どの大学の卒業生が尚絅大学の職員になっているか
他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として尚絅大学(学校法人尚絅学園)の事務職員と読める名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公表している職員の人数
令和7年度事業報告書の教職員の概要(令和7年5月1日現在)によると、学校法人尚絅学園の職員は次のとおりです。[4]
- 法人:本務3、兼務1
- 大学:本務34、兼務4
- 短期大学:本務24、兼務2
- 高等学校:本務7、兼務3
- こども園:本務8、兼務8
- 計:本務76、兼務18
同じ報告書によると、平均年齢は、教員 47.29 才、職員 40.19 才です。[4]
女性の職員の割合
法人の一般事業主行動計画の女性の活躍に関する情報の公表(令和8年6月25日)によると、常勤の事務職員に占める女性労働者の割合は66.3%です。管理職に占める女性労働者の割合は、令和8年4月1日現在で38.9%です。[7]
法人の建学の精神と、求める事務職員像を公表する計画
事業報告書によると、学校法人尚絅学園の建学の精神は「智と徳を兼ね備え社会に貢献し得る女性の育成」で、教育理念は「尚絅 表面を飾らず内面の充実に努める」です。学園は明治21(1888)年に創設された済々黌附属女學校をその源としています。[4]
職員の採用ページはなく、求める人物像は公表されていません。一方で令和8年度事業計画は、人事のアクションプランの中で、事務職員の能力・スキル基準の設定を重点施策とし、求める事務職員像と事務職員として求められる知識・技能の設定と公表を具体策に挙げています。階層別・業務別の体系的な研修制度の策定も並んでいます。[6]
採用の仕組み。いまは職員の募集が出ていない
尚絅大学・尚絅大学短期大学部のサイトで採用に関係するページは、教員公募と、企業向けの求人受付のページです。教員公募のページには、2026年9月27日時点で「現在、教員の公募は行なっておりません。」と書かれていて、事務職員の募集を案内するページはありません。[1] [2]
学校法人尚絅学園のサイトにも、職員の採用のページはありません。お知らせの一覧に載っているのは、一斉休業のお知らせや、短期大学部総合生活学科の学生募集停止のお知らせなどです。[3]
法人の人員計画
第二期中長期計画(2025年8月4日改定)は、人事の目標の一つを、各設置校の使命・目的に則し、財政状況を踏まえた適正な人員配置を実現することとしています。改定後の評価指標は、第1次中期人員計画最終年度の教員数は142人、事務職員数は76人を配置するというものです。[5]
計画は現状・課題として、事務職員に求められる業務は教育支援・経営支援ともに多岐にわたっていて、新たな業務へも対応していることから総人員抑制の効果が発揮できていないと書いています。活動計画には、多様な雇用・就労形態による人材活用を図り、効率的な事務組織の再編を検討し、これらを基に事務職員配置や採用計画を策定することが挙がっています。[5]
令和8年度事業計画は、第1次中期人員計画に基づき、教員数は157人、事務職員数は84人を配置するとしていて、自己申告の活用による適材適所への人員配置や採用計画の策定を具体策に挙げています。[6]
職員が支える大学
事業報告書によると、尚絅大学は昭和50年4月に開学し、令和7年5月1日現在、現代文化学部文化コミュニケーション学科、生活科学部栄養科学科、こども教育学部こども教育学科を置いています。こども教育学部こども教育学科は令和5年4月に設置されました。[4]
事業報告書の人事の項目は、令和7年4月に組織改革を実施し、効率的な事務組織への再編を行ったこと、令和7年5月19日からポータルサイト、勤怠管理システム、給与明細の電子配信の運用等を開始し、DXや働き方改革を推進したことを書いています。経営状況の分析では、広報課新設により広報機能及び情報発信面の強化を図ったとしています。[4]
学生を支える仕事
大学の取組として事業報告書は、夏季キャリアガイダンスで就職年次以外(大学1・2年次)向けの講座も実施したこと、春季キャリアガイダンスで就職年次の保護者を対象とした説明会を開いたこと、職種・分野別の就職懇談会を開いたことを挙げています。令和7年度卒業生の就職率は、大学95.2%、短大97.9%でした。[4]
大学サイトの企業向けのページは、求人に関する問い合わせ先を九品寺キャンパス 学生課としていて、企業からの求人情報をキャリア支援クラウドサービスで受け付けて学生に公開していると説明しています。[2]
職員の研修
第二期中長期計画は、SD推進部会規程に基づいて学内・学外研修会に取り組んでいるとし、新入職員研修会、2年目・3年目フォローアップ研修会、コンプライアンス研修会、決算書の読み方・財務分析等に関する研修会、ハラスメント研修会などの学内研修会を行っていると書いています。[5]
応募できる条件と待遇
2026年9月27日時点で事務職員の募集が出ていないため、応募資格、初任給、勤務時間、休日などの待遇は公式サイトで確かめられません。[1] [3]
法人の働き方に関する計画
一般事業主行動計画(計画期間 令和5年4月1日~令和9年3月31日)は、年次有給休暇取得計画表や取得管理簿による有給休暇取得状況の管理、リフレッシュ休暇やバースデー休暇等の奨励策の検討、毎週水曜日のノー残業デーの実施を取組内容に挙げています。パート職員も含めた非正規職員の正規職員への登用機会を確保するとも書いています。[7]
第二期中長期計画は、事務職員の昇格・昇給基準に関する規程を令和5年度から施行するとしていて、令和8年度事業計画も、この規程に基づく運用の実施を具体策にしています。[5] [6]
募集の時期
尚絅大学の事務職員の募集は、2026年9月27日時点で出ていません。大学と法人のサイトには過去の職員募集の情報も残っていないため、例年いつ募集が出るかは確かめられません。[1] [3]
公開されている数字
事業報告書によると、令和7年5月1日現在の尚絅大学の現員数は、現代文化学部170、生活科学部269、こども教育学部103です。大学の収容定員充足率は、令和7年度が66.5%でした。[4]
令和8年度事業計画は、大学・短大の学生数減少に歯止めがかからない状況となっているとして、令和7年2月に短期大学部総合生活学科の令和8年度以降の募集停止と、現代文化学部の入学定員削減と教育内容の抜本的な見直しを決め、令和7年8月に中長期計画の改定と経営改善計画の策定を行ったと書いています。短期大学部の食物栄養学科と幼児教育学科は、今後も学生募集を続けるとお知らせしています。[6] [8]
法人の経営の状況
事業報告書の経営状況の分析によると、学生生徒等納付金収入は減少傾向が続いていて、令和7年度は1,210 百万円でした。人件費や教育研究経費は高水準で推移していて、教育活動収支差額は△535 百万円、経常収支差額は△542 百万円となるなど、厳しい財務状況が継続しているとしています。[4]
報告書は今後の方針として、学生・生徒・園児の安定確保に向けた募集活動の強化、設置校別収支分析を活用した収支改善、徹底した予算管理と経費節減、遊休土地の売却による財務基盤の強化を挙げています。[4]
30日でやること
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:尚絅大学のサイトと学校法人尚絅学園のサイトを確かめ、職員の募集が出ていないか確認する
- 4〜8日目:令和7年度事業報告書と令和8年度事業計画を読み、学園の課題と改革の方向を整理する
- 9〜12日目:建学の精神「智と徳を兼ね備え社会に貢献し得る女性の育成」を、自分の経験と結びつけて話せるようにする
- 13〜17日目:就職支援、広報、学生生活の支援など、関わりたい仕事を2つ選び、理由を言葉にする
- 18〜22日目:法人の人員計画と研修の内容を読み、長く働いて何を身につけたいかを考える
- 23〜27日目:熊本県内のほかの大学の職員採用も並行して調べ、募集の時期を一覧にしておく
- 28〜30日目:募集が出たら確かめる項目(雇用形態、応募資格、初任給、配属先、選考、日程)の一覧を作っておく
採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、尚絅大学・尚絅大学短期大学部の教員公募と企業向けのページ、学校法人尚絅学園のトップページとお知らせ、令和7年度事業報告書、第二期中長期計画(2025第1回改定)、令和8年度事業計画書、一般事業主行動計画で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 尚絅大学・尚絅大学短期大学部 教員公募確認日:2026-09-27 / 大学サイトの教員公募のページ。教員公募情報として、現在は教員の公募を行っていない旨
- 尚絅大学・尚絅大学短期大学部 企業の皆様確認日:2026-09-27 / 大学サイトの企業向けのページ。採用ご担当者様へのあいさつ、求人の申込み方法(キャリタスUC)、求人に関する問い合わせ先(九品寺キャンパス 学生課)、インターンシップの依頼
- 学校法人尚絅学園 トップページ確認日:2026-09-27 / 法人のトップページ。学園概要・情報の公表のメニュー、設置校(尚絅大学、尚絅大学短期大学部、尚絅中学校、尚絅高等学校、尚絅大学附属こども園)、お知らせとニュースリリースの一覧。職員の採用のページは無い
- 学校法人尚絅学園 令和7年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 法人サイトの事業報告・財務状況のページからリンク。法人の概要(建学の精神、沿革、設置する学校、学生数、収容定員充足率、教職員の概要)、事業の概要(人事・財政の取組、尚絅大学・尚絅大学短期大学部の取組と就職率)、財務の概要、経営状況の分析
- 学校法人尚絅学園 第二期中長期計画(2025第1回改定)確認日:2026-09-27 / 法人サイトの学園概要のメニューからリンク。2023年4月~2033年3月の計画(2025年8月4日改定)。人事のマスタープラン(人員配置、人事評価、労務管理、FD・SD)と現状・課題
- 学校法人尚絅学園 令和8年度 事業計画書確認日:2026-09-27 / 法人サイトの事業計画のページからリンク。学園の現状(募集停止・入学定員削減、中長期計画の改定、経営改善計画)、人事のアクションプラン(人員配置、人事評価、労務管理、FD・SD、事務職員の能力・スキル基準、研修制度)
- 学校法人尚絅学園 一般事業主行動計画(次世代法・女性活躍推進法)確認日:2026-09-27 / 法人サイトの学園概要のメニューからリンク。計画期間、目標と取組内容(育児休業、年次有給休暇、女性管理職の割合、非正規職員の正規職員への登用機会)、女性の活躍に関する情報の公表(令和8年6月25日)。本文に尚絅大学の名前は無い
- 学校法人尚絅学園 尚絅大学短期大学部総合生活学科の学生募集停止(令和8年度以降)について確認日:2026-09-27 / 法人サイトのお知らせ(2025年2月14日)。短期大学部総合生活学科の令和8年度以降の学生募集停止と、食物栄養学科・幼児教育学科は募集を継続すること