どの大学の卒業生が沖縄県立看護大学の職員になっているか

他大学が公表している2022年度以降の進路資料では、就職先として沖縄県立看護大学(公立大学法人沖縄県立看護大学)の職員と読める行を確認できませんでした。大学の進路資料は企業名が中心で、公立大学法人名を載せない大学も多いため、就職者がいないという意味ではありません。[1]​​‌​‌​​​​​​​‌​​​‌‌‌‌‌​​​‌‌‌​‌‌‌​‌​‌​‌‌​‌​​‌​‌​‌​​​​​‌​​‌‌​‌​​​​‌

沖縄県立看護大学が公表していること

沖縄県立看護大学は、職員の出身大学や職員紹介を公式サイトで公表していません。法人の年報(令和7年度)が公表しているのは、令和8年3月の事務職員の職位ごとの人数です。[13]

  • 局長1名、学務課長1名、総務課長1名
  • 主査5名、主任1名、主事8名
  • 事務補助6名
  • 合計23名
[13]

令和7年度業務実績報告書によると、令和7年5月1日現在の事務職の職員数は18名で、そのうち県職員派遣人数は11名です。[12]

沖縄県立看護大学が求める職員

令和7年度職員採用試験のページには、めざすべき職員像(沖縄県立看護大学事務職員マインド)が載っています。[4]

  • 「高い専門性と技術力を身につけ、」
  • 「多様な人とコミュニケーションがとれる協調性と寛容性をもった豊かな人間性を有し、」
  • 「自分自身で課題を見つけ、課題解決のための企画力と判断力を備え、施策を実施することができる職員」
[4]

同じページは、沖縄県立看護大学は小規模な大学組織で、職員一人ひとりの働きが特に重要だとし、「上司の指示のみに頼ることなく自ら問題意識を持って仕事を進めるセルフ・マネジメント型の職員が求められます。」と書いています。多岐にわたる大学事務を少人数の職員で円滑に進めるため、協調性や寛容性をもった豊かな人間性も重要だとしています。[4]

1年目の職員に求められること

事務職員採用育成プランは、職位ごとに果たすべき役割を示しています。1年目からの職員Ⅰには、社会人としての基礎力を身に付け、沖縄県立看護大学の組織人としての誇りと自覚を持つこと、担当業務の内容と根拠を正しく理解して適切にやり切ること、目的意識をもって達成のために何が必要か考えて行動することが挙げられています。[10]

求められる能力として、社会人基礎力、目的意識を持った能動的行動力、情報収集・分析力、職場内コミュニケーション力、コスト意識・時間管理力、文書や財務会計に関する規則等の理解などが並んでいます。[10]

採用の仕組み。県派遣から法人の採用へ

沖縄県立看護大学は、沖縄県立看護学校を経て1999年に開学し、2022年4月に沖縄県を設置者とする公立大学法人になりました。事務職員採用育成プラン(2022年9月)は、「現在、常勤の事務職員は、全て沖縄県庁からの派遣となっています。」と書いています。[10]

プランは続けて、沖縄県からの派遣職員は順次縮小していくため、大学において職員採用を行う必要があるとし、めざすべき職員像を踏まえて公募で人材を確保するとしています。採用試験は2023年度に始め、試験案内は試験を行う年度に大学のホームページ等で知らせるとしています。[10]

令和6年度事業報告書によると、令和6年5月1日現在の常勤職員は18人で、そのうち県派遣職員は12人です。同じ報告書は、令和6年度の新規採用事務職員2名に新規採用事務職員研修を行ったと書いています。令和7年度業務実績報告書では、事務職員採用育成プランに沿って、設置者である県に採用計画を説明し、人材育成及び定着を図るため、バランスのとれた県職員派遣の実施を求めたとしています。[11] [12]

令和7年度の試験の流れと配点

  • 第1次試験・教養試験(100点):時事、社会・人文、自然、文章理解、判断・数的推理・資料解釈についての択一式(40問)、短期大学卒業程度の筆記試験(2時間)
  • 第1次試験・資格加点(20点):簿記、情報処理に係る資格
  • 第1次試験・職場適応性検査:第2次試験の個別面接の参考にする
  • 第2次試験・論文試験(60点):思考力、総合的判断力、文章構成力及び表現力についての筆記試験(1,000字以内、2時間)
  • 第2次試験・個別面接(210点):主として人物について
  • 第2次試験・事務適性検査(40点):正確さ、迅速さ等の作業能力の面から見る適性検査
[5]

試験案内は、各試験種目に一定の基準があり、1つでも基準を満たさない試験種目があれば不合格になるとしています。申込は郵送で、受験申込書と受験票、資格加点を申請する場合は資格加点申請書と証明書類の写しを簡易書留郵便で送る方法でした。[5]

職員の仕事

令和7年度の試験案内によると、一般事務の職員は沖縄県立看護大学事務局で、総務、経理、企画広報、国際交流、教務、入試、学生支援、就職支援、図書館業務等の大学事務に従事します。[5]

組織規則に定める事務局の所掌事務には、予算・決算及び会計、理事会・経営審議会・教育研究審議会、教授会及び研究科委員会、授業料等の徴収、施設等の整備及び維持管理、学生の入学から卒業まで、教育課程の編成及び授業、学生の学籍・学業成績の整理及び記録、庶務などが並んでいます。[9]

キャリアの組み立て方

事務職員採用育成プランは、キャリア形成の領域として、教育(学生)支援、研究支援、地域貢献、管理運営の4つを示しています。入職時には本人の希望を聞き取って配属の参考にし、在職3〜5年目の職員Ⅱの段階で、4つの領域から自分の基本となる領域を決めるとしています。[10]

人事異動は、概ね3〜6年程度のサイクルを目安とし、時期は当分の間、毎年4月1日とされています。人事評価は、沖縄県の人事評価制度を導入し、大学の評価の観点を含めて実施するとしています。令和7年度業務実績報告書によると、法人採用事務職員は、県職員の評価制度に準じた基準及び手続に基づいて人事評価を受けています。[10] [12]

新しく入った職員の研修

令和7年度業務実績報告書によると、法人採用職員2名を公立大学協会主催の職員研修と衛生管理者取得研修会に派遣しました。年報では、公立大学職員セミナー(初任職員向け)に2名、会計セミナー(初級)に2名を派遣したほか、令和7年11月に沖縄県公立大学運営事務研究会を開いたことが報告されています。[12] [13]

応募できる条件と待遇

ここでは、令和7年度の試験案内と試験計画に書かれた条件を紹介します。次の試験で同じ条件になるとは限りません。[5] [6]

  • 受験資格:平成2年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた者(学歴不問)。日本の国籍を有しない人も受験できるが、採用には就職が制限されない在留資格が必要
  • 試験区分・採用予定数:一般事務 若干名
  • 採用:原則として令和8年4月1日
  • 給与:令和7年4月1日現在、初任給は204,400円で、経歴等に応じてこの額以上になる。ほかに通勤手当、扶養手当、住居手当、期末手当、勤勉手当等を支給条件に応じて支給
  • 第1次試験の会場:沖縄県立看護大学(那覇市与儀)
[5] [6]

事務職員採用育成プランは、人材が育つ職場環境として、長時間勤務の防止やハラスメントのない職場環境の整備を掲げ、職員の在学時間数、時間外勤務時間数、年次有給休暇日数を把握して職場環境の改善に努めるとしています。[10]

募集の時期

2026年9月28日時点で、採用情報の職員の募集に載っているのは令和7年度職員採用試験だけで、令和8年度の試験案内は出ていません。いま採用情報に出ているのは、成人保健看護の教員(准教授又は講師1名、令和9年4月1日採用)の公募で、職員の募集ではありません。[1] [2] [3]

令和7年度は、5月21日に職員(一般事務)採用試験計画が公開され、試験案内は令和7年7月22日付で出されました。申込は8月15日までの消印のあるものに限り受け付けるとされ、この募集は締め切られています。[4] [5]

  • 第1次試験:令和7年9月21日(日)、沖縄県立看護大学
  • 第1次試験合格者の発表:令和7年10月3日
  • 第2次試験:10月中旬から下旬の予定と案内されていた
  • 最終合格者の発表:令和7年11月28日
  • 採用:原則として令和8年4月1日
[5] [7] [8]

公開されている数字

令和7年度職員採用試験の第1次試験合格者は一般事務4名、最終合格者は一般事務2名でした。採用予定数は若干名とされていました。[7] [8] [5]

令和6年度事業報告書によると、令和6年5月1日現在の総学生数は375人で、学部324人、博士前期課程22人、博士後期課程11人、別科助産専攻18人です。同じ日の常勤教員は42人、常勤職員は18人(うち県派遣職員12人)、非常勤職員は16人です。[11]

年報(令和7年度)によると、令和8年3月の専任教員は49名、事務職員は23名です。[13]

30日でやること

ここまでの内容を行動に落とします。以下は組み立て方の例で、この通りにやれば通るという意味ではありません。

  • 1〜3日目:沖縄県立看護大学の採用情報と職員の募集のページを確かめ、令和8年度の試験案内が出ていないか確認する
  • 4〜8日目:令和7年度の試験案内を読み、試験種目と配点、受験資格を書き出す
  • 9〜13日目:短期大学卒業程度の教養試験(40問)と事務適性検査に備えて、問題集で練習する
  • 14〜18日目:1,000字以内の論文を2時間で書く練習を、大学運営や地域の看護職の育成に関わるテーマで行う
  • 19〜23日目:事務職員採用育成プランを読み、めざすべき職員像と4つのキャリア領域のうち、自分が伸ばしたい領域を考える
  • 24〜27日目:簿記や情報処理の資格のうち、資格加点の対象になりそうなものを確かめる
  • 28〜30日目:少人数の事務局で自分から課題を見つけて動いた経験を、面接で話せる形にまとめる
[2] [5] [10]

採用の条件・日程・待遇は年度によって変わります。ここに書いた内容は、沖縄県立看護大学の採用情報、職員の募集と令和7年度職員採用試験のページ、教員の公募のページ、令和7年度の試験案内と試験計画、第1次試験合格者と最終合格者の掲示、事務局の所掌事務、事務職員採用育成プラン、令和6年度事業報告書、令和7年度業務実績報告書、令和7年度の年報で確認したものです。資料ごとの確認日は出典欄に1件ずつ書いています。募集が出たら、必ず最新の試験案内を確認してください。自分の経験をどう話に組み立てるかで迷ったときは、逆転内定塾の無料相談で一緒に整理することもできます。

参照した資料

大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。

  1. 沖縄県立看護大学 採用情報確認日:2026-09-28 / 採用情報の目次(教員の募集/教員の公募、職員の募集/令和7年度 職員採用試験)。2026年9月28日時点で職員の募集に載っている試験は令和7年度のものだけ
  2. 沖縄県立看護大学 職員の募集確認日:2026-09-28 / 職員の募集のページ。2026年9月28日時点の掲載は「令和7年度 職員採用試験」へのリンクだけ
  3. 沖縄県立看護大学 教員の公募確認日:2026-09-28 / 2026年9月28日時点の掲載:成人保健看護(准教授又は講師 1名)【令和9年4月1日採用】の教員募集と様式。職員の募集ではない
  4. 沖縄県立看護大学 令和7年度 職員採用試験確認日:2026-09-28 / 令和7年度職員採用試験の最終合格者発表・1次試験合格者発表・採用試験案内・資格加点申請書へのリンク、めざすべき職員像(沖縄県立看護大学事務職員マインド)、5/21公開の職員(一般事務)採用試験計画、事務局の所掌事務、事務職員採用育成プランへのリンク
  5. 公立大学法人沖縄県立看護大学 令和7年度 職員採用試験案内(令和7年7月22日)確認日:2026-09-28 / 令和7年度職員採用試験のページからリンクされたPDF。第1次試験日(令和7年9月21日)、試験区分・採用予定数(一般事務 若干名)・職務内容、受験資格(平成2年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた者、学歴不問)、試験の方法と配点、試験の日時と場所、申込手続(受付は8月15日までの消印のあるもの)、合格者の発表、試験結果の提供、採用及び給与等(令和8年4月1日採用、初任給は令和7年4月1日現在)
  6. 令和7年度 公立大学法人沖縄県立看護大学職員採用試験計画確認日:2026-09-28 / 令和7年度職員採用試験のページからリンクされたPDF(5/21公開)。試験区分、採用予定数、業務内容、受験資格、試験方法、受付期間(7月中旬~8月中旬)、第1次試験日、合格発表と第2次試験・最終合格発表の時期
  7. 令和7年度公立大学法人沖縄県立看護大学 職員採用第1次試験合格者確認日:2026-09-28 / 令和7年10月3日付。職種:一般事務(4名)と合格者の受験番号、掲載期間、情報提供の依頼
  8. 令和7年度公立大学法人沖縄県立看護大学 職員採用試験最終合格者確認日:2026-09-28 / 令和7年11月28日付。職種:一般事務(2名)と合格者の受験番号、掲示期間、情報提供の依頼
  9. 公立大学法人沖縄県立看護大学 事務局 所掌事務確認日:2026-09-28 / 令和7年度職員採用試験のページからリンクされたPDF。組織規則第9条に定める事務局の所掌事務(予算・決算・会計、理事会等、教授会等、授業料等の徴収、施設の整備、学生の入学から卒業まで、教育課程と授業、学籍・成績、庶務など)
  10. 公立大学法人沖縄県立看護大学 事務職員採用育成プラン(2022年9月)確認日:2026-09-28 / 令和7年度職員採用試験のページからリンクされたPDF。はじめに(1999年開学、2022年4月に公立大学法人)、本プランの位置づけ(第1期中期計画の2022~2027年)、めざすべき職員像、職位ごとの果たすべき役割・求められる能力、キャリア形成モデル(4つの領域)、人事評価(沖縄県の人事評価制度を導入)、人事異動(概ね3~6年程度、毎年4月1日)、優秀な人材の確保(常勤の事務職員は全て沖縄県庁からの派遣、採用試験は2023年度開始)、人材が育つ職場環境
  11. 公立大学法人沖縄県立看護大学 令和6年度事業報告書確認日:2026-09-28 / 法人情報のページからリンクされたPDF。在学する学生の数(令和6年5月1日現在)、常勤職員の数と県派遣職員の数(令和6年5月1日現在)、非常勤職員の数、人材確保及び人材育成(令和6年度新規採用事務職員2名に研修)、独自採用である事務職員への研修
  12. 公立大学法人沖縄県立看護大学 令和7年度業務実績報告書確認日:2026-09-28 / 法人情報のページからリンクされたPDF。教職員数(令和7年5月1日現在:事務職の職員数と県職員派遣人数)、人材確保及び人材育成(事務職員採用育成プランに沿った県への説明、法人採用職員の研修派遣、法人採用事務職員の人事評価)
  13. 公立大学法人沖縄県立看護大学 年報 令和7年度(2025年度)確認日:2026-09-28 / 年報のページからリンクされたPDF。沿革、教職員の構成(令和8年3月:専任教員、事務職員の職位別人数)、SD活動(沖縄県公立大学運営事務研究会、公立大学職員セミナー(初任職員向け)への派遣など)