どの大学の卒業生がくらしき作陽大学の職員になっているか
他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先としてくらしき作陽大学(学校法人作陽学園)の事務職員と確かめられる行を見つけられませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。職員の出身大学は公表されていません。[1]
ノートルダム清心女子大学の就職実績には、文学部日本語日本文学科の主な就職先(2026年5月1日現在)の教育、学習支援業の欄に作陽学園の名前があります。ただし職種は書かれておらず、学校法人作陽学園は作陽学園高等学校も設置しているため、大学の職員としての就職かどうかは分かりません。このため表には入れていません。[10] [5]
法人が公表している職員の人数
2025年度事業報告書の設置校の教職員数(2025年5月1日現在)によると、専任職員数は次のとおりです。[5]
- 法人本部:2人
- くらしき作陽大学:35人
- 作陽短期大学:3人
- 作陽学園高等学校:4人
- くらしき作陽大学附属認定こども園:2人
建学の精神と、事業報告書が職員について書いていること
沿革のページの作陽学園創設者メッセージによると、学園の歴史は約90年前に津山女子高等技芸学院を創設したことに始まります。建学の精神は「大乗仏教に基づく豊かな人間性の涵養」で、「和と礼」、「慈悲と智慧」の人の養成を目的としました。学是は「念願は人格を決定す継続は力なり」です。[7]
2025年度事業報告書では、音楽学部の学生指導支援について、教育職員と事務職員間の連携も円滑化しているとし、それは事務局の体制整備と「自利利他」の精神が全職員に浸透していることの表れだと受け止めていると書かれています。[5]
事務局の2025年度の重点目標は、経営改善のため、事務局全体の組織力の強化を職員能力開発と連動させて行うことにより、学生募集活動、学生支援活動、教育支援活動、収支適正化活動などの重点課題の解決を図ることでした。[5]
採用の仕組み。いま出ている募集は事務職員ではない
くらしき作陽大学のサイトのフッターには、教職員公募情報と各種募集の2つの一覧があります。2026年9月28日時点で、教職員公募情報に載っているのは、食文化学部の実験・実習助手の公募(2027年度採用と2026年度採用)と、教員の公募(小学校英語教育分野)です。事務職員の新卒募集はありません。[1]
学校法人作陽学園には独立した法人のサイトはなく、事業報告書などの資料は大学サイトの情報公開に置かれています。リンク集から辿れる同じ法人の作陽学園高等学校のサイトに載っているのも、生徒募集要項だけです。[6] [8] [9]
実験・実習助手の公募(2027年度採用)
- 職名及び人員:実験・実習助手 2名
- 勤務形態・任期:任期制。任期は1年毎の契約更新で、最長雇用期間は5ヶ年(最大4回の契約更新)
- 担当専門分野:栄養士又は管理栄養士養成課程での実験・実習科目など
- 応募資格:本学の教育理念に賛同し管理栄養士・栄養士養成に熱意と意欲を持つ者、管理栄養士資格を有する者又は資格取得見込みの者、本学の周辺より通勤が可能な者
- 採用予定日:令和9年4月1日
- 応募期限:令和8年10月30日(金)必着
- 選考方法:一次選考は提出書類による書類選考、二次選考は面接
提出書類には、履歴書、教育研究業績書、着任後の教育研究に対する抱負(1,200字以内)のほか、卒業証明書又は卒業見込証明書が含まれています。管理栄養士の資格を取る見込みの学生も応募できる募集ですが、授業の実験・実習を支える任期制の職で、事務職員とは仕事が違います。[2]
嘱託職員の募集(新卒向けではない)
各種募集の一覧には、2026年1月27日に掲載された嘱託職員(調律・楽器管理担当)の募集があります。仕事内容はピアノ調律、楽器管理等で、求人数は1名、必要な経験等に調律が挙げられています。雇用期間は2026年4月1日からで、年度毎に条件により更新がある嘱託の職です。[3] [4]
事務局の部署と仕事
2025年度事業報告書には、学科と協力して働く事務局の部署として、学生支援室、教育支援室、入試広報室の名前が出てきます。音楽学部の進路指導では、アドバイザーの教員が学生支援室職員、教育支援室職員、入試広報室員からの情報も参考にしながら進路指導を行ったと書かれています。[5]
教職協働の項目では、学科会議に教育支援室と入試広報室の室員が出席して情報提供と意見交換を行い、物事の決定速度が早まったと報告されています。[5]
事務局の2025年度の仕事
- 生徒・学生募集:大学、短期大学、高等学校の学生募集を統括する学園アドミッション統括プロジェクトを中心に、募集活動の検証と改善を行った
- 学生支援:休学・退学の防止、修学に課題を抱える学生への個別支援、障がい学生支援体制の整備
- 進路支援:キャリア教育の充実、新しい健康スポーツ教育学部の就職先の開拓、教員採用試験などの合格率の向上
- 人事・総務・財務・施設設備:中期改善計画に係る人事計画に基づく現状分析、私立学校法改正への対応、新体育施設(12号館)の建設工事など
SD活動(職員の能力開発)
事業報告書のSD活動の項目によると、業務の高度化、専門化に対応できる人材育成を目的に、職員研修の実施方法を過去の実施結果の検証も含めて検討し、研修会の選定や参加者の人選に反映させました。事務局会議などで研修報告や情報提供の機会を設け、事務職員個々の能力向上を図ったと書かれています。[5]
勤務条件の手がかり(嘱託職員の募集から)
事務職員の新卒の募集要項が出ていないため、専任職員の給与や休日は公式には確かめられません。参考として、2026年1月27日に掲載された嘱託職員(調律・楽器管理担当)の募集には、次の条件が書かれています。新卒の専任職員の条件とは違う可能性があります。[4]
- 給与(2024年度実績):大学卒172,000円、短大卒150,800円(職歴のある方は本学規程により別途計算)
- 諸手当:通勤手当(上限28,100円)を本学園規程により支給
- 賞与:年2回支給(2024年度実績)
- 社会保険:健康保険、年金保険、雇用保険、労災保険に加入
- 勤務地:くらしき作陽大学・作陽短期大学(倉敷市玉島長尾)
- 勤務時間:9時30分~18時15分(業務の都合上変更することがある)
- 休日:土・日・祝祭日・学園が定める休日(業務の都合上変更することがある)
募集の時期
くらしき作陽大学の事務職員の新卒募集の時期は、2026年9月28日時点で公式サイトに書かれていません。教職員公募情報に、過去の事務職員の新卒募集の要項も残っていません。[1]
いま受け付けている食文化学部の実験・実習助手の公募(2027年度採用)の応募期限は、令和8年10月30日(金)必着です。書類は簡易書留等で郵送することになっています。[2]
数字で見るくらしき作陽大学
| 学部・研究科 | 入学定員 | 収容定員 | 学生数 |
|---|---|---|---|
| 大学院音楽研究科 | 10 | 20 | 5 |
| 音楽学部 | 60 | 280 | 189 |
| 食文化学部 | 130 | 642 | 380 |
| 子ども教育学部 | 120 | 584 | 273 |
| 健康スポーツ教育学部 | 60 | 60 | 44 |
| くらしき作陽大学 計 | 380 | 1586 | 891 |
事業報告書の沿革によると、学校法人作陽学園は1930年4月に津山女子高等技芸学院を津山市に創立したのが始まりです。1996年4月に作陽音楽大学と作陽短期大学音楽科が津山市から倉敷市に移転し、1997年4月に作陽音楽大学をくらしき作陽大学に名称変更しました。[5]
2023年4月には岡山県作陽高等学校が津山市から倉敷市玉島に移転し、作陽学園高等学校に名称変更しました。2025年4月には健康スポーツ教育学部健康スポーツ教育学科を設置しています。[5]
くらしき作陽大学の職員を目指す人がいまやること
- くらしき作陽大学の教職員公募情報と各種募集の一覧を定期的に確かめ、事務職員の募集が出たらすぐに要項を読む
- 管理栄養士の資格を取る見込みの人は、実験・実習助手の公募(2027年度採用)の応募期限と任期の条件を確かめる
- 事業報告書の事務局の報告を読み、学生募集、学生支援、進路支援で大学がいま力を入れていることを理解しておく
- 建学の精神と学是を読み、教職協働の考え方を自分の経験と結びつけて話せるようにする
- 他の大学の職員募集も並行して調べ、大学職員の業界ページで全体の選考時期をつかんでおく
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- くらしき作陽大学 教職員公募情報確認日:2026-09-28 / 大学サイトのフッター「教職員公募情報」。掲載は【食文化学部】実験・実習助手の公募(2027年度採用)、教員の公募(小学校英語教育分野)、【食文化学部】実験・実習助手の公募(2026年度採用)。事務職員の募集は無い(2026年9月28日確認)
- くらしき作陽大学 【食文化学部】実験・実習助手の公募(2027年度採用)確認日:2026-09-28 / 職名及び人員、勤務形態・任期、担当専門分野、応募資格(資格取得見込みの者を含む)、採用予定日、応募期限、選考方法、提出書類(卒業見込証明書を含む)
- くらしき作陽大学 各種募集(ご案内)確認日:2026-09-28 / 大学サイトのフッター「各種募集」。嘱託職員(調律・楽器管理担当)の募集(2026.01.27)、科目等履修生・研究生の募集要項など
- くらしき作陽大学 嘱託職員(調律・楽器管理担当)の募集について確認日:2026-09-28 / 2026年1月27日掲載。学校法人作陽学園の法人情報、給与等(2024年度実績)、職種、仕事内容、求人数、勤務地、勤務時間、休日、雇用期間、選考方法、応募方法
- 学校法人作陽学園 2025年度 事業報告書確認日:2026-09-28 / 大学サイトの情報公開「事業・財務情報」からリンク。建学の精神、法人の沿革、設置学校、設置校の教職員数(2025年5月1日現在)、事業の概要(学部・事務局の事業、SD活動)、学生・生徒数(2025年5月1日現在)
- くらしき作陽大学 事業・財務情報確認日:2026-09-28 / 情報公開のページ。2025年度事業報告書、2025年度決算書、2025年度財務情報へのリンク
- くらしき作陽大学 沿革確認日:2026-09-28 / 作陽学園創設者メッセージ(建学の精神と学是)と本学園の沿革
- くらしき作陽大学 リンク集確認日:2026-09-28 / 同じ学校法人作陽学園の作陽学園高等学校、附属認定こども園、交流協定校などへのリンク。法人や別の採用サイトへのリンクは無い(2026年9月28日確認)
- 作陽学園高等学校 トップページ確認日:2026-09-28 / リンク集から辿った同じ法人の高等学校のサイト。載っている募集は生徒募集要項で、職員の採用情報は無い(2026年9月28日確認)
- ノートルダム清心女子大学 就職実績確認日:2026-09-10 / 入れなかった理由。文学部日本語日本文学科の主な就職先(2026年5月1日現在・過去3年分)の教育、学習支援業の欄に作陽学園の名前があるが、職種が書かれておらず、学校法人作陽学園は高等学校も設置しているため、職員としての就職と確かめられない。くらしき作陽大学の名前が出る行は2022年・2021年5月1日現在の一覧で、2021年度以前の卒業生を含むので使わない