江戸川大学の公式資料に掲載。5年間の実績として読む
江戸川大学のメディアコミュニケーション学部情報文化学科のキャリア・進路ページには、過去五年間の主な就職先が業界別に掲載されています。その情報・ソフトウェアの欄に日本ラッド株式会社があります。表の下には、二〇二〇年度から二〇二四年度の卒業生の就職先データから掲載しているという注記があります。[1]
| 大学・学部学科 | 企業名がある欄 | 対象年度・資料の範囲 |
|---|---|---|
| 江戸川大学 メディアコミュニケーション学部情報文化学科 | 情報・ソフトウェアの主な就職先に日本ラッド(株) | 2020〜2024年度卒業生。5年合算、年度別人数なし |
これは二〇二四年度だけの就職先や、毎年度連続して入社していることを示す表ではありません。五年間のどの年度に何人が入ったかは、この一覧から分かりません。人数の欄もないため、掲載を一人の実績に置き換えたり、同社の採用総数と比較したりしないようにしましょう。[1]
また、学科の進路ページに載ることと、日本ラッドの特定の仕事へ配属されたことは別です。情報文化学科の卒業生だから全員が特定の開発言語を扱う職種だったとは判断できません。会社側は配属によって専門分野が異なると案内しているので、過去の大学実績と、現在の募集内容は分けて確認します。[1] [3]
大学公式の一覧は、同社の採用大学を全校網羅する資料でもありません。自分の大学名が見つからなくても、それだけで応募不可とはいえません。公式新卒要項は全学部・全学科を募集対象としており、文系・理系を問わないと説明しています。学校名だけで可能性を決める前に、自分の卒業期、勤務地、希望する仕事を照合しましょう。[3]
2027年卒の9月説明会は名古屋・大阪希望者が対象
二〇二六年九月十二日に確認した公式説明会ページでは、東京・福岡勤務の採用は終了したと明記されています。九月の会社説明会は、名古屋または大阪勤務を希望する人が対象です。勤務地の一覧に拠点があることと、その地域で現在も新卒を募集していることを同じ意味で受け取らないようにしてください。[2]
| 卒業期・勤務地 | 公式の案内 | 応募準備への影響 |
|---|---|---|
| 2027年卒・東京/福岡 | 勤務希望者の採用は終了 | 他地域と同じ受付状況だと考えない |
| 2027年卒・名古屋/大阪 | 9月説明会の対象 | 希望勤務地を決めて日程を確認 |
| 2028年卒 | オープンカンパニーを10月以降に開催予定 | 本選考や2027年卒の説明会と区別 |
会社説明会は公式サイトのフォームからエントリーできる案内です。確認時には九月十八日と二十五日の開催予定も掲載されていますが、日程や空き状況は変わり得ます。応募する際には最新の表示を確認し、既に過ぎた日付がページに残っていても、それをこれから参加できる日程として扱わないようにしましょう。[2]
二〇二八年卒向けのオープンカンパニーは、十月以降の開催予定という説明です。二〇二七年卒の選考と同じ条件が確定しているわけではありません。自分の卒業年が違う場合は、会社理解のためのイベントなのか、採用選考への応募なのかを分け、届いた案内の目的を確かめます。[2]
勤務地を考えるときは、地域の好みだけでなく、そこでどの仕事を経験できるかを確認します。日本ラッドが全社で扱うAI、IoT、医療などの領域のすべてを、名古屋と大阪の双方で新卒向けに募集しているとは書かれていません。興味のある分野があれば、現在の募集拠点で関われる可能性と育成の流れを質問しましょう。[2] [3] [5]
募集要項には学校区分別の給与や全学部・全学科という表示がありますが、既卒、留学で卒業時期が異なる場合などの詳細は確認できませんでした。該当する人は、自分の課程と卒業予定年月を伝えて対象になるかを確認すると、当てはまるか分からない条件で選考準備を進めることを避けられます。[3]
一つのITエンジニア職から、さまざまな専門分野へ
公式の仕事紹介は、新卒採用の職種をITエンジニアと説明しています。募集要項ではシステムエンジニア、プログラマーを掲げつつ、キャリアイメージの一部であり配属先によって決まるという注記があります。職種名が並んでいても、それぞれに別の採用枠があり、応募時点で専門分野を確約できるという意味ではありません。[4] [3]
仕事紹介は、入社後すぐはプログラミング業務から始めることが多いとしています。ただし、指示されたコードを書くことだけが仕事ではなく、顧客の要望を聞き、課題と必要な仕組みを考える姿勢も求める説明です。技術を使う相手や業務を知ることと、自分の手で実装することを結び付けて読むと、仕事の理解が進みます。[4]
| 領域 | 主な役割 | 考えてみたいこと |
|---|---|---|
| フロントエンド | 画面やボタンなど利用者が触れる部分 | 使う人が迷わず操作できるか |
| バックエンド・データベース | データ処理、管理、連携など | 情報を正しく保存・更新できるか |
| AI・BI | 分析、予測や業務判断を支える仕組み | 結果がどんな判断に役立つか |
| IoT・インフラ | 機器とデータの連携、ネットワークやサーバー | 現場で安定して使い続けられるか |
事業紹介では、工場の設備の稼働状況を可視化するIoTや、企業のデータを分析に使える状態へ整える支援などが挙げられています。技術の名前を覚えるだけでなく、作業のどこが分かりにくいのか、どの情報が見えれば判断しやすいのかを考えると、顧客の課題に関心を持った理由を説明しやすくなります。[5]
医療分野では、再来受付、診察の呼び出し表示、医療費の自動精算など、病院の業務を支える仕組みが例示されています。医療職として診療を行う募集ではなく、システムによって現場の業務を支える事業の紹介です。利用者と医療スタッフそれぞれの操作や負担に目を向けることが、仕事への理解につながります。[5]
映像分野には、大型モニターやマルチビジョンなど、情報を見せる環境の設計・製造・導入・サポートまでを扱う説明があります。映像を編集する職種の募集だと決め付けず、表示機器やシステムを通して企業や施設の伝達を支える仕事として確認しましょう。ソフトウェア以外の技術が関係する事業もあることが分かります。[5]
AIやクラウドへの関心がある人も、その言葉だけで志望理由を終えないことが大切です。例えば、誰がどの情報を探すのに困っているか、どの作業を減らしたいかを一つ挙げ、なぜその問題に関心を持ったかを説明します。自分で試したことと、まだ分からないことを分ければ、理解を深めるための質問も作れます。
会社は、顧客ごとの要件の整理から、開発、導入、運用までを支援する体制を紹介しています。導入して終わりではなく、使い続ける中で必要になる改善にも関心を持ちましょう。自分の制作物や共同作業について、実施後の意見を受けて何を変えたかを振り返ることも、こうした仕事を考える手掛かりになります。[5]
適性検査と作文、面接では希望と経験を整理する
募集要項の選考方法は、適性検査と作文を含む筆記試験、二〜三回程度の面接です。同じページの流れの説明には、エントリー、会社説明会、書類選考、適性テスト、一次・二次・最終面接、内々定が並んでいます。回数は程度という案内なので、全員が必ず三回の面接を受けると固定して考えないようにします。[3]
適性テストの説明では、ウェブ上で適性テストと小論文テストを実施するとしています。試験名や具体的な設問、合格点は公表されていません。市販の特定試験の問題がそのまま出ると断定せず、正式な受検案内を読み、必要な環境と制限時間を確認して臨みましょう。[3]
書類の欄には履歴書、成績証明書、卒業見込などの証明書が挙げられています。一方、フローの書類選考では自己紹介書と、履歴書またはエントリーシートという説明です。すべてを最初の応募時点で提出するのかは、会社からの指示で確認します。発行に時間がかかる証明書は、大学の手続きも先に調べておくと安心です。[3]
| 場面 | 公式が説明する内容 | 用意する材料 |
|---|---|---|
| 一次面接 | 採用担当者と業務・カルチャーを理解 | 仕事内容について聞きたいこと |
| 二次面接 | 管理職または社員と志望動機・自己PR・希望職種 | 具体的な経験と関心の理由 |
| 最終面接 | 役員との対話で価値観・方向性を確認 | 実現したいことと入社後のイメージ |
自己PRでは、行動力などの言葉を並べるだけでなく、状況、自分の役割、考えたこと、行動、結果の順に経験を整理します。チーム全体の成果と自分の貢献を区別し、相談や協力によって進めた部分も説明しましょう。うまくいかなかった点を隠すより、その後何を変えたかを振り返ると具体性が出ます。
内々定までの所要日数は、最終面接から二週間〜一か月程度と書かれています。エントリーから選考がすべて終わるまでの期間ではありません。大学の行事や他社の選考と重なる場合は、選考全体の日程を別途確認し、会社が示していない速度を前提に予定を組まないようにしましょう。[3]
2か月の研修では技術・品質・チームで働く力を学ぶ
公式の研修紹介は「日本ラッドの新卒研修は、学ぶだけでなく、自分の手で技術を動かすことを大事にしています。」と説明しています。募集要項では、入社後二か月間は対面研修を行い、その後に事業部へ配属し、OJTや事業部での研修へ進む流れです。新人研修だけで学習が終わるものではありません。[6] [3]
研修の初めには、会社の制度、福利厚生、健康やメンタル面のケア、コンプライアンスなどを学ぶ説明があります。働くうえでの相談先や情報の扱いを知ることも準備の一部です。技術の課題だけに意識を向けず、困ったときの相談や、仕事で知った情報を安全に扱う行動にも目を向けましょう。[6]
技術面では、Python、SQL、C#.NET、PHPなどの入門、HTMLやCSSを使うウェブの基礎、Linuxのインストールや基本操作などを紹介しています。AIやIoTの体験、Java Bronzeの試験対策も含まれます。掲載された技術を入社前にすべて習得していることを必須とする案内ではなく、研修の内容として読みます。[6]
| 公式の研修項目 | 入社前に試せること | 振り返る観点 |
|---|---|---|
| プログラミング・Web | 小さな画面や処理を作る | 何を入力するとどう動くか |
| Linux・ネットワーク | 基本用語を調べ、説明してみる | 端末とサーバーの役割 |
| 品質保証・テスト | 期待する動作と確認結果を書く | 失敗する条件も試したか |
| ビジネスマナー・企画 | 共同作業の議事録や提案を整理 | 相手が判断できる情報があるか |
プロジェクトの進め方、スケジュール管理、品質保証やテストも学ぶ項目です。締切までに作ることと、必要な条件を満たして動くことの両方を意識します。例えば制作課題で時間が足りなくなった経験があれば、優先順位をどう決め、誰へ相談し、どの確認を残したかを振り返ると、開発の進め方を考える材料になります。[6]
BIツールを使ったデータ分析や、グループで新規サービス・事業を企画して発表する取り組みも紹介されています。技術を触るだけでなく、それがどの業務や判断に役立つかを考える機会です。斬新さだけを競うより、誰の困りごとを、どの仕組みで解決し、その効果を何で確かめるかを整理する練習ができます。[6]
配属後のOJTや資格取得の教育計画は、事業部ごとに進めるとされています。二か月の研修を受ければ全領域を同じように扱えると考えず、担当業務に応じて何を学ぶのかを確認しましょう。自分の習熟度と関心を伝え、調べたことと質問したいことを分けて相談する姿勢を準備しておくことが大切です。[3]
月給に含む手当と、別に支給される項目を分ける
新卒要項の月給は、大学院卒が二十四万八千円、大学卒が二十三万円、高専卒と短大・専門卒が二十万円です。この金額には住宅補助手当と、確定拠出企業年金へ拠出可能なライフプラン第二支援金が含まれています。すべてを基本給と呼んだり、この二つをもう一度上乗せしたりしないようにしましょう。[3]
| 学校区分 | 掲載月給 | 共通する注記 |
|---|---|---|
| 大学院卒 | 248,000円 | 住宅補助手当・ライフプラン第2支援金を含む |
| 大学卒 | 230,000円 | 住宅補助手当・ライフプラン第2支援金を含む |
| 高専卒 | 200,000円 | 住宅補助手当・ライフプラン第2支援金を含む |
| 短大・専門卒 | 200,000円 | 住宅補助手当・ライフプラン第2支援金を含む |
諸手当の欄には、通勤手当の月五万円までの実費支給、所定時間外・法定休日・深夜労働に対する時間外手当、家賃手当、扶養家族を対象とする家族手当などがあります。家賃手当には六年間という表記がありますが、対象者や金額を一律に示しているわけではありません。自分の住まいの条件に適用されるかを確認します。[3]
福利厚生には、会社が拠出するライフプラン第一支援金も説明されています。月給に含む第二支援金とは別項目です。第一支援金は勤続年数に応じた会社拠出で、入社一年目は月二千円とされています。ここでは制度の区別を示すにとどめ、毎月の手取りや自分に最適な年金の選び方を計算する材料にはしていません。[3]
勤務時間の基本は九時から十七時三十分、実働七時間三十分です。時差出勤やリモートワークもありますが、所属や配属プロジェクトによって異なる可能性があるという注記付きです。制度が掲載されていることから、自分が毎日自宅で働ける、必ず同じ時刻に終業できると決め付けないことが必要です。[3]
休日は完全週休二日制、土日祝祭日や年末年始など、年間休日は百二十日以上という案内です。ただし、配属プロジェクトによって休日が異なる場合もあるとしています。有給休暇は初年度十日、最大二十日と記載されています。勤務時間と休日は、自分が希望する地域や仕事の実際の運用と合わせて確認してください。[3]
資格取得報奨金や教育費補助もあり、入社一年目の教育費として月五千円が付与される説明です。教育目的の支援を自由に使える給与と同じものとして扱わず、対象になる教材や研修、利用手続きを確認しましょう。どの技術を学ぶと希望する仕事に近づくかを考えたうえで、制度の使い方を聞くことができます。[3]
勤務地・仕事内容・学び方をつないで応募を準備する
最初に二〇二七年卒の募集地域と説明会日程を確認し、自分の勤務地の希望を整理します。次に、公式の仕事紹介から関心のある分野を選び、顧客のどの課題を支える仕事なのかを言葉にします。最後に、自分の経験と今の学習を結び付け、面接で伝える内容と会社へ聞くことを分けましょう。[2] [4]
- 公式説明会ページで、卒業期・勤務地・参加できる日付を確認する。
- 事業例を一つ選び、利用する人と解決したい課題を整理する。
- 制作や共同作業の経験を、自分の行動・相談・結果に分ける。
- 研修から配属への流れと、希望拠点での仕事内容を説明会で聞く。
経験の大きさを競うために、行っていない制作や役割を書き加える必要はありません。学習でつまずいた箇所をどう調べたか、共同作業で相手の話をどう整理したか、結果を見て何を直したかは、自分の考え方を伝える材料になります。今できることと、入社後に学びたいことの両方を具体的にしておきましょう。
説明会では、興味のある技術へすぐ配属されるかだけでなく、最初にどんな作業を担当し、どのように次の役割へ進むかを聞くと、育成の流れを理解しやすくなります。会社が紹介する多様な事業と、自分が応募する勤務地の募集範囲を確認して、仕事の希望と生活の条件を両方満たせるかを考えてください。[3] [4] [2]
大学の掲載実績は応募を考える一つの手掛かりです。過去五年間の表を特定年度の人数へ読み替えず、現在の応募条件や募集地域を合わせて読むことが大切です。自分がどの業務に関心を持ち、どのように学んでいきたいかを説明できる状態を目指しましょう。[1] [3] [2]
参照した資料
大学・機関が公開する情報と、編集部による進め方の提案を分けて掲載しています。採用条件や支援の受付状況は変更されるため、利用時に公式情報をご確認ください。
- 江戸川大学|情報文化学科 キャリア・進路確認日:2026-09-12 / メディアコミュニケーション学部情報文化学科、2020〜2024年度卒業生の就職先データ、情報・ソフトウェアに日本ラッド(株)。5年の合算、年度別・企業別人数なし。
- 日本ラッド|会社説明会エントリー確認日:2026-09-12 / 2027卒。東京・福岡採用終了、9月説明会は名古屋・大阪希望者対象。2028卒OCは10月以降予定。2026/9/12確認、申込送信は未実施。
- 日本ラッド|求める人材・募集要項・採用までの流れ確認日:2026-09-12 / 2027新卒サイト。全学部全学科、職種配属別、給与は住宅補助手当とライフプラン第2支援金込み。面接2〜3回程度、最終面接から内々定2週〜1か月。
- 日本ラッド|仕事を知る確認日:2026-09-12 / ITエンジニア各専門領域の役割。入社後はプログラミング開始が多い。全領域を個別採用・確定配属と扱わない。
- 日本ラッド|事業内容確認日:2026-09-12 / IoT・エンタープライズを中心にAI、データ活用、医療、映像などの事業。会社全体の事業、9月の各拠点の確定配属ではない。
- 日本ラッド|新人研修制度(教育・サポート)確認日:2026-09-12 / 2か月研修。会社制度、プログラミング、Linux、Web、Java Bronze、品質、BI、ビジネス企画など。未経験からの育成、配属後OJTは募集要項参照。