どの大学の卒業生が昭和音楽大学の職員になっているのか
他大学が公表している進路資料では、就職先として昭和音楽大学(学校法人東成学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公表していること[2]
昭和音楽大学の公式サイトには、職員の出身大学や職員インタビューは載っていません。大学嘱託職員の募集要項に書かれている応募資格は次の2つで、出身大学や学部を問う記述はありません。[2]
- 音楽教育に関わる業務に熱意を持って取り組める方
- 基本的な事務遂行能力と基礎的なPCスキル(Word、Excelなど)を持つ方
音楽教育に関わる仕事への熱意が、応募資格の1つ目に置かれているのが、この大学の募集の特徴です。[2]
募集要項が書く求める人材像(引用)
大学嘱託職員の募集要項は、求める人材像を次のように書いています。[2]
- 建学の精神、教育目的、3つのポリシーを理解するとともに、学園の定める規則・諸規程を遵守し、それらに基づく行動を取る者
- 幅広い視野と高い専門性を有し、その向上に努める者
- 大学を取り巻く環境の変化や高度化、複雑化する課題に取り組む者
- 他の職員及び教員と協働し、自らの役割及び与えられた職務を積極的かつ適切に遂行することによって学内運営に寄与する者
- 事業計画等組織目標の達成に向けて、チームワークを重視して取り組む者
- 法令および職業倫理・行動規範を遵守できる者
中長期計画の行動指針[5]
学校法人東成学園の中長期計画(2024年度〜2029年度)は、建学の精神「礼節技の人間教育」の具現化を掲げ、行動指針として「若者を鍛え心から応援する」「教職員が働きやすい職場づくりを行う」「安定した経営を継続する」の3つを置いています。[5]
職員に関わる具体的な行動として、事務職員にICTスキルの取得目標を設けて学生支援を強化すること、事務職員の働く時間・日数を柔軟にすること、事務職員に新たな業績評価制度を導入することが書かれています。[5]
採用の仕組み。嘱託職員から専任への登用
昭和音楽大学は私立大学で、職員は学校法人東成学園が採用します。職員の募集は、公式サイトのニュースの「採用・オーディション」の欄で告知されています。[1]
| 募集 | 業務 | 人数 |
|---|---|---|
| 大学嘱託職員 | 大学運営に関わる事務業務全般 | 若干名 |
| 大学嘱託職員(地域連携推進室) | 地域連携に関する事務業務全般 | 1名 |
| 大学嘱託職員(施設課) | 大学施設運営に関わる事務業務全般 | 1名 |
選考は、書類選考(結果は応募者全員に通知)、Webの適性検査、面接(原則1回、10月27日・29日・30日に実施予定)の順です。応募書類は、履歴書(写真貼付、携わりたい業務を第1希望から第3希望まで記載)、職務経歴書、自己PR作文(A4用紙2枚以内)で、PDFにしてメールで提出します。[2]
専任事務職員への雇用転換制度[2]
募集要項は、専任事務職員への雇用転換制度があると書き、2025年度の実績として専任登用試験に7名が応募し、5名が登用されたと示しています。嘱託職員として入り、その後に専任事務職員を目指す道があることが、公式の数字で分かります。[2]
職員の仕事。教育支援から演奏会の運営まで
大学嘱託職員(事務全般)の要項は、配属先を法人本部または大学事務局の各部署とし、本人の経験・適性と組織運営上の必要性を踏まえて決めると書いています。業務領域は、教育支援、学生支援、地域連携、演奏会などの企画・実施運営、入試、広報、人事、総務、財務、施設管理、附属事業運営など多岐にわたります。[2]
地域連携推進室の募集は、生涯学習講座の企画・運営や、自治体・産業界などとの交流・連携、連携事業の広報・評価、地域活動支援、相談対応が業務です。[3]
施設課の募集は、校地・校舎・劇場・ホール・スタジオなどの施設・設備の管理、整備計画や維持管理、防火・防災対策、教育研究用の機器・備品の調達、施設の貸出、主催公演・貸公演の対応などが業務です。劇場やホールを持つ音楽大学ならではの仕事です。[4]
応募書類の履歴書には、携わりたい業務を第1希望から第3希望まで書くよう求められています。[2]
嘱託職員の募集要項に書かれている条件(新卒の専任採用ではない)
2026年9月27日時点で掲載されている大学嘱託職員(事務全般)の募集要項の条件です。期間の定めのある嘱託職員の募集で、新卒の専任事務職員の募集ではないことに注意して読んでください。[2]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就業時期 | 2026年12月以降(応相談) |
| 勤務地 | 昭和音楽大学(川崎市麻生区、小田急線「新百合ヶ丘駅」) |
| 勤務日・時間 | 週5日、原則月〜金 8:45〜17:30(休憩60分)。配属部署により異なる場合あり |
| 休日 | 完全週休2日制、祝日、創立記念日、夏季、年末年始ほか(行事等で休日出勤の場合は振替休日) |
| 基本給 | 230,000円以上(経験年数などを考慮し本学規定により決定) |
| 賞与 | 年2回(2025年度実績 年間4.73か月分) |
| 諸手当 | 通勤手当(上限月額50,000円) |
| 社会保険 | 私学共済(健康保険・年金)、労災保険、雇用保険 |
| 雇用期間 | 採用日から2027年3月31日まで(試用期間2か月)。勤務成績により1年単位で更新あり |
| 雇用転換 | 専任事務職員への雇用転換制度あり(2025年度:7名応募中5名登用) |
応募締切は2026年10月20日(火)正午必着です。[2]
募集の時期。嘱託職員は9月掲載・10月締切・12月以降の就業
いま出ている大学嘱託職員の募集は、2026年9月15日に掲載され、応募締切は10月20日正午、面接は10月27日・29日・30日の予定、就業は12月以降です。[1] [2]
新卒の専任事務職員の募集は、2026年9月27日時点で出ていません。次の募集時期は推測で書きません。公式ニュースの「採用・オーディション」の欄を定期的に確かめてください。[1]
公開されている数字。登用試験は7名応募中5名登用
数字は、昭和音楽大学と学校法人東成学園が公式に出しているものだけを並べます。職員の人数は、この記事では数字を確かめられていないため載せません。[2] [5]
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 専任登用試験(2025年度) | 7名応募、5名登用 |
| 基本給(大学嘱託職員) | 230,000円以上 |
| 賞与(2025年度実績) | 年間4.73か月分 |
| 通勤手当の上限 | 月額50,000円 |
| 附属音楽・バレエ教室の在籍者の目標 | 5,000名(2030年初頭) |
中長期計画は、資産運用収入について、2025年度から2030年度に金融資産の運用益と学園施設の貸し出しによる収入を事業活動収入の平均3%かつ1億2,000万円以上にすることを目指すとしています。職員の仕事には、こうした施設の貸し出しや附属教室の運営も含まれます。[5]
30日でやること。嘱託からの道も含めて考える
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例です。[1]
- 1〜3日目:公式ニュースの「採用・オーディション」の欄をブックマークし、職員の募集が出ていないか定期的に確かめる
- 4〜10日目:募集要項の求める人材像6項目を読み、自分の経験で当てはまる場面を書き出す
- 11〜17日目:業務領域(教育支援、演奏会の運営、入試、広報、施設管理など)から、第1〜第3希望にしたい仕事を決める
- 18〜24日目:嘱託職員から専任事務職員への登用の実績(7名応募中5名)を踏まえ、自分の進み方を考える
- 25〜30日目:自己PR作文を想定し、大学運営のどの場面で貢献できるかをA4で1枚にまとめてみる
志望動機も、公式に書かれている事実から組み立てます。建学の精神「礼節技の人間教育」、音楽教育に関わる仕事への熱意を応募資格に置いていること、劇場やホールを持ち演奏会の運営も職員の仕事であること。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[5] [2] [4]
採用の条件・日程・待遇は年度や募集ごとに変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 昭和音楽大学 ニュース 採用・オーディション確認日:2026-09-27 / 2026年9月15日の大学嘱託職員募集3件ほかの掲載状況(2026年9月27日確認)
- 昭和音楽大学 大学嘱託職員募集のお知らせ確認日:2026-09-27 / 求める人材像、業務内容、配属、応募資格、募集人員、就業時期、勤務地、勤務日・時間、待遇、応募書類・締切、雇用期間、雇用転換制度(2025年度実績)、選考方法
- 昭和音楽大学 大学嘱託職員募集(地域連携推進室)のお知らせ確認日:2026-09-27 / 地域連携推進室の業務内容、募集人員
- 昭和音楽大学 大学嘱託職員募集(施設課)のお知らせ確認日:2026-09-27 / 施設課の業務内容、募集人員
- 学校法人東成学園 中長期計画(2024年度〜2029年度)確認日:2026-09-27 / 建学の精神、行動指針、事務職員のICTスキル・働き方・業績評価制度、資産運用収入と附属教室の目標