どの大学の卒業生が四国学院大学の職員になっているか

他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として四国学院大学(学校法人四国学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]‌‌​​​‌‌‌​‌‌​‌‌​​‌​‌‌‌‌‌‌‌​​​‌‌‌‌​​​​​​​‌‌‌​​​‌​​‌‌‌​‌​​​​​​​‌‌‌‌

法人が公表している職員の人数

2025年度事業報告書の教職員の概要によると、2025年5月1日現在の専任職員数は32名です。同じ時点の教員数は、文学部人文学科19、社会福祉学部社会福祉学科13、社会学部カルチュラル・マネジメント学科16で、計48です。[3]

報告書のヒューマン・リソースの項目には、定数、年齢、人件費を総合的に勘案した2021年度以降の職員の人事計画を策定し、中期財務計画において示した職員定数の目標数は34名だったこと、2025年度の職員数は32名だったことが書かれています。年度ごとの退職予定者数を踏まえた職員数の再考は、2026年度には必要だとしています。[3]

大学が掲げる建学憲章

四国学院のユニバーシティー・モットーは、マタイによる福音書5章13節の「汝らは 地の塩である」です。四国学院建学憲章は、1949年に米国南長老教会宣教師と日本人キリスト者によって、福音主義キリスト教信仰に立つ高等教育機関として設立されたという歴史を踏まえて、ミッションと基本理念を定めています。[7] [3]

ミッションは、キリスト教信仰による人格の尊厳と自由を基盤として、人が生涯にわたって必要とする、豊かな人間性の醸成に寄与する教育を行うことです。基本理念には、次のような項目が並んでいます。[7]

  • 神と人とに奉仕する。
  • 他者との協同精神のもと、豊かな知性と思考の自由、研究の創造性と独立性を強く推奨する。
  • 身近な地域社会を、広い視野でとらえ、深く理解する人間を尊重する。
  • 異なった文化、異なった者を受容する感性を涵養する。
  • 思考すると同時に、実践する人間を求める。
[7]

教育理念のページは、1992年まで本学の教員は全員キリスト者だったこと、その後もキリスト教精神に基づき、建学憲章を遵守する構成員で教育の営為を行っていることを書いています。四国学院はキリスト教精神にたつ教育を提供するが、キリスト教(信仰)を強要するものではないとも書いています。[7]

採用の仕組み。いまは職員の募集が出ていない

四国学院大学のトップページのメニューとフッターには、採用情報のページへのリンクがありません。TOPICSに載っている採用の告知は、2026年7月7日の教員公募で、心理学(臨床心理学・心理療法・対人援助実践)と哲学(哲学・倫理学・社会思想・現代社会論)の分野の教員を、応募期日:2026年9月30日(水)必着で募集しています。[1] [2]

事業報告書が掲げるリクルートの目標

2025年度事業報告書のヒューマン・リソースの項目は、東京と首都圏に人々が一極集中する日本で、適正な能力をそなえた教職員スタッフをリクルートすることは多難だとしたうえで、次の3つをリクルート目標に設定しています。[3]

  • 【知のグローカル・コミュニティ 5.0】の理念と価値観を共有するスタッフの選考方法開発と実施
  • ファカルティ・デベロプメント及びスタッフ・デベロップメントの刷新による、理念と価値観を分有する教職員の育成
  • 【知のグローカル・コミュニティ 5.0】を協同して支え、創り出す教職員スタッフ間の紐帯を深化
[3]

職員が支える大学の仕事

組織図によると、四国学院大学の事務は、チェスナット(全学事務)・オフィスのもとに置かれた学生コモンズ支援課、入試課、総務課、経理課が担っています。組織図にはほかに、宗教センター、SGU国際オフィス、リエゾン・センター、総合教育研究センター、IR部局、図書館が並んでいます。[4]

沿革によると、2026年4月に文学部人文学科を現代教養学部現代教養学科に名称変更し、いまは現代教養学部、社会福祉学部、社会学部の3学部と、文学研究科、社会福祉学研究科、社会学研究科の大学院があります。[8] [4]

学生募集の仕事

事業報告書の広報5.0の項目によると、2025年度は8月に学生募集スタッフを対象としたSDを行い、本学の沿革や教育課程の特徴などの共通理解を図りました。オープンキャンパスでは事前予約制を生かして個別相談を重視し、個別相談では引き続き積極的に若手職員を登用したと書かれています。[3]

オープンキャンパスや進学相談会、高校内ガイダンスなどの検証・改善は、チェスナット・オフィスのもとで行うとしています。12月と1月には各地の演劇地区大会に大学のブースを設け、演劇教員と学生募集スタッフが参加したことも報告されています。[3]

国際交流と職員の研修

事業報告書によると、韓南大学校との職員の相互訪問研修は、2025年度は四国学院大学が受入れ校となり、7月7日~10日に行われ、韓南大学校から2名の職員が来学しました。[3]

応募できる条件と待遇

2026年9月27日時点で職員の募集が出ていないため、応募資格、初任給、勤務時間などの待遇は公式サイトで確かめられません。[1]

職員の育成

事業報告書によると、従前の教育訓練(OJT)に加えて2020年度からSD実施計画を策定し、意識改革と資質向上に取り組んできました。2025年度もこの方向で実施してきたが、いくつかの課題が残っていて、次年度以降に解決を図るとしています。[3]

2022年度から断続的に行ってきたFDとSDの共同開催は、2025年度も不十分ながら実施できたと書かれています。報告書は、学生の学修の質保証などは教員と職員の協働作業において達成できるものであり、FD・SDの共同開催は必須条件だとしています。マグノリア学寮主催のアカデミック活動及びフェッツ活動も、教職員の重要な共同事業として定着してきたとしています。[3]

募集の時期

四国学院大学の職員の募集は、2026年9月27日時点で公式サイトに出ていません。TOPICSに載っている採用の告知は教員公募で、過去の職員募集の告知は見当たらないため、例年いつ募集が出るかは確かめられません。[1] [2]

大学の情報公開のページには、事業報告や財務書類、自己点検評価書などが並んでいて、法人の取り組みを確かめられます。[9]

公開されている数字

学生数の資料(2026年5月1日現在)によると、在学生数は現代教養学部現代教養学科147(文学部人文学科所属学生を含む)、社会福祉学部社会福祉学科256、社会学部カルチュラル・マネジメント学科374です。入学定員は現代教養学科80、社会福祉学科80、カルチュラル・マネジメント学科130です。[6]

教員数の資料(2026年5月1日現在)では、教員は計52で、専任教員1人当たり学生数は15.9人です。[5]

2025年度事業報告書によると、2026年3月31日現在の卒業生数は、文学部人文学科45名、社会福祉学部社会福祉学科61名、社会学部カルチュラル・マネジメント学科110名で、卒業生総数は216名です。[3]

経営の状況

事業報告書の経営状況の分析によると、2025年度は学生生徒等納付金が前年度の9億4,500万円から8億9,400万円へ減少した一方、経常費等補助金は2億2,800万円から2億8,500万円へ増えました。教育研究経費および人件費の増加により、教育活動収支差額は2億3,800万円の赤字でした。負債の部合計は8億9,900万円から8億6,000万円へ減少しています。[3]

報告書は、財務基盤には一定の安定性があるものの、学生生徒等納付金の減少と教育活動収支の赤字拡大が大きな課題だとし、学生募集の強化による収入基盤の確保、教育研究経費・管理経費の適正化、補助金・寄付金等の外部資金獲得を進めるとしています。[3]

30日でやること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  • 1〜3日目:四国学院大学のTOPICSを確かめ、職員の募集が出ていないか確認する
  • 4〜8日目:2025年度事業報告書を読み、ヒューマン・リソースと広報5.0の項目を整理する
  • 9〜12日目:建学憲章の基本理念から共感できるものを選び、自分の経験と結びつける
  • 13〜17日目:チェスナット・オフィスの4つの課のうち、関わりたい仕事と理由を考える
  • 18〜21日目:受験生との個別相談を想定し、自分の大学選びの経験を話せるようにする
  • 22〜26日目:募集が出ていない間に、香川県や四国のほかの大学の職員採用も並行して調べる
  • 27〜30日目:募集が出たら確かめる項目(雇用形態、応募資格、卒業見込みの扱い、初任給、選考、日程)の一覧を作っておく
[1] [3] [7] [4]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、四国学院大学のトップページ、教員公募のお知らせ、教育理念、沿革、情報公開のページと、学校法人四国学院の2025年度事業報告書、組織図、教員数と学生数の資料で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の要項を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 四国学院大学 トップページ確認日:2026-09-27 / 大学のトップページ。メニュー(大学概要、学部・大学院、国際交流、社会連携、学生生活・キャリア支援、入試情報)とTOPICS。採用情報のページへのリンクは無い
  2. 四国学院大学 教員公募(2026年7月7日)確認日:2026-09-27 / 大学のTOPICS。心理学と哲学の分野の教員の募集、応募期日、本学様式(履歴書、研究業績一覧)
  3. 学校法人四国学院 2025年度 事業報告書確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開のページ(財務情報の公表)からリンク。法人の概要(基本情報、建学の精神、沿革、教職員の概要(2025年5月1日現在)、組織図)、中長期的計画に基づいた2025年度事業報告(広報5.0、ヒューマン・リソース、ファイナンシャル・リソース)、経営状況の分析
  4. 四国学院大学 組織図(2026年度)確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開のページ(教育研究上の基本組織に関すること)からリンク。学校法人四国学院と四国学院大学の組織。チェスナット(全学事務)・オフィスと、その下の学生コモンズ支援課・入試課・総務課・経理課。課とオフィスのつながりはPDFを画像にして目視で確認
  5. 四国学院大学 教員数、教員役職等(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開のページからリンク。教員役職、学部別の教員数、年齢別教員数、専任教員数と非常勤教員数の比率、専任教員1人当たり学生数。本文に四国学院大学の名前は無い(学部名で書かれている)
  6. 四国学院大学 学生数・出身高校の所在地都道府県別入学者数(2026年5月1日現在)確認日:2026-09-27 / 大学の情報公開のページからリンク。学部・学科と大学院の入学定員、収容定員、学年別の学生数、在学生数、出身高校の所在地都道府県別入学者数。本文に四国学院大学の名前は無い(学部名で書かれている)
  7. 四国学院大学 教育理念確認日:2026-09-27 / ユニバーシティー・モットー、四国学院建学憲章(ミッションと基本理念)、四国学院とキリスト教
  8. 四国学院大学 沿革確認日:2026-09-27 / 1949年の四国基督教学園の設立から、2026年4月の現代教養学部現代教養学科への名称変更までの沿革
  9. 四国学院大学 情報公開確認日:2026-09-27 / 教育情報の公表、法人情報の公表(寄附行為、役員等一覧)、財務情報の公表(2025年度の財産目録、計算書、事業報告、監事監査報告書)、外部資金の獲得実績、自己点検評価書などの一覧