どの大学の卒業生が、大阪大谷大学の職員になっているか
他大学が公表している進路資料では、就職先として大阪大谷大学(学校法人大谷学園)の名前を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、学校法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。
法人が公表している職員の人数
大阪大谷大学は、職員紹介や職員の出身大学・学部を公式サイトで公表していません。学校法人大谷学園の令和7年度事業報告書の「教職員数の状況」(令和7年5月1日現在)には、大阪大谷大学の職員が本務47人(平均年齢50.8歳)、兼務62人(平均年齢42.5歳)と載っています。[1]
法人本部の本部事務局は、本務14人、兼務5人です。本務・兼務が専任・契約などのどの雇用形態にあたるかは、表には書かれていません。[1]
法人が事業報告書に書いていること(引用)
学校法人大谷学園は、職員に求める人物像を採用ページの形では公表していません。令和7年度事業報告書の「教育支援体制の強化」の項に、事務職員の育成についての方針が書かれています。[1]
報告書は「今後も確かな知識、能力に裏打ちされた事務職員を中長期的な計画に基づき養成していく。」と書き、続けて、教職協働の意識を学内に定着させ、職員の資質向上について検討する委員会を設置し、事務職員研修規程(仮称)を制定して、事務職員対象のSD計画を公表できるよう推し進めていくとしています。[1]
SDは職員の能力開発の取り組みのことです。事務職員向けのSD計画は、令和7年度の時点ではまだ作っている途中の段階として書かれています。[1]
採用の仕組み。公式に出ているのは教員公募だけ
大阪大谷大学の採用情報のページ(2026年9月27日確認)は、教員公募の表です。列は「所属」「公募要件」「締切期日」で、文学部、教育学部、人間社会学部、薬学部、国際教育交流センター、教育・学修支援センターが並んでいます。[2]
| 所属 | 公募要件 | 締切期日 |
|---|---|---|
| 薬学部 薬学科 | 准教授または専任講師1名(分子化学講座) | 2026年12月4日(金)必着 |
| 文学部・教育学部・人間社会学部の各学科、センター | ―(現在公募なし) | ― |
表に事務職員の欄はありません。学校法人大谷学園のサイトにも、事務職員の募集は見当たりません。新卒の人が応募できる事務職員の募集要項、選考の流れ、初任給は、公式サイトでは公表されていません。[2] [3]
職員の仕事。事務局の部署
大阪大谷大学の法人事務組織図(2025年5月1日現在)によると、大学の事務局には総務課、教務課(教務係・学部事務室係)、学生課(学生係・保健係・スポーツ支援センター係)、入試広報課、キャリア支援課、地域連携課、志学台広報課があります。[4]
ほかに、図書係、博物館係、情報通信係、教育・学修支援係、国際教育交流支援係、障がい学生支援室、学生相談室などが置かれています。法人本部には総務部、経理部、大学企画課があります。[4]
4つの学部と大学院
大学は、文学部(日本語日本文学科・歴史文化学科)、教育学部(教育学科)、人間社会学部(人間社会学科・心理・福祉学科・スポーツ健康学科)、薬学部(薬学科)と、教育専攻科、大学院の文学研究科・薬学研究科で構成されています(教学組織図・2025年5月1日現在)。教育学部には幼児教育実践研究センターや特別支援教育実践研究センター、薬学部には臨床薬学教育センターなどの附属組織もあり、職員はこうしたセンターの運営にも関わります。[5]
待遇について公表されていること
事務職員の初任給、勤務時間、休日などの待遇は、公式サイトで公表されていません。事務職員の募集が出たときは、その要項で必ず確かめてください。[2]
事業報告書の教職員数の表には、職員の平均年齢も載っています。大阪大谷大学の本務職員は50.8歳、兼務職員は42.5歳です(令和7年5月1日現在)。本務職員の平均年齢が50歳を超えていることは、今後、職員の世代交代が進むことを意味します。事業報告書が事務職員を中長期的な計画に基づき養成していくと書いているのは、こうした状況を踏まえたものと読めます。[1]
募集の時期。公式サイトに職員の募集の記録がない
2026年9月27日時点で、大阪大谷大学と学校法人大谷学園の公式サイトに、事務職員の募集は出ていません。過去の募集の記録も、公式サイトでは見つかりませんでした。そのため、次の募集の時期は分かりません。[2] [3]
大学の採用情報のページは教員公募の表の形なので、事務職員の募集が出るときは、別の案内になると考えられます。大学や法人に直接問い合わせることも選択肢になります。[2]
公開されている数字で、大阪大谷大学の輪郭をつかむ
| 区分 | 教員 本務 | 教員 兼務 | 職員 本務 | 職員 兼務 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本部事務局 | ― | ― | 14 | 5 | 19 |
| 大阪大谷大学 | 139 | 169 | 47 | 62 | 417 |
| 大谷高等学校 | 41 | 25 | 2 | 7 | 75 |
| 東大谷高等学校 | 53 | 22 | 4 | 13 | 92 |
| 大谷中学校 | 32 | 27 | 3 | 7 | 69 |
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 文学部 | 283 |
| 教育学部 | 522 |
| 人間社会学部 | 669 |
| 薬学部 | 561 |
| 大学計(大学院・教育専攻科を含む) | 2,046 |
大学の学生2,046人に対して、本務職員は47人です。本務職員1人あたりの学生は約44人です。大学の基幹教員は139人です(令和7年5月1日現在)。[3] [1] [7]
令和7年5月1日現在の基幹教員を学部ごとに見ると、文学部19人、教育学部35人、人間社会学部32人、薬学部49人で、ほかに兼任教員が162人います。大学の教員(基幹教員と兼任教員)は301人です。薬学部は6年制で教員の数が多く、実習や国家試験に向けた支援など、ほかの学部とは違う事務の仕事があると考えられます。学部の構成を知っておくことは、どの部署で何を支えるのかを考える手がかりになります。[7]
30日でやること。募集が出たときに動けるように
ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。
- 1〜3日目:大阪大谷大学と学校法人大谷学園のサイトを確かめ、事務職員の募集が出ていないかを見る
- 4〜8日目:法人の事業報告書を読み、事務職員の育成とSD計画についての記述を押さえる
- 9〜14日目:事務組織図を見て、関心のある部署(教務・学生・入試広報・キャリア支援など)を2つ選ぶ
- 15〜20日目:文学部・教育学部・人間社会学部・薬学部の特徴を調べ、どの分野の学生を支えたいかを考える
- 21〜25日目:新卒で応募できる他大学の職員採用も調べ、応募先を複数持つ
- 26〜30日目:大学に問い合わせる場合に備え、聞きたいこと(事務職員の募集の有無・時期)を短くまとめておく
大阪大谷大学は、いま事務職員を公式サイトで募集していません。それでも、事業報告書を読めば、法人が事務職員の養成に力を入れようとしていることが分かります。公式の資料を押さえておくことが、募集が出たときの準備になります。[1] [2]
大学職員の仕事と、ほかの大学の採用の仕組みについては、逆転内定コラムの大学職員の業界ページにまとめています。
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 学校法人大谷学園 令和7年度 事業報告書(PDF)確認日:2026-09-27 / 教職員数の状況(令和7年5月1日現在・学校別の本務・兼務の教員と職員、平均年齢)、教育支援体制の強化(事務職員の養成・事務職員対象のSD計画)
- 大阪大谷大学 採用情報(教員公募)確認日:2026-09-27 / 教員公募の表(所属・公募要件・締切期日)。薬学部の准教授または専任講師1名の公募
- 学校法人大谷学園 情報公開確認日:2026-09-27 / 学生・生徒・園児 現員表(令和8年5月1日付現在・大阪大谷大学の学部別と大学計2,046)、財務情報
- 大阪大谷大学 法人事務組織図(2025年5月1日現在・PDF)確認日:2026-09-27 / 大学の事務局と法人本部の部署・係
- 大阪大谷大学 教学組織図(2025年5月1日現在・PDF)確認日:2026-09-27 / 学部・学科、教育専攻科、大学院、附属センターの構成
- 大阪大谷大学 交通アクセス確認日:2026-09-27 / 志学台キャンパス(富田林市)とハルカスキャンパス
- 大阪大谷大学 令和7年度 基幹教員・専任教員数(PDF)確認日:2026-09-27 / 令和7年5月1日現在の学部別の基幹教員数(総計139)と兼任教員数