大学の公式就職先に掲載された実績を確認する

次の表は、各大学が公表する就職先を確認した結果です。会社が公開した採用大学の全一覧ではありません。学部・学科の名称は資料の区分に合わせ、古い資料の刊行年と実績年度も分けて記載しています。​​‌​‌‌‌‌‌‌​​‌​​‌​‌​‌‌‌‌​​‌‌​‌​‌‌‌​​​​‌‌​‌​​​‌​‌‌​​​‌‌‌​‌​‌‌‌‌​‌‌

学部・学類等の就職実績
大学・学部等資料の掲載内容対象年度
東京経済大学 経済学部・経営学部主要就職先に同社名2025年度。経済学部は2024年度にも掲載
東京経済大学 現代法学部主要就職先に同社名2023年度
創価大学 経済学部経済学科学部別の情報通信業欄に同社名2025年度
創価大学 理工学部情報システム工学科学部別の情報通信業欄に同社名2025年度・2024年度
千葉商科大学 商経学部就職実績欄に同社名2025年度
筑波大学 人文学類・情報科学類学群の就職先例に同社名令和4年度(2022年度)
東京工科大学 応用生物学部主な就職先に同社名2025年度卒業生
大正大学 文学部人文学科 哲学・宗教文化/カルチュラルスタディーズコース主な就職先に同社名。資料では現国際文化コースと注記2023年3月卒業者
[5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]

経済・経営や人文分野にも掲載があり、情報系の専攻だけが実績として見つかるわけではありません。ただし、社名だけの掲載から採用人数や入社職種は分かりません。自分と近い専攻の実績があることは企業研究の入口になりますが、同じ配属や選考結果を保証するものではありません。[5] [8] [10] [12]

大学院で確認した実績
大学院・課程掲載内容対象年度
神奈川大学 工学研究科工学専攻 博士課程(前期)電気電子情報工学領域主な就職先企業に同社名2025年度
[13]

大学院の実績は、学部卒と分けて読む必要があります。また、筑波大学の冊子名は2024ですが、該当する就職先表は令和4年度です。千葉商科大学も、ページ内の学部メニューではなく、商経学部の本文見出しに対応させています。資料の近くにある年や学部を、そのまま採用実績へ付けないことが大切です。[13] [10] [9]

大学・大学院と短大・専門学校では応募条件が異なる

公式採用情報の募集職種には、ITスペシャリストと総合職があり、「コンピュータの予備知識・経験は問いません。」と説明されています。ITスペシャリストはプログラマー・システムエンジニア、総合職はセールスエンジニア・コーポレートスタッフという区分です。[1]

応募資格を詳しく見ると、四年制大学卒業・大学院修了見込みの人について、文系・理系、学部・学科を問わず、美術・デザイン系も歓迎するとしています。一方、短期大学と専門学校は情報系・ソフトウェア系学科に限る条件があります。第二新卒も対象に挙げられています。自分に該当する行を確認してください。[1]

文理不問だからといって、選考で大学名を一切見ないことや、試験の準備が不要であることを意味しません。採用情報にはプログラマー適性検査、一般常識テスト、SPI試験、作文、面接などが掲載されています。応募対象に合うことを確認したら、仕事への関心やこれまでの行動を整理し、案内に沿って準備を進めます。[1]

人物像は、好奇心、チームワーク、挑戦し続ける姿勢を挙げています。全てを経験済みであると見せる必要はありません。知らないことを学んだときや、周囲と一緒に進めたときに、自分がどのような行動を取ったかを具体的に説明する材料を探してみましょう。[1]

大学名以外に伝えられる4つの準備

以下は、会社が示す仕事と研修をもとにした応募準備の提案です。選考の必須課題や採点項目を示すものではありません。自分の経験を振り返り、何をしたかを順序立てて伝えるために使ってください。

1.相手の要望を、確認できる形へ書き直す[4]

仕事紹介は、ユーザーの現状を把握し、要望を設計へ落とし込み、プログラミングやテストを経て稼働させる流れを説明しています。技術の名称を覚えるだけでなく、曖昧な要望を具体的にする仕事へ目を向けられます。[4]

例えば、イベントの申込を便利にしたいという相談なら、誰が申し込み、どんな項目が必要で、いつ完了と判断するかを整理します。一つの言葉でも関係者によって想像する動きが違うかもしれません。相手へ確認して修正した経験があれば、最初の理解と、確認後に変えた点を比べて説明しましょう。

2.不具合を見つけたら、起こる条件から調べる[4]

社員の一日の例には、不具合の原因調査と、修正したプログラムを先輩に確認してもらう作業があります。直せたという結論だけでなく、どの状況で問題が起きたかを確かめる過程に、仕事理解の手がかりがあります。[4]

簡単なプログラムの練習や表計算の作業で、期待と違う結果が出たときに、入力内容、試した操作、実際の結果を残してみます。原因がまだ分からない段階では、分かったふりをせず再現できる条件をまとめます。別の人へ相談するときにも、何を見ればよいかが伝わる材料になります。

3.進捗報告を、完了・課題・次の行動に分ける[3] [4]

研修では報告前の準備や内容の要約を学び、仕事紹介には顧客への定例報告の準備もあります。取り組んだ量を長く話すより、相手が今の状態を理解できるようにまとめる力を意識できます。[3] [4]

ゼミや共同作業なら、終わったこと、止まっていること、次に必要な判断を三つに分けて書いてみます。期限が変わりそうなときに誰へ相談したか、どのように作業を組み直したかも経験になります。チーム全体の成果と自分の担当を分けると、面接で聞かれたときも具体的に答えやすくなります。

4.学んだことを、別の人が使える説明へまとめる[3]

新人研修では、グループで簡単なシステムを作り、成果を発表します。既存社員にも、業務で得た知見をまとめて発表するグループ技術研究会があります。自分だけが分かる状態から、他の人に伝えるところまで考えることが、同社の教育理解につながります。[3]

学習した一つの内容について、初めて触れる友人にも分かる説明を作ってみてください。何ができるか、どこでつまずきやすいか、確認する順序は何かを整理します。説明して伝わらなかった部分を直した経験も、学び方を示す材料です。まだ試していない手順を、検証済みの方法として紹介しないようにします。

レビューの練習には、架空の備品貸出表を作る題材が使えます。誰が借りたか、返却予定日、返却済みかどうかを記録し、貸出中のものを重ねて貸さないために何を確認するかを考えます。最初に全ての機能を作るのではなく、一件の貸出と返却が正しく記録できる範囲を決めてみましょう。同社の案件を再現したものではなく、要望と完成条件を整理するための例です。

その表を他の人に見せるときは、見てほしい点を三つに絞ります。同じ備品を二人が借りようとした場合、返却予定日を過ぎた場合、入力を間違えた場合にどうするかです。指摘があったら、どの要望に関わる問題かを確かめてから直します。すべての助言を理由なく採用するのでなく、目的と必要性を照らし合わせる過程も、共同作業の説明に使えます。

進捗を報告するなら、画面を作った、入力は試した、重複する貸出の扱いは未確認というように、確認した範囲を区別します。作業を長時間行ったことだけで進んだと見せず、何が利用できる状態になり、何が残っているかを話します。報告を受けた人が、助言が必要な箇所と次の作業を理解できるか確かめると、会社の研修にある要約や報告の練習にもつながります。[3]

最後に、指摘を受ける前と後の資料を比べて、何を学んだかを一つ書きます。操作の説明が足りなかった、入力の条件を決めていなかった、担当者同士で理解が違っていたなど、小さな発見でも構いません。その発見を次の作業でどう生かすかまで話せれば、挑戦したことを単なる意欲の表現で終わらせず、実際の改善の過程として伝えられます。

ITスペシャリストの仕事は、作る前後の工程まである

公式の仕事紹介では、要望の把握から設計・開発・テスト・稼働までの工程を示しています。ITスペシャリストに興味がある人は、コードを書くことだけでなく、相手の業務を理解し、品質を確かめることにも関心を持てるか考えてみましょう。[4]

仕事紹介から考える役割
場面掲載されている仕事企業研究の観点
作る前現状と要望を把握し、システム化の方法や設計を考える相手の話を整理し、確認を重ねる仕事への関心
開発中プログラミング、原因調査、成果物のレビュー調べ続けること、他者の確認を受けて改善することへの関心
完成を確かめるテストの計画と確認、稼働へ向けた対応期待通りに動くことをどう確かめるか
チームを進める進捗共有、顧客への報告、メンバーの支援自分の担当と全体の進み方を両方見ること
[4]

新卒募集では、総合職としてセールスエンジニアやコーポレートスタッフも挙げています。ただし、ITスペシャリストの一日の例をそのまま総合職の仕事内容と扱うことはできません。希望する職種の業務、最初の担当、配属の決め方は説明会で確認してください。[1] [4]

社員の勤務事例には在宅勤務や異なる始業時刻も登場しますが、個別の例が全新入社員に適用されるわけではありません。自分の入社条件は募集要項と配属先の案内で確認し、紹介された社員の一日を一般的な契約条件として読み替えないようにしましょう。[4] [1]

仕事紹介のレビューは、作った本人以外が成果物を確かめる工程です。間違いを指摘されることを避けるより、必要な情報を先にそろえ、確認しやすくする姿勢を考えられます。学生のレポートや発表資料でも、どこを変更したか、何を見てほしいかを相手へ伝えると、確認の時間を使いやすくなります。人に見てもらったことで問題が早く見つかった経験があれば、その前後を整理してみましょう。[4]

若手リーダーの仕事紹介には、顧客への定例報告と検収テストの計画が出てきます。開発を進めることに加え、顧客が求めた内容を満たしていると確かめられる準備が必要です。完成の判断を自分の感覚だけにせず、何を確認したら終わりと言えるかを相手とそろえることに、関心を向けられます。一人の勤務事例を、全社員共通の担当工程として扱わない点も押さえましょう。[4]

2027年4月初任給は、改定後の金額を確認する

2026年9月2日の公式発表は、新卒初任給を2027年4月から改定するとしています。大卒は25万円から26万円、院卒は25万9,200円から26万9,200円へ、それぞれ1万円増額です。在籍社員全体の賃金改定は2026年10月と別に説明されているため、入社時の適用年月を分けて読みます。[2]

公式採用情報に掲載された条件
項目掲載内容
初任給大卒260,000円、大学院修了269,200円(2027年4月)
諸手当家族・時間外・通勤手当
勤務地東京、大阪
勤務時間8:50〜17:30
休日完全週休2日制(土・日)、祝日
賞与・昇給賞与年2回(6・12月)、昇給年1回(4月)
選考方法書類選考、プログラマー適性検査、一般常識テスト、SPI試験、作文、面接
[1] [2]

短大・専門学校や第二新卒を対象に含むことと、上表の大卒・院卒給与がそのまま適用されることは別です。自分の学校区分や応募区分に対応する条件を確認してください。入社対象年、募集職種、必要書類、選考の順序も案内に沿って確かめましょう。[1] [2]

選考方法の一覧は、検査の難易度や通過点を示すものではありません。対策では、出題される区分を確認し、時間を測って解く練習や、作文で考えを整理する練習から始められます。会社が公表していない試験内容や合格基準を、採用人数から推定しないようにします。[1]

採用人数と、研修の段階を確認する

公式採用情報の採用実績
入社年掲載人数
2026年50名
2025年37名
2024年31名
2023年30名
[1]

これらは過去の採用実績です。2027年の募集枠や、大学別の採用人数を示していません。大学が掲載する社名一覧と組み合わせても、特定の大学から何人採用されたかや応募倍率は計算できません。会社全体の実績と、各大学の実績を分けて扱います。[1] [5] [8]

教育ページでは4月・5月にビジネスの基本やIT技術を学び、6月から翌年3月まで、専属のOJTリーダーの下で現場の仕事を学ぶ構成を示しています。二か月の研修だけで育成が終わるわけではありません。技術を学ぶ場所と、実際の仕事を通じて学ぶ段階の両方を見ることが大切です。[3]

Java、データベース、グループでの開発演習などが示され、基本情報技術者試験の学習支援も説明されています。全員合格を目指すという目標を、全員が合格済みという実績へ読み替えないようにします。未経験で不安がある人は、質問できる相手や学習の進み方を確認しておくと、入社後を具体的に考えられます。[3]

グループ技術研究会では、業務から得た知見を論文としてまとめ、社内で発表すると説明しています。日々の仕事を経験して終わりにせず、振り返って他の人が使える知識へ変える学び方です。応募準備でも、勉強した量だけでなく、人へ説明して気づいた理解の不足や、資料を直した工夫を整理できます。技術研究の経験がない学生に論文の実績が必須だという意味ではありません。[3]

個人別育成計画は全開発要員を対象とし、自分のスキルや目標を整理する制度です。応募前には、自分ができること、助けがあればできること、まだ学んでいないことを分けてみると、研修への質問が具体的になります。例えば、プログラムは書いたがテストの計画は立てたことがないなら、その違いを自覚したうえで学びたい内容を説明できます。経験がない部分を隠すために、曖昧にできると言う必要はありません。[3]

30日で、仕事への関心と学ぶ姿勢を整理する

次の六つは準備の提案で、会社の選考日程ではありません。募集期限や説明会の日程が近ければ前倒しします。

  1. 1〜3日目:学校区分・卒業時期・応募区分を整理し、募集資格を確認する。ITスペシャリストか総合職か、関心のある職種を選ぶ。
  2. 4〜7日目:仕事紹介を読み、要望整理・開発・テストのうち興味のある工程を選ぶ。分からない点を質問候補にする。
  3. 8〜12日目:身近な作業の改善案を一つ考え、相手の要望と実現したい動きを整理する。確認できていない点も書く。
  4. 13〜18日目:小さな学習や試作でつまずいた条件を記録し、調べたことと分かったことをまとめる。他の人にも説明してみる。
  5. 19〜24日目:共同作業の経験から進捗報告や相談の工夫を整理する。案内された試験区分と作文の準備も進める。
  6. 25〜30日目:説明会で研修・配属・職種ごとの条件を確認する。2027年4月の初任給改定を含め、自分の提示条件を確かめて応募する。
[1] [4] [3] [2]

採用大学の確認を出発点に、仕事で何を学びたいか、自分がどう行動してきたかを整理してみてください。文系・未経験からの志望理由や経験のまとめ方で迷う場合は、逆転就活塾の相談も利用できます。

作文や面接の準備では、好奇心、チームワーク、挑戦の三つについて別々の立派な実績を探すだけでなく、一つの経験を異なる観点から振り返る方法もあります。新しい方法を調べたこと、仲間へ説明して協力を得たこと、失敗後に手順を変えたことが同じ活動に含まれているかもしれません。事実の順序をそろえて説明し、聞かれた問いに合わせて必要な部分を選べるように練習しましょう。[1]

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 昭和システムエンジニアリング|採用情報確認日:2026-09-12 / ブラウザ本文確認。ITスペシャリストと総合職、学校区分別応募条件、2023〜2026採用実績、東京大阪、2027年4月給与。
  2. 昭和システムエンジニアリング|初任給改定について確認日:2026-09-12 / 2026年9月2日。社員の賃金改定は2026年10月、新卒初任給は2027年4月。大卒260000、院269200。
  3. 昭和システムエンジニアリング|キャリアパス・人材育成確認日:2026-09-12 / ブラウザ本文。4〜5月集合研修、6月〜翌3月専属リーダー付きOJT、技術研究会、個人別育成計画。
  4. 昭和システムエンジニアリング|仕事紹介確認日:2026-09-12 / ブラウザ本文。要望整理・設計・実装・テスト、複数人レビュー、進捗報告の事例。個人の日程を全員の勤務条件と扱わない。
  5. 東京経済大学|2025年度主要就職先確認日:2026-09-09 / 2025年度、2026年3月31日現在。経済学部・経営学部の同社名。
  6. 東京経済大学|2024年度主要就職先確認日:2026-09-10 / 2024年度経済学部、2025年3月31日現在。
  7. 東京経済大学|2023年度主要就職先確認日:2026-09-10 / 2023年度現代法学部の情報・通信・放送業。
  8. 創価大学|就職・進路実績確認日:2026-09-10 / 2025年度経済学部経済学科・理工学部情報システム工学科、2024年度理工学部情報システム工学科。文学部の2023/2024見出し矛盾の区画と2020年は除外。
  9. 千葉商科大学|就職実績確認日:2026-09-11 / 2025年度商経学部本文に同社。ナビの国際教養学部を誤帰属しない。
  10. 筑波大学|Career Progress 2024確認日:2026-09-12 / 令和4年度(2022年度)学群就職先例。PDF2ページ人文学類、3ページ情報科学類を画像確認。刊行年2024と実績年は別。
  11. 東京工科大学|主な就職先(2025年度卒業生)確認日:2026-09-11 / PDF2ページ応用生物学部。見出しの2025年度卒業生と行を画像照合。
  12. 大正大学|就職実績確認日:2026-09-11 / 2023年3月卒業者、文学部人文学科の哲学・宗教文化/カルチュラルスタディーズコース(現国際文化コース)。2021年表現文化は除外。
  13. 神奈川大学|研究科・専攻別主な就職先確認日:2026-09-11 / 2025年度、工学研究科工学専攻博士課程前期、電気電子情報工学領域。大学院実績を別表にする。

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