実績一覧(2022年度)確認日:2026-09-10 / 2022年度の就職実績一覧。国際学部(情報通信)と大学院理工学研究科(2020~2022年度・情報通信)の両方に「ソフトバンクグループ株式会社」
- 拓殖大学 政経学部 就職実績確認日:2026-09-10 / 2014(平成26)年度の政経学部就職データに「ソフトバンクグループ」の表記があるが、2022年度より前のため節1の表には入れていない