どの大学の卒業生が聖学院大学の職員になっているのか

他大学が公表している進路資料では、就職先として聖学院大学(学校法人聖学院)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。‌‌‌​‌​‌‌​​‌​​​‌​​‌‌‌​‌‌​‌‌‌‌​​​‌​​​​​‌​​​​​‌‌​‌‌​‌‌‌‌​​​‌​​‌​​​‌

法人の部署紹介に出身大学は書かれていない[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

学校法人聖学院の採用情報には「聖学院で働く人」というページがあり、大学キャンパスの部署を含む職員の部署が紹介されています。ただし、紹介されているのは部署の役割と仕事で、職員個人の出身大学・学部・前職は書かれていません。大学キャンパスに関係する部署として紹介されているのは次のとおりです。[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

  • 聖学院大学 教育支援課・教育企画課(大学キャンパス)
  • 聖学院大学総合図書館
  • 情報センター事務室
  • キリスト教センター事務室
  • 留学生センター事務室
  • ボランティア活動支援センター
  • キャリアサポートセンター
  • 入試・広報課
[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

法人と大学が職員について書いていること

聖学院大学の職員の募集要項は公開されていないため、求める人物像を直接書いた文章はありません。そのかわり、法人の部署紹介には、各部署が大事にしていることが「Our Mission」として書かれています。[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

部署ごとの「Our Mission」[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

大学の授業と学生の学びを支える教育支援課・教育企画課は、学生にとっても教員にとっても窓口になる部署だとしています。学生が気軽に聞ける雰囲気と、教員が相談してよかったと思える対応を心がけ、仕事に優先順位と締め切りを設けて効率よくこなすことを掲げています。[11]

キャリアサポートセンターは、学生一人ひとりの進路の実現を支えること、学生が社会を知る機会をつくること、そのために職員自身も研鑽を積むことを掲げています。ボランティア活動支援センターは、学生のチャレンジを応援し、ボランティアが当たり前の選択肢になる文化をつくることを掲げています。[17] [16]

建学の精神とキリスト教[9] [14]

聖学院大学の建学の精神は「神を仰ぎ 人に仕う」です。大学概要は、開学の当初からプロテスタント・キリスト教の精神にもとづく人格教育を行っていると書いています。[9]

キリスト教センター事務室の紹介には、クリスチャンの教職員の比率が減る傾向にあると書かれています。その中で建学の精神を大切にし、学院としてのあり方が問われているという問題意識と、聖書について職員から質問を受けるとうれしいという声が紹介されています。職員がみなクリスチャンというわけではなく、建学の精神を理解しようとする姿勢が大事にされていることが読み取れます。[14]

法人の人事の方針[8]

2025年度事業報告書の大学の総括は、人材・運営体制の項目で、FD・SD(教職員の能力開発の取り組み)の体系化、ICTを活用した教育の強化、危機管理研修の拡充を通じて、教職員の能力の向上に取り組んでいるとしています。法人の総括は、限られた人材を有効に生かすために、教員と職員が一緒に取り組む教職協働の組織をつくるとしています。[8]

採用の仕組み。学校法人聖学院が採用し、募集は法人の採用情報に載る

聖学院大学は私立大学なので、国立大学のような統一の採用試験はありません。大学を設置する学校法人聖学院が職員を採用します。大学のサイトには職員の採用のページはなく、大学のサイトの下部から法人のサイトへつながっています。法人のサイトの採用情報には、募集要項一覧、聖学院で働く人、学校別採用情報の3つのページがあります。[2] [7]

学校別採用情報のページでは、学校ごとの募集の欄が分かれています。2026年9月28日時点で、職員募集の欄、聖学院大学の欄、学校法人聖学院の欄は、いずれも「現在掲載中のお知らせはありません。」と表示されていました。[3] [1] [4] [5]

学校法人聖学院の採用情報の掲載(2026年9月28日時点)
欄表示
職員募集現在掲載中のお知らせはありません。
聖学院大学現在掲載中のお知らせはありません。
学校法人聖学院現在掲載中のお知らせはありません。
募集要項一覧聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校の教員の募集4件
[1] [4] [5] [6]

選考の流れ(書類選考・筆記試験・面接の回数など)、応募資格、新卒と中途の区別は、公式サイトには書かれていません。[2] [1]

確かめた場所[2] [7]

  • 学校法人聖学院のサイトのトップ、就職希望の方、採用情報、募集要項一覧、聖学院で働く人、学校別採用情報と、その中の職員募集・聖学院大学・学校法人聖学院の欄
  • 聖学院大学のサイトのトップ(大学のサイトにある「採用担当者の皆様へ」は、企業が学生向けの求人を出すためのページで、職員募集ではありません)
  • 同じ法人の聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校、聖学院小学校のサイトのトップ(職員の募集は見当たらない。女子聖学院中学校・高等学校には教員採用情報のページがある)
[2] [7] [3]

職員の仕事。大学キャンパスの部署と、2つのキャンパスにまたがる法人

学校法人聖学院は、2つのキャンパスに学校を持っています。東京都北区の駒込キャンパスに聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校、聖学院小学校、聖学院幼稚園。埼玉県上尾市のさいたま上尾キャンパスに聖学院大学、聖学院大学大学院、聖学院大学総合研究所、聖学院みどり幼稚園があります。[7]

部署紹介を読むと、法人の職員の仕事が大学だけに閉じていないことが分かります。キリスト教センター事務室は、事務室は上尾キャンパスにあるものの駒込キャンパスを含めた法人全体のセンターだと書いています。情報センター事務室は、大学の図書館棟のほかに、聖学院中学校・高等学校の事務室と女子聖学院中学校・高等学校の職員室にも拠点があります。ただし、職員がキャンパスをまたいで異動するかどうかは、公式サイトには書かれていません。[14] [13]

大学キャンパスの部署の仕事[11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18]

教育支援課・教育企画課:以前の教務課にあたる部署です。教員からの授業準備やカリキュラムの相談、学生からの成績・履修・資格・海外留学や研修の問い合わせに応じます。オンライン授業に切り替えた時期には、配信の環境づくりや問い合わせへの対応に追われ、学生がいつでも確認できる授業支援サイトをつくったと書いています。[11]

総合図書館:研究・教育・学習の情報の支援、司書による人の支援、図書館という空間の提供が3つの柱です。教員のために論文を取り寄せたり、他大学や海外の図書館に依頼したりするので、事務職の中でも外とのつながりが大きい部署だとしています。ビブリオバトルや書評コンテストなどの企画もしています。[12]

情報センター事務室:PC教室・無線LAN・サーバの整備、システムのプログラミング、機器の使い方の指導、セキュリティ対策など、ICTに関わる業務全般を担います。国家資格の取得などのスキルアップも目指していると書いています。[13]

留学生センター事務室:奨学金、授業料減免、ビザの更新、就職の相談などに応じます。2019年1月現在で留学生は376名だったと書かれています。[15]

キャリアサポートセンター:履歴書やエントリーシートの添削、面接練習、個別の相談のほか、年間100回を超えるガイダンスの企画運営、企業開拓、求人票の整理まで担当しています。[17]

入試・広報課:高校訪問、日本語学校訪問、合同ガイダンスへの参加、オープンキャンパスなどの学生募集と、大学のブランディング、メディア対応、ウェブサイトなどによる情報発信を担います。定員を上回る入学者を確保できたときにやりがいを感じると書いています。[18]

ボランティア活動支援センター:地域からのボランティアの相談を受け、参加したい学生につなぐコーディネートが中心です。ただの窓口ではなく、受け入れ先と学生の双方の思いを確かめながら進める専門職だとしています。[16]

応募できる条件と待遇。公開されていない

新卒向けの応募資格・初任給・勤務時間・休日・採用予定数は、2026年9月28日時点の公式サイトには公開されていません。法人の採用情報には過去の職員募集の要項も残っていないため、条件を過去の例から読むこともできません。[1] [2]

公開されている資料から分かるのは、勤務地の候補です。大学の職員として働くなら、勤務地は埼玉県上尾市戸崎のさいたま上尾キャンパスになります。法人の本部は東京都北区中里にあります。[9] [7]

法人の人件費の方針[8]

2025年度事業報告書の法人の総括は、財政戦略の項目で、収入の柱である学納金について2024年度に続き2025年度も各校で値上げを行ったと書いています。支出では、人件費を抑えるため「退職者不補充を原則として」、各校・園の目標在籍人数から算定した標準教職員数による定員管理を始めたとしています。現在は規模の縮小による収支の均衡を目指している途中で、そこに至るまでの運転資金の確保が課題だとも書いています。[8]

これは新しい職員の採用が多くないことを示す、公式の記述です。募集が出たときに見逃さないことが、ほかの大学以上に大事になります。[8]

募集の時期。いまは職員の募集が出ていない

2026年9月28日時点で、学校法人聖学院の採用情報の職員募集の欄に掲載はありません。募集要項一覧に載っている4件は、いずれも中学校・高等学校の教員(非常勤講師・特任教諭)の募集で、2026年8月27日から9月15日に掲載されたものです。[1] [6]

法人の採用情報には過去の職員募集の要項が残っていないため、何月ごろに職員の募集が出るのかは公式の情報からは分かりません。この記事では推測で書きません。[1]

教員の募集は、掲載日と締切日を添えて募集要項一覧に載る作りになっています。職員の募集が出るときも、同じ一覧と職員募集の欄に載ると考えられます。月に1回は職員募集の欄と、聖学院大学・学校法人聖学院の欄を開いて確かめてください。[6] [1] [4] [5]

公開されている数字。大学・大学院の職員は60名

数字は、学校法人聖学院の2025年度事業報告書と、聖学院大学の大学概要が公表しているものだけを並べます。[8] [9]

学校法人聖学院の教職員数(2025年5月1日現在・2025年度事業報告書より)
学校教員教員(兼務)職員
聖学院大学・大学院8523060
聖学院中学校高等学校575213
女子聖学院中学校高等学校523712
聖学院小学校2393
聖学院幼稚園782
聖学院みどり幼稚園692
法人――15
合計230345107
[8]

大学・大学院の教員85名と兼務230名には、総合研究所の教員がそれぞれ3名・7名含まれています。職員は法人全体で107名で、そのうち60名が大学・大学院、15名が法人です。[8]

聖学院大学の概要(大学概要より)
項目内容
創立1988年(昭和63年)
学生数学部 1,595名、大学院 41名(2026年5月1日付)
学部・学科3学部5学科(政治経済学部、人文学部、心理福祉学部)
大学院3研究科
キャンパスさいたま上尾キャンパス(62,313㎡)
[9]

学部の在籍者は、2025年5月1日現在で収容定員2,040名に対して1,608名でした。2025年度の入学者は394名で、入学定員の400名をわずかに下回っています。[8]

法人のあゆみ[10]

聖学院の始まりは、1903年にアメリカのディサイプルス派の宣教師ガイ博士が東京・本郷に設立した聖学院神学校です。1951年に学校法人聖学院が組織され、1988年4月に聖学院大学政治経済学部政治経済学科が設立されました。1992年には人文学部、1998年には日本文化学科などが増設されています。[10]

公開されていないものもはっきりさせておきます。新卒の採用予定数、応募者数、選考の倍率、職員の出身大学、初任給は、公式サイトには見当たりませんでした。[1] [2]

30日でやること。募集が見えない間にできる準備

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。自分の状況に合わせて入れ替えてください。[2]

  1. 1〜3日目:学校法人聖学院の採用情報を開き、職員募集・聖学院大学・学校法人聖学院の3つの欄をブックマークする。以後は月に1回確かめる
  2. 4〜7日目:「聖学院で働く人」の部署紹介を全部読み、それぞれの「Our Mission」を書き写す。自分が働きたい部署を2つ選ぶ
  3. 8〜14日目:建学の精神「神を仰ぎ 人に仕う」と、キリスト教センター事務室やボランティア活動支援センターの紹介を読み、建学の精神と自分の経験が重なるところを書き出す
  4. 15〜21日目:2025年度事業報告書の大学と法人の総括を読み、定員管理や教職協働など、法人がいま取り組んでいる課題を自分の言葉でまとめる
  5. 22〜30日目:聖学院大学の募集が見えない間も、埼玉県・東京都のほかの大学の職員採用を並行して調べ、応募の時期を逃さないようにする
[1] [4] [5] [14] [16] [8]

志望動機は、法人が自分で書いている言葉から組み立てるのが確実です。学生にも教員にも窓口になる部署、学生のチャレンジを応援する部署、限られた人材で教職協働の組織をつくるという法人の方針。これらに自分の経験を重ねれば、根拠のある志望動機になります。[11] [16] [8]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。資料ごとの確認日は、この記事の出典欄に1件ずつ書いています。応募の前に必ず最新の募集要項を確認してください。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 学校法人聖学院 お知らせ(採用情報・職員募集)確認日:2026-09-27 / 職員募集の欄は「現在掲載中のお知らせはありません。」(2026年9月28日確認)
  2. 学校法人聖学院 採用情報確認日:2026-09-27 / 採用情報の構成(募集要項一覧・聖学院で働く人・学校別採用情報)。あわせて確かめた場所:法人トップ https://www.seig.ac.jp/ 、聖学院大学トップ https://www.seigakuin-univ.ac.jp/ (フッターから法人サイトへ。採用担当者の皆様へ https://www.seigakuin-univ.ac.jp/career/adoption/ は企業向け)、聖学院中学校・高等学校 https://www.seigakuin.ed.jp/ 、女子聖学院中学校・高等学校 https://www.joshiseigakuin.ed.jp/ 、聖学院小学校 https://primary.seigakuin.ed.jp/ (職員の募集なし)
  3. 学校法人聖学院 学校別採用情報確認日:2026-09-27 / 学校ごとの募集の欄(女子聖学院中高、聖学院中高、聖学院小学校、聖学院大学、聖学院大学大学院、聖学院大学総合研究所、聖学院みどり幼稚園、聖学院幼稚園、学校法人聖学院)
  4. 学校法人聖学院 お知らせ(採用情報・聖学院大学)確認日:2026-09-27 / 聖学院大学の欄は「現在掲載中のお知らせはありません。」(2026年9月28日確認)
  5. 学校法人聖学院 お知らせ(採用情報・学校法人聖学院)確認日:2026-09-27 / 学校法人聖学院の欄は「現在掲載中のお知らせはありません。」(2026年9月28日確認)
  6. 学校法人聖学院 募集要項一覧確認日:2026-09-27 / 掲載4件(2026年8月27日〜9月15日掲載、聖学院中学校・高等学校と女子聖学院中学校・高等学校の教員の募集)
  7. 学校法人聖学院 就職希望の方確認日:2026-09-27 / 駒込キャンパス(聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校、聖学院小学校、聖学院幼稚園)とさいたま上尾キャンパス(聖学院大学、大学院、総合研究所、聖学院みどり幼稚園)、法人の所在地
  8. 学校法人聖学院 2025年度事業報告書(2026年6月15日)確認日:2026-09-28 / 事業報告書のページからリンクされたPDF。学生数の状況(2025年5月1日現在)、教職員の概要(2025年5月1日現在)、聖学院ビジョン2025年度総括(聖学院大学の人材・運営体制、法人の財政戦略・人材・運営体制)、大学の広報・入試の体制
  9. 聖学院大学 大学概要確認日:2026-09-28 / 建学の精神、創立1988年、学生数(2026年5月1日付)、3学部5学科・3研究科、さいたま上尾キャンパス、所在地
  10. 学校法人聖学院 沿革・歴史確認日:2026-09-28 / 1903年の聖学院神学校設立、1951年の学校法人聖学院の組織、1988年の聖学院大学設立、学部・学科の増設
  11. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(聖学院大学 教育支援課・教育企画課)確認日:2026-09-27 / Our Mission、以前の教務課にあたる業務、オンライン授業への対応と授業支援サイト。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  12. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(聖学院大学総合図書館)確認日:2026-09-28 / Our Mission、図書館の3つの柱、他大学・海外の図書館とのやりとり、ビブリオバトル。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  13. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(情報センター事務室)確認日:2026-09-28 / Our Mission、ICTに関わる業務、国家資格の取得などのスキルアップ、拠点(大学図書館棟、中高の事務室・職員室)。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  14. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(キリスト教センター事務室)確認日:2026-09-28 / Our Mission、法人全体のセンターであること、クリスチャン教職員の比率。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  15. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(留学生センター事務室)確認日:2026-09-28 / Our Mission、相談内容、2019年1月現在の留学生数。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  16. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(ボランティア活動支援センター)確認日:2026-09-28 / Our Mission、ボランティアのコーディネート業務。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  17. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(キャリアサポートセンター)確認日:2026-09-28 / Our Mission、添削・面接練習・ガイダンス・企業開拓。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)
  18. 学校法人聖学院 聖学院で働く人(入試・広報課)確認日:2026-09-28 / Our Mission、学生募集と広報の業務、やりがい。掲載日の記載なし。法人自身の職員紹介ページ(説明用)